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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のBrushUpをお送りしております。
さあ、松尾さん、今日のこの時間のテーマは何でしょうか?
はい、先週の発売後をもって101年の歴史に幕を閉じました、
週刊朝日。
ああ。
以前に一度この話をさせていただいたんですが、
いよいよ本当に終わってしまったので、
改めてお話しさせて頂きたいと思います
はい
以前何ヶ月前ですかね
配管になるんですよ
皆さん週刊誌って今読んでますみたいな話をしたかと思うんですが
本当に予告通り週刊朝日5月いっぱいで始まりました
一応9巻っていうことになるんですかね
まあね僕も編集長最後の編集長になった渡辺薫さんという
素敵な女性ですね
渡辺さんと話をして何度も確かめたんですが
配管ではないというふうにおっしゃってて
そうですか
実際もうすぐ甲子園が夏にありますけど
予算がもうすぐ始まりますもんね
朝日新聞が主催しているので
毎年あれの特別号を楽しみにしている方も多かったかと思うんですが
週刊朝日の伝統の甲子園取材版を今年も出すらしくて
そういう形態でだから
週刊って言ってるのは週刊朝日特別号っていう形ではなくて
あと2年ぐらいがありましたね
そもそもねじゃあなぜ5月で終わったのかって話なんですけど
去年100周年だったわけですよ
2022年の2月に100周年迎えたんですけど
それで中途半端じゃないっていう印象の方もたくさんいらっしゃるかと思うんですが
僕はこの週刊朝日のラストの号
そしてその一つ前ちょこちょこと登場してるんですけど
であと週刊朝日に捧げるってことで
週刊朝日のライバル誌であるサンデー毎日に
先週と今週寄稿してるんですけど
週刊朝日および週刊誌文化についてちょっと考えることをしてるんですが
それもあって週刊朝日の編集長と対談をしたりしたんですが
話戻しますとなぜこのタイミングで終わるかっていうと
平たく言いますとね
春ぐらいに毎年大学の合格者数とかをよく報じる号が
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週刊朝日サンデー毎日で出てました
今も出てるんですが
それの報道が終わるのが5月だったってことです
分かります今個人情報を保護するために
名前までは出してないけど
一時週刊朝日とサンデー毎日で競うようにして
東大の合格者の名前全員全氏名掲載とか
そうだったんですね
九州大学のもやってた時期あるんじゃないかな
合格者数っていうのは高校別でランキングしたり
それ自体の吉橋っていうのも随分と議論の対象になったかと思うんですが
それが大体入学シーズンは4月でしょ
いろんなのが出そろうのが5月
追跡調査含めて5月ぐらいには全部報道が終わるので
それに合わせての5月末での休館になったというのは真相のようですね
そういったもの自体にも興味を持っている方が
もうだいぶいなくなってたんじゃないかと思うんですが
週刊朝日っていうのは最終的にはもう数万部になってたんですが
一番売れてた時っていうのは1950年代なんですね
最高の部数だったのは1958年の新年号らしいんですけど
この時はなんと153万9500部
週刊誌が150万以上売れてる時代
すごいですねそれ
ちょっと驚きます
今週刊誌業界のトップっていうのは文春法でおなじみの週刊文春ですが
これの半分もないですからね
だから週刊誌っていわゆる新聞社系と呼ばれてる
週刊誌日産で毎日
あと産経新聞の流れでスパっていうものですとか
昔もちろん読売もありましたけれども
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あとは大手出版社の中で高団社が出してる
現代ですとか
小学科が出してるポストとか
あとは週刊宝石っていうのも昔ありましたけど
とにかく乱立してる時代っていうのは
沖波数十万部100万近いものっていうのたくさんあって
当然広告もたくさんあって
週刊誌の取材で撮影チーム含めて
複数名で海外に取材行くなんて普通だったんですけど
日本経済の失われた30年っていうところで広告費が減少していくわけですよね
テレビの広告収入でさえ
もう今インターネットに抜かれて
という時代で
そして紙媒体っていうのはもっと前に省略がありましたから
どんどんどんどん週刊誌ってのに淘汰されていきまして
それでも僕らフリーで文章書いたりしてるような人間からすると
週刊朝日とサンデーマインツっていうのはとにかく老舗なんで
1922年
その22年にできてるんで
ここはなくならないだろうっていう
無言のうち暗黙の了解みたいなのあったと思うんですが
週刊朝日がほんと撤退した
要は広告が入らなくなったってことなんですけど
コロナももちろん大きいですよね
コロナによって
いろんな広告が削られていくときに
真っ先にこういうところから削られていったっていうのは
業種でいうと例えば自動車の雑誌広告なんて
最後に見たのいつですかっていう感じだと思いますし
朝日新聞出版の中でいうと週刊朝日の
その姉妹誌である広発のアエラっていう
あちらのほうはカラーグラビアが多い分
まだ広告が取りやすくて残ってるっていう
そうでいうと週刊朝日のほうが上なんだ気がするんですけど
そうですよ
もっと言うと週刊朝日より
サンデー毎日のほうが部数としては少ないですよ
それでもやっぱりアエラを取るっていうのは
広告収入飲み込めるっていうことなんですかね
そうです
あとはタイアップ
クオリティー
ハイクオリティーなタイアップ広告
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タイアップ記事とかっていうのも
組みやすいってことでしょうね
ハイブランドとかが復興したがるのはやっぱり
カラーページで知的なイメージも高い
アエラっていうことなんでしょうけど
どっからどう切り取っても
切ない話になっちゃうんですが
週刊朝日から生まれた文化っていうことを考えてみますと
例えば松本成長なんていう
個人的に作家は週刊朝日の小説コンクールから出てきてるし
柴梨太郎さんのファンの人は
彼の新しい言葉に触れたくて週刊朝日を買うとか
やっぱり居場所があったんですよね
僕の好きな作家の加藤健さんが
ずっとつまり東京っていうルポルタージュを書いて
それが名作として語り継がれてるとか
いろいろ文化の発信基地でもあったと思いますし
例えば今インターネットで朝日新聞のこの間
首相官邸の担当記者たちの官邸記者クラブの人たちが
広島サミットの時に
首脳陣へのディナーのメニューっていうのをツイートしてたんですね
ありましたね
官邸記者クラブっていう人たちが
メニューを乗っけるってどういったことなんだろうなと
それで新聞として報道はできるんだろうか
なんてことを
公正な報道なんかできるのかなと思ったんですけど
考えてみるとこういうのっていうのは
昔クッション的な役割として
同じ朝日新聞の中でも週刊朝日のグラビアとかが収まりよかったんですよね
なるほど
新聞本体の方ではあくまでもちょっとハードコアな記事を
乗っけるんだけども
同じ組織の中で週刊朝日になると
ちょっとそういうより大衆に寄り添った目線の記事とか
グラビアっていうのがあるっていうところで
大きな組織の中でも
硬い部分と柔らかい部分を
役割分担してたとこあるかと思うんですけれども
ずいぶん前に朝日新聞の中でも
週刊朝日とかあやらとか出す部分のところは
子会社化されまして朝日新聞出版という名前になって
それがうまく機能してた時期もあったんでしょうけれども
そうですね朝日新聞本体も今大変ですよ
朝日新聞に限らず新聞ってものがね
言うまでもなくネットっていうこともありますし
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あとやっぱりSNSなんかにおける発信と
チーム取材っていうものの
どっちを信用するかっていうのが
世代によって違いますからね
現地からSNSですぐに個人記者が発信するものだけを
信じるって人もいるでしょうし
いろんな意味で風切りに耐えてきたんだけども
ついに力尽きたという
週刊朝日101年なんですが
ちょっと面白い明るいニュースを1個最後に言っておきますと
週刊朝日といえば山藤昌司さんという
イラストレーターの方が
ブラックアングルっていうのを裏表紙めくったところに
必ず世相を封死するような
イラストと文を添えてっていうのはこれは名物だったんですよ
週刊朝日に関していうと裏表紙から開くっていう人も結構いたんですが
山藤さんもちょっと前に引退されたんですが
山藤さんがもう一つ連載で似顔絵塾っていうのも
人気連載があったんですが
これちょっと前から松尾隆さんが
似顔絵塾の塾長をやって
引き継いでいたんですが
この松尾さんがYouTubeチャンネルで
親戚ではないんですが知り合いの松尾隆さんが
週刊朝日なくなっちゃうから
ライバル誌のサンデー毎日とかでやってくれないかなって
シャレで言ったら
本当にサンデー毎日で7月から連載が打つってことになって
日なんですが
週刊朝日の本当に
おもしびがギリギリサンデー毎日に残るってことをお伝えしています
わかりました
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