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夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、ふたけだんまんのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
暖かく優しい昭和の情景、心を思うままお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は昭和レトロのお話。
秋和くんときおちゃん、中学校へ進学後、ほんの少し落ち着いて、気持ちにも余裕ができて、
秋和くんは、ひとまわり前の友達も、自分が体をもう少し鍛えたい、大きくしたい、
体力をもう少しつけなくちゃ、そんな気持ちになりました。
学校で新たに身にまとうことになった、体育用のジャージ。
何もかもが、秋和くんは、新しいものが入ると嬉しくてしょうがありません。
家の中でも試着して動き回ったり、そんなある日、
今までの小学校の学区の範囲よりも少し行動半径が広くなって、
ジョギング、お散歩、少し羽を伸ばしてみたくなりました。
そんな様子、私ミッキーがご案内させていただきたいと思います。
お付き合いください。
時は昭和50年代。
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秋和くんは、中学校へ進学後、新たなジャージ、手に入って嬉しくてしょうがありません。
体操用の短パンもシャツも、中学って書いたマークが新鮮で嬉しくて、
家の中でもやったら着回して、意味もなく串運動をしたり、
ある日、自分の羽を伸ばす意味でも少し走ってみよう、そんな気持ちになりました。
家の前でラジオ体操をしてから、テレビでも明日の女王、
そんなことで、また、キョウジンの星とか、当時はスポーツ根性漫画が流行っていました。
そんな漫画が大好きです。
シャドーボクシングをしたり、ピッチングの真似をしたり、
なんとなく自分でコースを作って、町内を走って回ることに、
その中を進めます。少しずつ速足で。
体が温まってきたら、軽い足取りで徐々にスピードを上げていきます。
近所の人にも挨拶をして、そんな木一君の進学を驚くご近所の人もいたり、
変わった子だね、なんて、そんな視線で根をやる人。
小学校の時の集合場所の神社でも、
階段を、短い階段を登って降りて、お参りをして、そして、
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中学校を左に見ながら走っていきます。
そんな中、小学校の小学年の時に気になっていた、
転校生の妻。
以前からお互いに知り合い程度ではあったんですけど、
理由もなく横を通ることになる。
あれ、偶然彼女は出てきました。
団地のショッピング広場近いところだったので、
早く買い物へ出かけるところだったのでしょうか。
偶然、出会わせてしまいます。
秋風くんをどうしていいのかわからないけど、自分は、
体操着で少し恥ずかしい。
彼女は少しオシャレをしているような気のせいか。
挨拶をしてすれ違う。
秋風くんはすれ違った後に振り向くけど、
彼女はひたすらショッピングセンターの方へ向かって、
何事もなかったかのように歩いている。
そんなすれ違い。
なにば、秋風くんはやはり引っかかるようなところがあるようです。
その後、ジョギングを進めるけど、
何も考えることがなくて、
彼女のことを気にしている様子。
その中、池を回って、
違う学校を一周する形で、
違う道をまた帰ってくる。
そして、また小学校の学区に戻ってくると、
気のせいか。安心できる。
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秋風くんが前方に軸の返りでしょうか。
トキオちゃんたちがいました。お友達と一緒です。
なぜか秋風くんは恥ずかしい気持ちになって、
ただ、トキオちゃんに見つかってしまいます。
秋風くん。
トキオちゃん。
ちょっとね。
ジョギングしてたんだ。
トキオちゃんの頭の周りは、
クエスチョン膜だらけ。
なんか、秋風くんは慌てた様子だけども、
トキオちゃんを少し考えた後に、ニヤッとして、
なにか、
お見通しのようです。
そうか。
そういうことね。なんて下着顔。
これからの展開が楽しみです。
秋風くんは、
トキオちゃんまたね、逃げるように自宅へ帰りました。
今日は夕焼け一人きり。
秋風くんが新しいジャージや体操服、
フレッシュ着で着てたけど、
他の人から見たら不思議な光景だったようです。
転校生の子供をすれ違うことができました。
これからの展開がどうなるのでしょうか。
今日はこの辺りでお話を終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。