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夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今、懐かしい思い出、
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
暖かく、優しい、そんな昭和の情景、
心の思うまま、お話しできればと思っております。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話、ある子供会の行事、
近所の宇治神さんから、男の子、女の子、
一緒に参加して、子供を見越し、
一緒に担いで町内を回って戻る、
そんな光景のワンシーンです。
府県の方が沿線で声援を受けたり、
クラスメイトがみんなで励ましたり、
そんな一つの情景です。
私、ミッキーがインタビューして参ります。
どうぞお付き合いください。
時は昭和40年代。
いつも静かな町が。
向こうの方から子供たちの声援が近づいてきます。
あれ?わっしょい!わっしょい!
何やら、賑やかになってきました。
あ、お見越しだ。
子供たちが一生懸命担いで、
近くに府県の方も一緒に声援してる。
また、どんどんこっちに近づいてくる。
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わっしょい!わっしょい!
私、ミッキーも近くにいています。
秋風くんだ。昭和っていう漢字の少年。
覚えてますか?
元気に上下リズムをとってやってる。
張ってきてる。
似合うなあ、彼。
ああ、タイムも空いてるよ。
秋風くん。
彼が気が付いてくれました。
ああ、こっち見て、片手離して手を振ったよ。
危ないよ、秋風くん。
ちゃんと前向いて。
彼はにっこりして、またみんなと一緒のリズムに合わせて、
上下、上下、やってます。
近くには女の子たちのグループも一緒に声援を送っています。
どうやらクラスメイトの女の子たちみたいです。
あれ、そんな中に女の子、
確か彼女は時尾ちゃん?
時尾ちゃん?
ミッキーさん、来てたのね。
うん。
さっき、おみこし担いでる秋風くん、
いたよね。
うん。
私もクラスの子と一緒で、
応援してるの。
一緒に歩いてきたんだよ。
最後は藤神さんのところに行くんだけど、
すごいなあ。
みんな張り切ってるよね。
そうよ。
何日も前から約束してたの。
またいつもの、
私の好きなミルキーとかお菓子、
持ってるけど、
ミッキーさんも、はい、ミルキー。
ありがとう、時尾ちゃん。
みんな仲いいんだね。
そうよ。
今日はね、
お祭り終わったら、またみんなで、
本屋さん、好きな本買いに行くことになってるの。
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そして、一緒にアイスクリーム食べようって、
約束してるのよ。
そうか。
時尾ちゃん、いつも元気だもんね。
確か、秋和くんも足が速いけど、
君はどうなの?
私もそうよ。
クラスのリレーとかでも出るの。
秋和くんとは、よく競技で、
同じ時間に当たるのよ。
運動会とかね。
そうなんだ。
いいね、みんな元気で。
ミッキーさん、
私、
もっと、
お見越し見たいし、
神社に行ってお参りもしたいから、
行くね。
気をつけてね、時尾ちゃん。
ありがとう、ミッキーさん。
さよなら。
話は変わります。
今日は、
昭和劣等のお話ということで、
ある子供会の行事と合わせて、
神社のお祭りでしょうか。
たくさんの子供たち、
応援する父家の方もいました。
素敵な光景です。
私、ミッキーも、
おじさんとなってしまいましたが、
ちょっぴり昔を思い出しました。
実は、
最近、子供会、
いろんな町内で、
存続が危ぶまれているそうです。
中には、
亡くなる子供会も多く、
昭和から当たり前のようだった、
子供会のイベントというのも、
少なくなって、
少し寂しい気がします。
また、子供たちが輝ける、
そんな場は、
あった方が、
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良いと私は思うのですけれども、
いつまでも、
子供会は残してほしいと思います。
そんな話題を取り上げてみました。
夕焼けひとりきり。
今日は短くなりましたが、
このあたりでお話を終わりたいと思います。
お付き合い下さいまして、
本当にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。