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この時間は、松尾潔のCatch Upです。
さあ、松尾さん、この時間はどんなテーマで?
あ、聞こえますか?
お待たせいたしました。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、この時間はどんなテーマでしょうか?
本日、1月22日に88歳のお誕生日をおめでたくお迎えになりました。
作詞家、音楽評論家として、もう本当に有名な方ですね。
湯川れい子さんの曲を振り返りたいと思います。
はい、この問答無用のヒット曲、Runaway。
この曲を作詞された方であり、
そうですね、このRAT & STARと今は名義が変わってますが、
当初、シャネルズという名前で世に出たわけですが、
彼らのデビューヒット、Runawayから、
Tonight、Machikado Twilight、そしてHurricaneなんて実作というので、
湯川れい子さんのアメリカンポップスを思わせる日本語の歌詞っていうのは、
もう一つのカルチャーを形成したと言っても過言ではないことなんですが、
やっぱり作詞家として大変有名な方なんで、
作詞家としての代表曲をいくつか挙げてみますと、
そもそも湯川さんが最初に作詞を始めたのは、
エミー・ジャクソンという人の涙の太陽っていう曲だったんですね。
これは日本語歌詞が有名なんですが、元々は英語で作られた曲なんですよね。
いってみましょうか。
いわゆるベンチャーズ歌謡と言われた、エレキな歌詞ですね。
これは今、エミー・ジャクソンさんというふうに申し上げましたけれども、
日本在住のおじいさまがイギリス人だったかな。いわゆるクォーターと言われてる。
湯川れこさんがラジオDJとしても大変キャリアの長い方なんですが、
そのラジオの仕事を通じて、今ラジオ日本と言われている、かつてはラジオ関東と言われていたラジオ局があるんですが、
そこで番組のアシスタントを務めていた、
ふかつのエミーさんという人に、今度はちょっと英語で歌ってみない?って声をかけて、
それで歌ったのが涙の太陽と昭和40年のことなんですが、
戦後まだ20年ぐらいしか経っていない時に、
アメリカンポップスとかもっと言うと、英語で歌われる曲に対しての憧れがある時代ですよ。
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その時代に、いかにも海外でヒットしたという体で出した国産の英語の曲だったんですね。
時代を感じさせますね。
それに詩を提供したというのが湯川さんの、それまで音楽評論家とかラジオDJがメインだったお仕事から、
作詞ってところに踏み出してきっかけだったんですが、
これこの涙の太陽っていう作詞をした時は、湯川玲子っていうお名前、そのまま出したんじゃなくて、
RHリバースっていう、いかにも海外の人みたいな体で出たんですけど、
これ湯川さん、つまりこのお湯ホットリバース、
玲子ホットリバースって呼んで、RHリバースっていう。
シャレですね。
これ、エミリー・ジャクソンさんの英語バージョンと、青山由美知さんって方の日本語バージョンって出して、
この日本語バージョンは後に、僕が子供の頃、アンザイマリアさんっていう人が歌ってましたね。
いろんな人が後にカバーしてますけどね。
で、これで、あ、湯川玲子さん、作詞いいじゃんって話になって、
この業界からダーッと、ちょっと話題になった人のところにバーッと仕事行くっていうのは昔も今も変わんないわけですが、
そこに彼女は広角打法でどんどん答えていくわけですが、
特にやっぱり女性が歌う曲っていうので、発揮した方で、
アン・ルイスさんの六本木真珠とか、
松本優さんのセンチメンタル・ジャーニー、これだけでも幅広さが違いますけど、
アン・ルイスさんの六本木真珠なんていうのは、耳を傾ければよくわかりますけれども、
その後、世界的に台頭することになるフェミニズムっていうのをかきがけていたような、
男女間の恋愛ですとか、恋愛を含む共同体を形成するにあたって、
女性外日社チブを取っていくことはあってもいいじゃないかという。
それは決してメインになってないにしても、横糸にすっと織り込まれていたりしたのが、
ちょっと湯川さんの特色なのかなという気がしますし、
湯川玲子さんの名前を決定的にした曲として、
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小林明子さんの「恋に落ちて」っていう。
これなんて、一番は日本語で歌って、二番は英語で歌いだすっていう、
一曲で、湯川玲子さんの作詞家としての奇跡を詰め込んだような曲なんですが、
これはご存じの方も多いでしょうけれども、
金曜日の妻たちへっていうテレビドラマシリーズの、
シリーズの第3弾で使われてたんですが、
まさにあれですよね、1985年の曲ですけど、
日本がバブル経済に向かう前夜ぐらいの感じですが、
戦後40年経って経済的にもある程度、
街のインフラも整った日本で、
車とかテレビとかもちろんくまなく行き渡った後に、
専業主婦と言われているような人たち、
それまで男の人に従属するような形で、
一日の多くの時間を過ごしてきた人たちが、恋愛の自由があってもいいじゃないかとか、
人生で新しい軌道に立った時に、
安定性を欠く方を選ぶとしても、それはまた人生じゃないかみたいな、
そういうドラマだったように思うんですが、
この曲、主題歌は恋に落ちてっていうのも、
そこに抗抗しているようなところがあって、
この頃の伊河さんの歌詞を見てみると、
本当は時代の産物という印象も強いですが、
それ以上に、その後、さほど珍しくもなくなる、
濱崎あゆみさんとか田田ひかるさんとかに至る、
自分の人生を自分でジャッジしていく、
強さを持った女の人たちの曲の源流の一つなのかなっていう気がしますね。
伊河さんという人の人生自体が、
僕も個人的なお付き合いがあるものですから、
いろいろお食事なんかしながら聞かせていただいたことあるんですが、
もともと海軍大佐の、
要は昔でいうと偉い人の御霊場として世に生まれて、
そこに抗うように女優を目指したいと言って、
実際大変ご存知の方も多いでしょうけど、
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耳をうるわしい方で、若い時は映画とかテレビなんかにも
俳優としてお礼になってましたし、
ですが20代の前半の時に、
スイングジャーナルという当時大変影響力のあったジャズ雑誌に
投稿したことがきっかけになって、
音楽評論家、ラジオDJ、そして作詞家と、
自分で人生切り開いた方で、
今では社会に対する、それこそ社会や政治に対する提言でも
よく知られているオピニオンリーダーの一人でもあるということで、
まあ、教科書に乗る人かな、この先。
そうですね。
その歌詞にもその生き様というのがしっかりと現れるというね。
そう思いますね。
今もう一度耳を傾けていただきたいと思います。
松尾清志のキャッチアップでした。
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