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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のCatch Upです。
さあ松尾さん、この時間はフェルコリンズのお話ということですね。
はい、フェルコリンズさん、本日72歳の誕生日ですね。
イギリス・ロンドン出身でございまして、80年代、90年代の頭ぐらいまでは、最もイギリスらしいというか、
UKの音楽史に代表する存在の一人だったという印象が強いですね。
ですから、今、タバタさんぐらいですかね、40代半ば以上の方にとっては、
格別の存在感があったと思うんですが、逆にイヨさんぐらいの世代の方からすると、
名前は聞いたことがあるかもしれないけど、物体がつかめないという。
でも曲もよく耳にしますね。
そうですか。今バックで流れている曲、これ、もともとはモータンレコードのダイナロフト&スプリームスのヒット曲なんですが、
フェルコリンズがカバーして大ヒットした、恋は焦らずという曲ですね。
1982年に、今後このイギリスでは1位で、アメリカでもトップヘンヒットと聞いております。
このフェルコリンズという名前で大変有名なんですが、
この人はもともとジェネシスというバンドのドラマーで、まずは音楽史に名前を挙げました。
そのジェネシスというバンドも、80年代に具体的なヒットを連発するんですが、
その頃のジェネシスのフロントマンとしてのフェルコリンズの印象は強かったと思うんですけど、
その活動ってずっと並行して、ソロでもジェネシスでもヒットを出していたという考えによっては変わった経歴なんですけど、
フェルコリンズはジェネシスというバンドをグイグイ引っ張っていたかというと、最初からそうではなくて、
この方もソロとして大変活躍している方で、ピーター・ガブリエル、
ピーター・ガブリエルがソロ活動をやるということで、それまでドラマーだったフェルコリンズが前に出てきてマイコーに行ったら、
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ピーター・ガブリエルの大石辞よりもっと売れちゃったっていう、
これね、僕、実際のアリオっていうのは少し想像できないんですが、
これイギリスの音楽事情にも日本の音楽事情にも精通している方に言わせると、
初期のサザン・ウォールスターズから桑田さんが脱退してソロになるときに、
他のメンバーの誰かがマイクを握って、桑田さんが行った頃のサザンよりも売れたとしたらどう思う?って言われた。
これくらいのびっくりするようなジェニシスの再生劇だったんですよ。
ピーター・ガブリエルもソロとしても大成功を収めてますから、
この辺、みんながね、自分にとってふさわしい自分の居場所を見つけたというハッピーなお話なんですけど。
なんといってもヒルコレンジャー、80年代は本当にスーパーな活躍を展開して、
シンガーとしてはもちろんですけど、プロデューサーとしてもエリック・クラプトンの、
サンバ君の呼び水になったりですとかね。
あとは、役者さんとしてもね、もともと子役だったんですよ。
そうなんですか?
お母さんが芸能プロにいたっていう、そういうコネがあったらしくて、
子役でちょいちょい映画とか舞台に出てたみたいで、
有名なエピソードとしては、ビートルズがやってくるっていう映画がありました。
ロックアイドル映画として歴史に残るものです。
そこに子供の頃のヒルコリンズが、エキストラに近い形なんですが出てるっていうのは。
演技の心得もあったんで、
80年代の終わりにはバスターっていう、日本ではそんなにヒットしなかったんですけど、
イギリスでは国民的な事件として知られている、
ヒーロー扱いもされている列車強盗のバスター・エドワーズっていう人の実力映画に出てまして、
本当に多芸なところを見せてます。
実際今、ヒルコリンズのお嬢さん、彼3回ぐらい結婚してるんですが、2回目の結婚の時も、
お嬢さんのリリー・コリンズっていう大変チャーミングな女性が、今、女優として活躍してますね。
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ネットフリーでエミリー・パリへ行くっていうのがありますけど、あれで主演しているリリー・コリンズさんというのがヒルコリンズのお嬢さんですね。
ですから、もしかしたらコリンズ家の中では音楽と同じか、それ以上に演技とかお芝居っていうのは大きな柱としてあるのかもしれませんが、
さて、話がちょっと多彩ぶりになっちゃったんですが、音楽に話を戻しますと、
今、バックで流れている曲、ヒルコリンズの声は辛い、そしてジェネシス名義でのザッツオールに続いて、今、フィリップ・ベイリーとヒルコリンズのデュエットのイージー・ラバーっていうのが流れています。
これはフィリップ・ベイリーさんっていうのは、アース・ウィン・エンド・ファイヤー、この間ご紹介しましたね。
ファイヤーの看板の裏声シンガー、ファルセットシンガーなんですが、
これのストローアルバム、2作目となるストローアルバムのプロデュースのジェネシスの看板のヒルコリンズが描けるっていうことが、
80年代にありまして、国とか人種とかを超えたコラボレーションとして大変話題になったんですが、
実際、この職のデュエットですよ。
これちょっと今となっては、当時を知る人以外に伝えにくいんですけれども、
アース・ウィン・エンド・ファイヤーのメンバーとジェネシスのメンバーがコラボレーションして、
そのポップな曲で、ブボード第2位、前衛では1位みたいなのが、ちょっとびっくりするような出来事だったんですね。
というような説明の順序が前後しちゃいますけれども、
ジェネシスっていうのはそのポップな曲でどんどんヒットを飛ばしていくんですが、
元の始まりは1970年代はプログレッシブなちょっと難解なロックだったんですよね。
いまだにその頃のジェネシスが良かったっていう人もいるぐらいの、
通好みのバンドだったんで、
よくここまでコマーシャルなところにやってきたなっていう考えを抱く方も当時多かったかと思いますが、
フィルコリンズっていうのはそういうマニアックな人も唸らせながら、
そこに留まらないようなポップな魅力を持った人でもあるので、
今考えてみると、この辺りのポップヒットも、
割とここまでやることないのにっていう派手なドラミングが入ってたりとかね、フィルコリンズ自身もね。
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常にポップな時もマニアックな色を残してるし、
マニアックな活動の時からポップな目はあったっていうのはそういう人なんですよね。
でも90年代の半ばぐらいになると、彼も40代の半ばぐらいでちょっとやや限りが見えてきて、
それでもディズニーの仕事をやったり、それでアカデミー賞取ったりっていう、
栄光もつかみながらもだんだん疲れちゃって、
2008年ですね、50代の後半ぐらいにはもう1回引退するんですよ。
ですが、僕の知る限りその後2回カンバックしてるかな。
2年ぐらい前にジェネシスとして世界ツアーするって言ったんですが、
ちょっとコロナ禍で延期してるみたいなのが現在の時点かな。
まだ72歳かって思う方と、
フィルコリンズもちょっと見てないうちにそんなになっちゃったかって方どちらもいらっしゃると思うんですが、
今聞き返すにはいいタイミングかなって。
懐かしいなと思いました。聞きながら。
声に署名性があるというか、ちょっと真似できないタイプの声でして、
さっきも話しましたけど、ドラミングも本当に素晴らしいです。
僕はクラプトンのドラマーとして80年代日本にやってきた時のことをよく覚えてますが、
そういうときサイドメンに決して歌わないんですよね。
ミュージシャンシップもかっこいいなって当時は思ってました。
これを機にもう一度、久しぶりに聞いてみようかという方はね、
フィルコリンズの音楽に耳を傾けていただければと思います。
今日は、今日72歳の誕生日。そして年男でもあります。
フィルコリンズの特集をお届けいたしました。
音楽プロデューサー松尾清さんでした。
松尾さんありがとうございました。