00:00
毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のBrushUpをお送りしております。 さあ、今日は松尾さん、どんなテーマでしょうか。
はい、今日はですね、日本の芸能界の頂点の事務所、ジャニーズ事務所の、
ジャニーさんですね。もう亡くなりになりましたね。 2019年ですか、87歳の亡くなりになりましたが、
彼の残した偉大な功績というのは、皆さんよくご存知のところかと思いますし、僕もジャニーズ事務所のアーティストとたくさん仕事をしてきましたけれども、
一方で、ジャニーさんというのは、まことしやかに所属する男性タレントたちに性的虐待を加えているのではないかという、半分都市伝説のような事件だったかもしれませんが、いろんな噂がつきまとえました。
そのことを、つい先週ですね、イギリスの公共放送のBBCが、ドキュメンタリー、かなり長い時間をかけて取材した番組なんですが、
ブレデターというタイトルでイギリスで放映されました。これ今のところ日本ではまだ放映されておりません。今月末にBBCワールドの方で日本語版がというふうに聞いているのですが、
僕はそれを一足先にBBCの本編を見ましたので、見た以上はここでお話しさせていただきたいなというふうに思っております。
タイトルの方がさっきも話したプレデター、これサブタイトルでThe Secret Scandal ofJ-POPという、我々日本で音楽業界に携わっている立場のものとしてはちょっと気になるタイトルですよね。
プレデターというのは、ちなみに捕食者という意味で、食物連鎖なんかで頂点に来るようなものを意味しているわけなんですけど、要は弱き者、小さき者から搾取をすることで君臨するという意味合いなんですが、
これにもっとジャニーズ事務所に所属だったという方々が証言者として何人か出てきて、それはちょっとここで言うのも、ちょっとはばかられるようなぐらいの生々しい証言をなさっています。
おそらくはジャニーズさんによる性加害というのは本当だったんだろうと思わざるを得ない内容ですね。
03:09
僕が今日言いたいのは、それに対して今回特に事務所の方が、今トップのジュリーさんという、ジャニーズさんの命にあたる関係の人が、公式の見解を出していらして、それは番組の最後に出てくるんですが、テキストの形ですけどね。
こういうふうに取材をされるということに対して、大変重く受け止めているので、この解明に関して、性域のない見える化というものを目指しますという前向きな発言、僕は読みましたけど、そういうことを言われてるんですが、
本当その通りであってほしいなと。やっぱり性格を合わせるのが芸能界のための魅力だと思います。
いろんな掛け合わせの中で起きることで、もっと言うとセクシャルハラスメントだけじゃなくてパワーハラスメントっていうのもあるわけで、この事務所だけが悪いとかっていうことじゃなくても、業界もっと言うと、
日本全体の問題ではないかというのがBBCの問題提起なんですよね。
はい。つまり、これはみなさんも考えてみてください。芸能界だけじゃなくて、政治の世界もそうです。いろいろ旧法変あった方がお亡くなりになった途端に死者に打ち打つのかということで、パタッと批判に自粛はかかるというか。
公罪あったとしても、その罪は咎めず、公だけで叩いていくっていう中ありますね。
そのことに美徳を感じるっていう気持ちも、もちろん僕もこの国に生まれ育って、分かりますけれどもね、やっぱり今おっしゃったところでいうと、罪の部分が、国際的にMeTooムーブメントっていうのもね、ハリウッドのワインスタインというプロデューサーのかつてのセクシャルハラスメント、
あとはウディ・アレンですとか、音楽の世界でいうとR&Bのキングと言われてたR・ケリー、こういった人たちのかつての悪事がどんどんと表彰になって、
06:05
例えば僕もNHKでもう十何年音楽番組、R&Bの番組やってるんですが、僕の大好きだというふうに公言してきたR・ケリーという人、これをラジオでかけることで胸を痛める人がいるんであればということで、もう数年かけてないですよ。
なるほど。
BBCの番組のコメント最後、僕すごい印象に残ってて、北川氏は死んでも守られてるって言うんですよね。それがやっぱりBBCの記者にとってはすごい驚きのようで、
結局その守ることによって、ずっと得し続ける日本のメディアとか、これ話し出すと長くなりますけれども、メディアですとか、もちろん芸能界の、我々よく座組なんていうことを言いますけれども、新しいフォーマットを考えるということを怒ったって既存のものに乗っかってそのままやっていった方が楽っていう人たちもたくさんいるんですよね。
それがずっと構造的に、犠牲者をずっと生み出していくのであれば、今こそ改めるべきじゃないかと。
やっぱり特に今回のBBCの中で取り上げられてるのは、被害者が子供、少年たちなんで、子供は守られるべきだっていう大前提を、なぜ日本という社会に認めないのかと。それが一番の恥じるべきことではないかということで、
ジャニーさん、亡くなったジャニーさんだけを攻める、批判するのではなくて、結局この国の言論空間において、称賛と批判、もしくは抽象、その2つだけで検証っていうのはあまりなくて。
あと第3の選択肢があるとしたら、沈黙みたいになってて。沈黙っていうのは現状を肯定することになってしまうっていうのはほとんどの場合なので、そういった我々の日々の過ごし方に席を閉じる、そんな番組だというふうに感謝をいたしました。
なるほど。
変わるべきとか変わっていきたいですね。
そうですね。検証というのはしっかりするべきだと思います。公私、プライベートの部分と公約の部分があるとしたら、プライベートは置いといたとしても、公務の部分はしっかり検証する必要があるんじゃないのかなと思います。
09:03
さて、キャッチアップ、40分過ぎではどんなお話を。
本日誕生日の佐野本晴さんの遺言をその一部ですが、讃えたいと思います。
お楽しみに。
落語家の立川翔司です。一週間のニュースの中から気になる話題を題材に、新作落語をお送りしているポッドキャスト番組、立川翔司のニュース落語、もう聞いていただきましたか?
政治家の問題発言や、動物たちのほほえましいエピソードなどなど、落語の世界でお楽しみください。
アップル、スポティファイ、アマゾンの各ポッドキャストで立川翔司で検索してフォローお願いします。また、YouTubeでも聞くことができますよ。
さらに、生放送でいち早く番組をチェックしたい方は、ラジコでRKBラジオ立川翔司キーサイトを聞いてください。
毎週金曜朝6時半から10時まで生放送中です。
さらに、この立川翔司ニュース落語は本で読むこともできます。
お近くの書店、ネット通販でお買い求めください。
本と音声、両方で立川翔司のニュース落語、どうぞご引きに。