松尾潔のBrushUp
2023-04-10 14:45

松尾潔のBrushUp

音楽プロデューサー 松尾潔

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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔氏のBrush Upをお送りしております。松尾さん、よろしくお願いします。
松尾さん、よろしくお願いします。 今日は、元大学院生が早稲田大学教授らを相手取って、賠償の裁判が行われておりましたけど、賠償判決明示たうんですよね。
そうなんですよね。渡辺直美さんという、早稲田大学の文学学術院の教授だった方。文芸評論家として大変な高い方なんですが、この人からセクハラを受けたということで、
かつて教え子だった、今は作家として一人でされている深澤玲奈さんという女性の方。ちなみに今の年齢で言うと、71歳の渡辺さんを32歳の深澤さんが訴えたという形になるんですが、
早稲田大学と渡辺さん、双方に対して損害賠償を深澤さん求めていたんですが、それの十分の一相当の55万円の支払いを命じたんですね。セクハラを受けたということなんですが、
そうですね。これと別に、55,000円の支払いっていうのもしてあげたんですが、
これは大学の中で、深澤さんが渡辺先生はこんなことを言うんですけど、やるんですけどと。卒業したら俺の女にしてやるなんてことを学生に向かって消しからん。
やっても消しからんことは間違いないんですが、それを相談を受けた別の教授が、深澤さんにあなたにも隙があるんじゃないのみたいなことを言ったということで、ここでまた深澤さんはこれに対しても心痛めていらっしゃったわけですが、
これ賠償責任っていうのは、55万円のさらに十分の一に相当する5万5千円の支払いになったんですが、この値段どう思います。値段っていうのか、この金額ですね。額面どう思われますか。
いや少ないなって思いますけどね。心の傷と比較したときにですね。
そうなんですよね。
釣り合ってないなと。
これ新聞、メディアの捉え方でも単に賠償命令っていうことを報じたところもあれば、安すぎだろというような批判的な行動と分かれてるんですが、
もちろん深澤さんはこの金額に満足はされてないですよね。
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やっぱりこの生きる支え、ご本人の言葉で言うと文学と生きる支えをハラスメントで奪われたと。
大学には同じ過ちを繰り返さないようにしてほしいって言ってるけど、いかにも安くて、これ司法の今の判断ってのは、こんな金額で現れてるんだなと。
そういう国に今、僕たちは生きているのかと思うとちょっとゾッとしますが、
このことに何でこういうふうに反応してるかというと、実はこの渡辺先生っていう人に同じ学校で教わる立場になったんですね。
30年ぐらい前ですけどね。
そうなんですね。
この渡辺先生って人は当時から、当時の新進女性作家のことなんかを授業中に名前を出して、
あれは俺が食わせてやってるみたいなことを言う人だったんですよ。
僕は大学離れて久しいですけど、まだあいつあんなこと言ってるのかと。
あいつって言っちゃいましたけど、僕本当に嫌だったから、この人が。
そんなに値しませんもんね、こういう行為は。
そうですね。こういうセクシャルなことを抜きにしても、今でいうところの上から目線をはなはだしてる人で、
あるテーマで僕が発表しようとする時も、そんなことを言うのが俺のクラスにいるなんて俺は信じられない。
体内でやるから出ていけ、みたいなことを言うようなね。
そんな暴言吐いてたんですか?
うん。そういう言い回しをする人は彼だけじゃなかったような気もするんですが、
そういうことがまかりとってた時代があったとして、全然それ良いことじゃないんだけど、
僕もまたその時のセクシャルな発言の時に、やっぱりその世の中のマジョリティ的な男性っていうところに立ってたんだなっていうね。
同じクラスでさらに胸を痛めた女子の同級生とかいたんだなってことを改めて感じて、
もういいよ、俺出ていくよっていうような感じでしたけど、別に僕は学校に文句を言ったわけでもないんで、
そういうのがこの渡辺直美っていうバカ教官をこのままのさばらせてしまったんだなと思って。
僕もこの時に文学っていうのを学んでいたんですけど、
こんな人たちがまかりとってんだったら、もうそんなとこ距離置いていいわっていうので、音楽の方にグイグイ行ったっていうのが実際ある。
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なるほど。
この間、今この年になって、文壇っていうところとちょっと付き合いがあるわけで、
文学学術院に今携わってる人たちと会って話す機会とかもあったりするんですけど、
随分変わってますよ。渡辺さんの不祥事っていうのを払拭することに懸命になってるし、
ここで主導的な立場にある人とかは、本当にこのこと恥じって再発防止のために動いてらっしゃるってことはわかるんですけど、
全国のいろんな大学、あるいは大学に関わらず閉じたところでこういうことって起きてるんだろうなってことを察してしまうんですね。
それは今日別に告発大会じゃないんですが、
遡ること、僕が高校時代に高校1年生の時に入って、間もない頃、夏休み前だったと思いますが、
体育の教師に授業中に試合が入っていらんと言われて、いきなり殴られまして、
僕は、頬を5針縫う笑顔で、血が止まらず、そのまま授業を消させられたんですが血が止まらなくなって、止まりませんって話になって、
その後、国語とか社会とか授業の時に、ずっと授業中に血が止まらず出てるみたいな騒ぎになって、
結局それから病院に運ばれて、親も呼ばれて、
ただ学校側はこれをもう本当にとにかくもてざたにしないでくれと。
僕が行った公立高校でそういうことが起こったんですね。
僕も学校に居づらくなるのが嫌だったから、親に頼んで、とにかくこれ、当然親は怒り狂ってましたけども、
警察とか新聞に言うのはやめてくれと、
その方からお願いして、次の体育の授業からもびっくりするくらい先生が優しくなったんですけどね。
僕に対してね。
それで卒業まで気持ち悪いくらい優しくされて、卒業して、
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それから僕は40歳くらいになって、初めて高校の大きな同窓会っていうのを行ったんですが、
その先生に会ったら僕どうしようと思いながらも、先生がいたんで先生の前に行ったんですが、
先生も僕にあいずらかろうと思ったんですが、実際先生の前に立ってみると、僕覚えてなかったんです。
加害者ってこれぐらいだったんだと思って、
そのことにショックを受けて、あの時警察だったにするべきだったと。
本当に裁かれるべきだったな、この人はと。
なぜなら僕の後輩とかも同じような目にあったかもしれないからです。
その僕、このことあんまり思い出さないようにしてきたんですが、
今回の早稲田大学の渡辺直美の話を聞いて、
僕もまた加害者だなと思ったんです。
高校、そして大学でパワハラ、セクハラとちょっと形は違えど、
この立場を利用したがゆえのハラスメント、それぞれ被害にあったり、
その状況に加担してよりシステムを強化してしまったんじゃないかなっていう、
ちょっと自責の念がありまして、それで今日取り上げました。
これね、やっぱりね、学校でそんなことなかったよっていう人たちは、
皆さんいい環境に巡り合ってきたってことだと思うんだけど、
けど、こういういわゆる学校じゃなくても、
例えば自動車教習所とか免許の教室とか、
で、僕の若い頃は、なんかすごい先生の口が悪かったりとか、
女の子の友達とかはすごいセクハラにあったりとか、
聞いてましたけど、みんな免許欲しいからちょっと我慢すれば終わることだから、
通過議令みたいな感じで、あるあるだからみたいな感じで、
特にそれに対して声を上げなかったっていう、
そういう時代が長く続いていたような気がします。
職場でもそうかもしれないし、
だけど本当に皆さん勇気を持って声を上げていただきたいし、
周りの人たちもそれに気づいたら、
黙って見ていることもあなたは加害ですよっていうふうに申し上げたいし、
ここを言いながら僕は自戒しております。
僕も今、気がつくと年少の人たちに囲まれることとか多いですから、
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言い出せない雰囲気作ってないだろうかなーなんてことね。
やっぱりしっかり声を上げていく、
勇気のいることかもしれませんが、
そうですね。
でも声を上げることの大切さっていうのはね、
本当に見しみますね、こういうね。
セクハラっていうのはパワハラを伴うことが多くて、
逆ってのはあんまりないと言われてましてね、
それをセパ両リーグとかっていうシニカルな言い方をする人もいるんですけど、
今回はそれにアカデミックハラスメントっていう、
本当に立ちの悪い、やっぱり皆さんご存知かもしれないけど、
大学院のようなところにおいては、
その共感の権限というのは絶大なので、
なかなかこういう事態に風通しとれたっていうのがね、
もたらしにくいという背景がありますので。
立場を悪用したりする力を持つと、
またその人間というのが試されるわけですけども、
それが行ってはいけない方に行ってしまうっていうね。
松尾教師のブラッシュアップをお送りしました。
数学教師芸人の高田先生だよーん。
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