00:00
毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のBrush Upです。
さあ、松尾さん、この時間、どんな話題でしょうか。
はい、あのー、今日はね、農家学者の茂木健一郎さん、茂木健さんっていらっしゃいますが、
茂木健さんの問題提起というのを受けてお話をしてみたいと思うんですが、
実はこの間、この番組でも紹介させていただきました、
俺の歌を止めるなって、僕の、あのー、茂木さんがご自身のネット番組で取り上げて批評してくださって、
視聴者の人たちと一緒に点数をつけるっていう恐ろしい企画だったんですが、
60何点っていう微妙な数字だったんですが、
それのイシュ返しじゃないんですが、茂木さんの、
あのー、まあ、旧ツイッターXですね。
最近ポストされてたことがちょっと興味深かったんで、
今日はその話をしたいと思います。
それはね、24日に更新された彼のXなんですが、
飛行機の中で近くの方、括弧複数が日本のバラエティの動画を見ていて、
これは地獄だと思ったって投稿されたんですね。
その理由として、画面が汚い、テロップがしつこい、
タレントがどうでもいいことを取材して語っている。
で、これじゃ日本滅びるよねっていう、もう、幽黒モードでお話されてるわけですが、
で、ご自身は、その間どうしてたかっていうと、
アメリカのコンピューター科学者のお話をポッドキャストで聞いてましたと。
で、いわゆる日本の、この方あれですよね、ちょっと前から随分と日本の、
特にテレビ番組のお笑いとかに頻発なことをね、お話しされてて。
おっしゃってますよね。
お笑いとかバラエティっていうんでしょうかね、その番組で。
で、そのお笑い芸人やファンが面白い、面白くないとか言ってる基準っていうのは、
俳句や短歌の結社の中で、いいとか悪いとか言ってる雰囲気に似てると。
つまり中の人たちにとって微小な差が大切だという体で、
その外にいる人たちにとってはどうでもいい内輪の論理を磨き合っている。
これまぁ結局お笑い界の人たちの、
よくいわゆる楽屋オチみたいなものに対しての皮肉とも取れるわけですが、
今日はじゃあ、
お笑い、特にテレビのお笑いっていうものが、
じゃあ今、本当にこの模木さんがおっしゃるように、
地獄と言われるような奇跡的な状況にあるのかということをお話ししたいんですけどね。
03:01
お二人は日本のお笑い、
ここで言うお笑いっていうのは特にテレビのことですね。
寄生とか、古典落語とかではなくて。
どういうふうに接していらっしゃいますか。
私は好きなので。
表現されることもあるわけですもんね。
そうですね。
だから拝見して笑わせてもらってますし。
確かにテロップが多いな。
ここまで入れる必要あるのかなと思うところはあります。
一言一句全部入れるような感じはちょっと多すぎるかなと思いますけども。
例えばここっていうときのテロップっていうのはすごく視覚的に訴えるものもあって、
効果もしっかりあるのかなと。
語読の余地を少しでも減らすっていう効果がありますよね。
私は日本のバラエティも大好きなんですけれど、
最近韓国はYouTubeでバラエティを見るっていうことがテレビより主流になっているそうで、
もちろん日本からも見ることができるので、韓国のバラエティは最近よく見ますね。
バラエティを見る。ショート動画とかじゃなくて。
そうですね。
日本と違うのが、その方が発言していなくても、その方がこう考えているんじゃないかみたいな。
漫画でいう吹き出しみたいなのをつけているんですよ。
だからその人が実際にテロップで何かを喋っているわけじゃないんですけど、
誰誰さ、かわいいみたいなのが入っていたりして、
そこは日本にはないので、ある意味で新鮮だなと感じていますね。
それは心の声っていうのを吹き出し、スピーチバルーンって出すことによって、
視聴者がその先1分後、2分後とかに心の声が正しかったかどうかとかっていうのを確認するような楽しみも生まれてきますよね。
そうですね。そこもあると思います。
なるほどね。
これぐらい国によって違う。
ましてやアメリカですとかヨーロッパとかの笑いとか、日本に何度も輸入されようとして、
例えばミスタービーンのように、元からセリフがないというところで一興に成功したものもあれば、
アメリカにおけるお笑い番組の代名詞で、日本のオレたちを金属のプロトタイプにもなったと言われているような、
サタデーナイトライブっていう番組。
これなんかはいつまで経っても日本に定着しない。
もちろんYouTubeとかで楽しみに見てる方もいらっしゃるかもしれないけど、
2011年にこれの日本版を吉本工業作ろうとして、すぐ速攻で終わったっていうのがありましたけどね。
第1回目のゲスト平井健さんで、僕は当時彼の曲プロデュースしてたんで、もう1回目楽しみに見たんですが、
半年後にはもうなかったかな。
なかったですね。
やっぱお笑いのリテラシーっていうのは国によって違うんだなっていうのは僕よく思うんですよね。
06:07
森健さんみたいな、いわゆる国際派の方からすると、
日本のお笑いのこの、よくガラッパゴスって言われるような状況っていうのが、
歯が良くてしょうがないっていうところを越しても、
もう見切っちゃったよっていうような感じかもしれないんですが、
僕はね、
いやいや、日本のお笑いこそがレベル高いんだって言えるほど世界のお笑いしてないんですが、
やっぱりどうしてもね、
面白いなと思う都合はやっぱり日本の番組の方が多いなって自分で思います。
ただ、これはやっちゃいかんな、
もしくはこれをやるからダメになっていくのかなっていうのを感じることは最近多くて、
一つはね、やっぱりさっきもちらっと話したんですけど、
楽屋話、楽屋で話せばよかったようなことがどんどん拡大しちゃって、
そこがちょっといろんなことの、それこそ吉本の松本さんの話じゃないけど、
いろんなタガが外れる原因になってるのかなと思うんですね。
どこで一線を引くっていうのが分かりにくくなってるのが、
日本のテレビのお笑いの実は深刻な病なのかなと思ってて、
滑らない話とか、もともと楽屋での芸人さん同士の話が面白いと。
そのテレビの評価と違う楽屋親打ちみたいな存在ってのは、
もう昔から予選の時代からあったわけですよね。楽屋だと一番面白い人。
そういった人に光を当てるようなシステムってのは滑らない話で、あれはもう本当に発明だったと思うんだけども、
どうしてもやっぱりそのノリで作っちゃってるから、
これは公共の電波で載せていいのっていうような、
例えば女性別視だとか、いわゆる男子物質のノリっていうのがそのまま、
誰も止められないまま行っちゃってるっていうところがあって、
そしたらその話の元になる行動、実際の行動とかもどんどん正当化されていくっていう恐ろしさがあって、
ましてや出演者の中で仕切ってる松本さんがキャスティング権っていうのも持ってたりするっていうことになっちゃうわけで、
これは昔から大橋巨仙さんの番組とか関口博さんの番組とかもそうなんですけど、
テレビ自体が、たけしさんにしてもそうかもしれないんだけど、
ある程度雑調にキャスティングも仕切らせるから、笑いが具現化できるってところはあると思うんで難しいと思うんですけど、
09:10
ある一人のタレントさん、ある一つの事務所への依存度がどんどん高くなっていくっていうのは、
それが笑いであれ最終的に笑えない状況を作り出してしまうっていうのは、
ここ数ヶ月で我々学んでるわけですけども、笑いっていうのは僕思うんですけど、
やっぱり素晴らしいもんだと思います。
というのは、事の当事者にならずに、あれほど高確率で大声を出して感情をトロするような装置ってあんまないと思うんですよ。
僕は音楽やってますけども、音楽は感動っていうのに結びつきやすいって言われてるけど、
正直、お笑い番組が人を笑わせるほど音楽は人を泣かせたりもしないし、
笑いっていうのは本能に素手で触れる仕事っていう仕事の中でも、すごく確率の高い、精度の高いお仕事の一つだと思ってて、
お笑い芸人の人たちがそこに誇りを持ちたい、みんなに尊敬されるっていうのは自然なことかなと思うんですね。
ただテレビで見てると視聴者の最前列という気持ちで見ますよね。
寄せで言うと最前列のお客さんになっちゃうわけですよ、テレビだとね。
テレビに出てる人たちは演じる側の最高列というか、
こっちを見てるというよりもテレビの視聴者はテレビに出てる人の背中越しにそこに参加してるような
気持ちにさせてしまうから、テレビって。
特に僕が子供の頃なんかと違ってテレビは一人一台とかに、ましてや今スマホとかになったりすると、
もうタブーの境界線っていうのがどんどん移動して曖昧になって、
これ結果としてみんなで笑えるような笑いの基準っていうのがどんどんぐにゃぐにゃになってる。
笑いの投稿線みたいなのが昔はあったのが、それがまだらになったり途切れてしまったりしてるのが現状だと思うんで。
時として我々には一体何を見せられてるんだこれっていう気持ちになってしまうわけですけど、
さっきも話しましたように、固い言葉で言っちゃダメよって言うだけヤボよっていうジャンルだからこそ言いづらいんですけど、
ちょっとやっぱりねテレビに関して言うと、まずキャスティングなんかにもうちょっと第三者的な視点が入るような、
12:04
議会における男女の活動で同等にするパリテ法っていうのはありますけどもフランスで、
これは日本のテレビでこそ、例えばジェンダーバランスですとか事務所バランスとかそういったものをある程度規制しないと、
もうこの番組なんかの維持自体が難しいところに来てるんじゃないかなってことを強く感じる年末以降でございますというお話ししたかったんですね。
はい。
すいません、なんかちょっと風紀院っぽくなっちゃうのをあげたかったんですけども、
おそらくは模木さんが言いたいことはこういうことじゃなかったのかなという問いかけも含めて申し上げました。
松尾久史のブラッシュアップでした。
落語家の立川翔子です。
1週間のニュースの中から気になる話題を題材に新作落語をお送りしているポッドキャスト番組、
立川翔子のニュース落語。
もう聞いていただきましたか。
政治家の問題発言や動物たちの微笑ましいエピソードなどなど落語の世界でお楽しみください。
Apple、Spotify、Amazonの各ポッドキャストで立川翔子で検索してフォローお願いします。
またYouTubeでも聞くことができますよ。
さらに生放送でいち早く番組をチェックしたい方はラジコでRKBラジオ立川翔子キーサイトを聞いてください。
毎週金曜朝6時半から10時まで生放送中です。
さらにこの立川翔子ニュース落語は本で読むこともできます。
お近くの書店、ネット通販でお買い求めください。
本と音声両方で立川翔子のニュース落語。
どうぞご引きに。