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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のBrushUpをお送りしております。 さあ、今日のテーマなんですが、出生数80万人割れという、昨年のデータが公表されましたね。
はい、これは深刻な問題ですよね。
もちろん、戦後の昭和20年代なんていうのは、300万人にも届こうかっていうような時があったわけですよね。
エルタン海の世代、第一リリーグムですよね。
僕は1968年生まれですが、70年代の頭にまた200万人を超えているような時期がありましたよね。
今、80万人割ったという。
国が統計を取り始めたのが、19世紀の終わり。
19世紀ってすごいこと言ってるなって自分で思いましたけど。
1999年に最初の統計を取ったそうなんですが、この時からで一番低い。
そうなんですよね。
死亡者数っていうのは、今一番多くなってるから。
分かりやすく、人口が減っていく国っていうことなんだと思うんですけど。
ずいぶんそういうこと言われて久しいですけど、こうやって数字で見せつけられると、
具体的に言うと、この1年間に山梨県が消えたぐらいの感じらしいです。
死亡者数と死傷数の差し引きで考えますと、
こういう事態が今起きているということらしいです。
しかもこれが想定よりも11年早く80万人を割ったっていうスピード感ですよね。
要はこの問題をずっと先延ばしにしてきたことの付けが早く回ってきたってことなんですよね。
ずっと後回しにしてきましたもんね。
後回しにしてきました。
ここで改めて岸田総理大臣が目指している少子化対策、異次元の、次元の異なるって言い直してましたけど、
政府が掲げた対策の3つの柱っていうのを改めて申し上げますと、
一つは児童手当を中心とした経済的支援の強化です。
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二つ目が幼児教育や保育サービスの充実。
三つ目が育児休業制度の強化を含めた、いわゆる働き方改革ですね。
これの推進ということなんですけど、どうでしょう。
これ年齢とかその方の属性にもちろんよると思いますが、
僕なんかもちょっと浮世離れしてるなというふうに感じてしまいます。
なぜかっていうと、ここで想定されている世帯っていうのが、
やっぱり正社員同士の共働き世帯っていうのが想定されているのが透けて見えるからですよね。
正社員同士の共働きの方は、もちろんそういう人多いよということを言う人もいるかもしれないけど、
これは国全体の4分の1に過ぎないと言われています。
岸田さんが暮らしている日々の中では、そういった人たちが目に入ってきて、
それ以外の4分の3の人たちを見過ごしているんじゃないかというふうに言われても仕方ないと思います。
共働き女性っていうのはね、僕は子供の頃に比べると随分増えましたけれども、
その大半っていうのはやっぱり非正規雇用ですよね。
パートですとか、年間の収入の壁っていうのを意識しながら、
その中でどうやって少しでも生活に余裕とか、
育児にお金を行き渡らせることができるかということを考えながら、
お仕事をなさっている方が多い中で、
ましてや育休制度の恩恵なんて、
例えばフリーランスの女性、男性には届かないわけですよね。
だからいくら会場で育休の時のリスキリングとかっていう、
またああいう時の横文字ってちょっと僕イラッとしますけど、
誰に向かって話してんのっていう、
自分の視界に入る人だけで話してんじゃないのなんてことを、
嫌味の一つも言いたくなるっていうのが、
実情じゃないかなっていうふうに僕は思っちゃうんですよね。
リスキリングに対してはかなりの反発がありましたよね。
そうですね。
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暇じゃないのよ子育ては。
実態に即してないんじゃないかっていう声もね、多く上がってますし。
日本だけじゃなくて、東アジア全般に言えることかもしれないんですけど、
やっぱり子育てに関する意識っていうのが、
欧米とはずいぶん違うなっていうのは僕思うんですね。
僕20代30代の頭ぐらいまでですかね、
アメリカとかイギリスで仕事することも多かったんですが、
18歳までは親は育てるけれども、
そこを過ぎればあとは自己責任という考え方が多くて、
実際、分かりやすい例で言うと、
これお聞きになったことあるかもしれませんけど、
ドラえもんって言いますけど、
あのドラえもん親子で一緒に住んで、
困ったことがあったらすぐお母さんとかドラえもんに相談するのび太君っていうのは、
我々日本人からすると普通の男の子、
どこにでもいるボーイネクストドアの典型として描かれてるんだけど、
欧米では今一つ受けが悪いって言われてますよね。
自立の精神があの子まるでないじゃないかと。
アメリカなんか、
あとやっぱりずっと家にいて親に依存しているパラサイト的なことはありますけど、
そういうのは良しとされないわけですよね。
親が子供出て行ってくれって30代の子供、
軽疎したりするような場合もあるぐらいなんですけど、
そういった欧米の社会保障の形なんかを、
日本に取り入れようとしてきたっていう、
何が言いたいかっていうと、
日本における家族の在り方っていうのの実態を直視しないまま、
形だけ欧米のものを取り入れようとしてきたっていう、
その空疎な数十年が今付けとして回ってきたんじゃないかなと思うんです。
日本に関してはやっぱり少子化っていうのはほとんど、
結婚率の低さというのとニアリーイコールになっているところがあって、
実際国が言ってる少子化対策っていうのも、
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未婚の人なんかには目が向けられてないですよね。
これ未婚っていうことを考えていくと、
男性が低収入の場合は、
結婚に結びつかないということが多くて、
これ嫌な話をすると、収入の高い男性は人生で何回か結婚するんだけども、
その2回目3回目の結婚でも諸婚の女性と結婚したりするから、
今は生涯独身っていう男性が増えてるっていう見方も可能ですよね。
なんか今日も僕が話してること何言っても炎上するんじゃないかなと思いながら。
この少子化対策っていうのは、
やっぱりその未婚に対しての眼差しをより強化しないことには、
この日本という家族感のある国においては有効ではないなというふうに思いますね。
最初に挙げた3本柱も子育て支援という側面の方が強くて、
なぜ結婚しないのかできないのか、
したいのにできないっていうところに対してどういう問題があるのかっていう、
実際の現場に耳を傾ける。
その上で政策をしっかり打ち出すっていうのが大事なんじゃないかなと思いますけどもね。
さて松尾さん、8時40分過ぎのキャッチアップではどんなお話を。
はい、ガラッと話は変わりまして、
僕がプロデュースしました、
ケミストリーとダイスという40代30代の異世代グループのコラボ、
この新曲について今日お話しさせていただきたいと思います。
お楽しみに。
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