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2025-01-20 08:53

FarmesVoices🍊vol.64「土作りの矛盾」

FarmesVoices🍊vol.64



今回のテーマは「土作りの矛盾」


農業で特に重要だと言われている土作り。

土作りと聞くと有機物が多く、ふかふかの土で根が伸びやすいというイメージがあります。

しかし、近年注目を浴びている根域制限栽培や、永田農法は岩だらけの場所で栽培され、

土作りのイメージとは真逆です。

この矛盾について解説してみました。

#農業 #土作り #みかん栽培
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サマリー

今回のFarmersVoicesでは、柑橘栽培における土作りの矛盾を考察し、土壌の健康と根域制限の関係が取り上げられています。根域制限栽培や永田農法のメリットとデメリットが議論され、最適な栽培方法の選択が重要であることが強調されています。

土作りの重要性
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさん、こんにちは。血用担当の富山みかんです。
FarmersVoices🍊みかん、第64回目の放送になります。よろしくお願いします。
おかげさまで、みかんの在庫が底をつきそうです。
早めに注文を止めたので、在庫以上に注文を受けるということはないのですが、
とりあえず、みかんはもうちょっとで終わりかな。
この後、中盤巻もあるんですけれど、そっちの方は量が少ないので、
目処はついた感じで、いよいよこれから栽培管理といいますか、
剪定に入っていこうかなと思います。
昨年からやっている片側丸坊主式の剪定を、
今年は友人からヘッジトリマーを使うといいよって教わりまして、
ヘッジトリマーを購入して、この間ちょこっとやってみたんですけれど、
やっぱり切り口がスパッと切れていないので、
切り口がギザギザになってしまうと枝が枯れ込んでしまうので、
やっぱりあんまり良くないなと思って。
昨年、片側丸坊主式の剪定をやった時に、やっぱりたくさん切るので、
右腕がずっと調子が悪いというか、献上縁になりかけているような感じなので、
ヘッジトリマーはちょっと良くないなということで、
電動式の剪定バサミでも購入しないといけないなと思っています。
今年はヘッジトリマーだけじゃなくて、
アースオーガ、地面に穴を掘る機械を購入しました。
穴を掘って、縦穴を掘って、
これも前放送で言いましたよね、
鋼板を突き抜けて排水性を良くして、
その穴に素大有機物を入れるのが良いんですけれど、
そこにスワタンを入れようかなと思っています。
ようやく楽しいシーズンが到来してきたなというところです。
出荷梱包作業大嫌いなんですよ。
収穫も大嫌いなんですよ。
栽培管理は大好きなんです。
それでは今回のテーマに入りたいと思います。
今回のテーマは土作りの矛盾というテーマでお送りしたいと思います。
最近果樹ですね。
最近というか、ここ数年果樹で根域制限栽培。
土の中にシートマルチを敷いて、
根があまり伸びすぎないようにする栽培方法が流行っているんですよね。
流行っているというか、そうすると糖度が高くなるよという栽培方法なんですけれど、
ちなみに皆さん土作りって聞くと、どんなことを思い浮かびますかね。
土がふかふかだったり有機物がいっぱいだったりして、
植物の根が伸びやすいよというような、
それが土作りって聞くとイメージすることだと思うんですけれど、
じゃあシートマルチって根が伸びるのを防ぐわけだから、
何か矛盾しているように感じません?
というわけでAIを使って調べてみました。
パープレキシティの学術というか、論文の中から調べてくださいというやつですね。
柑橘栽培で土作りは矛盾していることが多いです。
シートマルチで根域を制限したり、
長田農法のように岩が多い場所で栽培した方が品質の高い果実ができるはずなのに、
堆肥を入れて根を伸ばすような栽培をするのに矛盾があるのではないでしょうか?
と質問しました。
答えがこういうふうに返ってきました。
栽培方法の対比
柑橘栽培における土作りの矛盾に関する疑問は、
栽培方法や目的によるアプローチの違いから生じます。
いかにその背景と考え方を整理します。
土作りと根域制限栽培の目的の違い。
堆肥を用いた地作り。
堆肥を使用することで土壌の肥沃度を高め、根が広範囲に伸びやすい環境を整えます。
この方法は樹木全体の健康を維持し、長期的な収量や安定した品質を目指す場合に適しています。
特に有機物を多く含む土壌は水分保持力や通気性が向上し、
微生物活動が活発になるため樹木の健全な成長を促します。
次に根域制限栽培や永田農法。
根域制限栽培や永田農法では、根の成長を制限することで果実への栄養集中を図ります。
永田農法では、岩が多い場所や養分が少ない環境で栽培することで植物がストレスを受け、高品質な果実が得られるとされています。
永田農法では、岩が多い場所や養分が少ない環境で栽培することで植物がストレスを受け、高品質な果実が得られるとされています。
これらの方法は特に高品質な果実や風味を重視する場合に採用されます。
結論として、柑橘栽培における対比で根を伸ばす方法と、根域制限栽培で品質向上を図る方法はそれぞれ異なる目的となっています。
これらは矛盾しているというよりも補完的なアプローチと考えるべきです。
栽培者は自分の目指す果実の品質や種類、さらには地域環境に応じて最適な手法を選択することが重要です。
すごいですね。
簡単にまとめます。
土造りをすることで木が健康になって長期的に収量を得られます。
でも、根域制限栽培や永田農法では高品質な果実が生産できるけれど、木自体は健康ではなくなるので、長期的に見るとどうかなというふうに僕は捉えています。
僕が目指す農業は永田農法や根域制限栽培ではないので、土造りといいますかね。
大河で穴を開けて排水性を良くしてそこにバイオタンを入れてさらに土を肥沃にしていくという栽培方法を目指していきます。
今回は以上になります。
今日もメタグリボーシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバーイ。
08:53

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