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松尾潔のCatch Up 坂崎幸之助さん古稀
2024-04-15 11:45

松尾潔のCatch Up 坂崎幸之助さん古稀

音楽プロデューサー 松尾潔
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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のCatch Upです。音楽プロデューサー・松尾潔さんです。
さあ、松尾さん、この時間のテーマは何でしょうか。
はい、今日4月15日、70歳、コキーをお迎えになる、ロックバンドD.Alfiのメンバー坂崎幸之助さんを
称えたいと思いますね。
今流れておりますのは、僕が、熱心なファンともいえないんですが、それでもこの曲好きだなということで、10代の頃から愛聴しております。
泣かないでMy Loveという曲ですね。
これは坂崎幸之助さんがリードボーカルをとっていた曲で、
彼らがガイブレイクを果たしたと言われているメリアンの、ちょっと前の曲なので、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんけど、
僕は初めてAlfiを知った曲でもあるので、大変印象深いです。
坂崎さん、ここでリードボーカルをとっていらっしゃるけれども、坂崎さんといえばアコースティックギターの達人、
そして和芸の達人ということでもよく知られていますね。
そうですね。
Alfiというのは本当に面白い3人組でありまして、今フロントマンとなると、やっぱり高見澤敏彦さんということになるのかと思いますが、
初期の頃は坂崎さんが目立ってた印象がすごくありますね。
ヒット曲が出る前から、主に首都圏のラジオ局で、ラジオのレギュラーはよくやってる人っていう、
あとはヒット曲だけだったってよくご本人もおっしゃってましたけど、
ヒット曲は話しかし坊だったっていうぐらいの、いわゆる江戸前のしゃべりを、
大きな長所と特徴として、芸能活動を展開してた時期があって、
やっぱりそれは今でも彼のラジオ番組、Alfiを離れて一人でやってらっしゃる活動のファンも根強くいるんじゃないかと思いますし、
カメラをはじめとするヴィンテージ、古典品への興味と知識でも知られている方ですが、
そういった音楽に関しても古くからのフォークミュージックとかへの造形が深いので、
年長のミュージシャンとの交流とか、年長の文化人との交流が積極的というか、
豊かな人脈をお持ちなんですよね。
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そんな中でも吉田拓郎さんとの関係ですとか、
あとやっぱりよく知られているのは加藤和彦さんとの交流ですね。
今バックに流れておりますのは、加藤和彦さんとのユニットでありました、
2人組でね、カズコっていう。
それぞれのお名前の頭文字を取って。
そうですよね。
ちなみに話前後しますけど、坂崎幸之助さんの幸之助ってお名前は、
あの松下幸之助さんから取ってそうらしいんですけどね。親御さんが。
当時幸之助って名前の下に日本に結構いたようですけれども。
それともかくとしまして、このカズコっていうのは、
加藤和彦さんというね、かつてフォーククルセダーズで世に出て、
その後サディスティックミカバンドとか、結局そのサディスティックミカバンド、
ロンドン進出を果たして、その時のドラマーだったのが高橋幸寛さんで、
この人が後にYMOのメンバーとして世界進出を果たすっていうような、
日本におけるポップミュージックの国際化の先鋒をつけた一人が加藤さんなんですが、
その加藤さんの主に、黎明期のフォーク時代の音楽性をもう一度光を当てようっていうところで、
加藤さんの長きに渡る活動の中でも、
そのフォーク時代の加藤さんを偏愛していた高崎さんと組んだユニットなんですよね。
この話ちょっと分かりづらいかな。
このカズコっていう名前では、2枚アルバム出してますけれども、
これ2007年と2009年だったかな?なんですが、
アルフィがこの頃も高島さんが経営するロック系のサウンドになっていたので、
アルフィの初期ファンにとっても懐かしいフォーク風味の強いユニットになってましたね。
ただ、この頃、本当楽しい活動ということでやってらしたカズコっていうのが、
やがて悲しい思い出になっていくというか、
そういうのは、ご存知の方も多いと思いますけれども、
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加藤和彦さんが自ら命を絶つというのがあるわけですよ。
そこに直面するんですね。
話は前後しますけれども、
カズコの前に2002年にフォーククルセーダーズ、加藤和彦さんのかつてのユニットの再結成っていうのがあって、
そのときに、オリジナルでは橋田紀彦さんがセンターだったんですけども、
そこにとって変わったのが坂崎幸之助さんだったというのがあって、
話を整理すると、フォーククルセーダーズ再結成、そして2人だけのユニットカズコ、
そして加藤さんのご生協があってのフォーククルセーダーズ再々活動っていうのがあるんですけどね。
フォーククルセーダーズと言いますと、以前にもこの番組でご紹介した北山治虫さんですよ。
この2002年にフォーククルが一時的に再結成されたときに、フォークルはプロバンドですから、
北山治虫さんは田畑さんが学んでらした九州大学の教授で、国立大学の教員だったんで、
兼業禁止ってことで、あくまでも報酬を得ない愛情参加みたいな形で、
良い周到に別名で参加されたりされていたんですが、
加藤さんが亡くなった後のフォークルの再始動のときは、
今度は北山さんと坂崎幸之助さんの2人ユニットのような形になったんですね。
ですから、くしくも坂崎幸之助さんっていうフォークルよりも後の世代に出てきた人なんですが、
フォークルの加藤さんとも北山さんとも2人ユニットを結成することになったというね、
運命的な存在の人だと思います。
フォークルといえばヒット曲がたくさんありますけれども、
中でも今歴史に残るとされているもので言うと、
イムジン川かなと思うんですが、
イムジン川を巡る話、これもうやりだす番組失格得点も収まらないんで、
イムジン川が象徴的に使われていたパッチギっていう映画がありましたね。
伊津和幸監督、和幸って書きますけれども、
伊津さんのパッチギの中で、
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織田桐生さん演じる、ちょっと主人公にとってメンターになるようなフォーク青年が出てきますけれども、
あれとの主人公の関係っていうのは、
坂崎さんと坂崎さんのおじいさんをモデルにしているということを伊津さんが語ってらっしゃいますね。
そういう意味で坂崎幸之助さんという人は、
やっぱりかつて日本のポップミュージック、
サブカルチャーの発火点であったフォークと、
現代のJ-POPをつなぐ役割を見事に果たされているという、
そういう存在かと思います。
それを絶対的に裏打ちしているのは、
彼のフォークミュージックに寄せる愛情と知識だというふうに申し上げます。
すみません、ちょっと話が長くなりましたけれども、
坂崎幸之助さんもこれだけいろいろやって、
まだ70歳っていうところにちょっと僕、共嘆しております。
松尾さんありがとうございました。
この時間、松尾清のキャッチアップをお送りしました。
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