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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のCatch Upです。音楽プロデューサー・松尾潔さんです。
さあ、松尾さん、この時間はどんなテーマでしょうか?
はい、今日はもう、皆さんご存知、みんな大好き、スティーヴィーワンダーの84歳の誕生日なんですね。
74歳ですか? 74歳ですね。
はい、1950年の5月13日生まれ。
今、僕、間違って84歳って言ってしまいましたけれども、
じゃあ、74歳って言うと、ああ、それぐらいかなと思われる方もいらっしゃるかもしれないし、
まだ74歳なの?っていうふうに思われる方もいらっしゃるかもしれない。
本当にスターになって、半世紀以上、一度もその座から転落することがない。
もっと言うと、今、僕が50代リスナーの代表としていますけど、
自分が若い頃から位置づけがもうあまり変わってないというか、
ずっとその頃から伝道にいる人っていう感じがしますね。
そうですね。
スティービーワンダーの音楽的な功績っていうのはいろんな上げることができるんですが、
何よりも人間として彼の特徴を付けていることっていうのは、
マルチ・インストゥメンタリストってよく言われますけれども、
キーボードを中心にいろんな、ドラムですとかいろんな楽器に長けていると。
弦楽器するとかは見たことないですけど、
なんといっても非凡なボーカリストである作曲家、編曲家、作詞家、
いろんなものを備えているということですね。
あとは、その身体的な特徴として、
彼は、大変視力が不自由である。
これ、世に出てきた時、彼は本当に、
早産で生まれて、未熟児網膜症っていう、
生まれてすぐに目が見えなくなるっていう病気なんですが、
小さい時からピアノとかハーモニカに長けてて、
その頃はベースも弾いてたらしいですけども、弦楽器にこだわるようですけども、
キーボードは彼のメインの楽器にどんどんなっていくんですが、
もう10代の頃には、もう天才天才って言われて、
結局、彼が世に出た時っていうのは、
レイ・チャールズという、やっぱり同じように視力に障害があって、
ピアノを弾きながら歌うアフリカ系の人はいますけれども、
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彼の再来というふうに言われたんですね。
ですから、レイ・チャールズの子供版で、
しかもハンディキャップもあるってことで、
ある種ね、言葉がよくないんだけど、曲芸的な感じで売り出されたっていうのは、
よく議席されるところもありまして、
そんなちっちゃくて、目の見えない子がこんな音楽奏でるんですよっていうふうに言われて、
それだけでも、皆さん共嘆してたわけですよ。
ただやっぱ彼の才能っていうのは、一時的に一家制のものではなかったというか、
世の中のアーティストには、幼い頃出てきて、その時はピークだったって人なんてたくさんいるんだけれども、
TVアンダーはクリエイティブなピークをどんどんどんどん高めていくんですね。
俺が天才たるゆえんでして、
13歳でフィンガーティップスって曲で全米ナンバーワン獲得するんですけれども、
これももちろんいまだに史上最年少の記録なんですが、
さっきも話しましたように、もうその3世紀以上に渡るキャリアっていうのはね、
もうこの時から始まってるんですよね。
TVアンダー、今日冒頭におかけしましたハッピーバースデーっていう曲、
これ県庁ですけれども、これ彼は30歳ぐらいの時に出した曲ですが、
キング牧師、マティル・サ・キング・ジュニアの誕生日を祝日にしましょうという社会運動のために作った曲です。
以前その文脈でもこの番組でご紹介したことがありましたけれども、
この曲が出た1980年の時点では、キング牧師の誕生日を祝日にするという案に、
やっぱり当時のアメリカ、人種差別の異動が強くて、反対してる人たちも多かったんですよ。
彼はこの歌の形に落とし込んで、平和というメッセージの体現者であるキング牧師を称えることで、
個人の誕生日を記念日にするというだけじゃなくて、平和というものを今一度身近なものにしようというようなものがあって、
それはキング牧師の理念であるところね。愛と団結という、ユナイトするというところにかなるわけですけれども、
これに乗ったのが当時のレーガン大統領ですね。
これ83年にレーガンが署名して、86年くらいに全米でって言いたいところなんですが、
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なかなかこれを集団員で認めないところがいるっていうのは、アメリカの合衆国制度の難しいところでありまして、
50州の中で最後に認めたサウス・カロナイナ州が、有給の休日ってことで認めたのは2000年だったんですよ。
つまり曲が出てそれから20年かかってるわけですよね。
だからスティービーワンダーの音楽に込めた戦いってのもずっと続いていくっていうことでもあるんですよね。
最近、音楽に政治を持ち込むな、ドラマに政治を持ち込むなとかいろんな声が日本で聞かれることがありますけれども、
そういったことに対して賛否両論あるかと思いますが、スティービーワンダーという人は一つの考えるヒントになるんじゃないかなというふうに思います。
そういった社会活動家としてのスティービーワンダーのお話を今しましたけれども、
とはいえやはり彼の歌声、音楽性、ここに最大の魅力があることはもちろん言うまでもありません。
スティービーワンダーは未だに現役アーティストとして、数年前には腎臓の病気で大丈夫かなっていう時期もあったんですが、
今また元気になって、いろんなところに出てきてね、ほんと変わらない。
やや体型は以前に比べると横に豊かになってきてる感じもありますが、まだ歌の声量とかも落ちてないし、
1970年代の頭にアルバム1枚出すたびにポップミュージックの歴史を変えていくような天才性を発揮していた時期、
その頃のエッジな感じは今ないかもしれないけれども、
それでも今でもね、ブラックライブスマッター盛り上がった時期とかにも配信で曲を出したりしているのを聞いたりすると、
今これ、ベテランアーティストが出した新曲なのか驚くぐらいの、やっぱりすべき知恵っていうのを感じますし、
何と言っても、かつてポール・サイモンが70年代にグラミ写真を撮った時に、
今年アルバムを出さなかったスティービーワンダーに感謝しますっていうジョークを言ったぐらい、
打てばホームランみたいな時期があった人なんで、その時と比べると、
今、以前のような天才天才ってもてはやされる感じはないんですが、
やっぱり今この、ケリの長いレジェンドだからできることっていうのをやってる人だし、
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我々もそれをずっと見守っていきたいなというふうに思って、
今日は74歳の誕生日お祝いしたいと思います。
今日のキャッチアップはスティービーワンダーの特集をお送りしました。
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