声の基本概念
声を武器にするラジオ
どうも、ボイストレーナーみかです。
この配信は、声の診断や分析をする声マニア
ボイストレーナー歴19年の私が、あなたの声と発信に役立つ情報をお届けしていく番組です。
今日は、のどを開けることと声帯を閉じるの違いについてお話ししていきます。
え?のどと声帯一緒じゃないの?と思われた方もいるかもしれないんですが、実は違うのでお話ししていきます。
ちょっと今、横の部屋で娘が寝ておりますので、ひそひそ声になりますが、
ちょっと聞きにくいかもしれませんが、ご了承ください。
最初にお知らせです。
今、声を出す前にやっておくといいウォーミングアップだとか、ノイズが乗りにくいようにする工夫をいろいろ混ぜ込んだ動画講座をリリースしております。
10月中に使えるクーポンを概要欄に貼ってありますので、音声配信される方や声を使う方で、声を出す前のウォーミングアップを知りたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひチェックしてみてください。
ゆうでみという動画講座のプラットフォームがあるんですが、そこにおります。概要欄チェックしてみてください。
では本題です。先日、私は声の印象を変える方法というか、そんな配信をしたんですね。
まずは実際にそういう声で発信をしてみて、種明かし回として実はこういうことをしてたんですみたいなお話をしました。
そこでコメントをいただいて、確かにこれはボイストレーナーとか声を使う人の中ではわかっていることだけど、知らないよねと思って。
私も以前知らなかったし。ということで、濃度と声帯についてお話ししていきます。
まず、濃度というのは幅広い範囲を示しているんですけど、皆さんがご存知の、よく知っている濃度だと思ってください。
声帯というのは声の帯と書くんですけど、のどぼときの中に2センチくらいの短いひだが2枚あります。
この2枚のひだが擦れ合ってというか、振動を起こして声の元ができているという感じです。
振動を起こすときにこの声帯がひっつくんですね。2枚がピタッと。
そのひっついている隙間に息がブーッと下から通って、その隙間を通るときにブーッと震えて声の元ができているということなので、声が出ているときって声帯が閉じてるんです。
声が出てないとき、息だけ吐いているときは声帯は開いています。
今開いてます。でも今開いてますって小声で言ったときには若干閉じてるんです。
声を出すときは声帯は閉じる。声が出てないとき、息だけのときには声帯が開く。こういう仕組みになっています。
発声のテクニック
のどぼときの中にあるそのひだが声帯。
喉っていうのは喉です。
よく聞くのが喉を開けましょうみたいなことって聞いたことあるんじゃないでしょうか。
歌を歌うときとか声を出すときに喉を開けましょうなんていうワードがあるんですけど、あれは喉の奥の空間というかそこを広くキープしておきましょうというようなイメージです。
喉の筒、軌道というか、あのあたりをガーッと開いておくようなイメージをして、喉周りの筋肉をリラックスさせることがすごく重要です。
ここにグーッと力が入ってしまうと、ギューッと締まってしまう感じ。わかりますか。
首を締めるわけじゃないんですけどギューッとなる感じね。
これが起きてしまうといわゆる喉声というのになりやすくなります。
声帯を閉じるときに筋肉を使っているんですけれど、その筋肉を使いすぎちゃうと声帯にも負担がかかって喉声になりやすい。
かといって力ゆるゆるで、ふにゃふにゃだと声帯をうまく閉じることができないので、こういう力のない生き声の声になってしまうというイメージとしてはそんな感じです。
喉の周り、肩周り、首周りの力はしっかりリラックスして、喉の筒のあたりは開いておくんだけれど、実際に声を出す元となる声帯ですね。
ここはいい具合にピッとするぐらいの筋力がいるんです。
いわゆるいい声とか通る声とか聞き取りやすい声というのは、喉は開いているんだけど声帯がきれいに閉じていて聞き取りやすい声が鳴っている状態という言葉で伝わったでしょうか。
録音しているのに、私は一生懸命手とか体で説明してしまっていましたが、見えていないというね。
声帯は閉じて、喉は開いてというのを一生懸命動きながら説明しておりました。
伝わっているといいなと思っております。
今日は喉を開くということと、声帯を閉じるまたは開くということについてお話しさせていただきました。
あやちからさん、コメントありがとうございます。
こんな感じで、これってどうなっているの?とか、こういう時どうしているの?みたいな質問があったら大歓迎でございます。
いつでもコメントでお待ちしております。
ということで、今日もあなたの声のアウトプットを応援してまいります。
ボイストレーナー、ミカでした。またね。バイバイ。