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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、Farmers Voices第15回ということで、おはようございます。
木曜日担当の島根県出雲市で酪農をしています川上牧場でございます。よろしくお願いします。
今週は、地域交流牧場連絡会のクラブユース全国研修会に参加するために、広島大学に行ってきます。
前回、先週のFarmers Voicesでもお話ししましたが、この研修会のライブ配信とアーカイブ配信をPTXでチケットを販売しておりますので、
ぜひ興味がある方は概要欄にリンク貼っていますので、興味がある方はぜひ参加してみてほしいなと思います。
この詳細とか内容は、前回のFarmers Voicesを聞いてもらったりとか、
僕の旧Twitter、Xの方の固定ツイートのところに貼っておりますので、ぜひそちらも見ていただけたらと思います。
なかなか農業、特に落農していると、旅行とかどうやって行くんですか?お休みとかあるんですか?みたいなことを聞かれたりとか言われたりするんですけれど、
旅行にはなかなか行けないんですけれども、落農にはですね、落農ヘルパーという制度があります。
落農家の代わりにですね、餌やりとか作牛とかですね、小牛の哺乳、あと文弁とかがあればですね、
牛のお産を助けたりとか、そういうことも対応してくれたりするのが、この落農ヘルパーさんというお仕事になります。
年中無休のですね、落農家に休日を与えようということでできたこの落農ヘルパー制度、これは素晴らしいお仕事です。
本当にね、今までの私のおじいちゃん、お父さん、おじいちゃん世代ぐらいだと、落農家さんが休日とか取るときはですね、
別の落農家さんにお願いして、その別の落農家さんは自分の牧場の牛とかを飼ってから、また別のお休みをする知り合いの落農家さんのところにお手伝いに行くみたいな。
そんなので、休日を取ってたりした、交代で取ってたりしたとかね、本当に年中無休で休まず、本当に旅行に人生であんまり行ったことないみたいな落農家さんもおられたりします。
実はですね、自分も農業大学校という学生、農業大学校というところを卒業したんですけど、そこを卒業してから2年間この落農ヘルパーというお仕事をしていました。
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いろいろな牧場に行ってですね、それぞれの使用管理、飼い方、仕事のやり方が違うので、落農家にこれからなりたいよっていう方はですね、志す方にはお勧めの職業です。
でもこの落農ヘルパー、いろんな牧場に行くので、各牧場で牛に対する接し方も対応も飼い方もやり方も違うんですよね。
大きい牧場、数棟2、3棟しか飼ってない牧場もあったりとか、それとか家族経営で300棟ぐらい飼っている牧場とかもあったりしますし、全然そうするとですね、牛に対する接し方やり方が全然違います。
仕事のやり方も違いますし、仕事の時間も違います。
一般的に12時間ごとに乳搾りをする、朝と夕方に乳搾りをするっていうのが一般的ですけど、朝めちゃくちゃ早い2時とかから乳搾りしてお昼の2時ぐらいに乳搾りを終えるみたいな落農家さんも世の中にはおられますし、
1日3回作乳っていってですね、朝晩じゃなくて朝昼晩で作乳をする牧場とかもあったりします。
そういういろいろな牧場がありますし、その牧場の働いている人たちもですね、落農ヘルパーさんの人が違うっていう牛も感じるんですよね。
そんなんで、牛たちもストレスになったりとかしてですね、環境が変わったりとかして、それをなるべくないようにこうやっていくのも落農ヘルパーさんのスキルですね。
こういう時間帯が違ったりとかですね、いろんな牧場に行ったりとかするんで、この落農ヘルパーになるとき最初はめちゃめちゃ戸惑いますし、慣れるまですごい大変です。
移動距離、山の奥深くの牧場もあったりとかですね、今のこの冬の時期だと除雪車より朝が早く動かないといけない時間帯だったりとかあったりして、
僕も雪をかき分けながら牧場に向かって車がスピンしたこともあったりしました。
なので牧場の事務所や車中泊とかでした経験もあります。
夕方その牧場に行って、そこで車中泊して、朝血絞りをして家に帰るみたいなこともした経験もあります。
こんな状況なので、なかなか落農ヘルパーになる見ない手がいないのと、
大きい牧場が増えて従業員雇用をしているので、落農ヘルパーという制度を利用しない落農家も増えてきて、落農ヘルパー組合というのが維持できなくなってきています。
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自分の所属している島根県出雲市の落農ヘルパー組織は農協の一部が運営しているので、初心者でも安心して働けるような組織になっていますので、
興味があるなとか、初めてだけど不安があるなみたいな方、働いてみたいな、落農ヘルパーしてみたいなという方は是非ちょっと試しに島根県出雲市のヘルパーからやってみてはどうですかということで、概要欄にこちらのリンクも貼っておきますので、興味がある方は是非見ていただけたらと思います。
ということで、今回のですね配信のテーマちょっと入っていこうかなと思います。今回のテーマはですね、落農業の裾野の広さというお話をしたいと思います。
コロナ禍から牛乳の消費が減っていってですね、現在も落農を廃業する人も後を絶たないというか、変わってないですね。
こういう状況になってですね、牛乳がたくさん余ってる状況になってたらですね、一部の消費者の方はですね、別に牛乳なくなっても豚乳やオーツミルクとか飲めばいいじゃんみたいなね、そんな方もいるかと思いますけど、落農って牛乳を絞るだけではなくてですね、とても裾野が広い産業になっています。
自分で関わる、認識しているもの以外にも何かないんかなと思って、餌屋さんとか獣医さんとか、あと医薬品会社とか、ああいうのがあるけど他にもないんだろうかと思ってですね、チャットGPTにですね、ちょっと聞いてみました。
落農を支えている主な仕事というので聞いてみました。するとですね、落農家、乳牛の飼育管理をする人、これ育成牧場とかね、あの落農ヘルパーとかもこういうところに入るんじゃないかなと思います。
あと牧草地、飼料作物の栽培、牛の餌を作る専門の業者みたいなのがあっています。コントラクターとかって言ったりとかですね、そういうのがあったりします。
あと乳製品工場での乳製品の製造、そうですね。
あと獣医、家畜人口受精師などによる乳牛の健康管理、本当に大事です。獣医さんや家畜人口受精師さんがいないとですね、やっていけませんね、落のほうもね。
あと落農機械の設備のメンテナンス、これもですね、メンテナンスに来てくれないとですね、作牛機器動かないので、これも大事ですね。
作牛ロボットとか普及してるんですけど、これもメンテナンスしてくれる人がいるから作牛ロボットも動くという、24時間365日で動いてくれるというところがありますね。
あと乳牛を組み合いなどを通じた生乳の収穫販売、そうです。絞っても集めて工場に持っていくまでのところをやってもらわないと落の牛乳を絞れないですね。
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あと乳牛の元牛生産供給、これ家畜市場とかそういうものになりますかね。乳業会社による乳製品の販売流通、そう販売しておける人がいないと無理です。
あと乳製品店、スーパーなどで販売、そうです。
あと落農学、獣医学等の落農に関する研究教育、ここも本当に大事。
各国、世界各国、いろんなところで牛飼われているんですけど、日本に合わせた日本のフードに合った牛をどうやって作っていくのか、どういう仕様管理がいいのかというのを研究してもらうところもめちゃめちゃ大事です。
ということで、など多岐にわたっています。
落農は一つの産業ですが、その前後工程を含めると関連する仕事は非常に多いのが特徴です。
飼育現場から流通販売に至るまで多くの職種の連携によって成り立っていると言えるでしょうというのがチャットGDPの答えでございます。
この他にも牛乳や乳製品の加工品、牛の出す体育などを含めるとものすごい経済が動くというのが、この落農業という産業です。
牛を飼うためには、草と水と少しのミネラルの塩分があれば、牛が世界中で飼えるんですよね。
何もないところから産業が生まれるので、昔から世界中で牛が飼われているということになります。
牛乳の価格が高いなぁと、皆さんスーパーとかコンビニとか行って高いなと思うかもしれませんが、
そういう産業全てを、その広い産業を支えてくれていることになるということを感じていただけたら嬉しいなと思います。
ということで、メタグリ研究所も新しい取り組みが始まりました。
メタグリ職場体験というのが始まりました。
このメタグリ職場体験とは、メタグリ研究所では共に成長し、持続可能な農業を築いていく仲間を募集しています。
NFTを所得して、NFTホルダーになると、すでに活躍する各分野のメンバーからサポートをもらいながら職場体験として、
あなたに合った業務を実践的に学べますということで、
ぜひ詳しいところは農場人さんのスタンドFMのチャンネルでも話をしておりますので、
こちらリンク付けておきますので、ぜひ見てもらえたらと思います。
ライティングとかマーケティングとか、動画編集とか、あとボイスチャット、音声配信とか、
本当に多岐にわたる、参加できる、農業に関わることが難しいなと思っている人もぜひ興味がある方は、
メタグリ研究所の方に入っていただけたらと思います。
ファーマーズボイシーズ、今回で15回目になりますけれども、
ファーマーズボイシーズの第1回から第5回までを、メタグリ研究所のディスコードに入って、
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NFTを購入するというところまでお話ししています。
過去の配信を聞きながら、スマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思いますので、
配信を聞いて、それでもわからない部分があれば、
ディスコードの中でどんどん質問していただけたら、メンバーの方がたくさんいますので、
お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズボイシーズは、農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家さんの声を、会員の皆さんはもちろん、消費者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信をやってみたいという興味がある農家さんは、
メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さて、それでは今回は以上になります。
ファーマーズボイシーズ、お相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。
みんな、みかん食べてね。牛乳飲んでね。
バイバーイ。