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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のCatch Up。 音楽プロデューサー・松尾潔さんです。
さあ、松尾潔さん、今日はこの時間、どんな話題ですか?
Earth, Wind & Fireという黒人グループ、ご存知ですかね?
はい、もちろん。
若い方でもしグループ名をご存知なくても、
サウンドの方は、どこかで耳にされたことがあるんじゃないかなと思いますね。
今、マップで流れている。
はい、流れてきました。
レッド・グルーブという、いわゆる日本におけるディスコっていう、
ディスコ音楽のイメージの形成に一番大きな役割を果たしたグループで、
一時は、トンネルのお二人が、このEarth, Wind & Fireの前世紀のようなコスチュームと、
ヘアウィッグですね、アフロヘアの。
モノマネもされてたぐらいで、
きらびやかな踊れるとか、いわゆるディスコミュージックのイメージっていうのは、
大半がこのEarth, Wind & Fireが広めたものといっても過言ではないと。
他にこのEarth, Wind & Fireっていう、
60年代、70年代、70年代前世紀ってあるわけですけど、
この人たち以外にもね、クール&ザ・ギャングとか、チャミオとか、
いろんなディスコグループ出たんですが、
やっぱりこのEarth, Wind & Fireっていう人たちは、
ブラック・ビートルズって言われたぐらいの、
つまり人種を超えた破格の成功を収めるんですね。
そのグループを創設したオリジナルのリーダーだったのは、
モーリス・ホワイトという方で、
この方が1941年の今日を生まれになった。
現在であれば今、今日で81歳のはずだったんですが、
残念ながら6年前に75歳でお亡くなりになりました。
このモーリス・ホワイトさんっていう人は、
もともとシカゴを活動エリアとする有名なジャズドラマーだったんですね。
ラムゼ・ルイスというシカゴを代表するピアニスト、
この人もちょっと前亡くなりましたけれども、
この人のジャズバンドの若き天才ドラマーとして活躍して、
ジャズのヒットもあったんですが、
そこから脱退して自分がリーダーとして、
ジャズにさらにロックとか他の音楽要素をたくさん加えて、
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トップな抵抗を収めようとして立ち上げたのが、
このアース・エンド・ファイヤーですね。
アース・エンド・ファイヤーの特徴としては、
このノリの良い音楽ということになるんですが、
やっぱりこのきらびやかな音を作るために、
ホーンセクションを大胆に導入したりだとか、
あと見せるステージということで、
きらびやかなステージと、
ステージの上でマジックショーなんかも展開するっていう、
ライブをエンタメ化したという意味でおいても、
これは音楽史上に残る人たちで、
実際あれなんですよね。
70年代、80年代に日本に来た時なんかも、
ステージの上で、かつての四季田転校さんとか、
デビット・カッパーフィールドじゃないですけど、
アーティストがステージからパッと消えて、
はい、こっから出てきました、みたいな、
そういうかなり大がっかりなマジックショーなのかも。
そのことと高い音楽性を両立していたという、
キワモノにならずにね。
音楽にビジュアルの要素っていうのは、
よくマイケル・ジャクソンから、
ミュージックビデオの時代があったと言われますけど、
マイケル・ジャクソン以前の時代、
見せるステージっていう、
映像ではなかったけれども、
見せることに特化したという意味によっては、
この人たちは大きな役割がありました。
さっきお話ししたように、
王女隊のバンドで、
きらびやかなステージを展開していくんですね、
ホーンセクションを。
この陣を削減するというところでも、
彼らはいわゆるコストカッター的な役割も果たして、
シンセサイザーっていうのができてくると、
そんなに大人数のホーンセクションいらないじゃん。
ヒットを出しても出してもメンバーが多いと、
売っても売っても、
あとツアーで何本もやっても、
ギャラの分配っていうので、
なかなかその、
再三分岐点っていうのが、
悩みの種として続いてまして、
大胆なメンバー削減に乗り出したりするんですね。
アースがそういうことをやると、他のメンバーもそれに追従して、
王女隊バンドってどんどん減っていったりもするんですけどね。
そういう、
実際に残した作品ももちろんですけども、
後に残した影響力とかっていう意味でも語られるグループですね。
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このモリス・ホワイトさんっていう人は、
音楽家であると同時に、
ある種の事業家、アントレプロナーとしての役割もすごくあって、
自分たち当時としては、
黒人主導の珍しいレベルを、
コロンビアレコード、今のソニーレコード参加に作ったりだとか、
他の人たちのプロデュースに乗り出して、
今バックで流れてること、
これはエモーションズっていう、
ちょっとオチ目になりかけてた女性グループを蘇生させたんですけどね。
デニー・ツーリアンっていう女性ですとか、
ジャンルを超えた共演なんかもよくやりましたし、
さっきホイト・ニヒューストの話をしましたけれども、
このアス・エンド・ファイアーっていう人たちを売り出したのが、
当時のコロンビアレコードのトップにいました、
クライブ・デイビスという、
今でも90代を超えてもなお音楽業界のドンとして残ってるエグゼクティブがいるんですね。
白人弁護士だった方なんですけど、
このクライブ・デイビスっていう人が、
アス・エンド・ファイアーを黒人だけじゃなくて、
もっと世界中に売れるなって目をつけて売り出した。
それが本当に見事に、
クライブ・デイビスは後に手がけたのがホイト・ニヒューストンっていう流れがあるんですね。
ホイト・ニヒューストンであり、アリサ・キーズであり。
ですから今でこそホイト・ニヒューストン、アリサ・キーズもちろんですけれども、
人種の壁を越えて愛される黒人アーティストたくさんいますけれども、
そういった前例を
クライブ・デイビスが初めて成功させたのはこのアス・エンド・ファイアー。
音楽史だけじゃなくて、音楽産業史の中でも
アス・エンド・ファイアーっていうのは必ず
アス・エンド・ファイアーの名前ですね。
それで今日は、アス・エンド・ファイアーのノリノリの曲と今バックで流れている
That's the way of the worldみたいなちょっとムードのある曲といくつか並べましたが、
このモニスト・ホイトの誕生月である12月にちなんだ曲を
残してますので、そちらを最後に聴いていただきたいんですが、
12月の曲なんですがタイトルはちょっと違うという。
本番につまり、セプテンバーでございます。
セプテンバーってタイトルの曲なんですけど、歌詞をよく聴いてみると
Now December 12月に9月の恋を振り返るという歌なんですね。
朝からノリノリになれますね。
朝からノリノリですよね。
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車に乗ってたら最高ですね、また。
ソウルミュージック好きあるあるなんですが、
セプテンバーって実は12月の曲なんだよねって言いたがるおじさんっていうのがいるんですけど、
とはいえやっぱりご存じない方が多いと思いますので、
例えば田畑さん、ゆるさん、友達ですとかお家族なんかと一緒に車に乗って
12月だからこの曲聴きたいっていう前振りでこの曲を聴いて
あれ9月じゃないのこれっていう時にドヤ顔で
ちょっと2番の頭聴いてよと。
ディセンバーって言ってるでしょっていうところで
楽しい時間を過ごしてくださいって感じでしょうかね。
僕も何度も言ってきましたこれ。
9月になるとよくラジオでかかりますよね。
本来9月にかける曲っていうよりは12月にかけるべき曲なんですよね。
もちろんのことながらアメリカの音楽業界の人にこの話をすると
アメリカでもやっぱりどっちかっていうと9月にかかること多いかなって。
本当ですか。
この話も楽しいかなと思いますこの季節はね。
本当に名曲の数々を残してますね。
はい、モリソン・ホワイトの人生に
皆さん思いを馳せてみてはいかがでしょうかというテーマでございました。
はい、ということでこの時間は音楽プロデューサー松尾清さんでした。
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