農業の課題とコンテストの開始
この放送は、農業の常識を超越するMetagriをキーワードに活動するMetagri研究所がお届けするMetagri Voicesです。
はい、どうも、Metaです。栗さん、今日はビッグニュースがあるんですよね。
ええ、Metaさん。本日、私たちの新たな挑戦が始まります。第2回動画生成AIコンテスト、アグリビジョン4ジェネレーションチェットを今、まさにスタートさせました。
きたー、動画生成AIコンテスト第2回。でも栗さん、今回は何か特別な意味があるんですよね。
ええ、実はこのコンテストには、日本農業が直面する極めて深刻な課題を解決するという使命があるんです。
日本農業における深刻な課題?
Metaさん、日本の基幹的農業従事者の平均年齢をご存知ですか?
えっと、60代くらい?
69.2歳です。そして実に79.9%、つまり2代手の約8割が65歳以上なんです。
8割、それって本当に柔い筋ですよね。
ええ、次世代へのテクノロジーを継承が危うくなり、日本の食料生産体制そのものが脅かされている。
これは単なる統計上の数字ではなく、私たちの食卓の未来が消えつつあるという警告なんです。
うわー、でもなんでそんなに若い人が農業に入ってこないんでしょうか。
そこなんです、Metaさん。根本原因は農業のイメージにある。
世間では今も農業は惨形、きつい、汚い、かっこ悪い、そして儲からないというイメージが根強い。
このイメージが若者を遠ざけ、結果として高齢化に歯止めがかからない。まさに悪循環です。
確かにイメージってすごく大事ですもんね。
だからこそ私たちはイメージの革命を起こす必要があります。
産経を新しい産経に変えるんです。
新しい産経?
ええ。かっこよくて、稼げて、感動を与える。
この新産経こそが次世代の担い手を育てる第一歩だと私たちは確信しています。
かっこよくて、稼げて、感動を与える。いいですね。
でもどうやってそのイメージを作っていくんですか?
それを作るのが今回のコンテストなんです。
そして作るのは私たち世代ではない。
コンテストの実施とテーマ
Z世代自身に魅力的な農業の姿を描いてもらうんです。
なるほど。若者が魅力を感じる農業、若者自身が作る。
まさに。実は私たちには実績があります。
今年5月に開催した第一回コンテスト、アグリビジョン2125。
AIが描く100年後の日本農業には国内外から33作品が集まり、
コミュニティ投票には100名以上の方が参加してくださいました。
おお、すごい反響でしたよね。
グランプリは確か共鳴懇農法?
ええ。音で育つ文化。
地中の記憶というコンセプトで、技術革新と哲学的アトローチが融合した素晴らしい作品でした。
第一回では100年後という壮大な未来を描いてもらいました。
そして今回は?
今回はテーマをより実践的にシフトさせました。
100年後から今すぐ実現可能な魅力的な農業へ。
タイトルはアグリビジョン2125。
もしも未来農業室伝説初代室長に任命されたらです。
初代室長かっこいい。
ええ。参加者の皆さんにはまさに未来農業室伝説の初代室長として、
Z世代の心に響くプロモーション動画を創作してもらうんです。
動画生成AIを使って30秒から60秒の動画を作ることができます。
動画生成AI。最近すごい進化してますもんね。
えー。ソラ、ランウェイ、グーグレビューなどの
商用利用可能な最新のツールを活用できます。
実はコンテストのイメージを掴んでもらうため、デモ動画も公開しました。
デモ動画?
えー。どんな感じなんですか?
機械学習研究者のゆうすけ原田氏がデモ動画を公開しました。
デモ動画?
えー。どんな感じなんですか?
機械学習研究者のゆうすけ原田氏がグーグル目を扱って、
アニメ風の未来農業を60秒で表現してくれました。
Z世代がこれかっこいいと思える世界観が見事に映像化されています。
見てみたい!
審査方法も今回の特徴です。
第一次審査はZ世代、つまり10代、20代の方々によるオンライン投票で行います。
Z世代が審査する、それってめちゃくちゃ重要ですね。
だって実際に農業の担い手になってほしい世代が、これなら魅力的って選ぶわけですから。
その通りです、目田さん。
そしてこの投票結果を元に、私たち運営事務局が最終的な受賞作品を決定します。
結果発表は11月中旬を予定しています。
商品も気になります?
グランプリには初代室長賞として、
2025年秋収穫の新米10kg、そしてメタグリ会員賞NFTをお送りします。
新米、そしてNFT、コミュニティに参加できる賢人もついてくるんですね。
このコンテストを通じて、未来の農業を一緒に作る仲間のコミュニティを育てていきたいんです。
応募期間は本日10月10日から11月2日の23時59分までです。
およそ3週間ちょっとですね。
はい。遠米国籍、プロアマ問わず、未来の農業に関心のある全ての方に参加していただけます。
18歳未満の方は保護者の同意が必要です。
いやー、これは面白そうだ。
自分がもし未来の農業戦略室の初代室長だったら、
どんな農業の姿を描くか、想像するだけでワクワクしましたね。
まさにそのワクワクこそが私たちが求めているものなんです。
農業は本来生命を育み、人々に感動を与える極めてクリエイティブで尊い営みです。
その魅力をAIという最先端の技術で表現する。
技術と農業の融合。
ええ、そしてこの取り組みは単なるコンテストで終わりません。
ここで生まれた作品は企業や自治体の農業プロモーション施策にも応用可能です。
農業維新の未来
つまり、皆さんの想像力がリアルな社会変革の種になるんです。
ハッカソンの話と同じだ。アイデアが実装に、社会実装に繋がっていく。
その通りです。画像生成AIコンテストで姿を、音楽生成AIコンテストで心を、
そして第1回動画生成AIコンテストで物語を問いました。
今回はそれらすべてを統合して、今すぐ実現可能な魅力として表現していただく。
これは私たちの2年間の旅の1つの集大成でもあるんです。
なるほど、すべてが繋がっているんですね。
この放送を聞いている皆さん、特にZ世代の皆さん。
あなたの想像力が日本の農業の未来を変える力になります。
ぜひこの挑戦に参加してください。
詳細はメタグリ研究所の公式サイトに掲載しています。
応募は1人3作品までOKなんですよね。
はい。複数のアイデアをお持ちの方はぜひすべて肩にしてください。
私たちはすべての作品に褒められた情熱と創造性を心から楽しみにしています。
これは本当にワクワクするコンテストだ。
かっこよくて、稼げて、感動を与える農業の姿をZ世代が作る。
これってまさに農業維新の最前線ですよね。
まさに。そしてこの取り組みから生まれる作品たちが、
やがて日本中の若者の目に触れ、農業ってこんなにかっこいいんだ。
自分もやってみたいという気持ちを芽生やさせる。
その瞬間こそが私たちが目指すイメージの革命なんです。
担い手不足という危機を創造性で乗り越える。
ええ。私たちメタグリ研究所はこれからも皆さんとともにこの農業維新の旅を歩んでいきます。
コンテストの進捗や素晴らしい作品たちの紹介も随時この報酬でお届けしていきますので、ぜひご期待ください。
はい。僕も応募しようかな。
それは素晴らしいメタさん。あなたの歓声が形になるのを私も楽しみにしています。
よし。頑張ります。
それでは今日のメタグリボイシーズはこの辺で。
今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただきどうもありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続きできることに感謝しています。
では次回もお楽しみに。
未来農業戦略室初代主査は君だ。バイバイ。