2021-04-10 12:29

コピーライティングとパブリックスピーキング力は直結するのか?

「コピーライティングスキルを磨けば、

パブリックスピーキングが上手になる」


という言葉をよく耳にすることがあります。


それは果たして本当なのでしょうか?


僕なりの見解についてお話しします。

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こんにちは、アポロです。
今日はですね、コピーライティングとパブリックスピーキングが直結するのかという話をしていきます。
よくですね、コピーライティングを学んでいるとこういうことをですね、耳にすることがあると思うんですけど
コピーライティングを学ぶとパブリックスピーキングを上達しますよみたいな風にね
言っているのを聞くことがあるかと思うんですけど
これはですね、半分正解で半分間違いじゃないかなというふうに僕は思っているわけですね。
というのはですね、そもそも書く力と喋る力というのは直結してないんですね。
書くのが上手だから話すのが上手になるかというと必ずしもそういうわけではないんですね。
一番わかりやすい例で言うと、例えばですね、じゃあもし書くのが上手なんだったら
おそらくそのドラマのですね、脚本家が一番ですね、優れた演者ということになりますね。
脚本家が脚本を書いているわけだから演者よりもよりですね、話すのが上手なわけじゃないですか。
でも実際はそうじゃなくて脚本家っていうのは書くプロだけども演じるプロではないわけですね。
喋るプロではないわけです。で、俳優とか女優とかっていうのは演じる方ですね。
喋る方のプロだけど書く方のプロではないわけですね。そこは直結してないんですよ。
別の例でですね、また話をすると、例えば英語ですね。英語を勉強している人はわかると思うんですけど
英語の読み書きができるからといってスピーキング力とかって全然こう上がってないと思うんですね。
日本人って読み書きばっかり勉強するから全然英語が喋れるようにならないんですけど
英語を読んだり書いたりできるからといってじゃあ英語ペラペラ喋れるかといったらそういうわけじゃない。
むしろ大半の人は読み書きはできるけども全く喋れないっていう状態なんですよね。
だから読む力と書く力っていうのは基本的には直結してないわけです。
ただコピーライティングを学ぶと、どういうことを語ればいいのかとか、どういう順序で物を話せばいいのかとか
そういう話す内容を組み立てる能力が磨かれるので、そういう点においては上達するかなと思います。
これを話すときに台本を作ったりとか作らなかったりってあると思うんですよ。
自分の好みに合わせてやればいいとは思うんですけど、基本的に台本ばっかり読むとどういうことが起こるかというとですね
台本を読むのは上手になると思うんですけど、トーク力は磨かれないんですね。
台本をしっかりきっちりと作って、じゃあこういう形で話していこうっていうふうになったときにですね
それを読むっていう能力はすごく上手になるかもしれない。
本当に自然な感じで読むっていう力は身につくかもしれないけども
自分の頭で考えながら、喋りながら考えると同時並行でやるっていうことができなくなるわけですね。
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だから何かちょっとアクシデントが起こったりとかハプニングが起こったときにもうあわあわしてしまう。
急に頭が真っ白になってみたいなふうになるじゃないですか。
なので基本的にこんな感じで台本とか作るなとは言わないですけど
それを読むだけであれば全然トーク力は磨かれないわけですね。
あとですね、例えばコピーライティングとかであれば
ライティングじゃないですか。
ライティングって極端な話ですね。
何時間でも何十時間でもかけてゆっくりですね文章を書いていくことができるんですね。
例えば書き足しの1行目の文章を例えば10時間かけて考えて書いたとしますよね。
その後2行目の文章をまた10時間かけて考えて
やっぱり1行目の文章気に入らないからやっぱり修正してっていうことができるんですよ。
だから極端な話、どれだけでも時間をかけてじっくり文章を組み立てることができるんですね。
ライティングの場合っていうのは。
それをパブリックに公開するまでは何度でも修正できるし
何時間何十時間でもですね時間をかけることができるわけです。
でも話す時ってのは違いますよね。
こういう感じで流れるように喋らないといけないから
じゃあ1言目何喋ろうって感じでじっくり考えることもできないし
じゃあ1言目喋った後にじゃあ2言目何て喋ろうってね
何時間も考えることができないですね。
1回喋ってしまったことは間違えてからやっぱりさっきの修正しますみたいなこともできないと思うんですよ。
だからライティングはねじっくりとそうやって時間をかけて文章を考えることができるし
ちょっと気に入らないというか間違った部分があればいくらでも修正ができるんですけど
スピーキングってのはそうじゃないですよね。
常にこう流れるように喋らないといけない。
そんなゆっくりと時間をかけてですね喋ることを考えている余裕はないわけです。
なんで基本的にですねもうそもそもそこは違うわけですよね。
ライティングとスピーキングっていうのは。
なのでスピーキングが上手になるためにはですね
やっぱり自分で自然に言葉が出てくるようにしていかないといけないわけですね。
僕自身もやっぱり最初はすごく話すのが下手くそだったんですよ。
過去にも話したことあると思うんですけど僕が日本にいたときにですね
ツアーコンダクターという天井員と言われる仕事をしていて
お客さんの前にマイクを持って喋ってたりする仕事をしてたんですよね。
やっぱ最初の頃って全然喋れないし
言葉出てこないし真っ白になるしみたいな感じだったんですけど
もうそれを回を重ねているごとにですね
何も考えなくてもスラスラ言葉が出てくるようになるんですよ。
それがあるから多分今こういうふうに喋ることに対してはあまり苦痛を感じてないというか
スラスラと言葉が出てくるようになると思うんですけど
何か物を見て喋るっていうことに慣れてしまうと
そういう能力が磨かれないんですよね。
もしあなたが例えばポッドキャストとかYouTubeだけでしか
私は喋りませんって言うんだったらいいですけど
例えばセールストークとかあるいはセッションですね。
コーチとかコンサルの人だったらセッションとかもありますし
もちろん直接のコミュニケーションもありますよね。
あるいはセミナーをする場合、自分がセミナー講師の場合っていうのは
お客さんいますよね。
そういう時に毎回毎回台本のようなものを見て
箇条書きでもいいです。箇条書きの台本でもいいですけど
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毎回セールストークのためにちょっとすいませんって言って
カバンから紙出して箇条書きにしたものを見ながら喋るのかとかね
セミナーも毎回毎回台本的なものを見ながら喋るのかとか
もちろん多少の観点を準備していてもいいと思うんですけど
ずっとそれを見ながら喋るのかとかね
っていう感じになるじゃないですか。
だからその辺でアドリブ力は効かない。
特にそういう対人コミュニケーション、セミナーとか
そういうものも結局パブリックスピーキングの一部になるわけだから
そういうところの生きたコミュニケーションっていうのは
相手がいるんで、いつ何時どういう反応が返ってくるかわからないわけですよ。
こういうインターネット上の情報発信の場合であればですね
一方通行の喋りになるから
自分の喋りたいことを自由に喋ることはできるわけですけど
そこに相手が介在する場合はですね
相手の反応によって自分の喋り方を変えないといけないんですよ。
だから台本とかを読んで喋るっていうのは
そういう一方通行で自分だけ喋る時っていうのは
上手に喋れるかもしれないですけど
イレギュラーなことが発生する
要するに対人コミュニケーションが入ってくると
イレギュラーなことが発生するじゃないですか
予期せいの反応が返ってきて
その時に何も出てこなくなるんですよね。
そこでアドリブ力というか
臨機応変に対応する力っていうのは
普段から磨いておかないと
マニュアル人間とかテンプレート人間になってしまうと
そういう力が磨かれないんですよ。
結局、全ての最終的にどんなことであっても
最後は喋るってことに集約するわけですよ。
ライティングで集客しても
最終的にセールストークをしたりとか
セミナーしたりとかお客さんとコミュニケーション取ったりとか
毎回毎回お互いにパソコンでメール送りあってやるのか
っていったらならないじゃないですか。
直接喋ったりしないといけないわけだし。
そういう力が磨かれないんですね。
なので、もちろん台本作るなとか
テンプレートにこだわるなとか
っていう風には言わないですけど
そういうものばっかりに依存していると
いつまで経っても上達しない。
こういうインターネットでの情報発信
ぐらいまでであればできるようになるかもしれないけども
最終的に直接のコミュニケーションとか
お客さんを目の前にして喋るときっていうのは
そういうことができなくなるわけですね。
だからTPOに合わせて臨機応変に喋るというのが大事なんです。
スピーチみたいなパブリックを目の前にしても
一方通行で喋るもの。
そういう相手からの反応が返ってこないものであれば
台本をしっかり準備しておいて
喋るっていうのはすごくいいかもしれないけども
相手もこっちに何か反応を返してくる場合っていうのは
しっかりとそういう臨機応変に対応する力
アドリブ力みたいなものを見かけておかないと
結局何も喋れないという風になっちゃうわけですね。
その型にこだわるっていうのは
時には必要かと思うんですけど
一つ気をつけないといけないのは
テンプレートはいずれチンプ化するってことです。
型とテンプレートって微妙に違うんですけど
ここでは同じものと定義して話しますけど
そういう型があるじゃないですか。
いわゆるテンプレートってやつですよ。
こういう形でやりましょうみたいなものがあると思うんですけど
それってチンプ化するんですよね。
例えばコピーライティングにもいろんな型がありますけど
もし全ての人がこの型すごい効果が出るから
じゃあこれ使おうって言って
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全員がそれ使ったらどうなるかっていうと
見る側からするとまたこれねみたいな感じになるわけですね。
例えば自分がデートしてて
デートマニュアルにこういう順番で話しましょうみたいなのが書いてあるから
それに従って喋るとしますよね。
最初の1,2回はそれでうまくいくと思うんですよ。
でも会うたびに毎回毎回
その同じパターンの喋り方をしてたら
何この人みたいになると思うんですね。
人間味が感じられないし。
それが結構問題なんですね。
みんな同じことをやりだす。
テンプレートってことはある程度ね
使っている人の数がいっぱいいるわけだから
それがみんなが使うようになると
もうなんていうんですかね
ワンパターンになってしまって
もう聞く側もね
まだこれかってなってしまうわけですね。
だからそこはしっかりと気をつけていかないと
型にこだわっていればいいのかっていうとそういうわけじゃない。
やっぱり自分のオリジナリティーも出していかないといけないし
なんならですね
僕たちっていうのは自分のキャラクタービジネスでもあるわけですよ。
そこに個性を出して
人一人の喋り方とか
もちろん声もそうだし
喋り方の特徴とかね
使っている言葉とか
いろんな癖とかって違うじゃないですか。
そういうところにやっぱり人間味を感じたりとか
その人を好きとか嫌いとかっていう
判断する材料になるんで
それがみんながですね
同じような型で
同じような文章を読みながらね
喋るだけってなると
そこに個性が生まれないんですね。
喋るのは上手だけど
なんかこの人全然個性が感じられないとか
ってなると思うんですよ。
そうするとキャラクタービジネスとしては失敗ですね。
ちょっと若干話はそれますけど
例えば今のアイドルとかね
僕なんかもう
今の若いアイドルの人とか見ても
誰が誰か違いが全然分からないんですけど
それってやっぱ個性がないからと思うんですよ。
顔とかね
見た目でいうとかなりイケメンだったりとか
美人だったりとかすると思うんですけど
一人一人の個性が際立ってないから
なんかみんな同じ見えたりするんですね。
でも昔の例えばスマップとか
そういうアイドルとかって
やっぱり一人一人個性が
すごい強いじゃないですか。
だからすごく
際立つんですねそれが。
だからその
例えばテンプレートが優れているというのは
要するにその見た目ですよ。
顔がイケメンだったら
じゃあみんなねいいのかっていうと
みんながイケメンだと
なんかもう誰が誰だか分かんないみたいな風になると。
それに近いような状態。
まあ例えばね
いいかどうかは分かんないですけど
そんなような状態ですよ。
だからどんなに見た目が良くてもね
周りがみんな
同じような顔した人ばっかりだったら
なんか
もう誰が誰だか分かんないみたいな風になっちゃうわけですね。
もちろん好きな人はその区別が分かるでしょうけど
一般のパブリックの人からすると
よく分かんないわけですね。
結局それで印象に残らない。
この人名前なんだっけとか
そういうこともあると思うんですね。
名前も覚えられないみたいな
風になっちゃうんで
そうするとやっぱキャラクタービジネスとしては
失敗なんですね。
僕たちは情報発信をして
自分自身も消費の一部であるから
いかにそのね
自分の個性を出していくのかってことは大事ですので
上手に喋れればそれでいいってわけじゃないですね。
僕たちは決して講演家でもないし
言語学者でもないと。
なんで別に上手に喋る必要はないし
自分を要するに好きになってもらうとか
そういうとこも大事になってくるわけですね。
なので
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喋るときは
もちろん最初はね
慣れてないうちはそういうものに頼りながら
喋るのもいいけども
やっぱり僕も長年お客さんの前で
喋ってきた経験を通し入れることは
やっぱり自分の言葉で喋るってことが
すごく大事だし
そういうことをやってると
アドリブ力がつくなり
臨機応変に喋れるようになるんですね。
なのでぜひですね
ある程度喋るのに慣れてきたら
自分の言葉で喋るってことをですね
やってほしいと思います。
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