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2024-09-29 06:49

東洋と西洋のものの見方の違いについて


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アセスメントと東洋哲学、西洋哲学ということで、前にアセスメントと哲学みたいな話を少しさせてもらいました。
アセスメントというものが、今、目に見えていないものとか、言語化されていなかったりとか、数値化されていないもの、基準がないもの、
こういったものに見えないものを見えるようにしたりとか、言語化したりとか、数値化したりとか、基準を設けたりとか、そういったことがアセスメントだとしたときに、
見えないものを見えるようにしていくことというのは、ものの見方であり、それって一つは哲学というところの中に凝縮されているというふうに捉えています。
哲学を学ぶことで、アセスメント、より良いアセスメントを考えていくことができるんじゃないかなと思っているんですけど、哲学をものの見方としたときに、大きく東洋の哲学と西洋の哲学というのがあります。
哲学というと、普段あんまり哲学のことを考えたりとか、なじみがなかったりすると思うので、東洋のものの見方と西洋のものの見方があるというふうに捉えていきたいなと思っているんですけど、
アセスメントというものも皆さん普段そんなに使わないと思うので、すごく身近に捉えていくと、二者卓一で捉えていくというのがわかりやすいアセスメントだと思っているんですよ。
自分にとって良いものなのか、良くないものなのか、そういうような極めてシンプルな二者卓一、やるのかやらないのか、そういう二者卓一にしていけると、アセスメントってもっと実用的でわかりやすいものになるんじゃないかなというふうに思っています。
なんで東洋の考え方と西洋のものの見方の話をしたかということなんですけど、例えば西洋的なものの見方だと、ポジティブかネガティブかという二者卓一がありますよね。
ポジティブなものはプラスで、ネガティブなものはマイナスというのが、我々が普段認識しているものだと思います。
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これに対して東洋の同じようなものの見方でいくと、因か要かというものの見方があります。
因、要なんていうふうに言ったりするんですけど、この因と要というのはポジティブかネガティブかと比較すると、わかりにくいものの見方なので、ポジティブが要でネガティブが因、そういうふうに捉えられているところがあるんですけど、
実はこの東洋のものの見方って、因とか悪いとかということではないんですね、因と要というのは。因も要もどっちも必要なもので、この因と要で世の中はできているという考え方なんですよ。
例えば世の中のものを因と要に分けていったときに、要というのは表面、因というのは本質、例えばこんなふうに区分けしたりするんですね。
西洋的なポジティブかネガティブだというのは、ポジティブが良くてネガティブが悪いということが割とはっきりした考え方だと思うんですけど、じゃあ例えば表面と本質といったらどっちが良いのってなかなか難しいですよね。
表面の要が良くて本質の因が悪いっていうふうにはならないし、逆に本質が良いとしたときに、じゃあ要の表面は良くないのって言ったらそんなことはないということなんで。
一つの二者択一というか、二つのポジティブネガティブで考えるとか、因と要で考えるというものを二つに分けて考えるというものの見方といっても、西洋的なアプローチと東洋的なアプローチというのは違います。
そうは言っても、我々日本人で東洋にいますけど、ポジティブとネガティブのほうが馴染みがあって、因と要という考え方のほうがいまいち掴み切れてないなという方が多いんじゃないかなというふうに思うんですけど、それっていうのは私たちが資本主義の中で生活するにあたって、西洋的な物の見方がだいぶ浸透して身に染み付いてしまっているということでもあるんじゃないかなと。
思っています。
そこでポジティブが良くてネガティブが悪いという西洋の物の見方から脱却して、因と要という、どっちも大事という東洋の物の見方に切り替えていって、アセスメントというものをもう一回向き合っていくと、また新しい発見があるんじゃないかなということを思っています。
このアセスメントを考える上で、因と要の考え方というのはものすごく大事だと思いますし、伝えたい領域なので、今回に限らず継続的に因要論という話をアセスメントで見ていったらどんな話になるのかということで発信したいなというふうには思っています。
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ぜひ自分の物の見方、価値観というのが西洋的なポジティブネガティブの物の見方になっているのか、東洋的などっちも大事という因と要の物の見方になっているのかということをぜひ自分自身でセルフアセスメントをしてみていただけるといいなと思っています。
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