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そんなわけで、
調布の曲、調布をテーマに今回お届けしていこうと思います。
地域と音楽の関係をひも解くにあたって、
ヒントになりやすいものとしまして、
駅の発車メロディーがあるんですね。
以前番組でも、駅の発車メロディーだけの回をやったことがあるんですけども、
調布市内にはですね、京王線の駅しかないんですけども、
そのほとんどの駅に、駅固有の発車メロディーが設定されてるんですね。
ないのは西調布だけで、他の駅は全部あるんですよ。
この駅といえばこの曲みたいのが。
調布市がですね、そういう設定されてるってことは、
街の方がですね、この曲使ってみたいな感じで鉄道会社にお願いしてる場合が結構多いんで、
そういう意味では、街自体、自治体自体が結構その地域の資源、
地域の音楽みたいのを探すのに積極的なんだろうなということで思ってます。
そんなわけでですね、調布といえばよく言われる街の姿として、
映画の街ってのがあるんですね。結構映画推しなんですよね。
この黒龍駅、この歌になってる黒龍駅なんかは、
映画の街絡みの話で言いますと、石原プロの事務所が近くにあるということで、
黒龍駅の発車メロディーは西部警察、太陽に吠えろ。
このテーマ曲が使われていたりします。
あと他には、清相上原線の京王多摩川駅。
ここは門川大英スタジオがすぐ近くにあるということで、
そのスタジオで撮影されたシャルイダンス。
このテーマ曲が使われていたりしますね。
あとちょっと映画とも違うんですけども、
NHKの朝ドラでゲゲゲの女房が調布舞台になったということで、
調布駅の発車メロディーなんかは、
生き物がかりのありがとう、朝ドラのテーマになった曲ですね。
これが使われていたりしますね。
あともう一箇所あったね、富田駅。
こちらは日活の調布撮影所の最寄り駅ということで、
映画いつでも夢を、これの主題歌が使われているというところでございます。
そんなわけで2曲目はいつでも夢をバックにちょっとお話ししていこうかなと思います。
調布駅の駅を降りると、
エスカレーターとかで階段で上がってくると、
壁一面にガメラとか大魔神のシルエットがデカデカと描かれているんですよね。
あれなんかはまさに、門川大英スタジオが撮影の場所だったということで、
ガメラとか大魔神が描かれているというところなんですね。
映画のマチ感がありますよね。
その舞台になったっていうのもあるんですけども、
映画のイベントも今でも結構行われていて、
これ僕すごい行きたいんですよ。
寝袋シネマっていうイベント、たまになんかやってるんですよね。年一化。
もうちょっと頻度まばらかな。
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駅前広場がデカいんですよ、調布駅。
で、トリエっていう慶応伝説がやってる駅ビルがあるんですけど、
駅ビルの壁面に夜、映画を上映して、
それを駅前広場にみんな寝袋に入りながら見るっていうイベントやってるんですよ。
すごい楽しそうじゃないですか。
夜みんな外で映画見るみたいな。
今の時代にもあったりしてると思うんで、
このコロナ禍またやってくんないかなとか思ったりしてるんですけども、
なんかそんな映画絡みのイベント調布も力入れてるなって思います。
ちょっと映画の場所の曲、映画にまつわる駅の発車メロディーの話したんですけども、
調布の名所、施設が駅の発車メロディーに使われてる場所もありまして、
それが2ヶ所、2駅かな、あります。
千川駅、ここはキューピーマヨネーズの工場が昔あって、
今はマヨテラスっていう見学できる観光地があるんですけども、
それがある関係で千川駅はキューピー3分クッキングのテーマ曲が発車メロディーに使われてるんですね。
テレテッテッテッテッテッテってやつですね。
で、あと飛び田球。
ここはもう言わずと知れた東京スタジアマジスタがありますので、
FC東京の応援歌が発車メロディーに使われてるというのがあります。
その駅の曲聴いて、この駅と言えばこの施設あるなと、
調布と言えばこの施設だよなみたいなのがちょっとわかるっていう感じでいいですよね。
あとそれ以外の曲みたいなんですと、
柴崎駅とか辻川岡駅は地元出身の作曲家、作詞家の方の作った曲ということで、
柴崎が今日の日はさようなら、辻川岡は思い出のあるラブなんかが発車メロディーに使われてるってことですね。
こういうので地域のこういう資源があるんだなみたいなのがわかって面白いですね。
全部これはその調布の駅がある街、駅があるエリアだったんですけども、
調布市内で僕が駅からちょっと遠いんですけど好きな場所って言いますと、
2つあって、1つが調布飛行場です。
でもう1個が仁台植物園。
この2つ好きなんですよね。家族で結構行くんですけど、
調布飛行場は楽しいですよ。
公園の方から飛行機の離着陸みたいのを見るのも楽しいし、
飛行場の中も見学できる施設があって、結構見てる人いるんですよ。
そこで発車前の人とか、島に行けるんですよね。東京の大島とか神津島とか。
飛び立てるんで島に行く人たちなんだなとか、島から帰ってきた人たちなのかなみたいなのが見れて、
旅の思いにサクッと馳せられる場所みたいなので好きですね、調布飛行場。
仁台植物園もすごい広いですし、楽しいところでございます。
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そんなわけで、3曲目入りましたけども、
3曲目はケラケラというアーティストの曲を聴いていただこうと思います。
このケラケラのボーカル、めめちゃんが調布の出身ということで、
この曲の中には玉川とか京王線というキーワードが出てくる、
調布ならではのキーワードが出てくる曲になってます。
この歌の中で2番に、今はもうない噴水広場というキーワードが出てくるんですけども、
これ、昔の調布駅前にあった噴水のことを察してるんですよ。
今はもうないですよね。
今の駅前広場って、すごいだがっぴろいスペースになって、
それこそね、寝袋シネマやったりしてる場所くらいになるくらいですから、
広い場所なんですけども、
これ本当に今、いじってる最中っていうか、
京王線が地下に潜った以降、ずっと段階的に工事してて、
出来上がるのが2025年らしいんで、ちょっとまだ先なんですよね。
だから今の調布の駅前の景色自体も、今だけの景色、暫定的な景色って感じなんですよね。
この2025年に出来上がる調布駅前の絵とか見ると、噴水があるんですよ。
だから昔あった噴水が帰ってくるんですね、将来的に予定では。
すると、噴水がないっていう景色は今だけなんですよね。
この歌ではね、もう噴水なくなっちゃったってしみり歌ってるんですけれども、
噴水がない瞬間を切り取った歌っていうのは、後々考えるとすごい貴重になるかもしれないですね。
そんなご当地ソングの瞬間を切り取った曲みたいなところで、
変わっていく街の今が感じられる曲でございます。
その中で2番、聴いてもらいましょう。
ケラケラこの街。