「真似するのは悪いこと?」
今回のエピソードでは、“戦略的模倣”という概念を軸に、人間の脳の構造そのものに根ざした「模倣と創造」の関係性を紐解きます。模倣=劣化コピーという誤解に対し、「すべての創造は観察・抽象化・再構築から始まる」とジョージさんが熱弁。インプットがなければ、アウトプットもない――生成AIと人間の違いも交えながら、事業創造に必要な模倣の技術と哲学に迫ります。
クオリティの高すぎる“パクリ”に感動した展⽰会エピソードや、⽣物学者が解決したノズル問題など、多様な例から導かれる「模倣=学びの最高形態」という視点は、事業開発の常識を大きく覆します。
コンテンツ内容
・戦略的模倣とは何か?なぜ今、注目すべきか
・脳の基本構造は「インプット→モデリング→アウトプット」でできている
・観察・抽象化・再設計という模倣のプロセス
・葛飾北斎とクロード・モネ:模倣は創造の母
・展示会で出会った“進化系コピー”製品の衝撃
・異業種からの学びが事業創造のカギを握る
・「模倣=恥」という日本の空気をどう乗り越えるか
・知識ゼロから“オリジナル”は生まれないという現実
MC#1
合田 ジョージ GEORGE GODA
株式会社ゼロワンブースター代表取締役
MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手との国際アライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造によるデザイン白物家電の商品企画を担当。村田製作所にて、北米向け技術営業、米国半導体ベンダーとの国際アライアンス、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業に携わり、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略策定を実施。スマートフォン広告のIT StartupであるNobot社に参画、Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、同社のKDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定。現在は01Boosterにてコーポレートアクセラレーター・事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアを中心とした国際的な事業創造プラットフォームとエコシステム構築を目指している。日本国内の行政や大学を含む、多数の講演やワークショップ実施の実績あり。
MC#2
本庄 正季 MASAKI HONJO
大学卒業後、スカパーJSAT株式会社に入社。人事部にて新卒採用・階層別研修を中心とした人事業務に加え、企業ミッション・行動指針策定、及び策定後の海外支店・グループ会社対応を含む全社向け浸透活動等、幅広くコーポレートブランディングに携わる。その後、人事異動にて法人向け営業部署へ異動し、国内大手インフラ企業・自治体向けに災害時向け通信マネージドサービス(衛星回線+通信機器)の営業担当を経験。2022年6月より01Boosterへ参画。
MC#3
奥田 敦葉 ATSUHA OKUDA
同志社大学を卒業後、新卒で大手物流倉庫会社に総合事務職として入社。日々の在庫管理と現場改善業務を担当し、管理系の改善業務の面白さに魅了される。その後、IT人材系のベンチャー企業に入社し、バックオフィス部門の統括として経理総務業務、業務効率化、新卒教育等に携わる。2022年3月より01Boosterに参画。
運営
江守 慎一 SHINICHI EMORI
大学卒業後、大手SIerに入社。金融機関向けのシステム開発を担当後、DX新規事業部門にて地域活性化のデジタルサービスの企画立ち上げから実行までを実施。その後、駐車場関連会社に転じ、新規サービスのシステム企画担当者として複数のサービスの企画・実行に携わる。2022年4月より01Boosterへ参画。
URL:https://01booster.co.jptwitter : https://twitter.com/01BoosterFB : https://www.facebook.com/01booster