1. 夕焼けひとりきり
  2. 居酒屋 時代 迷子 from Radi..
2024-03-23 11:44

居酒屋 時代 迷子 from Radiotalk

00:10
スピーカー 2
夕焼け、ひとりきり、始まりました。昭和、二桁馬にのパーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、どこか温かく優しい昭和の情景、心の思うままにお話しできればと思っております。
スピーカー 1
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話、居酒屋 時代 、素敵な名前のほのかに暖かい光が天内を照らす、そのカウンターの奥に男が一人、味わい深くしみじみとお酒を飲んでいます。
スピーカー 2
その男の名はホープ、希望という役の素敵な人です。また会いました。そしてカウンターの中には上品な枠の入り立ちのお上さんが一人、微笑んでいます。
私、ミッキーがそばにおって話を伺ってまいります。どうぞお付き合いください。
スピーカー 1
ホープさん、近くに行ってもいいですか。
スピーカー 2
やあ、ミッキー、久しぶり。どうぞ。
スピーカー 1
何考えてたって。気分よく飲んでたよ。
03:01
スピーカー 2
2つの話があって、対象的なことがあったんだ。
スピーカー 1
1つは少し前の話だ。ある郊外の大きな公園での出来事。
スピーカー 2
幼い子が迷子になっていた。泣き叫んで走り回って、お母さんを探している様子を伺えた。周りにはたくさんの大人がいる。
スピーカー 1
シートを広げて、おそらく芝生の上でお弁当を広げたり、ランチを楽しんでたんだろう。
スピーカー 2
ただ、その幼い子は泣き叫んで迷子の状態だった。誰も気に留めないんだ。
そして、僕は気になって家族に声をかけてもらった。
スピーカー 1
そしたら、近くにある管理棟のところで預かってもらって、お母さんとはぐれ離れになって直に会えたそうだ。
振り返って昭和の時代に、迷子の子って地域でも誰一人気にならない。そんな光景はなかった気がしたんだ。
次にもう一つの話をしよう。
06:01
スピーカー 2
自分が知人と二人で歩いてて道に迷った。当然、自分も知人も年齢を重ねた小老の人だ。
何回も道を訪ねようとしたけど、大人の人が気がつかないふりしたり、近くの駅に戻りたくて、少し途方にくれたときに、
スピーカー 1
子供たちの集団の下校のグループにあったんだ。何気なくその子供たちに道を聞いたら、5人ほどの男の子たちは、
我を我をと自分が道案内するってアピールしてきてくれてとても嬉しかった。中には何度も何度も、次のお寿司屋さんを曲がるんだ。
ここだよ、ここだよって、何とか駅に着いた。駅の入り口だ。
そうしたら、自分は気づかなかったんだけれども、男の子たちの、まだ小学2年生だと言っていた。その中の一人が、僕たちの横にいてくれたんだ。
無事着くのを見届けてくれていたんだ。私も知人も驚いたよ。ありがとう、ありがとうって、何度も言っても言葉では言い表せなかったほどの感謝だった。
09:27
思わず別れ嫌に考えて、僕は一言言ったよ。将来が楽しみだ。いいことをすると、いいことは何倍にもなって戻ってくるからね。本当にありがとう。
スピーカー 1
そんな言葉で、再会を感じた。ありがとう、ホープさん。十分、この話の意味わかりました。
乾杯しよう。岡美さんも微笑んで、菩薩のような、一緒に3人で乾杯。
今日は居酒屋時代。ホープさんが最近、思い入れのある良かった話をしてくれました。菩薩のような岡美さんも、いつも以上に微笑みを投げかけてくれた。嬉しい限りです。
夕焼け、一人きり、この辺りでお話し終わりたいと思います。お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。次回の番組、お楽しみに。
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