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みなさん、こんにちは。五輪の書の続き、続きは22番、蚊の巻きの22番目になります。
そこを抜くということ、というところに入ってまいりますが、そこを抜くという、そこを抜くってどういう意味なんだろう、って思いますでしょう。
まあ、バケツの底まで、みたいな感じだと思うんですが、表面上だけで価値を収めるんじゃなくて、もう徹底的に、もうあの底を抜いてしまうぐらい価値を収めよう、ということらしいですね。
読んでまいります。
この底を抜くこと、立ちに手も抜き、また身に手抜き、心に手も抜くところあり。
ひとみちにはわきまうべからず、そこよりくずれたるは、わあれ心をのこすに及ばず。さ、なきときは、のこす心なり。のこす心あれば、てきくずれがたきことなり。
だいぶんしょうぶんのへいほうにしても、そこを抜くところ、よくよくたんれんあるべし。
とあります。
底を抜くということなんですけれども、表面上はこちらが勝っているというふうな状況でもですね、底のほうは実は負けていないという状況があると。
その場合、こちら側としては徹底的に勝たなければいけない。立ちさばきにおいても、また体のさばき方においても、心のありようにおいてもですね、全部、すべてにおいて勝ちをおさめなければいけない。
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そこにね、心をのこすというくだりがあるんですけれどもね、心の底からね、敗北したということを相手に納得させなければいけない。
こちらの勝ちをおさめたほうも、心をのこす必要がなくなるぐらい、そうでないと退治する心がね、残ってしまうと。
で、勝ちを得たとは言いがたいと書いてあるんですね。
一対一であっても合戦であっても同じであると。よくよくたんれんすべきことであるというふうに書いてるんですけれども。
ここも本当に味わい深い部分ですよね。
ただ、現代のCIAにおいては、3人のうちの2人までの審判が旗を挙げたら、そちらに従うようになっているんですけれどもね。
観客も相手も自分自身も、3人の審判も、もう万丈一致で裸上がるというふうな、徹底した勝ちをおさめようというふうに書いてありますね。
これは非常に難しいことだとは思いますが。
掛け声一つにしても、打った後の所作にしても、どこか手を抜いている場合ってありますね。確かに。
そうではなくて、完璧に。
野球で言ったらカンプ勝利みたいなんでしょうかね。完全、パーフェクトゲームみたいな。やっぱりそれを目指しなさいということですよね。
結局そこらへんは、完璧主義というよりも、全力を出し切るっていうんでしょうかね。
その打った瞬間においては、絶対手を抜かないというんでしょうか。もちろん打った後も手を抜いてはいないんですが、斬新はきっちりするんですけれどもね。
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中途半端な打ちであった場合、自分も相手も心が残ってしまっているというふうに表現していますけれどもね、武蔵は。
確かにそうですね。決まったか決まらないか微妙な判定みたいな時は、どっちなんだろうときょろきょろと3人の審判の旗の行方を見たり。
そんなのじゃなくて、完全に打ち切ってしまえと。失敗しようが何しようが完全に打ち切ってしまう。
それがやっぱり捨て身につながる部分だと思うんですね。そこからしか成功は始まらないっていうんでしょうか。
そういう哲学的な考え方って、東洋と西洋との違いは共通した部分がありますよね。
東洋と西洋と中東に分かれるとは思うんですけれどもね。
特に前回も申し上げましたように、中東と東洋に共通点はあるとは思うんですけれども。
そこら辺が日本の庶民とそれと日本の富裕層との考え方の違いみたいなところもあるのだとは思うんですけれどもね。
多くの庶民は一瞬で利益を得ることを好みますというか、早いこと、1ヶ月のお給料というか、そういうのを求めますけれどもね。
片方で大きく資産を蓄えた方たちは、もっともっと何年とか何十年スパンで関西でいらっしゃいますものね。
そういうふうな忍耐力というんでしょうかね。
でも東洋では勝負は一瞬ですので、その一瞬に欠けるんですけれどもね。
そこでこちらが捨て身にならないと勝利は来ないというその思想もね、なんとなく共通するような気がするんですね。
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そこに到達した人だけしか味わえない境地っていうんでしょうかね。
さっき捨ててしまうというのは非常に怖いことですけれどもね。
そこを突破していかなければいけないんだなというふうに、ここの段を読んで思いました。
昨日は幸運にも千秋楽の末席をお誘いいただきましてね。
友人をお二人お誘いして3人で末席の権利をお持ちの方と合わせて4人で楽しく一日、千秋楽を楽しんでもありましたが、
我々庶民には手の届かない年間フリーパスというのがあるらしいんです。
年間フリーパス、すべての場所を15日間全部末席で見る権利が与えられているそういう方たちがいらっしゃるんですね。
その方も関東から春場所に訪れるということもそんなに15日間来れるわけではないんですね。
ですのでそういうおこぼれに預かるような、我々のようなラッキーなものが出てくるんですけれども。
スマホを駆使してね、相撲協会のファンクラブのわずかな確率のところにかけてですね、
5人で一生懸命スマホカタカタと一晩中捨てた頃が懐かしく思い出されますが、
やっぱりね、そういうもんだと思うんですよね。
F1もパドックパスでありますよね。世界中どこのF1でもパドックに入れるというね、年間フリーパスですよね。
そういうのを持っている人たちというのは、ビジネスでも成功なさっているし、社会的にも成功なさっている方たちなんでしょうね。
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先週落とそのそれ以降のその直後の先週落祝賀会にもお誘いいただきまして、
本当に非日常ではございましたが、私が応援しているというか、親方を応援している部屋の若い周達ですよね。
彼らと身近に接してですね、厳しいながらも向こうはプロですよね。本当に頑張ってくれると思いますね。
そこで後援会の会長をなさっている方にね、ご連絡をいただいたんですよ。私が朝稽古に行きたいのですがということでご連絡を差し上げていたのを思い出してくださってね。
その後援会一つとってもね、もう様々ですね。大きいところ、小さいところ、派手なところ、堅実なところ、きっちり会計報告までしてくださるところ、様々です。
しかしまあ、この世界ももう本当に長く続いてきた日本の伝統文化であり、力士たちは信じを行ってくださっているので、我々も支援していきたいと思っております。ではごきげんよう。