#018|三分一博志|犬島精錬所美術館|エアコンなしで快適|44トンの犬島石|直島ホール|直島|六甲枝垂れ|モノヤ|絞り丸太チェア|釘を使わない木工|家具|名古屋ご当地ナンバープレート|名古屋城|金鯱|ドアラ|地元愛|寄付金|土地の力でつくるデザイン|建築|美術館
2026-10-29 20:17

#018|三分一博志|犬島精錬所美術館|エアコンなしで快適|44トンの犬島石|直島ホール|直島|六甲枝垂れ|モノヤ|絞り丸太チェア|釘を使わない木工|家具|名古屋ご当地ナンバープレート|名古屋城|金鯱|ドアラ|地元愛|寄付金|土地の力でつくるデザイン|建築|美術館

本日2本目のMeeFM。テーマは「土地の力でつくる ― 風・木・街のデザイン」。100年前の銅精錬所の廃墟が、エアコンを一切使わずに快適な美術館に生まれ変わった犬島精錬所美術館。煙突効果と地熱、そして44トンの犬島石という「熱のスポンジ」で建物自体が呼吸する、三分一博志の建築を掘り下げます。直島ホールや六甲枝垂れなど、土地の気候に合わせたアプローチも紹介。続いて京都のデザインスタジオ・モノヤの、絞り丸太を使い釘を一切使わずに組み上げるチェア。木が呼吸して膨らむことで固定される「生きている素材の3Dパズル」と、不均一さがもたらす安心感の話。そして最後は街のスケールへ。2027年11月から名古屋で導入予定のご当地ナンバープレート、名古屋城・金鯱から中日ドラゴンズのドアラまで4つのデザイン候補と、寄付金が街に還元される仕組みを語ります。

リクエストコーナーでは、匿名希望のリスナーさんからの「ジョアン・ミッチェルとジャスパー・ジョーンズの話を聞きたい」というリクエストに応え、素材そのものの力を引き出す2人の作家について、今後の特集で掘り下げていくことをお伝えしました。

この番組を作っているチームのアプリ「Moshilin」では、自分の街のユニークな風景の写真を投稿して、世界中のネイティブスピーカーと自然な言語交換ができます。ダウンロードはGoogle Playから。iPhoneの方は、Webブラウザから safekids.win にアクセスすればそのまま試せます。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.moshilin

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♪今日の1曲:ハウス(番組中盤)

■参照サイト

モダンリビング/建築家・三分一博志の代表作14選。風・水・太陽、自然の力を生かす名建築 - https://www.modernliving.jp/architecture-design/architecture/a73470078/masterpiece-hiroshi-sambuichi-202610/

ベネッセアートサイト直島/犬島精錬所美術館 - https://benesse-artsite.jp/en/art/seirensho.html

ベネッセアートサイト直島/犬島精錬所美術館 アーカイブ - https://benesse-artsite.jp/en/story/20210611-1669.html

YouTube/直島ホール 三分一博志設計の入母屋屋根をもつホール - https://www.youtube.com/watch?v=ZkEGkAY669Q

ELLE DECOR/京都発のデザインスタジオ・ものやがつくる、絞り丸太のチェアとは? - https://www.elle.com/jp/decor/decor-interior-design/g74041591/monoya-elleshop-2610/

KOGEI JAPAN/Kyo Wood Joinery(Kyo Sashimono)- https://kogeijapan.com/locale/en_US/kyosashimono/

designboom/local wood + traditional japanese joinery shape 2m26's kyoto stable - https://www.designboom.com/architecture/locally-sourced-wood-traditional-japanese-joinery-2m26-horse-stable-kyoto-umagoya-05-06-2023/

YouTube(テレビ朝日)/“図柄入り”のご当地ナンバープレート 名古屋も導入へ 候補の4デザイン - https://www.youtube.com/watch?v=HnYmkMMFdk4

YouTube(テレビ朝日 グッド!モーニング)/名古屋ナンバーに中日ドラゴンズのドアラ? 4案から来月投票 - https://www.youtube.com/watch?v=1TBCWK123fo

japan-license-plate.com/About New Local Patterns - https://japan-license-plate.com/en-gb/pages/about-new-local-patterns

しんぶん赤旗/民泊の規制強化を/辰巳氏、住民の生活守れと要求/衆院厚労委 - https://www.jcp.or.jp/akahata/aik26/2026-10-28/ftp2026102831_01_0.php

朝日新聞/行けばアジアに旅した気分? 福岡空港の新施設は「TABISIA」 - https://www.asahi.com/sp/articles/photo/AS20261027002993.html

福岡市/人生の文化祭を楽しもう「100FES(フェス)」開催 - https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/koho/fsdweb/reiwa8_dayori/1101/0604.html

MOTA/日産の新型コンパクトSUV「マグナイト」は200万円以下!? 2027年後半登場か - https://autoc-one.jp/nissan/newmodel-5045364/

🎙 パーソナリティ:Yui × Daichi(+ノア)

RVCモデル:あみたろの声素材工房(https://amitaro.net/)

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サマリー

土地の自然や歴史を生かす「風・木・街のデザイン」を軸に、三分一博志の建築、モノヤの家具、名古屋のご当地ナンバープレートを取り上げる。犬島精錬所美術館では、煙突効果や地熱、44トンの犬島石によって、エアコンなしで環境を調整する仕組みを紹介する。京都の絞り丸太チェアでは、釘を使わず木の膨張を利用する組木と、不均一な素材がもたらす安心感や愛着を語る。最後に、名古屋城や金鯱、ドアラなど4候補から選ぶ図柄入りナンバープレートと、寄付金が道路整備や観光振興に還元される制度について議論する。

土地の力を生かす建築
そして極めつけは、カンナに配置された44トンもの巨大な犬島石です。 かつて大阪城の石垣にも使われた高品質な加工岩なんですが。
44トンですか? でもそれ、ただのオブジェとして置いているわけじゃないんですよね? もちろんです。岩石というのは、熱をゆっくり吸収してゆっくり放出するという性質を持っています。
いわば、熱のスポンジですね。 熱のスポンジ、なるほど。
B.F.M 100年前の打ち捨てられた銅精錬所の廃墟は、エアコンを一切使わずに快適な最先端の美術館に生まれ変わったとしたら、あなたは信じますか?
いやー、まるで魔法のような話に聞こえるかもしれませんが、これ、現代の日本に実在する風景なんですよ。
なんだかファンタジーの世界に迷い込んだみたいですよね。こんにちは、ユイです。
ダイチです。今日もじっくり紐解いていきましょう。
はーい、ノアです。今日もゆるっと参加しますね。
よろしくお願いします。さて、あなたがお聞きのこの番組はB.F.Mです。11月に入って各地で素晴らしい展覧会の波が押し寄せていますね。
えー、ベストヒット火曜祭2026の話題なんかも飛び交っていて、すっかりカルチャーの秋って感じです。実は本日のB.F.M、これで2本目になるんですよね。
そうですね。朝の廃墟第17話では、街そのものが美術館になるというテーマで、アートの視点から語りました。
今回は同じ建築や街という切り口でも、全く違う角度から深く探究していきます。朝の回と同じ話題は繰り返さないので、安心してくださいね。
はい。
で、冒頭の廃墟の美術館の話、すごく気になりますよね。
えー、気になります。
今日、私たちが全編も通して紐解いていく一つの大きなテーマ、それは土地の力で作る風・木・街のデザインです。
私たちの身の回りにある空間やものが、その土地ならではの自然や歴史の力とどう結びついているのか。
これを知ると、今日から自分の街を歩くのが何倍も楽しくなるはずですよ。
まずはですね、土地の自然をどう建築に取り込むかという、ちょっと壮大なスケールの話から始めましょうか。
あー、最近軽井沢に建てられた弓なりの扇形をした巨大な窓を持つ別荘が話題になってましたよね。
あれも素晴らしいですね。あるいは、一人旅で訪れる温泉宿なんかでも、周囲の自然と見事に一体化した心地よい空間を味わうことがあります。
わかります。一方で最近ニュースになっている、民泊の規制強化の話題もありますよね。
そうなんです。観光建築がいかにして地域住民の生活環境や、その土地の本来の姿と調和すべきかという社会的な課題も浮き彫りになっています。
犬島精錬所美術館の自然空調
そこと登場するのが、冒頭の廃墟を再生した美術館を手掛けた建築家、三文一博さんですね。その通りです。
三文一さんは、自然や地域社会との関係性を根底から見つめ直している方なんです。
具体的にはどういうアプローチなんですか?
風や水、太陽といった自然エネルギーをですね、単なるエコや省エネの手段としてではなくて、建築そのものを形作る、動く素材として設計に組み込んでいるんです。
動く素材ですか。なんかすごく新鮮な響きですね。
ええ、稀有な建築家ですよ。その代表作が瀬戸内海に浮かぶ犬島にある犬島精錬所美術館です。
ああ、犬島精錬所美術館。1909年に創業を開始して、後に廃墟となってしまった同精錬所の跡地を再生したんですよね。
はい。長らく廃墟だった場所なんですが、先ほど結衣さんが言っていたエアコンを一切使わないというのにはちゃんとした仕組みがあるんです。
ええ、それすごく知りたいです。具体的にどうやってるんですか?
実はこれ、煙突効果と地熱を巧みに利用しているんですよ。
古い精錬所の大きな煙突をそのまま生かしているんですが、暖かい空気って自然と上に昇っていきますよね。
はいはい、熱気球みたいなイメージですよね。
まさにそれです。太陽に熱せられた空気が煙突を通って上空へ抜けていく。
するとどうなんと思いますか?
えーっと、空気が上に逃げちゃう頃、下の方は空っぽになっちゃうというか。
そうなんです。空気が抜けた分、建物の下の方には負圧、つまり空気を吸い込む力が生まれます。
掃除機みたいに吸い込むってことですか?
ええ、見えない巨大な掃除機ですね。これを利用して、地下のひんやりとした地熱を通った涼しい空気を管内へと吸い上げているんです。
えーすごい、電力を一切使わずに建物自体が呼吸する巨大な灰みたいになってるんですね。
さらに、風だけじゃなくて、光の取り入れ方もドラマチックなんですよ。
ガラスの鏡を緻密な角度で配置して、太陽の自然光を地下に導いているんです。
地下なのにまるで木漏れ日のような自然の光が差し込むなんてすごくロマンチックですよね。
そして極めつけは、管内に配置された44トンもの巨大な犬島石です。
かつて大阪城の石垣にも使われた高品質な花崗岩なんですが。
44トンですか。
でもそれ、ただのオブジェとして置いているわけじゃないんですよね。
もちろんです。
岩石というのは、熱をゆっくり吸収してゆっくり放出するという性質を持っています。
いわば熱のスポンジですね。
熱のスポンジ、なるほど。
44トンという規格外の質量を持つ犬島石は、昼間の熱をゆっくりと吸い込んで管内の急激な温度上昇を防ぎます。
じゃ、夜になって気をまさわったらどうなるんですか。
今度は、吸い込んだ熱をゆっくりと保湿して冷え込みを防ぐんです。
石の物理的な性質そのものを空調設備として計算して配置しているんですよ。
44トンの熱のスポンジ、すごすぎます。
自然の法則をそのまま建築の機能に変換しているんですね。
土地の気候と建築の快適さ
ええ。他にもですね、直島にある直島ホールでは、日本の伝統的な入り燃え屋根の開口部と気圧差を利用して風を巡らせていたりします。
へえ、夜の形で風をコントロールしてるんですね。
はい。あとは直島の家、マタベーでは井戸水で冷房したり、六甲砂にある六甲シダレでは冬の間に作っておいた氷牢の冷気を夏の冷房に使っていたりと、その土地の気候に合わせたアプローチが徹底されています。
いや、その土地ならではの力を見事に使いこなしていますね。
しかしですね、ここで少しあえて反応させてもらいますよ。
え、何ですか。
確かに自然の力を生かすというのは非常にロマンチックで聞こえはいいです。
でも、現代の最新の空調テクノロジーに比べたら、実際のところ不便や制約が多いんじゃないですか。
まあ、確かに。
ボタン一つで温度を24度にピタッと保ち、湿度も完璧にコントロールできる時代に、あえて天候任せの自然のシステムに頼る意味はあるんでしょうか。
なるほど。完璧な快適さや効率だけを定義にしたら、エアコンの圧勝かもしれませんね。
でも、サンミヒトさんの建築に足を踏み入れた人たちが口を揃えて言うのは、不便ということまでは片付けられない感動があるってことなんです。
ほう、感動ですか。
はい。ノアもそう思います。
自分がその土地の気候や地球の大きなサイクルの一部に参加しているっていう実感ですよね。
風の通り道を感じたり、光の移ろいで時間を知ったり。
なるほど。サイクルへの参加ですか。
そうなんです。例えるなら、エアコンが作る均一な空間って定義で引いたまっすぐな直線みたいなものだと思うんです。
でも、自然の建築は波ですよね。
波ですか。面白い表現ですね。
多少の暑さや寒さ、揺らぎがある。でも、私たち人間も自然の一部だから、その波に揺られている方が、実は体の深い部分で安心できるんじゃないかなって。
深い洞察ですね。以前、10月27日配信の第12話で、北鎌倉の地形建築を取り上げた際にも、自然と共生する住まいについて議論しましたよね。
ありましたね。あの時も、自然を完全にコントロールして排除するんじゃなくて、自然のシステムの中に人間の居場所をそっと置かせてもらうという話でした。
三味人さんの建築は、まさにその哲学を極限までスケールアップさせた形と言えるでしょう。
巨大な建築が、その土地の風や土と呼吸を合わせていることがよくわかりました。
でも、ここで視点を少し手元にズームインしてみたいんです。
手元というと?
モノヤの絞り丸太チェア
土地の気候や自然を生かすのは、何も大きな建築物に限った話ではありません。もっと私たちの身近な座るもの、つまり家具にもその土地の個性が宿っているというお話に進みました。
ここで今日の一曲をお楽しみください。今日はハウスでお届けします。
建築から家具へのスケールダウンですね。ここで注目したいのは、京都を拠点に活動しているデザインスタジオ、モノヤです。
モノヤさんですね。
はい。彼らが手掛けているあるチェアが、素材に対する非常に興味深いアプローチを提示しています。
京都の地場の木、絞り丸太を使ったチェアですよね。
ええ、そうです。このチェアの背景には、京都の伝統技術と地元の素材への深いディスペクトがあるんです。
まず、釘を一切使わずに木を組み上げる、強を破るものという、京都の伝統的な木工技術を採用しています。
釘を使わないで、どうやって体重を支える椅子を作るんですか?すぐにグラグラしちゃいそうですが。
それが伝統技術の凄みなんですよ。木というのは、伐採された後も呼吸していて、湿度によって膨張したり収縮したりします。
へえ、木って切られた後も生きてるんですね。
そうなんです。強破るものでは、木の凹凸をパズルのように精密に組み合わせることで、木が呼吸して膨らんだ時に、お互いがガッチリトロックされるように計算されているんです。
いわば、生きている素材の動きを前提とした3Dパズルですね。もう金属の釘で無理やり止めるんじゃなくて、木自身の力で固定するんですね。
しかも特徴的なのが、使っている木材です。ホームセンターで売っているような、均一な工業製品の木材ではなくて、京都の地場の木を使用しているんです。
あえて、絞り丸太のような素材の形や、ボコボコとした個性をそのまま活かした作り方をしているんですよね。
その通りです。
あの、ちょっと待ってください。そこですごく素朴な疑問があるんですけど。
はい、ナルジョ。
現代の私たちの生活って、マンションの部屋も壁はまっすぐだし、テレビや冷蔵庫も直線的じゃないですか。
確かにそうですね。
そういう企画化された空間に、一つ一つ形が違う、不均一な家具を置くのって、ちょっと合わせにくくないですか。
正直、大量生産されて、どこでも買える均一な家具の方が、使い勝手はいい気がしちゃうんですか。
なるほど。ユイさんのその疑問は、現代社会の価値観を体現していて非常に重要です。
企画化と効率性を重視する現代において、不均一なものはノイズとして排除されがちですよね。
そうですよね。ノイズになっちゃうというか。しかし。
不均一な家具が生む安心感
実はその、自然の揺らぎや不均一さこそが、生活空間に安心感や愛着をもたらす、という心理的な側面があるんです。
と言いますと。
例えば音楽で考えてみてください。コンピューターで一時乱れぬリズムに完璧に打ち込まれた電子ドラムの音と、
人間のドラマーが叩くほんのわずかなテンポの揺らぎや強弱がある生演奏の音。
どちらが人間にとって温かみや心地よさを感じるでしょうか。
圧倒的に生のドラムですね。完璧すぎる電子音は、ずっと聴いていると疲れちゃうというか。
そういうことです。真っ白で完璧な真四角の部屋にずっといると、人は無意識に緊張を強いられます。
そこに一つとして同じ形のない絞り丸太のチェアが置かれる。
なるほど。空間の直線的な緊張感がほぐれて、有機的なリズムが生まれるんですね。
ええ。そして木は使うほどに色が変わり、経年変化していく。
そのプロセスを共に過ごすことで、ただの消費する道具ではなく、生活を共にするパートナーへと価値が変わっていくんです。
なんだか腑に落ちました。物屋の家具も、さっきの三部市産の建築も一見すると不便だったり不揃いだったりするけれど、
その土地にある素材そのものの力を無理やりねじ伏せるんじゃなくて、人間の生活の中にどう寄り添わせるかという哲学で完全につながっているんですね。
まさにその通りです。
なんだか木そのものの息遣いが聞こえてきそうです。
さて、ここでちょっと一息つきましょうか。
リスナーさんからいただいているメッセージをご紹介しますね。
はい、お願いします。
匿名希望のリスナーさん、いつもありがとうございます。
話に出てきたジョワン・ミッチェル、ジャスパージョンズの話も聞いてみたいです。よろしくお願い申し上げます。とのことです。
メッセージありがとうございます。現代アートの巨匠たちに興味を持っていただけて嬉しいですね。
はい、ノアです。彼らの作品ってよく考えたら、今日私たちが話している素材そのものの力を引き出す表現ですよね。
絵の具の物質化やキャンバスの存在感を極限まで追求した作家たちですからね。
このお二人については、次回以降のアートに焦点を当てた回で必ずじっくり紐解いていきたいと思います。楽しみにしていてくださいね。
はい、ご期待ください。
名古屋ご当地ナンバープレート
さて、家の中の家具から今度はさらに視点を広げてみましょう。
土地の個性をデザインするというのは、家の中にとどまりません。
街を走るあれにも現れてきているんです。
建築家具ときて、最後は街全体、車のスケールへと拡大するわけですね。
そうなんです。最近福岡空港でタビジアという新しい施設がオープンしたり、福岡100フェスなど各都市が地域プロモーションに…
同時に、新型車のデリカD5やマグナイトといった車関連のニュースも盛り上がっています。
そこで注目したいのが、車と地域の関係なんです。
2027年11月から名古屋で導入予定の図柄入りご当地ナンバープレートの動きをご存知ですか?
あー、ご当地ナンバーですね。
はい。11月2日からの住民アンケートで、4つのデザイン候補から1つに絞られるんです。
それがまた面白くて、名古屋城と金社地という王道のものから、なんと中日ドラゴンズのドアラが描かれたデザインまであるんですよ。
なるほど。
このご当地ナンバープレートの仕組みについても、少し背景を解説しておきましょうか。
お願いします。
これは国土交通省の制度なんですが、モノクロ版は無料、つまり追加料金なしで交付されます。
しかし、フルカラー版を選ぶには1000円以上の寄付が必要になるという仕組みなんです。
その寄付金って誰の懐に入るんですか?
誰かの個人的な利益になるわけではありませんよ。
集まった寄付金は、その地域の道路整備や交通安全、観光振興などに還元されることになっています。
へー、デザインを選ぶことが、そのまま街のインフラや文化を守る地域貢献になるんですね。
そういう背景があるんです。
街の顔と地元愛
ただですね、ここで1つ議論になり得るポイントがあります。
何でしょうか。
公的な証明書である車のナンバーに、ドアラのようなポップなキャラクターが入るのはありかなしかという問いです。
あー、なるほど。
私は、街の景観を構成する要素としての統一感や品格を重視する立場からすると、少し慎重になりますね。
過度にポップなキャラクターが氾濫すると、街全体の落ち着きが損なわれる懸念はないでしょうか。
うーん、大地さんの言う景観の統一感もわかります。
でも私は第三者ですよ。
なぜですか。
だって市民が自分のお財布からわざわざ寄付金を払って地元愛を表現できる自己表現のツールじゃないですか。
車をただの移動手段じゃなくて、私はこの街に誇りを持ってるんだぞっていうアピールに使えるんですよ。
なるほど、地元愛の表現ですか。
これって地域コミュニティにおける伝統や誇りと公共のルールや安全のバランスっていう難しい問題にも似てますよね。
ニュースでよく議論になる断じり祭りも安全対策問題なのかと。
まさに同梱のテーマですね。
以前10月28日配信の第16話で世界の空港建築について語った際、空港はその都市の顔になるというお話をしました。
あー、ありましたね。
それと同じ文脈で捉えるなら、ナンバープレートも走る街の顔と言えるでしょう。
その顔に何をデザインするかは、その街に住む人々の価値観そのものを映し出しているんです。
自分が住んでいる街の誇りをアピールするってなんだかワクワクしますよね。
土地のデザインを会話の種に
そういえば、こういう私の街にはこんなユニークなデザインがあるよっていうローカルな魅力をシェアするのにぴったりなのが、私たちのチームが作っている言語交換アプリMOSHIRINなんです。
おー、22以上の言語に対応していて、リアルタイムのAI翻訳や音声ルームがあるアプリですね。
はい。URLはsafe.binなんですけど、今回のテーマに合わせるならMOSHIRINの写真投稿機能がすごくオススメですよ。
なるほど、写真ですか。
例えば、名古屋にはドアラのナンバープレートがあるよとか。
自分の街のユニークなマンゴーレア風景の写真を投稿してみるんです。
ああ、ただ翻訳機能を使うだけじゃなくて、写真を通して私の街ではこうだよという文化を背景にした自然な言語交換が始まるわけですね。
そうなんです。街のデザインってその土地の歴史やユーモアが詰まっている最高の会話の種なんですよ。
ぜひ、safekids.winにアクセスして、世界中のネイティブスピーカーにシェアしてみてくださいね。
話題はつきませんが、そろそろまとめに入りましょうか。
はい。
今回は、土地の力で作る風・木・街のデザインというテーマでお送りしてきました。
自然エネルギーを組み込んだ三分の一広志さんの建築、
地場の木を活かした物屋の家具、そして地元愛を乗せて走るご当地ナンバープレート。
規模もジャンルも全く異なりますが、これらすべてがその土地の固有の条件や文化をリスペクトしたデザインでしたね。
ちなみに、今日のような建築やアートの背景にある歴史的な事件を一人の作家にフォークスして物語下手で解き明かす、
美術を面白く学ぶ民FM学芸員の事件簿という姉妹番組もあります。
あの番組ですね。
はい。
今日の三分の一広志さんのように、土地の歴史と向けよう作家のエピソードも過去の回にあるので、
ぜひ洗練臭くなく自然な流れで聞いてみてくださいね。
今度外に出たら、あなた自身の住む街にはどんな土地の力がデザインとして隠されているか、ぜひ見回してみてください。
きっと今まで見過ごしていた発見があるはずですよ。
今日の感想や今後取り上げて欲しい映画、展覧会、建築などのリクエストがありましたら、ぜひスポティファイのコメント欄から送ってくださいね。
お待ちしています。
お待ちしております。
それではお相手はユイと、
ダイツと、
ノアでした。
また次回お会いしましょう。
20:17

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