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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔氏のBrush Upです。
さて、松尾さん、今日の話題は何でしょうか。
いや、今日はね、これちょっと、うーん、どんな寛容な人でもちょっと、これは許せないんじゃないかなっていうお話です。
横浜市のお話なんですけど、横浜市の教育委員会がね、2019年から今年の春にかけて、横浜地裁で、横浜市の教員が起こしたわいせつ事件っていうのは後半が何回かあったんですが、
教育委員会の職員を動員して、法廷の傍聴席に行かせて、一般の人たちの傍聴を阻むようなことをしていましたという発表をしたんですね。
これは東京新聞の鼻の効く記者の方が見つけたスクープなんですけどもね。
これはね、要は関係者の人たちが組織ぐるみで、組織防衛といえばそれまでだけども、組織ぐるみで難しい不利な情報を隠蔽したということですよ。
実際どんな人たちの裁判だったかっていうと、後半だったかっていうと、強制わいせつ罪に問われた小学校の校長先生とか、教員の方が被告になった4つの事件の後半らしいんですけども、
何でこんなことが可能だったかっていうと、地方裁判所全般に言えることなんですけども、いわゆるマスコミの注目を集めるような事件とかでない限り、ほとんどの裁判は先着順で傍聴するんですよね。
かつ立見っていうのはないから、そのことさえ知っていれば、動員かけて椅子の数を満たす人たちを並べておけば、普通の人たちは見れないってことになっちゃうんですよね。
これ、本当は組織ぐるみでやっていたことで、何と旅費を支給したりするようなケースもあったと。当然その原資っていうのは税金だったりもするわけですよね。
これもちろん、いろんな言い分もあるでしょう。混乱を招かないためにとかっていう大義名分もあったりするのかもしれないけれども。
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被害者が児童生徒だったっていうことも多少あるんですかね。理由として。
そうなんですよね。それで、被害者からの要望もあったっていうようなことを言ったりもしてるんですよ。
それを裏付ける、そのやり取りの証拠は残ってるかっていうと、それは残ってないって言ったりしてるんですよね。
うーん、うーんって感じでしょう、この話。
どれぐらい組織ぐるみで習得になっていたかっていうと、動員をかけるときに待ち合わせは避けてくださいとか、職員に出張を命じる文書に注意事項としてあらかじめそういうこと書いてたそうですね。
集団で来たことがわからないように。
あとは、市の教育委員会もそれの文書がもう突きつけられて、はいすいません市の事案だと悟られないようにっていうのは実際ありましたって認めてるんですよね。
これはね、今後の対話は今協議中ということなんですけども、まず第一に論点としては、憲法で保障されている基本的な事項ですけども、裁判公開の原則ってありますよね。
これが大きく歪められている。
いわゆる国民の知る権利というものが脅かされる。大いに脅かされるってことですよね。
それこそ東京新聞の取材でジャーナリストの江川翔子さんがお答えになってるんですけれども、裁判っていうのはそれ自体を裁くということはもちろんながら、
事件のその実際の諸事情であるですとか、あと原因ということをまびらかにすることで、開発防止を考えるための場っていう、そういう大きな目的もあるわけですよね。
そこがあらかじめ失われるわけですよね。こういうことをするとね。
もちろん被害者のほうから、プライバシーの保護という観点で、本当に要望があったのかもしれませんけれども、
これは市の教育委員会は、じゃあそうあったから動員をかけようっていうのが正しい対応かと。
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普通に考えて検察庁に相談を促すっていうことじゃないのかということですよね。
もう繰り返しそうですけど、ましてやその動員に予費を支給するとか、ちょっとどうなってんの横浜市はってやっぱり思う話。
これで横浜市はって言ったことにはやっぱり、僕も感情だけで話してるわけじゃなくて、日本を代表する政令指定都市だからですよね。
今の法定人口が377万人を超えてると言われてます。
これ第2位の大阪市の275万人に差をつけること100万人以上という突出したジャンボ都市なんですよね。
ちなみに九州で一番大きな政令指定都市はもちろん福岡市161万人。
推計だともっと多いって言われてますけども、それにしても有利2倍以上の横浜市で起こったこのことっていうのは、
やっぱり市長の睨みが効いてないなっていうのが一つあると思いますね。
2021年に本当に懇命を極めた横浜市長選っていうのがあったの皆さんご存知かと思いますけれども、
その時に立民が連れてきて共産党がバックアップしたという図式でよく語られる山中さんという、
横浜一律大学、地元の横浜一律大学の教授、親になってた方が市長になったわけですけれども、
その後の選挙の時もいろいろ気なくさい動きがあったと噂されておりまして、
特に首都圏にいるとそういうことは耳に入ってくるんですが、浜のドンっていうドキュメンタリー映画が作られたりもしてね。
それぐらい横浜の大きくて古い日本の文明開化を始めた町では、裏利権っていうのが渦巻いているっていうのは、
僕も実態はわからないですけれども、かつて横浜のラジオ局で何年間かレギュラー番組をやったりもしてましたから、
ある程度のあちらの財界の座組みっていうのはわかっているつもりなんですが、
ヨーロッパの小国以上と言われているこの国でこの市をまとめるって大変だろうなぁと、
その頃から思ってましたけれどもね。さらっと言えばヨーロッパの小国って言いましたけれども、
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具体的にどれぐらいかっていうと、クロアチアとかジョージアとか、そういったところと同じぐらいですよね。
人口がっていうとね。スロベニアとかマケドニアとかより全然多いですよ、人口ね。
で、それを市長っていう言葉で括ると、ちょっとリアリティが表現できないぐらいの権力を持つことになるわけですから、
ある時はトップダウンが必要だろうし、ある時は組織をうまく解除するようなことっていうのはリアリズムも必要だと思うんですけれども、
何にせよこういうことを繰り返さずにいてほしいですし、他のね、福岡市ももちろんですけれども、
他の大都市でもこういうことが表面化してないだけで起こってんじゃないのかなっていう、こういう疑念を抱かせることはすごく罪深いなと思ってまして。
そうですね。
はい、これも本当にやっぱり普段から市民が目を見張らせる、見張っておくっていうのも一つですし、
あとやっぱり職員の方々の職業倫理っていうのもね、今一度ここで改めていただきたいなというふうに思いますね。
はい、そうですね。ここまで松尾清のブラッシュアップお送りしました。
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