はじめに
はいどうもこんにちは。ライトノベル作家の片沼ほとりです。この番組は普段は小説を書いたり、創作を教えていたりして生きている片沼ほとりが日々の日常で思ったことだったり、創作のあれこれをざっくばらんに話していく番組です。
今日は質問が来ていたのでお答えしていきます。モンドからの質問ですね。読み上げます。
新人賞に関する質問
【質問】創作活動に創作しなんでお忙しい中ありがとうございます。新人賞を目指すにあたって気になることがあったので質問させていただきます。
新人賞を受賞した受賞式の後、同じ受賞者で交流会を行うのでしょうか。どのような雰囲気で行われるのでしょうか。
またほとりせせるように複数の賞を受賞した場合、それぞれのレーベルで担当編集者さんは誰に別になるのでしょうか。
特に角川さんのように一社で複数のレーベル、電撃やMFなどがある場合、編集部が違うと別の編集者さんがつくのか気になりました。
ご経験やご存じの範囲でお話を伺えたら嬉しいです。ということで質問ありがとうございます。答えていきます。
受賞式と交流会の実情
まあわかんないですよね、外から見ると。この辺はね、中のプロ作家とか編集者とかから見ると当たり前のようなことなんですけど、
まあこういうのはね、知る機会というのが全然ないし、やっぱり知ることによってモチベになると思うんですよね。
過去の僕もそうだったんで。ということで、こういう質問と大歓迎です。ということで2つ質問あるので、まず前者の新人賞を受賞した受賞式の後、交流会とかあるんですか?
っていう方から答えていくと、すいません、これ僕わかんないです。というのもですね、実は僕賞を3つも受賞しているくせに、
1個も受賞式っていうものに行ったことがない人間なんですね。というのも、これコロナのせいがあって、僕が受賞した賞が最初3つダッシュX文庫とストレートHとオーバーラップ文庫なんですけど、
多分ダッシュXとオーバーラップはコロナ以前はあったんですよ、こういう受賞式が。だけどなくなっちゃって、僕の時はなかったし今もないんじゃないかなと思います。
オーバーラップはね、さっきブログ、今年やってたっけなって思ってブログ調べに行ったんですけど、今年から再開しようと思ったけどちょっとタイミングが難しくて辞めましたみたいな話があったんで、近々発活するかもしれないですけどそんな感じですね。
ストレートHは元々そういう交流会とかがないので、ということですいません。なんですけど、多分交流の場、本当に話を聞いている限りの話で言うと交流の場はあると思いますし、これも多分公開情報で言っていいと思うんですけど、
カドカーの受賞式っていうのがまとめてやるんですよね。各レベル、連撃、MF、スニーカー、ファンタジアって4つありますけど、同じタイミングで受賞式っていうのを行って、何ならその後交流会というか大きい謝恩会みたいなのもあるので、そこで十分交流をする時間っていうのはあるんじゃないかなと思います。
そこで受賞者だけでご飯行きましょうとか、それは本人たちの意向次第だと思いますが、そういった感じです。結構同期で仲良いみたいな話も聞くので。
あと受賞式を新人賞取った後にやりたいっていうのは憧れだと思うんですけど、僕もアマチュア時代そういうのやれたらいいなと思ってたんで、そういう方はカドカーの賞を狙っておくと、とりあえずカドカーが受賞式やらなくなるってことは早々ないと思うんで、いいのかなと思います。
あとはGAはやってるって聞きましたね。ずっとやってるし、Xでもちょくちょく見かけます。受賞式やりましたみたいな。他どうなんでしょうね。ガガガとかはやってるのかな。たぶんやってたらXで情報見つかると思うんで、それを参考にしてみてください。
複数レーベルと担当編集者の関係
それでは2つ目に行くと、複数の賞を受賞した場合、それぞれのレーベルで担当編集者さんは別になるのでしょうかっていう話なんですけど、これはもう大原則別になります。大原則というか基本絶対別になります。例外は後で話すんですが。
だから僕は3レーベルで本を出しているので、3人の担当編集者さんがいます。これはカドカーでも一緒です。カドカーの中の内部の組織がどうなってるかっていうと、すごい詳しいわけじゃないんですけど、基本的にはレーベルが違うと部署が別というか、そういう感じなんですね。
だから電撃文庫っていう編集部があって、その中に電撃文庫の編集者がいます。MFの中にはMFの編集者がいますという感じです。なので電撃とMF両方で本出してますみたいな人は基本はいない。移動はありますけどね。
電撃文庫で編集者やってたんだけど会社の移行かなんかで他のレーベルに移ることになりましたみたいなことはあり得るんですけど、同時に所属しているみたいなことはないということです。
なので例えばじゃあ最近電撃でずっと書いてた人がMFで書いてるよねみたいなことがあったとすると、それは大抵の場合MFにいる編集者がその作家さんにうちのMFで書きませんかっていう声をかけてやってるということです。
というのが答えなんですが、とはいえこの辺の補足で言うと作家も別にレーベルに所属しているわけではないんですよね。編集者はレーベルに所属してるんですけど作家はレーベルには所属してないんで、例えば編集者が別のレーベルに転職したときに作家が一緒についていくみたいなことはあり得ます。
そこは、じゃあ例えば電撃で書いてとして、その担当編集者さんが他のレーベル、カドカーじゃない、例えばじゃあガガガに行きましたってなったときに基本的にはおそらく編集者の引き継ぎっていうのがされます。
電撃の他の人がその作家さんの担当になるんですけど、別にその作家さんが元の編集者がいいって言ってガガガで書いてもそれもアリですという感じですね。
こういうのが基本的な回答となります。基本的にはレーベルに編集者が所属するっていう形なんで、複数のレーベルで出す場合は複数の編集者がつくと。
外部編集者とエージェントの役割
ただ一応例外っていうのもありまして、それが外部の編集者というか雇われ編集者みたいなのもいるというものですね。
というのもどういうことかっていうと、特定の編集部、会社に所属してない編集者っていうのがいるんですよ。実はストレートエッジがまさしくそのタイプなんですけど、
今僕が受賞したストレートエッジのプロットコンテストっていうのは受賞した後に、じゃあどこの文庫で出しましょうみたいな話になるんですよ。
僕の場合はこういう夢が電撃文庫から出たんですけど、それはストレートエッジの編集者が電撃文庫に対してこういう企画あるんですけど、電撃文庫で出しませんかっていう営業をして、
電撃文庫がいい作品ですね出しましょうみたいなっていうのがあったから成り立ちました。なので今後もしかしたら僕がストレートエッジ経由で電撃文庫以外から本を出すこともあり得るんですけど、その時は編集者は一緒だけどレーベルが違うということになります。
これがね、編集者のエージェントっていう立ち位置でこういうことをやってるのがストレートエッジなんですけど、また外部の編集者だと、今言ったようにレーベルが自分の会社に所属していない編集者を外部に雇うことっていうのがあるんですよね、フリーの編集者とか。
その人に作品を見つけてもらって、その人に作品を作るまでの工程とかをやってもらってみたいなことがあるんで、そういう例外はあります。ということで、大体これで答えになったんじゃないかなと思います。
まとめとリスナーへの呼びかけ
こういう外からなかなか見えないけど、知っていると解像度が上がったり、あるいはもしかしたら出したくなる賞の選ぶ基準にもなるかもしれないということなんで、わからないことあったらどんどん答えていきますので、また送ってみてください。それでは今日は短いですが以上です。それではまた。