松尾潔のCatch Up
2023-08-21 10:40

松尾潔のCatch Up

音楽プロデューサー 松尾潔
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この時間は、松尾潔のCatch Up。音楽プロデューサー・松尾潔さんです。さあ、この時間はどんな話題でしょうか。
はい、今日8月21日ですが、1959年ですから、今から64年前の今日。
アメリカのそれまで準州と言われている、州に次ぐポジションという位置づけだったハワイが州に昇格したんですね。
ハワイがアメリカで50番目の州になって、今日で64年という日。
このハワイが生んだ、最大のミュージックヒーロー、ミュージカルヒーロー、ブルーノマーズの話をしたいと思います。
ブルーノマーズ、来年の1月に大規模な来日公演を行うことで話題になっています。
そういう方も多いと思いますけれども、東京ドームで1月11日から21日まで、ほぼ10日間ぐらいの間に、来日公演を含めて7回やるんですね。
そのチケットが手に入らないっていう、本当に今は名実ともに、一番人気のある、一番集客力のある街たれって位置づけじゃないかと思いますけど。
ブルーノマーズ、よく知られてる通りハワイの出身で、
お父さんはプエルトリコと東ヨーロッパ系のユダヤ人とのハーフで、ニューヨークの方なんですね。ブックリンからハワイに移住したミュージシャンですね。
お母さんも歌を歌ったりダンスをしたりする方で、この方はフィリピンご出身だと。
こういった彼の出自自体が極めて現代的だって言われたりするんですけど。
さっきお話ししましたけど、1959年にハワイが州になりました。
このとき、世界中でハワイブームが起きるんですよね。
1959年、日本で言いますと、かねたかかおる世界の旅っていう。
カンナムがバックアップした世界中を旅する日曜日の朝ですかね、番組やってましたけど。
1959年に始まってるんですよね。
海外旅行の自由化っていうのを見据えて始まったんですが、
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日本が海外旅行、海外旅行の自由化を推し進めたのって1964年なんですよね。
これはオリンピックの開催の年でもありますけど。
1964年に日本から海外への自由化がバーッと広がるわけですが、
中でもやっぱり海外旅行っていうのはまずハワイ旅行からっていうような感じがありましたし、
これはアメリカの中でも同じようなことがありまして、
1961年にブルーハワイっていうエリビス・プレスリーの主演の映画が作られるんですが、
これでハワイとかプレスリーとか、
日本人にとって景気の良さそうなものが61年くらいにだんだんイメージ作りが始まっていくんですよね。
当然ながら旅行地にはエンターテイメントが必要だったところで、
そういった工業系、エンタメ系の方もたくさんそこに人が集まって、
ブルーノマーズのご両親っていうのもそうやって移り住んだ人たちってことなんですよね。
ブルーノマーズは子供の頃にミニエルビスって言われて、
ハワイのホテルなんかで催されるディナーショーで、
ちびっ子エルビスみたいな出し物をやってたんですが、
エルビス・プレスリーのモノマネをハワイでやってるってこと自体が、
ハワイが59年に州に昇格したというところからの流れなんですよね。
ハワイといえばエルビス・プレスリーっていう図式が、
まさに59年前後から始まったというふうに考えていてもいますが、
そういったプレスリーのコピーをするところから始まった彼の音楽人生なんですが、
だんだんレゲエとかR&Bとかヒップホップの方に接近していきまして、
それがブルーノマーズの音楽性の魅力になってますよね。
ロックンロールとR&B、ヒップホップっていうのを一人で全て持ってる。
人間ジュークボックスみたいな存在でありまして。
デビューした頃、2010年にデビューアルバムを出した頃っていうのは、
まだロック色も結構残ってましたけど、
時代の流れがどんどんヒップホップがアメリカの音楽の覇権を握っていくと同じように、
彼の音楽もブラックフィーリングを増していきまして、
ラッパーとの共演も増えてますし、
何と言ってももうその先のR&Bとかヒップホップを越えて、
レトロなソウルミュージックのところまで行くっていうような。
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もう一回言いますけど、ロックから始まって、
R&B、ヒップホップ、今の時代の音楽の最先端みたいなところまで行って、
今度はそのR&Bのルーツと言われているようなソウルミュージックに回帰していく。
彼の音楽のキャリアっていうのは、そのままアメリカの音楽のトレンドみたいになっている。
その集大成のようなものが、この数年、アンダーソン・パークというアーティストと一緒に
エミットを作って展開している、シルクソニックなんですね。
リーブ・ザ・ドア・オープンという曲。
これは快適なヒットになりましたが、
ここでジャンルとか時代を超えた存在になったっていう感じで。
そんなブルーノ・マーズが現時点でまだ37歳ってことに改めて驚きますが、
長生きして欲しいですね。
グラミ賞などでもしっかり評価を得て、嫌われるミュージシャンもいるじゃないですか。
嫌われるというか、なかなか獲得できない人もいる中で、
しっかり獲得してきているっていうのはすごいですね。商業的にも両方成功しているっていうのは。
そうなんですよね。
彼が2018年に7部門でグラミ賞を勝ちさらったことがありましたね。
最終レコードサイバー。
あの時グラミ賞の会場に僕もいたんですけれども、
もうあの時の全員がスタンディングして惜しみない感じで勝ちさえ送ってたっていうのは、
ずっとこのアジアで生まれ育った一人として、R&Bとか聴いてきた立場としては、
僕も極まるようなところがありましたね。
ある種異端のような、アメリカの中で言ってもハワイ、
R&B的なところで言っても、このアジア系っていう人がやってることが、
異端から始まってメインストリームになっていくというか、
時代を変えるのはいつも主流ではない人だったりするのかななんてことまで感じさせる。
ちょっと我々の予備知識とか偏見とかを常に凛乱してくれる存在。
それがブルーノマーズじゃないかと。
まだこの先も、もっと音楽の波を起こしてくれるんじゃないかなって期待の存在でもあります。
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そして今ハワイ大変な状況ですから、
ぜひそんなところにもブルーノマーズ力になってほしいなという期待もあります。
この時間、音楽プロデューサーの松浮清さんでした。
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