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松尾潔のCatch Up デユークエリントン生誕125年
2024-04-29 11:49

松尾潔のCatch Up デユークエリントン生誕125年

音楽プロデューサー 松尾潔
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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のCatch Upです。
さあ、松尾さん、この時間はどんな話題でしょうか?
はい。ジャズの世界で有名なバンドリーダーというのは、今まで歴史上に何人かいるんですが、
その中で最も有名なお一人、デュークエリントン。
名前聞いたことあると思いますが、
はい、あります。
あ、そうか。橋行さんは特にオーケストラをやっていらっしゃったから、
割とこのデュークエリントンのオーケストラジャズというのは、
そうですね、日本の中学校とか高校の人たちの教材にもなったりしているかと思うんですが、
教材というか演奏曲になっていることもあるかもしれませんが、
デュークエリントンさんは1899年4月29日生まれということで、
今日は生誕125年ということになります。
今日はそのデュークエリントンの魅力を話してみたいと思いますが、
デュークエリントン、さっきジャズって言いましたけども、ジャズもいろんなジャズがございますが、
1920年代から30年代にかけて、今からおよそ100年前ですね、
その頃に大流行したのがスイングジャズと呼ばれている形式です。
これね、日本でもスイングガールズという映画になったぐらいで、
大変日本でも愛されて定着している形式なんですが、
ざっと簡単に説明すると、
ジャズっていうとね、もともとニューリンズ発祥で、
アフリカ系アメリカ人、黒人のものってイメージが強かったと思うんですが、
このスイングジャズっていうのは、白人が割と主体となったイメージがありますね。
第二次大戦前の大人数編成のオーケストラ形式によるジャズなんですけれども、
有名なところで言いますと、このデュークエリントン以外にも、
同じ黒人リーダーのカウント・ベイシーさん、
あとはベニー・グッドマン、グレン・ミラーと有名な名前が続きます。
日本でもジャズ好きと言われているおじさまでも、
70代以上の方とかは、
ましてや80代以上とか、このスイングジャズが好きなんだって方が多いかなっていう印象ですね。
今、4人の名前を挙げました。
デュークエリントン、カウント・ベイシー、ベニー・グッドマン、グレン・ミラーって言いましたけども、
このうち、白人バンドリーダーでありますベニー・グッドマンとグレン・ミラーっていうのは、
それぞれクライネットとトロンボーンの奏者なんですけれども、
デュークエリントン、カウント・ベイシーっていうのはピアニストなんですよね。
デュークエリントンは愛称でありまして、
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芸名でありまして、デュークっていうのは、
いわゆる貴族の一階級であります。
公爵っていう意味ですね。
ちなみにその、良きライバルと言われていたカウント・ベイシーのカウントっていうのは、
白爵っていう意味ですからね。
ちょっとおふざけも入った。
わりとジャズの世界ではね、
白爵とか公爵とかホラ吹き男爵とか言ってみたりとか、
こういうちょっと大きな名前をね。
今でもアフリカ・アメリカンの芸名の付け方で、
例えばヒップホップの世界とかで、
自分のことをビッグなんとかとか、
ビッグダディーなんだとか、
ブランドマスターなんだとか言い方したりする。
あの伝統に引き継がれている気がしますが、
デュークエリントンさんは、
さっきバックで流れてました、
スティービーワンダーの、
サーデュークっていう曲でも歌い込まれているように、
本当にいろんな後進のミュージシャンたちに
リスペクトされてきた、
さっきのスティービーワンダーのサーデュークっていう曲は、
1977年、
年齢ナンバーワンになった大ヒット曲、
スティービーの飾るヒット曲の中でも有名なものなんですが、
その中でスティービーは、
フォーデス・ベイシー・ミラー・サッチモン・アンダ・キング・オブ・サーデューク
って歌ってますね。
今僕が言った、
サウンド・ベイシー・グレン・ミラー、
そしてサッチモン・アンダ・キング・オブ・サーデュークっていう人ですが、
そんな人たちの中でも、
王様の中の王様であるサーデュークって言ってるぐらいですから、
ちょっと別格扱いなんですよね。
このデューケ・リントンさんは、
他の人たちとどこが違ったのかというと、
デューク公爵というニックネームが付いてるぐらいで、
わりと子供の頃からちょっとエレガントな仕草とか、
ちょっとツヤっぽさとかを持った黒人だったというふうに言われてますね。
彼はワシントンDC、
ホワイトハウスがあることで有名なワシントンDCですね。
そこの出身なんですが、
お父様はね、
ホワイトハウスなんかに出入りすることもあるっていうような、
当時のアメリカ黒人としては、
やや異質の世界を覗いていたような人であって、
そういったところから白人社会と接することも多かったと言われてますね。
デューケ・リントンは、
有機物的種と言われたカウント・ベイシーが、
ブルーズとか、
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わりと黒人ぐらいの音楽のグルービーな魅力があったのに対して、
デューケ・リントンは、
クラシック音楽を感じさせる、
さっきもちょっとお話ししましたけど、
エレガントな、
やっぱりちょっと気品漂うなんてことをよく言うんですが、
そういうとこは魅力でありまして、
スイングジャズブームの中でも、
デューケ・リントンが好きなんだよねっていう人は、
そこを厚く語りますね。
宣伝という言葉ですかね。
白人寄りという意味合いとニアリー・イコールで、
ちょっとそのあたりから表現も気をつかなきゃいけないんですけれども、
ただこの、
今聞くとすごくオールドタイプのジャズなんですが、
そのジャズの変革者と言われているマイルス・デイビスという人いますね。
この人は、いわゆるモダンなジャズっていうのをグッと作って、
それまでの枠組みを破壊しては再構築するってことをやったわけなんですが、
マイルス・デイビスも売れ出した頃に、
当時の王様であるデューケ・リントンに呼び出されて、
会いに行ったりしてますからね。憧れだった。
ちなみにデューケ・リントンに初めて呼び出されたマイルス・デイビスの話っていうのが、
マイルスの辞伝の中に出てくるんですけど、
呼び出されて行ったら、
デューケ・リントンは下着姿で女性を膝に乗せて待っていたっていう話が聞いて、
こんな状況なんだ。
デューケ・リントンさんね、なかなか王爵って呼ばれながらね、
お遊びの方も親になってたようで。
こういう話がジャズファンは大好きなんですね。
デューケ・リントンのピアノ奏者としての腕の確かさ、
オーケストラリーダーとしての華やかさ、統率力、
こういったものはたくさんの名言を残しております。
今日バックで流した曲っていうのは、
割と容易にサブスクで聴いたりすることができると思うんですが、
一応曲名を言っておきますと、
A列車で行こう。Take the A Train。
そして、Inner Sentimental Mood。
このあたりは華やかさと、ちょっと憂えすらある夜の感じ。
もう本当に多彩だな、多芸だなと思わせるんですが、
中でも僕の好きな、
It don't mean a thing if it ain't got a swing.
スイングしなきゃ意味ないねっていう。
これは村上春樹さんがね、
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スイングしなきゃ意味ないねっていう放題の文字って、
意味がなければスイングはないっていう本を出してるぐらいですけども、
これ聴いてみましょうかね。
トゥバットゥバットゥバットゥバットゥバットゥバーって言うんですけどね。
サッチモとの共演ですね。
そうですね。
サッチモことルイアムストロングさん、トランペットの王様ですが、
ルイアムストロングとの共演バージョンで今日はお聴きをいただきました。
It don't mean a thing.
これはね、スイングがなければ意味はない。
僕もかつてJuJuさんのジャズアルバム作ったときに、
日野寺雅さんをゲストにお迎えしてこの曲をやったんですが、
いつ聴いても発見があるし、一緒に口ずさみたくなる曲です。
そういったキャッチーな大衆性と言えるようなものと、
さっきから繰り返しております宣伝ですとか、
高貴さある種の品格のようなものを備えていた、
ジャズの王様、リュウケニトン、今日生誕125年ということでご紹介いたしました。
数学教師芸人の高田先生だよー。
高田先生の算数ワクワクラジオ。
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