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第14話 かける言葉は、薬かもしれない 〜「助かりました」が、みんなをヒーローにする〜
2026-05-24 07:10

第14話 かける言葉は、薬かもしれない 〜「助かりました」が、みんなをヒーローにする〜

「助かりました」と言われると、
人は“誰かの役に立てた”と感じます。

小さな人助けに、
その一言が添えられるだけで、
街の中に小さなヒーローが生まれる。

今回は、言葉が人を元気にし、
やさしさを循環させていくお話です。

 

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サマリー

言葉は人の心を癒し、元気づける薬のような力を持つ。特に「助かりました」という一言は、相手に「役に立てた」という実感を与え、小さなヒーローを生み出す。このような優しい言葉が循環することで、地域社会全体がより良い場所になるというメッセージを伝えている。

オープニングとラジオの紹介
みんなでまじわる たてたて よこよこ プラスプラス
楽しいという字に十字のせれば 草かんぶりの薬になる
あなたの街の元気の元 まなべる八吉のトトラジオ
おはようございます。日曜日の朝、トトラジオの時間です。
お話は、宮崎市にあります、まなべる薬局知恵所、本屋とスタジオのある薬局ですね。
そこのおっちゃん薬剤師、高尾雅人です。
この番組は、日々を元気に楽しく過ごすための、心の薬箱のようなラジオです。
今日のお話は、「かける言葉は薬かもしれない」です。
言葉の持つ薬効
言葉って不思議ですよね。
同じ出来事でもかけられる言葉一つで、気持ちがふと軽くなることがあります。
薬局にいますと、薬そのものだけでなく、言葉にも効き目があるんじゃないかなと、私常々思っております。
例えばですね、少し不安そうな感じで来られた方に、
大丈夫ですよ、とか心配でしたね、と。
一緒に確認しましょうか、とか。
そういう言葉をかけるだけでですね、表情が少し柔らぐことがあります。
もちろん言葉だけで病気が治るわけではありません。
でも心のこわばりが少しほどける。
一人で抱えていた不安が少し軽くなる。
そういう意味ではですね、言葉はやっぱり薬に近いものがあるのかもしれません。
「助かりました」の力
最近私はですね、ありがとうとおかげさまと同じくらいいい言葉だなと思っている言葉があります。
それはですね、助かりました、という言葉です。
ありがとうございます、おかげさまでも、もちろん素敵です。
でもですね、助かりましたにはですね、もう少し具体的な温かさがあるような気がするんですよね。
言われた人はですね、自分はこの人の役に立てたんだなと思えちゃうわけです。
これは結構大きいことですね。
人は誰でも誰かの役に立てたと感じると、なんか少し元気になります。
大げさなこととかじゃなくていいんですよ。
ドアを開けてあげたとか、自動ドアのボタンを押してあげたとか、道を教えてあげたとか、話を聞いてあげたとかですね。
そんな小さなことの後に助かりましたと言われると、心の中に火が灯るというかですね、やってよかったとか、また誰かに優しくしよう、そんな気持ちになりますね。
これは言われた人にとっての薬です。
そして言った人にも、多分薬です。
助かりましたと口にすることで、自分が一人で生きていけるわけではないことに気づくことになってしまうんですね。
誰かに支えられている、誰かに助けられている、誰かのおかげでちょっと楽になっている。
そう思えるだけで心は少し優しくなりますね。
地域社会における言葉の役割
町とかも同じ話なんですよね。
大きな建物とか道路だけでできているわけではないんです。
そこに暮らす人たちの小さな言葉や小さな親切でできているんだろうなと思うんです。
おはようございますとか、気をつけてくださいねとか、無理しないでくださいねとかですね。
もういてくれてよかったですとかですね、もうそんなの言われたら嬉しいじゃないですか。
こういう言葉が町のあちこちで交わされると、きっとその町はいい町なんでしょうね。
小さな人助けをみんなでたくさんする、いいじゃないですか。
誰か一人がでっかいことをしなくてもいいんですね。
みんなが少しずつできる範囲で誰かを助ける。
そして助けてもらった人が助かりましたと伝える。
その一言で助けた人もまた元気になる。
そうやって優しさが循環していくんですね。
おかげさまでが循環する感じですよ。
薬局が目指す姿と言葉の力
これは薬局が目指したい町の姿にも少し似ている気がします。
薬局は薬を渡す場所ですけども、本当は困った時にちょっと相談できる場所。
そうありたい。ここに来ると少し安心する。
話してよかったとか助かりましたとか、そう思ってもらえる場所でありたいです。
薬だけでなく言葉やまなざしですね、目線。
ちょっとした気配りでその人の一日を少し楽にできるかもしれませんね。
それは資格とか必要ないし誰にでもできることです。
家庭でも職場でも地域でも書ける言葉一つで空気は変わります。
なんでこんなのできるのやとか、遅いねとか、当たり前でしょとかですね。
そんな言われるとちょっと嫌じゃないですか。
ですからほんの少し言葉を変えて相手の心を支える。
そんな感じで使ってみたいなと思います。
そう思うと今日も誰かに書ける一言も少し大事にしたくなります。
今日の処方箋とエンディング
ということでですね、今日の処方箋というんでしょうか。
誰かに助けてもらったらぜひこう言ってみてください。
助かりました。
その一言でですね、相手の人には役に立てたという小さな元気が届くはずです。
そしてそういったあなたの心にも私は支えられているんだなという温かさが残るはずですよ。
ということで書ける言葉は薬かもしれない。
今日あなたの一言が誰かの一日を少し軽くしますようにとうとうラジオでした。
お相手は学べる薬局知恵の頃、おっちゃん薬剤師高尾雅人です。
それではまた次回。
来週もとうとうラジオでお会いしましょう。
07:10

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