2026-02-26 21:57

#235 そのTRL、誰の定義ですか?──「便利だが誤解を生む」評価指標との付き合い方

新規事業や技術評価の現場で、TRL(テクノロジーレディネスレベル)を使ったことがある人ほど、

「これ、本当に同じ意味で使われているのか?」と感じた経験があるはずです。


同じ「レベル4」「レベル7」という言葉でも、

何ができている状態なのかは、業界・技術領域・組織ごとに大きく異なります。


それでもTRLが使われ続けているのは、

正確な評価というよりも、技術の成熟度について最低限の会話を成立させる指標として機能しているからです。


今回のゼロワンラジオは、

なぜTRLを信じすぎると判断を誤るのか

技術が完成しても事業化に至らない構造

「技術以外」をどう評価軸に組み込むべきか

を整理し、

評価指標との正しい距離感を考えます。


技術と事業のあいだで評価が噛み合わず、判断が止まってしまった経験のある実務者に向けた回です。


■トピック

オープニング

同じTRLでも、中身はまったく揃っていない

TRLを信じすぎると、なぜ判断を誤るのか

技術が完成しても、事業にならない理由

失敗事例が示す「技術以外」の論点

TRLの本当の役割は「評価」ではなく「会話」

新規事業評価は、軸を分けて考える


MC#1

合田 ジョージ GEORGE GODA

株式会社ゼロワンブースター代表取締役

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手との国際アライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造によるデザイン白物家電の商品企画を担当。村田製作所にて、北米向け技術営業、米国半導体ベンダーとの国際アライアンス、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業に携わり、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略策定を実施。スマートフォン広告のIT StartupであるNobot社に参画、Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、同社のKDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定。現在は01Boosterにてコーポレートアクセラレーター・事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアを中心とした国際的な事業創造プラットフォームとエコシステム構築を目指している。日本国内の行政や大学を含む、多数の講演やワークショップ実施の実績あり。


MC#2

上田 夏生 NATSUKI UEDA

大学卒業後、経済産業省に入省。以後、コーポレート・ガバナンス、電力産業、中小企業税制、人事・コンプライアンス、ディープテック・スタートアップ支援、福島復興推進に関する業務に従事。ディープテック・スタートアップ支援に関する業務では、「起業家主導型カーブアウト実践のガイダンス」の策定に向けた研究会運営・ガイダンス作成、ディープテック・スタートアップ支援事業などの研究開発支援事業や起業家支援プログラムの制度設計・運用、ディープテック・スタートアップへの事業開発支援に向けた法的基盤の整備(NEDO法改正)などの業務を担当。一橋大学大学院経営管理研究科経営管理プログラム修了(MBA)。


MC#3

奥田 敦葉 ATSUHA OKUDA

同志社大学を卒業後、新卒で大手物流倉庫会社に総合事務職として入社。日々の在庫管理と現場改善業務を担当し、管理系の改善業務の面白さに魅了される。その後、IT人材系のベンチャー企業に入社し、バックオフィス部門の統括として経理総務業務、業務効率化、新卒教育等に携わる。2022年3月より01Boosterに参画。


01Boosterは、新規事業・イノベーションに取り組む組織に対し、 構想設計から実行フェーズまでを支援する事業創造カンパニーです。

⁠https://01booster.co.jp/

21:57

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