松尾潔のBrushUp
2022-12-12 11:56

松尾潔のBrushUp

音楽プロデューサー 松尾潔

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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のBrushUp。 さあ、今日はどんなテーマでしょうか。
はい、おとといになりますけれども、 第55回日本作詞大賞という、
我々、職業作曲家作詞家にとっての、非常に伝統ある行事がありまして、
そこに僕が、天道由美さんの寄居という、 以前もこの番組で一度お話しさせていただいたと思いますが、
これでノミネートされていたんですが、 ありがたいことに大賞を受賞いたしまして、
おめでとうございます。
ありがとうございます。
BSテレ東ってとこで生放送されたんで、 ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、
ご覧になった方が是非、グローアップで続きを話して欲しいというお便りをいくつかいただいているので、
嬉しいですね。
お話しさせていただこうかと思うんですが、
この寄居という曲に関しては、
本当は大阪の八王というところご出身の天道由美さんが、
今年、デビュー50周年ということで、
ふるさとを見つめ直すというテーマがあって、
それで僕も、
ふるさとに帰るという気持ち、
それってただ素直な気持ちだけじゃなくて、 いろんな純潤とか戸惑いとか、
一度はある理由があって出たところに、 人はどういう理由でまた戻るのかとか、
割とテーマとして広がりがあるなと思って、 歌詞を進めていったんですけども、
そこを番組の中で高く評価してくださって、
審査委員長の富澤一世さんという、 評論家の大会の方がいらっしゃいますけども、
シンプルだけど、
僕が言うのはちょっとあれですよ、 おもはゆいですけど、
シンプルだけど深いと。
深いけど、難しくなくて、
正確に何とおっしゃってたかな、
とにかくそれを天道さんが歌うことによって、
自分も聞きをしたくなるんだ、 ということをおっしゃってたんですけど、
そのいただいた好評も大変ありがたいなと 思ったんですけどもね、
もう一つ、
審査委員の方が6人いらした中で、
漫画家の役三鶴さんとか、
農学学者の中野真子さんとか、
テレビでおなじみの顔の中で、
その中で僕は、
一人だけ見知らぬ方がいらしたんですね。
アン・クレシーニさんって感じで、
後で知ったんですが、
もう福岡で有名な人ですよって言われて、
僕地元なのに不勉強だって感じだったんですが、
03:03
アンさんが初めての全国放送出演の機会だったらしいんですが、
アンちゃんって言われてるんですよね。
彼女が、
私も演歌は特に詳しいわけではなかったんですが、
前置きした上で、
15曲ノミネートされた曲を彼女なりに分析されて、
これは私の生まれたアメリカの
カントリーソングに通じるところがありますっていうことを、
その中でやっぱり暴挙の思いだとか、
というのが大きな要素として挙げてらしたんですが、
まさにおっしゃる通りだなと思って、
うちに帰ってアンちゃんっていう人のこと調べたんですね。
真っ先にRKB仮面とか、
それで調べたら懐かしき辻マリナさんの顔が出てきたりして、
あれ、アンちゃんってもしかして近い人だったの?と思って。
RKBラジオにも出演してもらってですね。
ここでお話しさせていただく一つの理由になったんですが、
アンちゃんがおっしゃってた根拠の一つとなる、
暴挙の思いっていうのを、
カントリーソングでどういう風に歌ったのか?ってことで、
まず聞いていただきたいのが、
カントリーロードって曲なんですね。
これは日本では、
ジブリのスマセバーで、
本名陽子さんって声優さんが歌う日本語バージョンでも有名ですけど、
映画のオープニングで使われてるのは、
オリビア・ニュートン・ジョンのバージョンですよね。
まずそれを聞いていただきたいなと思いますね。
これは、曲の中でも出てきますが、
アメリカのウエスト・バージニアという、
フルサットの人間で、
もっともっとオリジナル曲は、
ジョン・デンバーっていう人が作って歌ってたんですが、
70年代のアメリカのカントリーミュージックのスーパースターですが、
フォーマットがあって、
ウエスト・バージニア、アメリカの中では、
例えばニューヨークやLAみたいな大都会に対しての、
アメリカの両親とも言えるようなカントリー、
場所とされてるんですが、
何か理由があって外に出て行った人が、
またその道を、
一度出て行った道をまた辿って戻っていくっていうようなお話で、
ジブリの世界観なんかにすごく合う曲だと思いますね。
06:00
僕も今回、
遠藤義美さんのキキキョウという曲にあたって、
モチーフになる曲がたくさんあったんですが、
正直カントリーロードのことは考えていなかったんですが、
カントリーソングで描かれるような、
一度都会に出た人が、
また距離に戻っていくっていうのはすごく意識したんですよ。
だから本当にあんちゃんがおっしゃることで、
これ確信つかれたなっていうのがあって、
さっきカントリーロードではないがといったところで言うと、
実際に僕がその時に思い浮かべた曲は何かっていうのをこれから聞いてください。
これはグラディス・ナイト・アンド・ピップスという、
黒人ファミリーグループの予議者用ジョージアン。
歌い出しが、
L.A.はロサンゼルスですね。
L.A.っていうのはさっき話した都会の象徴ですが、
プループ・トゥーマッチだったと。
主人公の男の人にとって身が重すぎた。
そこでやっぱり大将を抱いてそこに行ったんだが失敗もしたんですよね。
それで生まれふるさとであるジョージアンに戻っていく。
予議者でミッドナイト・トレイン・トゥ・ジョージアンで戻っていくんだと。
だけどその傷ついた男の人に私は寄り添うわっていう歌なんですね。
ソウルミュージックはアメリカ黒人にとってのカントリーミュージックと言われますけども、
まさに貴教の歌でありまして、
この曲っていうのはアメリカの黒人の間でスタンダードなんですけど、
実は白人のソングライター、ジム・ウェザリーという人が作っていまして、
最初に作った時はミッドナイト・トレイン・トゥ・ヒューストンだったんですよ。
ヒューストンへの夜間飛行機だったんですね。
それをジョージア行きの予議者に変えて、
分かりやすく言うとどんどん土臭くしていくことによって、
貴教の歌としての親しみ度合いを高めていった。
多分に貴教の図式をカリカチュアライズしているんだけれども、
こういった古典を仰ぎ見ながら、
僕は遠藤由美さんが、
かつて天才少女と呼ばれてデビューして東京に行ったんだが、
一回も目が出なくて地元の大阪に帰られたという話を聞いたときに、
常々彼女のことは日本のソウルシンガーの最高峰の方だなと思っていたので、
ジャンルではなく本当に魂という意味のソウルシンガーと、
09:02
彼女の歌にふさわしい原風景としてこれを書いたという話がありますね。
そしてその遠藤さんのパーソナルな思いもきっと終わりでしょうけども、
聞く人誰しもに心の中に故郷があって、
その傍郷の思いをくすぐられる世界というのは、
聞く人それぞれに景色が広がっていそうですよね。
そうですね。聞く人それぞれで景色が違っていいと思いますし、
もっというと詰まるところ、
故郷って何だろうって僕この曲作り方で考えたんですが、
やっぱり人ありきだなと思います。
もちろんもっと力っていうのはもちろんありますけども、
やっぱりそこに風景なんかも思い浮かべるけども、
やっぱり人の顔っていうのが浮かばないと、
そこまでのものにならない。
逆に言うと故郷を思わせてくれる人がいれば、
そこに会いに行くことがもう里帰りとも言えるんじゃないかなという気がしますね。
今日は遠藤由美さんの寄居、日本作詞大賞大賞受賞ということで、
それを記念して傍協ソングについてお話を伺いました。
8時40分過ぎのキャッチアップではマッチの話が聞けそうですね。
楽しみにしております。
日本語の歌たくさんご紹介しますよ。
×少女隊の春野きいなと、
青井リノアです。
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