松尾潔のBrushUp
2023-05-01 11:06

松尾潔のBrushUp

音楽プロデューサー 松尾潔

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感想

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毎週月曜日のこの時間は、 松尾潔のBrushUpをお送りしております。
さあ、松尾さん、今日はハリー・ベラフォンテさんの符法ですね。
そうですね。もう、あ、聞こえてきました。
やっぱりこのバナナボートで、 馴染みのあるって方多いですよね。
そうですね。これずっと聴いていたぐらい、 やっぱり今聴いても本当にチャッチでもあるし、
なんかこう、旅に出たいなという気持ちに誘ってくれるような、
そうですね、やっぱりリズムが面白いのかな。
ハリー・ベラフォンテさんという、 シンガーであり俳優であり、
そして本国アメリカでは社会活動家としてもよく知られている、
もう本当に生きる伝説のような方が、 4月25日にニューヨークでお亡くなりになりました。
これはもう本当に大王女と言っていいと思います。 96歳ですね。
そうですよね。ほぼ1世紀生きているわけですもんね。
そうですね。
日本ではね、さっきお話しされたように、 このバナナボート、これがやっぱりなんといっても有名で、
のもひでおさんがメジャースに行った時に、
そうですそうです。
ひでえおって言ってたよね。
そうなんですよね。
そう聞こえるっていう、空耳から始まった、 このバナナボートがテーマソングに使われて、
カバーバージョンが当時いくつか出て、
のもひでおのテーマみたいなリバイバルがね、 起こったことがありましたけども、
もともとこれ1956年のヒットでありまして、
ヒットした時のハリーベランホンテさんは、 20代の終わりぐらいですかね。
ハリーベランホンテさんは、さっきお話ししましたように、 音楽だけじゃなくて俳優としても知られた。
単純な顔をしてましたね。
万人がハンサムって、おそらく世界中の誰が見ても、 ハンサムって言ってしまうような、
今このルッキズムの時代で顔の話ばかりするのもあれですけど、
この顔立ちというのが、
彼を50年代にしては大変珍しく、
人種を超えたスターに押し上げたわけですね。
彼自身、人種的には黒人と言える人なんですが、
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お父さんはアフリカ、ルーツをたどっていけばアフリカでしょうけども、
フランス領だったマルティニークというカリブのご出身で、
お母さんもジャマイカ系、つまりカリビアンアメリカンなんですね。
アメリカの人たちから見ても異国情緒のある黒人芸能人という感じだったというふうに聞いております。
いわゆるアフリカアメリカンのブルースとかゴスペルとかR&Bとかっていうのは、
ちょっと違うカリビアン発祥のカリプソですとかね、
そういうリズムの面白さで知られる歌を歌いこなして、
世界的にヒットしたと。
このバナナボートという曲も、もともとはジャマイカの肉体労働に従事している人たちが、
船にバナナを積み込むときの、そのときに口ずさんでいた歌を、
よりポップに仕立てあげたというのがこの曲でありまして、
これ日本でもカバーバージョンが出てるんですよね。
有名なのは浜村みちこさんという人ですけど、
いわゆる世界的大ヒットになったということですよ。
このハリーベラフォンテさんの何が素晴らしいかというと、
そういうことで得た名声というのを、名声の使い方というんでしょうか、
そういうのに対して大変自覚的でありまして、
何しろ、ガミンガム運動という差別に対する反対運動で統合されていたキング牧師。
キング牧師の釈放金を支払ったお一人が、このハリーベラフォンテというふうに言われてまして、
我々今教科書で出てくるようなキング牧師のような人に資金的に手を差し伸べたりした人が、
つい先週まで生きてたってことですよ。
これどういうことを言えるかというと、
アメリカにおける人種差別っていうのはそんな昔のことではないし、
今も根強く残っているということでもあります。
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彼はもちろんアメリカ国内における差別の目を摘み取るということだけではなく、
世界中にそれを広げなければという気持ちがあって、
ずっと継続的に社会活動、社会運動に関わっていまして、
80年代にはWe Are The Worldを提唱するんですね。
マイケル・ジャクソンの歌声聞こえてきましたけども、
マイケル・ジャクソンはもしかしたら今、
最も認知されている社会活動家といえるアーティストの一人かもしれませんけども、
そういった成功した人がどんどん自分の成功とか幸福をパターン渡していく、
ペリットフォワードの精神っていうのがアメリカのショービジネスにありますけれども、
その源流のところにハリー・ベラフォンテールというふうに考えてもいいかと思いますね。
やっぱり1950年代、さっき話したことを繰り返すようですけども、
人種差別がすごく強かった時代に、
この黒人であるハリー・ベラフォンテが人種を超えたトップスターになったっていうのは、
本当に歴史的なことなんですね。
その一方で、さっきもお話したように、社会活動家でもあったということ。
これ、We Are The Worldに繋がっていく。
We Are The Worldを彼が提唱した時点で、大変なもの。
彼が言うんだったらってことでいろんな人が動いたという、積み重ねを我々は、
今こそもう一度認識するべきだと思うんですが、
本人に言わせると、そもそも自分はアーティストになった活動家であって、
活動もするようになったアーティストではない。
人生の中で最初に来るのは、自分にとっては社会と関わることなんだと。
例えば自分にとって、さっきお話したように、
音楽だけじゃなくて、演技とかお芝居もやってたって話もしましたけど、
演劇というのは彼にとっては、
人々の自分の考えをまとめたり、いろんな人たちに影響を与えるためのプラットフォームだと思っていたという。
いろんな表現活動っていうのは、社会をより良くするもののための信念がずっとあった方なんですね。
いわゆる公民権運動という、公民権に対しての意識っていうのが
彼を生涯ずっと活動家、そして投資でいさせて続けたということであって、
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近年のブラックライブズマッターの精神の源流にも、やはりこのハリベラフォンテがいたということを、
皆さんもう一度認識していただければなというふうに思いますね。
さて松尾さん、8時40分過ぎのキャッチアップではどんなお話を。
本日78歳の誕生日をお迎えになります、作詞家の秋代子さん。秋代子さんの功績を称えたいと思います。
お楽しみに。
数学教師芸人の高田先生だよ。
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