『遠野物語』が生まれた日、1910年6月14日。此の書にいまなお戦慄する者たちが集い、この1年に行った創作や研究の活動報告を行いました。後半のテーマは、Nui、高早大明神、そして遠野幻蓮譚の第2弾についてです。
ゲストは、富川岳さん、森内こゆきさん、小林ちえみ・イチロー夫妻です。MCはいつものようにささきると宮本でお届けします。
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▼ささきる|佐々木大輔|@sasakill
東京杉並在住。作家。遠野物語活動化。遠野物語を再創造する GAME OF THE LOTUS主宰。小説 / カードゲーム / TRPGをつくっています。Tales & Tokens 代表 / Sekappy 取締役 / 遠野遺産認定調査委員
▼みやもと|宮本拓海|
岩手水沢在住。編集と執筆。アテルイを顕彰する会や、さまざまな郷土史の実践活動を行う。株式会社公園 代表 / planter / FOLKS
感想
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サマリー
展示会を通じて物語を描いていたヌイに関する続報があります。その後、富川さんがゲームオブザロータスについて話し始めました。本のデザインには富川さんと井上さんがオーガニックなアプローチを取り、創作にはAIに頼らずに取り組むことを大切にしています。遠野物語の夜2023(後半)では、遠野物語に関連する活動報告やゲームオブザロータストーのゲインベンター、さらに東野物語についての複数のバージョンが紹介されています。物語、遠野、夢、柳田邦夫、そしてゲームオブズ・ロータスに関する情報が提供されます。
ヌイの続報
先回に引き続き、「東の物語の夜」の後編パートです。
最初、プレゼンターの富川さんが、
ヌイのその後のお話をしてくださいます。
その後、プレゼンターが私に交代をして、
二つのお話をします。
一つが、「幻の高速大明神を訪ねて」、
そしてもう一つが、「ゲームオブザロータス 東の幻煉壇の続編の制作について」のお話をします。
ここではゲームオブザロータスの背景設定を、
私が熱く語っているところがありますので、
そのあたりも楽しんでいただければなと思います。
それではどうぞ。
メディアヌップ。
富川さんが今から言うと、
2年ちょっと前に展示をやられたヌイなんですけれども、
その続報が気になるという、
主に僕からの声が続々と通りに。
そうですね。
簡単に説明すると、
畠谷のヌイという東野の、東野のあたりに登場する、
400年前に行った伝説の漁師の物語を、
茨城大工団で漫画家さんとして描いていただいたものを、
2年前に東野と浜市で展示会を、
もうめちゃくちゃかっこいいものを描いていただくということは、
2年前に発表をしてですね、
私ももう燃え尽きてしまいました。
お疲れ様でした。大変だったんですかね。
大変だったんですけれども、
2021年にこれに発表して、
2022年は全くやる気が起きなくて、
全然手つかずだったんですけれども、
2021年に発表した時は、
ダイジェスト版というか、
今後そのリサーチを続けていく前提で、
そのタイミングで分かっていることで物語を発表しようという感じで、
まだまだと続くという前提での発表だったんですよね。
1年経って、もう一回ちゃんと形にしたいなと思って、
ゲームオブザロータスについて
最初はアニメにしたいなと思ったんですよね。
大勢の関係者の方にお相談していたんですが、
やっぱりまずお金がかかるというと、
アニメにした時に、例えば監督が入って、
運営会社のプロデューサーが入って、
いろんな人たちがこれから入っていく時に、
じゃあ富川岳ってどういう役割になるの?
原作を作っているわけではないので、原作者でもないし、
監督でもないし、脚本家でもなくて、
発案者みたいな感じになるよねって話をしていて、
そうなると、自分がぬいりに対して、
こういうふうな形で表現したいと思っていたとしても、
いろんな方々のディレクションが入って出てしまうので、
そうなると、全然自分が表現したいぬいりじゃなくなるなと思ったので、
思ったというか、関係者の方にお相談して気づいたところだったので、
まず本にして、原作となり得るものを
作るということがまず先なんじゃないかと、
思いで、実は…
立て続けに本に…
そうですね、これが続報の一番メインのお話なんですけれども、
ぬいり自体をアートブックというか、
本にしたいなと思っていて、
継続してリサーチしていることも踏まえて、
もう少し長編というか長い資料と、
いろんな解釈だったりとか、
リサーチした内容をまとめた本を作りたいと思っていまして、
多分来年とか再来年ぐらいの完成になるんじゃないかなというふうに
思いながら進めようとしているという感じですね。
本当に初めての東の物語からのジャンプがすごいですね。
すごいディープダイブですよね。
実はディープダイブの方を先にちょっと進めてきたんですよね。
それこそ大輔さんにはかなりシナリオの部分に相談をしていて、
面白いかったですね。
往復書館みたいな感じで、作っては大輔さんに送って、
というのを添削というかアドバイスをしていただいていました。
大輔さんの小説を書いたりとか、
物語を作るという視点がすごいです。
東の物語に書いてないヌイの話を合わせていくときに、
想像させられるものが面白すぎて。
そうですよね。
阿蘇沼後輩記の時代の人だから、
阿蘇沼後輩記は読まないと、その時代が書けない。
と僕はそういうアプローチしたんですけど、
やはりそこから一周して、時代背景はいいと。
本のデザインと創作のアプローチ
ヌイというソウルをもっとピュアな形であれにしようと。
その二つのスタイルが。
富川さんはそちらの方のスタイルでもう一回やってみようと。
いろいろな試行錯誤が出てきて。
なんかその史実的な話なのか、
それとも神話に近いような神話性をどっちでいくかというので、
ヌイという、実際は舌とは言われているものの、
ご当の物語で表現されているように、
少しちょっと神に近い程度の神話のような、
その世界観を表現するというところに決めたんですけど。
決めたプロセスで、
小雪さんと大輔さんに囲まれてですね、
プレッシャーを受けた。
作りなさいと。
作りなさいと。
作りなさいよと。
小雪さんはその時に思い出を。
思いはでも、
それこそさっきの話みたいに、
楽さんの持ち物じゃなくなっちゃう可能性が、
やっぱり出てきてたので、
本当楽さんが思うヌイを、
まず一番初めに出さないと、
誰かのものになってしまうと、
もったいないという話を、
大輔さんと詰めた。
詰められました。
それがちゃんときっかけになりました。
楽さんは作品としてまず出さないと。
ね。
ね。
そうなんです。
それがあって、
ちゃんと本を仕様に思うようになったのが、
いつだったのか。
本当に初めての遠野物語、
本格的に始める前ぐらいの話です。
去年の冬。
年末ですかね。
年末か。
そういう感じで進めようと思っていて、
本当に初めてのものをやり始めたので、
ちょっと一回、
だいたいヌイの大きな個性は見えたので、
少し、
どういう風に編集者さんに入っていくかとか、
デザイナーにしようかなというところを
いろいろ考えていまして、
実際デザイナーは、
山形の吉田勝信さんという、
同世代のデザイナーさんがいるんですけど、
山に入って色々な植物採取したりとか、
そういう狩猟の現場に行ったりとか、
そういうわりと自然物を、
例えばインクに溶かして印刷したりとか、
そういう方がいてですね。
最近世の中、
生成AIというものが、
計算機でね、
イラスト化が大流行していると思うんですけど、
ああいうものを使うと、
絵を描けない人でも、
デザインできない人でも、
簡単にできますよというのを、
散々世界中の人が言っているんですけど、
僕、飽き飽きしているわけですよ。
だいたい同じような絵になる、
あんなものに、
しんそく飽き飽きしている中で、
今、富川さんと井上さんが作っているものって、
フルオーガニックの料理みたいな感じで、
なおかつ、
その本のデザインをする人が、
インクを山で採集してくるというか、
染料を山で採集してくるというのはもう、
でも、そういう超高級品のオーガニックのものにしか、
欲しいって思わないですよね。
そうなんですよ。
本当ですよ。
本当に。
僕もその本当に初めての絵っていう部分に、
宮本くんにも言ったかもしれないけど、
本当にそれこそも、
AIがこう、前世の時代で、
何かと申したら文章にあって、
ブラーッと書いてくる時代の中で、
ひいひい言いながら、
言葉を自分で考えて、
書いては添削し、書いては添削し、
昔の文献を読んで、
ピンクのマーカーを引いたりして、
何か分からなかったら、
天神たちにエンドモンして、
っていうめちゃくちゃアナログなことをやってる、
盲当さをする感じもしました。
やっぱり柳田くんによって、
今から見たらあまりにも、
地の巨人に見えるじゃないですか。
創作でも研究でもやってる量深さ。
でもあれって、
何かを記憶するっていうことを、
人に委ててない時代のスーパースターですね。
でも僕らもうすでに、
テキストも音声も動画も、
この時点で僕ら撮ってますけど、
記憶やデータを概要化することに
慣れてしまってる時代の人だから、
あまりにも柳田くんには遠く見えるけど、
今起ころうとしてることって、
思考とか創作を人に委ねようとしてる時代だと思うんだけど、
もし100年経ったら、
100年後のクリエイターって、
富と赤く見たら、
なんでこれが作れたの?みたいな。
その時はもう考えることとか、
作ることを任せてるから、
あれなしでこれが作った?みたいな風に、
富永さんに限らず、
僕らの時代で多分そう見られる。
最後、あれだと思うんで。
貫いて。
そうっすね。
最後の時代に貫いたことは、
千両山から撮ってくる。
そうですよね。
またスケジュールドミートから。
好きな色が見つかるまで。
いい色が見つかるまで。
じっくりこの星を連れて、
ストローキー。
いいですね。
本当に初めてのは、
エントリー層向けだったんですけど、
今度、とことんもうディープ。
本当ですか。
そういう風船を、
今度はちょっと、
もぐもぐっていきたい。
それ、じゃあ3部作なんですか?
やっぱり。
やっぱり。
やっぱり。
じゃあ、やっぱり3部作のシーバーに、
小雪さんがせっかくいるんですけど。
はい、お下さい。
小雪さんは、何か学芸員さんをしながら、
何かをするんですかね。
何をするんでしょうね。
いや、でもやっぱり、
3年間はとりあえず、
博物館の展示を作らないといけないんですよ。
そうか。
開業以来、
展示を一切リニューアルしてなくて。
開業はいつなんですか。
40年前くらい。
長い。
で、学芸員は20年になって、
なので、
だからずっと新しくなってないんですよ。
なんか結構映像とかも、
すいません、これは故障してます、
映像とかも結構あって。
とにかく3年でそれをやる。
で、やっぱりリサーチがメインになるので、
私はパグラの記録、
モグラの記録を頑張るっていう感じがあるんですけど、
個人的には狩猟と焼き畑の記録をすごいしたいんですよね。
焼き畑もやってますもんね。
学さん、また芸能調査はしないんですか。
しましょう。
僕もやっぱり、
そうですね、東部物語とか、
学芸員さんとかなり連携して日々活動してるんで、
そういうデータベースを小池さんがちゃんと作っていって、
何か捜索したい人とかとつなげていくんだろうな。
そうですよね。頑張ります。
いきますよ。
みんなで。
絶対。絶対来る。
やるすごい。
みなさんもね、いらしてください。
小池さんに、小池さんに会いに、
チーバーと一緒に。
はい。
活動報告その1
行けますね。
行けますね。
僕のはですね、
これちょっと僕のパートなんですけども、
この1年間くらいやったことで、
東の物語に関係ありそうなやつをですね、
活動報告的にやろうかと思います。
活動報告その1が、
幻の高林大名人を訪ねたってやつなんですけども、
これがなぜ東の物語に関係あるかというと、
東の物語に書いてないわけですよ。
一切書いてない。
それぐらい知られてないところです。
そうね。
東の物語に書いてないのに、
東の物語に関係あるんですか?
つまり、東の物語って2つあると思うんですけど、
東の物語っていう、
本の話と出版物の話が一緒だったり、
そしたら鍵カッコみたいな、
三角カッコみたいな、
東のに関する物語ってもうちょっと広いじゃないですか。
それこそ、例えば、
すごい狭くいったら東の物語周囲だって、
東の物語じゃないっていう人がいるし、
それこそ聞き身同士を東の物語に入れないよね。
でも、やってれば、
ほぼもうカバー領域になるじゃないですか。
で、あと水の要集の作品も、
ほぼカバー範囲に入ってくる。
いや、すごく広いね。
全然入らない。
いや、あと井上篠の東のの草草。
あれなんか最高だった。
そうなると、
それに含まれてないものっていうのが、
やっぱり気になってくるんですよね。
で、これは東の市街からも近いところにある、
ほどぼら稲荷神社があって、
そのほどぼら稲荷神社のさらに奥に、
高速大明神っていうのがあるって、
昔から言われてるんですけど、
めったなことでは人が行かない場所なんですけど、
この辺にあるよっていうのは、
八幡神社には伝わってたんで、
地元の下組町の人たちが、
30年前に行ったことがあると聞いたので、
それを頼って行ったんですけど、
で、これ実際の映像とか、
ポッドキャストとか残してあるんですけど、
簡単に活動報告で言うと、
八幡神社の神主の太田さんが、
なぜ高速大明神って名前なのかが、
一切記録がないから、
名前の秘密が知りたいですねってことで、
でも予想はね、
早って入ってるから、
東雲で早って言えば八幡さんだから、
なんか関係ないのかどうかと思って、
ただ八幡さんとの位置的には、
東雲市街ってかなり遠いし、
東雲市街から見えるのは甲子さんだけで、
八幡さんは見えない。
なんでここにあったんだろうね、
みたいなことを言ったんですけど、
そしたら登って始めて、
わかったんですよ。
ホドブライナイ神社の奥を歩いて行って、
目印がないから、
山の尾根を、
古墓が倒れてるところまで行くとか、
その言い伝えで行くんだけど、
その尾根筋に出た瞬間に、
高清水の向こうに八幡さんが見えたんですよ。
つまりそれは、
東雲市街から八幡さんを思える場所に、
八幡大明王寺があった。
すごい。
おそらくそういうことだろうね。
足を運ぶことによって。
はいはいはい。
すごい。
ちゃんと言っていいのかわからない。
足使わないんですよ。
出てこないですよね。
すごいね、感動的でしたね。
そもそもホドブライナイまで行けてないですか?
行けてない。
あそこは三宅の、
三宅ね。
鮭の背中に乗って東雲にやってきた、
サーモンボーイ。
サイモンボーイ。
最も大好きなエピソードの一つなんですけど、
サーモンボーイの三宅が、
お家を構えたところってのが、
今の阿多悟神社の元のところで、
その阿多悟神社、五百羅間、
ホドブライナイ神社ってあるんですけど、
ホドブライナイ神社ってのは三宅のところなんですけど、
三宅っていうのは、
阿多悟家の重要な家臣の人ってあるんだよね。
阿多悟家って、
今の栃木県の田野市から来た人たちだから、
1100年、12世紀くらいに来たんですよ。
当時の阿多悟家のお城構えってところってのが、
今の横田城だから、
高校時のあたりなんですよ。
ってことは、家臣はみんなそっちの方に住むはずなのに、
重要なポジションをあげていた三宅ってのは、
そこじゃなくて、
高校時からすると、
平野挟んで反対側ですよね。
なんでそこにあったのか。
早知寺さんを。
実は。
そういうことなんですか。
じゃないかと。
行けばそういうことを、
また覚えるようになってくるんですけど。
早知寺神社みたいな。
そういう感じですね。
早知寺神社自体は、
阿多悟でありますけど、
高谷大名人という神様なんで、
その市内から早知寺さんを望める、
高い位置から望める、
そういうところで。
ゲーム・オブ・ザ・ロータス・遠野幻蓮譚
東京も、
富士高とか富士山が、
東京から見れる場所になると。
ありますね。
富士見たりとか、
富士ってついてれば、
坂とかの関係がちょうど見えてくる。
そういう都の市内から早知寺さんが見える場所。
そうなんだ。
やばいです。
もう大輔さんは一回行かれて。
もう4人ぐらいで。
4人で行きましたんで。
本当に僕も写真チラッと見ましたけど、
マジで山の中です。
山の中というか道がないじゃないですか。
遭難する人の気持ちが分かりました。
道なくて、
尾根と谷とが複雑に組んでて、
どこ歩いてるか一瞬分からない。
でももう確実に行けます。
これ短縮したの?
早知寺。
そうなんじゃないかと。
僕はちょっと活動報告として。
ちなみにこの下組町、
この場所があるんですけども、
党の遺産ってあるじゃないですか。
党の遺産に申請しようかどうか迷って、
その申請しようという時点で、
もう25年ぐらい誰も行ったことがないから、
やめようか。
もう俺登録していこうか。
今回の発表みたいな。
絶対に申請したら行けます。
トピック、活動報告。
あと3つ目が、
年末ですけどもね、
ゲームオブザローターストーのゲインベンターっていう、
これは党の物語の第2話、
花をとった話に着想を得て、
やったNFTプロジェクトなんですけども、
遠野物語の複数のバージョン
これはその二次創作みたいなね、
とこがあるんですけども、
ちょっと活動報告として改めてですね、
花をとった話が記録されている、
前エピソード、
バーバーにあるので、
ネット上に一箇所にまとめておきましたので、
党の物語の第2話に書かれているやつは、
どんな方法でも読めるんですよ。
あと次に読みやすいのが、
未知の揚州の、
北国の人っていう、
北国の人。
北国の人ってこれ短編小説ですね。
読みました。
紀善の、
そうそう。
佐々木紀善らしき人が出てくる、
フィクション風なんだけど、
そうそう。
そこに、
未知の揚州が、
紀善から聞いたバージョンの第2話になっていて、
それはね、
ちょっと話の筋が違って、
ハイチェイサーをもらうのは長女になっているんですよね。
多少の筋の違いはあるんですけど、
でも、
これのほぼ、
聞き違いとかなんかあったのかもしれないけど、
その紀善から聞いたバージョンだろうと。
ただよく知られているように、
柳瀧邦は創作するわけですよね。
今宵、最も良き夢を見た。
ですね。
つまり、聞きたるままを書いているんじゃなくて、
感じたるままを書いちゃったから、
邦邦は感じちゃった。
邦邦のフィクション部分が残っているところ。
その後に、
3つ目に書いてあるのが、
これは井上篠が、
東野の草草っていうのに書いてあったんですけど、
生前は出版されてなくて、
亡くなった後に原稿整理をしていたら、
7年ぐらいかけて書き溜めていた、
柳田邦の東野物語に影響を受けて、
負けてなるものかと思ったのかどうかわからないけど、
書いた、
俺の東野物語がある。
それが東野の草ですよね。
どういう特徴があるかというと、
柳田邦の方は、
文学的なところに着地している、
いろんな表現とかも。
でも井上篠は研究者というか、
学者なので、
ちゃんと技術で構築したものを書き足している。
ちょっと読みづらいは読みづらいんですけど、
研究だから。
ただその分だけ、
この花を取った話、東野山座の信仰が、
どういう風にされていたかっていうのが、
かなり相当詳しく書いてあって、
柳田邦が端折った、
三女が花を盗んで、
ハイチェンさんをもらったわけですよね。
だからハイチェンさんっていうのは、
盗みの神様になった。
盗みの神様というか、
盗んでる人にも優しい、
女神様ってことになったんですけど、
その辺のエピソードなんかが、
たっぷりと集められていて、
実に読み応えのあるバージョンだった。
その後に佐々木紀禅が、
これは東野喜談っていう、
アンソロジーなんですけども、
そのアンソロジーの中に今だと読める、
生前出版されていないバージョンなんで、
2001年になって初めて、
僕らが読みやすいやつになったんですけど、
紀禅が書いたバージョンは、
やりたくにょのバージョンと、
猪狩のりバージョンの、
両方の良いところでして、
最も読みやすいバージョンで、
書いた第2話がいいね。
これ実は、
日本民族資料修正第15巻かな。
あれ出たのが1994年とかで、
東野喜談が出たのが2000年頭とかだったと思うんで、
実は最近になるまで、
4バージョンって読めなかったんです。
ここ20年くらいの話です。読めなかったんです。
そうするとそれぞれのバージョンに、
ちょっとした違いがあって、
なぜ違うのかっていうところから、
ちょっと感じちゃう部分。
その感じちゃう部分を、
ゲームオブロータスのストーリーの中に、
織り込んで、
なぜ柳田は夢っていうパートを加えたのかとか、
なぜ陽春は三女じゃなくて、
少女に結ばせたのか。
そんな理由なんかないんだよ。
本本と言えば理由なんかなくて、
引き違いかもしれないんだけど、
それに背景の事情を足して、
わかる。
わかる?
今感じました。
感じたままに感じちゃったんですけど、
さっきご紹介した旗矢の音の話も、
遠野物語の魅力
千日間かけて白い鹿を飛んだって話があるんですよね。
この話の類型は6パターンくらいあって、
とも語り32話のオリジナルがあれば、
紀善が聞き耳蔵書の中で語っているものがあれば、
違うバージョンがいろいろある中で、
微妙に最終的に白い鹿を撃つのか撃たないのかっていう、
オチが違ったりとか、
そのプロセスが分解していくと、
微妙に枝分かれしていくんですよね。
それをどこを採用するか、
いいですね。
このゲームオブズ・ロータスって、
去年出したのが第1弾のストーリーで、
神話の時代に生まれた3人が何度も生まれ変わりながら、
2020年の現在に生まれ変わって、
過去の記憶を少しずつ取り戻していく話にしようと思っているんですけども、
これをどう考えていくと、
柳田邦夫が東漫に来た時、
3回来てるんですけど、
その間に、その時代に転生した3人に一度会っている。
会った時に、盗みを働いたことによって、
三女はズルなし恋になっちゃったんだっていう風に、
既然聞いた話を聞きたるまま書くんじゃなくて、
この3人には深い事情があったのだなと、
何かしら感じるところがあった。
それで、夢によってっていう、
ちょっとまろやかにする一文を加えたという設定をしてはどうか。
一方、要衆も東漫に来てるから。
要衆も会った。
要衆が会った3人は、
会う人によって性格が違く見える。
要衆には、盗ったのは長女。
思わせる子は何かみたいな話。
それぞれがなぜ違うバリエーションを書くことになったのかっていう背景ストーリーは、
そこはちょっと僕が感じさせていただいて。
僕と僕らの感じさせていただいて。
ゲームオブザロータス 対照時代編
2023 to 1926
1926の時代の記憶を取り戻すという大変なストーリーを
秋に向けて作っていこうと思うんですけど。
1926年というのが、
柳田邦を3回目に東漫に来た。
その最後の年で。
これなんで来たかというと、
伊能神織の葬式に来たんですよ。
柳田邦が尊敬してやまなかった伊能神織が死んだ年に来て、
その時に東漫のクサグサっていう、
さっき言った話に発表原稿だったということなんですけど、
あれの大量の原稿があることに衝撃を受けて、
神織先生の原稿を世に出すと言って、
その葬式に挟まった人たちが、
神織先生のあれを復刻していくっていう。
その時に柳田邦が知らなかった第2話の話とかも出てきて、
戦慄する。
国を見たり戦慄する。
もう俺今喋ったから満足してる。
作んなくてもいいぐらい満足してる。
エモいでしょ?
これエモいんですよ。
去年出た現代編は単なる自己紹介。
3人の自己紹介だけですよ。
こっからなんですよ。
去年の活動と今年作ったことと、
それの準備として4バージョン、
抜き出しておいておきました。
すごいですね。
面白い。
エピソード4からエピソード1に行くような。
第2弾と第3弾は、
暗黒時代のとおり。
南部家の空白の時代。
ヌイがいた時代に行く。
なんでそういう時代に行けるかというと、
この3人のキャラクターが遠野旅行に来て初めてだった時に、
遠野物語の本を手にして、
それで思い出した。
前の人生のことを思い出した。
大正時代編は何かというと、
アスルマ後輩との副写を見るっていう。
ゲーム・オブ・ザ・ロータス 大正時代編
それによって、
17世紀のことを。
本によって何の力を持っているか。
第2弾のアイテムに、
アスルマ後輩と言ったアイテム。
すごい。
大正時代のストーリーは、
歴史もちゃんと記載されている。
ちゃんと記載されている。
都市とフィールドワーク
素晴らしい。
イメージがいっぱい出てくる。
洋酒、気善、蚊の利。
私天皇。
僕の愛する、
遠野文化とも。
遠野市民会員は、
年間2千円。市街の方は3千円。
2大ユーティリティー。
1個が博物館。
そうなんだよ。
佐々木気善賞の作品集が毎年、
年に1回、ちゃんと郵送されてくる。
これ入らないと損です。
結構、博物館、何回か入りますからね。
しかも、本の製作費と本の送料価格。
いや、そうですよね。
驚きのやさしさ。
これに小池さんの論文とかも載ってますからね。
ぜひ読んでください。
はい、読みましたよ。
ありがとうございます。
これ見るたびに思うんだけど、
僕ら今回、このショーリングでやっちゃってしまったんですけど、
こんなに僕らの知らない人たちが、
佐々木気善賞に熱意燃やして応募してるのか、
ってことに戦慄するわけですよ。
どうなんですか?
下手したら尾田美里さんと小池さんしか応募してないみたいな。
そうですね。
作曲に陥りがちなんだけど、そんなことはなくて。
裾野が広くて。
全国つつ裏裏から応募があるんですよ。
ですよね。
去年でも90何人も応募してる。
俺、2年前のニコライン・ネフスキーが東京に来た時の
足取りを想像しながら書くって作品があって、
それは赤坂先生も驚愕してた。
そんなもの今までなかった。
そういう受賞者の方というか、
受賞者の方だけじゃなくて、
90何人の方々とあんまり接点が
今までなかったかもしれないですね。
今年もまた受賞者の会をやるので、
ぜひ。
ファンの前とその感じで、
小池さんがいて、おだゆいさん。
はい。
言葉が苦手というタイトルで。
言葉が苦手。
俺はベラベラ喋っちゃってる。
言葉が苦手な人にも優しい会にしたい。
はい。
研究者は致命的なんですけど、
絵で描いたり。
でも書くのは得意じゃない。
フィールドワーク。
ぜひ。
ご注目ください。
俺なんかこの既成賞とかも、
全作品にオーディオコメンタリーつけたいわよ。
感想をお伝えしたい。
受賞者にみんな喜びますよ。
大輔さんの感想すごい嬉しい。
本の感想すごい嬉しい。
ちゃんと知ってる人が多い。
私もすごい嬉しかったです。
作品に込めた作者の思いというか、
都合を適切にフィードバックして。
そんな偉そうなことはできませんけど、
単にファンの目線として面白かったところを言うだけなんですよ。
いやいやいや。
まず送って30分で読んで、
感想を送ってくださる。
朝目覚めたら、
6時半くらいのベッドで目覚めたら、
小幸さんからPDFの論文が出てきて、
ベッドから出ないのにスマートフォンで。
あれ何ページでしたっけ?
あれ2万字ですよ。
2万字のPDFをスマホサイトで全部読んで、
感激して送りました。
ありがとうございます。
審査員補助。
感想を。
僕は作る方なんで。
そっち側には行きたくない。
未発表に限るっていうね。
1文さえなければ毎年やる作品。
この本も本当に初めてだと思うんだよね。
大賞ですよ。
大賞に恐縮ですけどね。
そのくらいの気持ちで作ったんですけど。
俺タコハエ大名人なんて何らかの賞にかするくらいの気持ちで。
発表しちゃうんですよね。
賞にかすらないんですよ発表しちゃうから。
SNSなんかあるから考えたんですね。
もうちょっとタイミングが絶妙なんだよね。
5月6日。
国予算を感じたるままを書いている。
そこね。
本当に初めて解説してくださってましたよね。
感じたるままってどういう意味なの?
82ページですね。
基本が語って
柳田が書いたということで
聞いたままを書いていたら
聞いたままを書きたいと
聞いたままを書きたいと書いているけれども
なぜ感じたるままと書いたのかというと
いろんな研究者の方が指摘しているポイントであるので
国予のフィルターを完全に通って
彼が作ったということであった。
ということで言うと
歴史的に言われているけれども
感じたるままに興味を
表現したり語ったりして
厳やで考えている。
ねえ、小池さん。
国予の出身は神戸ですか?
福崎ですね。
福崎といえば
福崎町にあります
神戸医療未来大学というところで
妖怪学というタイトルの講義を
持たせていただくことになっております。
もう私の報告いいです。
柳田、
どうぞ。
どうぞ。
どうぞ。
柳田さん大都市を
またに帰ってきました。
もうちょっとあるよね。
長野今はですね。
すごいことになってますね。
小池さん。
柳田の後追いをしてます。
ジュレーブにも行かなきゃ。
そうなんですよ。
ジュレーブ行ってます。
海外にも行きます。
最後に一言ずつ
宮本さんから順番に一言ずつ
お話をいただいて最後に締めていこうかと思います。
今日いかがでしたか?
僕が入らないようにしてたと。
大阪市だとそうですね。
小池さんの党の物語の話とか
柳田企画議員の話とか初めて聞いてて。
そうですか。
小池さんはこんなにいろいろやってる方なんだなって。
今回結構びっくりした。
初めて知ったことがすごいいっぱいあって。
楽しそうでいいなと思ったのと
富川さんと一緒したり大輔さんとも
一緒に制作させていただいた部分とかもあったので
僕ももうちょっと
まず歩きたいなと思いました。
全く早代明神。
最初に歩きたいのは
富川さんはフィールドワークからでしたけど
僕は周りの皆さんから話を聞くことから始まって
いよいよ歩きたいです。
気になりました。
野に出ましょう。
ありがとうございます。
じゃあ富川さん。
クレーンってリレーみたいな感じだなと思ってて
キゼンが語った話でさえ
キゼンも誰かに聞いてるわけで
その語り手がいてキゼンが聞いてて
キゼンの話を聞いて柳田が書いてて
柳田の本を読んだ僕がまた書いてるっていう
なんかこう
すごいか視点バトンが出てきて
気がするなって
僕がまた書いてるのを森内さんが何かに書いてるっていう
そういうリレーが
それぞれがきっと自分の感じたるままに
表現してどんどん蓄積されてると思うので
なんていうかそういうきっかけを
鎮守歩行的な
ストリートな感じで
もっといろいろ動きとして生まれていくといいなと
思いますし
そういった動きが宮本拓実さんとやられてきて
ありがとうございます。
富川学の物語創作と研究
じゃあ一郎さん。
どうですか?
今日は本当に初めてだと思ったり
楽しい感じで
ぜひ今日は買わなきゃとね
全然まだしばらく動いてなかったんですけど
やっとチェーンに許可をもらいましたので
まだ大丈夫ですか?
大丈夫です。
じゃあこれを機にですね
シリアルナンバーを
購入しないといけないそうで
どういうナンバーにしていただけるか
楽しみにしてますので
116かな?
161かな?
169かな?
残念ながら
あるか。
ありがとうございました。
じゃあ千恵美さんも
僕は千恵美さんのメールアドレスを詰めるのがいいなと思っています。
メールアドレスに東道のあたりって入っている人が
広瀬と言うけども
そうそういないと思うんですけど
その愛のほうを
なんてこと?
ここで浅い知識しか持っていない
そんなことないんですよ。
私の東道の物語との出会いっていうのは
2018年に
まだ駅前にマイケルズカフェがあって
石野さんとのノート作成と妖怪研究
英会話教室を夜にやってたとこを
英語で東道のあたりを語れという
課題が出ちゃって
一生懸命そこから
図書館に行ってイラストを書いたとか
そういうので必死に勉強して
それを英訳して
まさか狼を原骨で挑んで
口の中にガッと入れるみたいな
話があるなんて
初めて知ったよみたいなことを
どっちも二人で英会話教室に
英訳してる経験がある
これは素晴らしいですね
そこから入るという
アサイところなんですけれども
こうやって本がカラフルに出来上がって
確かに今までの手に取ったものとは
印象が全然違う
漫画とはまた違うニュアンスで
ビビッドだみたいなので
とても楽しみに
石野さん方から私の本を借りてみます
ありがとうございます
小池さんもご感想をお願いします
ありがとうございます
私としてはやっぱり
富川学がこういう緊急に限りなく近い
一般向けの本を出しつつ
物語を創作しているというところが
やっぱりすごい面白いなと思って
確かに両方ね
この間妖怪学の第一人者の
小松先生もやっぱり
伝承っていうのは
普通に歴史書とか文献とかもあるけど
やっぱり創作物のアニメとか
どんな形態であれ
やっぱり伝承の一部だということを
話されていて
それはやっぱりそうだなと思って
もうどっちも楽しみです
ありがとうございます
ありがとうございました
研究ありがとうございました
研究させてください
私まとめじゃなくて
今後こうしようと思っているところですけど
去年ゲームのザ・ロータスっていう
創作をやるにあたって
東の野たり関連の資料を再び買い集めたところ
過去1年で超えてしまいました
過去21年間で読んだ札数のうち
最後の1年で半分読んでるぐらい
過去1年めちゃくちゃ読んだんですけど
その成果をどこにも発表せずに知ってしまって
それがこの後のゲームのザ・ロータスの
ストーリー開発に役立つんですけど
それとは別に
アートブックしようと思ったのが
手元に2,300冊あるんですけど
いくつかの系統に分けることができて
すごく面白いものもあれば
まだ読まなくてもいいものがいるぐらい
どっから読んでいくといいかなっていう
ブックガイドを
自分のために作って
初めてのドーモンあたり
結構あるんですよね
全部振り直して
全部ロードするための
石間さんがやってるやつとか
初めて系の系統と
あとは創作系
森山大道とかあれも写真による再創作
創作系とかあるんですけど
その系譜と
紙物になるという形で
今ノーションみたいな
インターネット小僧みたいな
つまりデータベースにしなきゃいけないので
著者名発行年何とか
データベース作った後に
最後ノートとか
有名性図に行ったんですけど
一応それをやろうかなと
めっちゃ助かります
最近記事で読んだんですけど
台湾の妖怪研究研作家の方
大輔さんみたいな人だと思うんですけど
1985年生まれの人で
妖怪のテーマにした小説を書き始めたら
いやいやそもそもまとまってないやと気づいて
台湾の妖怪の図鑑を作った人がいるんです
その人猪狩猛では間もなく死そう
そうです
記事を読んだら参考にしたのが今日の物語
いつか会うことになる
台湾にも我々行かないと
シーバソンと台湾の関係者の話を
データベース超楽しみです
そうですね
研究者とか作家とかだと
他の人の本をそういう風にするのって
いつも中立
何言ってもいい
それを手掛けて
3ヶ月以内には
研究しやすくなります
やろうかな
ちょっとお時間オーバーしてましたが
楽しい会でした
ありがとうございました
細々とでもいいから続けて
記録残しておこうかなと思います
ありがとうございました
48:52
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