1. 『幸せな成功者』育成塾
  2. 第415回 「目標型と展開型」
2020-11-17 11:17

第415回 「目標型と展開型」

2つの目標達成のタイプとその見極め方、壁にぶち当たった時の達成方法をお伝えします。



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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
Q1.先生がおっしゃっていた目標型と展開型、自分のタイプをどのように見極めるのか、そしてどのように目標達成をしていったらいいのか教えてください。
A2.目標型と展開型
私も本田健さんも展開型なんですよね。目標型ってわかりやすいですよね。
目標を決めてそれに向かって邁進するという、脇目も振らずに邁進するというのが目標型なんでわかりやすいんですけど、
展開型って一期一会なんですよね。今この時、一期一会を大切にするという感覚なので、
長期目標を明確にとか言われるとなんとなくぼーっとあるんですけど、
はっきりこれが自分の目標だみたいなのがイメージできないんですよね、そもそもね。
世の中に目標型の本というのはいっぱい出てますよね、目標達成の本とか。
ところが展開型の人が書いた本って一期一会ですから、関連性とか計画性とかあんまりないから、なかなかないんですよね、世の中にね。
松下幸之助さんとか稲森和夫さんとか、あのぐらいのビッグネームになったら彼らは絶対展開型だと思うんですけども、
あの人たちぐらいのすごい人になったら展開型でも松下幸之助五郎君みたいなやつとか、稲森五郎君みたいなありますよね、なるんですけど、
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普通はちょっと難しいんですよね。だから本にするのが難しいって。
で、本田健さんは実は日本で初めての展開型の自己啓発作家として成功するっていう野望を持って、
ユダヤ人大富豪の教えっていうね、あれ書いたんですけど、これ裏話ですけど、一番初めにあの本書いたのね、ユダヤ人大富豪の教え。
で、出てくるゲラーさんっていうそのユダヤ人大富豪は、ゲラーさんっていう実在の人がいたんじゃなくて、
彼が大学生のときにアメリカに留学して、ユダヤ人の家を、大富豪の家をイソローして回るんですよ、次紹介してもらって、また次紹介してもらって。
で、その出会ったユダヤ人の人たちのいろんな教えてもらった知恵とか、実際に出された課題とか、そういったことを一つのゲラーさんっていうキャラクターにして、
あれ何人もの寄せ集めなんでしょ、キャラクターね。で、小説を書いたわけなんですけど、その話聞いたときにすごいなと思ったのが、
彼は一番思い入れがある本なんですよね。で、一番売れてほしいとかみんなに読んでほしい。
でも本ってね、デビュー作はだいたい売れないっていうジンクスがあるんですよ。で、一番気合い入れて書いたやつが売れないと困るじゃない。
だから彼は本を出し続けて、累計の部数が30万部になったらユダヤ人をデビューさせようっていう、初めからそういう戦略で、
だから出たのは4冊目ですけど、書いたの一番初めにあれ書いてるんでしょうね。
で、実際3冊書いて、幸せな小金持ちシリーズなんとかっていうのを作って、30万部になってドーンとユダヤ人出して、それがどんどんベストセラーになって、
あれ累計でどうですか、350万部とか言ってんじゃないですかね、1、2、3足したらユダヤ人シリーズ。
多分そのぐらいの累計で出てると思うんですけど、そういうふうに戦略的にやってきたわけなんですけど。
目標型と展開型に話、戻りますけれども、目標型は分かりやすいですね、目標を決めて。
目標が高ければ高いほど燃えるんですよ。
大きな目標ほどやりたい、叶えたい、達成したいと思うわけ。
それから時間切られると、日付を決められると、すごいまたスイッチ入るんですよ。
これが目標型のタイプの見極め方。
展開型は真逆で、そもそも明確な目標がイメージしにくいです。ぼーっとしてるんですよ。
それから目標が高いと、さらにぼーっとして、さらに抽象度が上がって、もっとイメージできないから、もっと動けなくなっちゃうね。
それから期限切られるとプレッシャーになるんですよ、展開型の人って。嫌なんですよ。
僕、昔、ある月間の開放誌の12ヶ月のコラムのページの仕事をもらったんです。
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毎月何日締め切りっていう、その締め切りがもう嫌で、もう耐えられなくて、一気に12本書いて納めました。
そういうぐらい嫌なんですよ、期限とか締め切りみたいなのはもう耐えられない。
漫画書いてる、週刊誌に漫画書いてる人とかほんとすごいと思います、あれ。あんなこともう絶対できないですね。
展開型はそんな感じですかね。
それで大事なことは、自分が展開型なのか目標型なのか見極めると。これ一つまず大事なんですけど。
展開型の人も目標型の人もどちらも仕事してたら壁にぶち当たるんです。
そのときに、でも展開型の人に全く目標達成ができないかというとそうでもないし、目標型の人も全く展開できないかというとそうでもないんですよね。
だから自分のタイプが、車のエンジンでいうとメインエンジンだとしたら、反対側のタイプをサブエンジンだと思ってね。
うまくいかなくなったとき、それから壁にぶち当たったときにサブエンジンを発動してメインエンジンと変えてとうまくいくよという話なんです。
目標型の人が壁を乗り越えられないというときは展開してみる。要は出会いを求めてみるということで、誰かの力を借りるということですよね。展開してみる。
そうするといい出会いがあったらうまくいく可能性が高くなるということですね。自分一人で頑張らないで。
オリンピックの個人競技の選手が必ずメダルを取った人がインタビューで言うのが、この金メダルは自分一人のものじゃなくて、自分と何とかコーチ、この二人が出会って、この二人で取ったメダルですみたいに絶対言うんですよ。決まってるんだよ。
というように、展開してみる。誰か違う人と組んでみるということを目標型の人が行き詰ったときはやるといいです。
それから、展開型の人は大目標みたいなものは持てないんですけど、中期目標とか小目標、大目標に比べて小目標みたいなやつっていうのはできるんですよね。
だから、展開、出会いを求めて一期一会で展開していったりいろんな人と会うっていうのをやってるんだけど、なかなか次のステージに行けないというときは、半年とか1年とか自分で決めて、その期間だけはもう展開するのをやめて、目標を立てて集中してその目標を達成するっていう。
達成してステージが上がったらまた展開して、出会いを求めて展開して、また次のステージに行ったら短期目標をそこでしっかり作って、それを半年なり1年間なりコミットしてしっかりやり切ってっていうふうに上がっていくとジグザグな感じになりますけど、結局は目標型の人の同じような目標のレベルまで達成することができるので、
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この上手くいかない状態が続く、要は壁に当たるというときに、自分の反対側のサブエンジンで動かしてみるとうまくいきますよっていうのが展開型と目標型の違いと、その困ったときの対処法ということになります。
まずは自分自身が展開型、目標型どっちが強いかなっていうのを自覚すること、それからステージ上がれない、壁乗り越えられないっていうときに、反対側のサブエンジンで起動させてエンジンを使ってみるっていうことをやられるといいかなというふうに思います。
大体そんな感じでわかりましたかね。
ありがとうございます。
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ぜひ試してみてください。
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ではまたお見にかかりましょう。
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