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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で 多様な視点を提案するコーナー、Catch Upです。
月曜日の担当は、今日が最後のご出演となります 音楽プロデューサー・松尾潔さんです。
松尾さん、今日のこの時間の最後の話題は何でしょうか。
はい、この番組で2年半ですかね、本当に、
何の僕の中で障害とか厄介なことを考えることなく いろいろお話しさせていただきました。
そのことに、まず本当に、リスナーのみなさん、 そして番組を支える佐藤さんをはじめとするみなさんに本当にお礼申し上げます。
はい、ちょっと硬い言い方になってしまいましたけれども、 この番組で一貫して僕が言ってきたことっていうのは、
ブラッシュアップとCatch Upを合わせてってことになるんですけれども、
僕は音楽プロデューサーということで、 普段は音楽を作ることに従事してきたんですが、
数年前からですかね、随分前からなんですけれども、 社会とか政治と呼ばれるような領域のことに関しても、
SNSをやるようになったもんですからね。
気楽につぶやいていたんですが、 それが破例書を残すことがだんだん増えてきて、
あれ、そんなにこういうことを言うのって、 みなさんそんなに抵抗あるのかなと。
もちろんそうじゃなくてね、私も支持してますと よく言ってくれたっていう方もたくさんいらっしゃるんですけれども、
さっきのブラッシュアップでも話しましたけれども、 テイラー・スイフトがずっといろんなことを言わずに来たというのは、
やっぱり自由の国はアメリカといっても、
アメリカの中でもそういうのはあまり心よく思ってないという人もいたということなんですね。
例えばさっきお話ししました民主党っていうのは、
アメリカのR&Bとかヒップホップの親和性が高いということで、
バイデンさんのとき、4年前のときだって テイラー・スイフトはその支持を明確にいたしていたし、
テイラーはR&Bじゃないんですけども、カントリーですけど、
メアリー・ジェイフ・ライスとかヨンセとかっていう人たちの存在もありましたけど、
一方で共和党はどうかっていうと、
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共和党はわりと支持者の中でも、
著名なアーティストが政治的な意見を表明することを あんまりよくないと言ってる人も少なくないんですよね。
それはなぜかというと、
テイラー・スイフトがそういうんだったらそれがいいことなんだろうって 非公正視する人たちたくさんいるじゃないかと。
だから共和党は音楽をメインテーマに掲げるというよりも、
わりとBGMのような形で使うことが多いという指摘もありますね。
これはこれでまた一理あるのかなと。
ただ曲の選び方っていうのが、
例えばトランプさんだったらYMCAを使ったりするんですけど、
YMCAのアーティストであるベージュ・ペイプルは、
いやいやこんな使われ方不本意だって怒っちゃったりするっていうのもあったりして、
改めてね、よく作る人と音楽は別行だとか、
その人が何かやったとしても音楽に罪はないとかね。
今も僕の大好きだったアーティストのディディっていう人が、
アメリカで逮捕されて大変な騒ぎになってます。
話し出すと時間が足りないんであれですけど、
ディディに一緒に関わった曲を、
これからこういう公共の電波でかけてよいものだろうかっていう論議なんかも今盛んになってますが、
日本においても、今でもなくこの番組でも追及してきました、
ジャニー・北川さんの性価買い問題っていうのもありました。
あります。今でもあります。
僕が何を言いたいかというと、
僕は自分は音楽をやってますから、
音楽を作ってる立場で、その立場ってことを明らかにした上で、
今の社会とか政治に対してこう思いますよってことを言うことをやっていきたいし、
そういう場を提供してくれたこのグループに対して、
リスペクトを持ってるってことを言いたいんですが、
残念ながら今週でこの放送終わってしまいます。
ブラッシュアップ、ケッチアップという二刀流でやらせていただきましたが、
なかなかその形を守るのが難しくなったんで、
今週で一回区切りをつけますが、
西日本新聞で、先週僕お伝えするの忘れたんですが、
先週の火曜日、放送の翌日から、僕の新伝採というのが始まりまして、
メロウ・レズルグさん。
これまさに読むグロウアップというところなんです。
その中の一節を最後に田畑さんに読み上げていただきたいなと思います。
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では抜粋して読みます。
政治的中立とは何だろうか。
政治的意見を持たないこととニアリーイコールで捉えられていないだろうか。
それが証拠に、ノンポリ、つまり政治には無関心に見える音楽人は、
叩かれぬどころか音楽に専念するプロフェッショナルとして称賛されるほどだ。
だが僕に言わせれば、ノンポリもまた政治の現状をゼとするメッセージを表現してしまっている。
それがどんなに消極的であっても、言語化された意見がないから中立という理屈はおめでたすぎる。
そうですね。
何を言いたいかというと、
政治に対して無言を貫くことができるとしても、そんな人でも無関与であることはないよということなんですよね。
ですからだったら、さっきのテーラーのように、
自分を巡る本当の自分とは違うというような噂を立てられたりしないように。
あるいは、あの有名人じゃなくても、
あの人ってああいう音楽好きだから、ああいうファッションしてるから、ああいう人なんだよねっていう決めつけにきちっと抗う。
抗うためのツールとして自分で言葉を持って走っていきましょうよっていうことをね。
僕の場合は音楽の仕事をやってますけど、皆さんそれぞれご自身のなり合いがあろうかと思いますが、
その場所からその人ならではの言葉で、
世の中に対してきちんと物申すっていうそういう社会が実現できれば、
この日本で暮らすというのも、今よりもっともっと必ずとして良くなるんじゃないかななんていうふうに思う次第なんですね。
松尾さんにこのグロウアップ開始当初からご出演ここまでしていただいて、
本当に声を上げることの大切さっていうものを教えていただいたなと思います。本当にありがとうございます。
ありがとうございます。この番組で語ってきたことが今年の頭に一冊の本にもなりました。
本当に僕としては福岡の朝の番組でしゃべったことが全国的な反響を得て、
こういうストーリー、こういうナラティブと言ってもいいですけど、僕は光を見出すような感じもしておりますので、
これからも僕はグロウアップから何かを声がかかればかからなくとも番組に聞いていきますし、
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何かまたお話できたらなと思っております。
このご縁はぜひつなげていただければと思います。
松尾さん本当にありがとうございました。
この時間松尾清のキャッチアップ最終回お送りしました。
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