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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のCatch Up、音楽プロデューサー・松尾潔さんです。
さあ、松尾さん、このCatch Upではどんなテーマでしょうか?
今日11月27日、小室哲哉さんが65歳の誕生日を。
65歳!
はい。ある見方からすると、小室哲哉、前期高齢者仲間入り。
いやいやいや、あのTKサウンドも今、そういう懐かしむ対象になってるじゃないですか。
小室さんもその年齢になりますよね。
しかし戦後の音楽人の中でも小室さんほど、
両方へんに満ちた人生の一つも珍しいんじゃないかなっていうぐらい。
まだ65歳なのかなっていう気さえするぐらい、いろんなことが詰まった。
濃密な人生ですよね。
小室哲哉さん、ご存知の方も多いでしょうが、
音楽プロデューサーとして一丁踏みする以前から、
アーティストとしてTMネットワークを中心とする3人組の司令塔として、
その時点でももう最人として名を馳せていらっしゃいましたが、
橋行さんはTMネットワークの現役時代とかは知らないんじゃないかな。
小室さんは好きなアーティストさんがコラボしていて、それで楽曲を。
プロデューサーとかっていうイメージのほうが強いよね。
そうですよね。
TMネットワークとしてデビューしたのは1984年。
もちろんだから、小室さんまだ20代だったんですが。
その頃、いきなりブレイクしたというわけではなかったんですが、
今お聞きいただいているゲットワイルドとか、
人気爆発したのかね。
あとは僕らのナノ感染症とか、映画の歴史音楽なんかも手がけるというような幅の広さを見せていって、
後のPK時代というのの序章となるような活動ということになりましょうか。
今振り返ってみればですよ。
もちろんTMネットワーク自体が日本のポップミュージック史に残るグループだと思うんですが、
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やっぱり小室哲也という名前にフォーカスが当たったのは、
彼がTMネットワークが一回終了した1994年ですね。
特に女性アーティストを中心に、すごい数が担保となるぐらいの圧倒的才能を見せつけていくわけですね。
両子さんでしょ。
ひとみさん。
彼のプロジェクトとも言うTRF。
もちろんアムロナミエさん。
グローブ。
ご自身に関わったプロジェクトだけでもね。
グローブとかケスリさんとかありますし。
あとは香原智美さんもね。
名前を挙げれば挙げるほど挙げてない人がいることを気づいてしまうっていうぐらい。
とはいっても、一時小室ファミリーって言われてましたけど、
ファミリーという濃い感じで集う人もいれば、
ファミリーに位置づけられるわけじゃないけども、あの曲も小室さんなんだよね。
その中の最たるものは渡辺美里さんのマイレボリューション。
そうですね。
加害仕事で初めて光が当たったというのがあれかもしれませんが。
そうですね。
もちろん、成功儀であっての篠原両子さん。
今、篠原両子さんって本当に国民的な存在の俳優として活躍されてますから、
彼女に不遇の時期があったなんてことは想像できないかもしれませんけど、
篠原両子さんが小室さんの曲で、
愛しさと切なさと心強さと、これをヒットさせたときっていうのは、
篠原両子さんはそんなに注目される存在ではなかったですよね。
ダウンタウンのゴッツェー感じとか出てましたけどね。
バラエティー。
そうでしたよね。
いわゆるバラエティーをこなせるアイドルっていうか。
東京パフォーマンスドール出身っていうけど、
東京パフォーマンスドールって一般的にはみんな、
あの曲って言える曲がないグループだったと思う。
そこで、キャラクターと華やかな容姿で愛されていた篠原両子さんの歌詞として、
ソロシングとしては、実はあれは4曲目だったっていう話で、
あれで殺草って出たようなイメージありますけどね。
そうですね。
ですからやっぱり音楽業界の人間からすると、
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篠原両子さんはしっかり、篠原両子さんもその前に別の名前でアイドルとしてデビューされてますから、
いい言葉じゃないかもしれませんけども、
アイドル再生向上みたいなことを言う人もいましたね。
蘇生させるとかいろんな表現があるかもしれない。
やっぱり小室さんのパッと聞いてわかる作曲術、
メロディーの音符と音符の調約度が著しく高かったりだとか、
あとは、これはサディスティックじゃないかっていうぐらい、
ハイトーンのところで延々と歌わせるとか。
そうですね。
これ歌い手の限界を超えてるんじゃないの?っていう高いノートの音を、
しかもロングトーンと呼ばれる長い音で歌わせて、
最後歌えてないじゃん、友ちゃん!っていうような、
ファンの気持ちを操る術にかけていたような、
現在で言われるゆえになるかなと思いますけどね。
僕がこうやって小室さんのことをいろいろお話ししているのは、
僕自身の、もっとR&Bより音楽性というイメージで僕の捉えてる人からすると、
小室さんのこと結構喋りますねって言われるかもしれないんですが、
小室さん一時、ブラックミュージックに大変接近されてたんですよね。
R&B90年代の終わりとか2000年代の頭とか。
実は小室さんから僕もよくお絵描きいただいて、
彼の曲をリミックスしたこともありますし、
あとは、実はこれもう時効だから話しますけども、
彼と二人でプロデュースユニットを一緒に作って、
女の子のグループをデビューさせようって言って、
二人でLAとかニューヨークとかそういうところで秘密会議をやってまして、
結局それは予定だけで終わってしまったんですが、
僕たち、小室さんと僕が手がけずにその後デビューすることになったのが、
ZONEというグループでした。
あの子たちは結局、ロック的な感じで出たんですが、
バンドスタイルでのデビューになりましたよね。
SECRET BASSが大ヒットしましたけど。
北海道にすごい良い子たちがいるって言って、
小室さんと僕で別のグループ名とかも考えたりしてたんですけど、
そういう日常があってなかったんですよね。
でも小室さんとはまた何かどこかでと思ってたりすると、
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一時小室さんが音楽業界にいられなくなるようなこともあったりして、
ご存知のいろんな事件もあったりして、
そこから奇跡的な発達も遂げられて、
しばらくしたらまたメディアで批判を受けるような
症状というのも出てきたりして、
今はその音楽を愛されたりとかって、
まだ小室さんの人生ってこの後何章も続いていくんだろうなと思っているところがあるんですが。
最近TMのツアーもやってますからね。
そうなんですよね。
やっぱり小室さんの音楽を聴いていると、音楽の属人性っていうのかな。
この音楽はこの人にしか作れないなっていう世界は確実にあるんだなということを痛感しますね。
小室さんが65歳というのが証拠でございます。
ということで、特に90年代一時代を築いた小室哲也さんの特集をお送りしました、
音楽プロデューサー松浮清さんでした。
×少女隊の春のキーナと、
青井リノアです。
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