2024-10-16 1:42:03

ルカ

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当エピソードのホスト、田中宗一郎です。今回は番組へのドネーションも兼ねて、このエピソードをご購入いただき誠にありがとうございます。
普段、すべてのオーディエンスの皆さんに向けて、フリーで聴いていただいている通常のエピソードとは違った、内容的にもよりハードコアなエピソードを今後も様々な形で販売していきたいと思っております。
というわけで、皆さんおそらくフリーで配信されているルカガダニーの映画、チャレンジャーズ回は楽しんでいただきたいと思うんですが、今回はですね、そのメンバーマイナス1の状態でルカガナリーの回をお送りしたいと思います。
フリーのエピソードに関しては、とにかくこの映画を見てほしいというそのきっかけ作りになることをモチベーションにするんですけども、この販売エピソードの方では、よりコアな形で
ルカガダニーの作品全般にアクセスしていただける機会を作ったりとか、よりもうルカガダニーの映画を見ていらっしゃる方にも何か何かしらの発見とか納得を届けられるようなものにしたいというふうに思っております。
というわけで、ご紹介、自己紹介お願いいたします。
はい、映画監督の二宮健です。よろしくお願いします。
引き続きよろしくお願いします。
はい、俳優の中田くるみです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、映画ジャーナリストの宇野コレマサです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ゆうきちゃんが勝っちゃいましたね。
はい。
なので今日はこの4人で、課金エピソード。
そうですよ。
だから、お金払ってるってことは、すき転んで聞いてるわけだから、文句もあんま言えないぞということですよね。
逆に言うと、お金払って聞いたから文句も言えるぞ。
逆に言えるか、言えるですね、文句も言えるっていう。
まあ、けどルカガダニーの文句あんまないよね。
ないですよ、ルカガダニーの文句ないですね。
でも本当にわかんないの、今ルカガダニーの君の名前に僕を呼んでっていうのはヒットしたという言い方でいいですよね。
ただ今回のチャレンジャーズフリーのエピソードでも話題に上りましたけど、スタジオのどういった形で制作配給されてるかっていう絡みあるにせよ、それにしてもスクリーン数が少ない、決定的に少ないという理由はあるにせよ、見られていない、知られていないという状態っていうのは、
もうね、だってティムシジラーメンは別にそんなに大人気じゃないわけじゃないですか。
だから僕の名前があれだけヒットして、チャレンジャーズ同じような魅力を持った作品だと思うんですけど、なかなか注目が集まってないっていうのはちょっと有識。
いやー、だからもうそれはもはや有識と言うべきなのかどうかも僕にはわかりません。
チャレンジャーズって世界でヒットしてますよね。
まあ、欧米ね。
欧米ではヒット。
だから欧米、簡単に言うとウクライナを支援しているような人たち、簡単に言うとイスラエルを支援しているような人たちの国の話と、
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もはや我々はあんまり関係ないところに来ちゃってしまったのかなというね。
今、ウクライナとイスラエルを並列に言うこと自体、え?って思う人もいるかもしれないけども、
もはやこれはずっとね、日本の、ずっと言われてきたことですよ。
その外国のカルチャーに対する関心が薄れているみたいなね。
まあそれはまあ、映画で言うと2002年から始まっているのかな、2000年代になって顕著に現れた現象なんですけども。
で、タナソーさんと一緒に描いた2010sというのも、まさに主に音楽においてそういう現象みたいなものについて触れることはあったんですけども、
ちょっともう一段階来ちゃったなっていうのが僕の今の印象というか現状認識で。
で、だからその、さっき前のルーカー・ガダニーのチャレンジャーズの回でも言ったように、これがAmazon MGMスタジオ作品っていう、だから一応日本にもアマゾンがありますと。
で、だけどMGMっていう新生のスタジオがアマゾンに吸収されましたと。
で、それを映画館で描ける際には海外ではワナが一応やってますみたいな、だからそういう権利元というか資本とかの成り立ち自体も、
まあ今後どこまでこの国、日本でこのくそ円安の貧乏国で維持できるのかなってもうよくわかりませんっていう状況なので、だからなんかその、まあもちろん極端に入ってないからさ、7400人で1100万円ですよ。
僕、チャレンジャーズ、YouTube、もう6000回くらい回ってるんですよ。
そういうことはもう、もうどういうことみたいな感じなんですよ。だから、6000回だって少ないわけですよさ、だから最終的にはだからどっちも2万人見て、映画館で見て、僕のYouTuber1万回回るみたいな、多分そのくらいに落ち着くと思うんですけども。
まあだからなんかもう僕の、僕っていうか我々のやってるね、商売、まあ中田さんとかね、あの二宮さんとか本職ありますけども、あの、でもなんかもはやそういう1万とか2万に向けて。
ねえ。
いや、ちなみに近い気持ちですよ。
え?
近い気持ちですよ。
そっと肩に手を置いて。
だからちょっとだからいろんな認識をもう、だから嘆く段階は超えてるかなという感じですかね。
まあ俺が音楽の世界で、まあ俺雑誌をやってた時には自分が決めたってやれば一つのアーティストの作品を2万枚から3万枚ゼロの状態から作れるっていうスキームも作ったし、その努力をどうすればいいのか分かっていたので、そこでまあ当時もあったんですよ。
あの、あるレーベルが海外のレーベルと契約してからリリースの権利がありますよと。でもレーベルの人はその存在すら知らないっていう。
だから当然担当ディレクターもいないしっていうところで、いやこれ3ヶ月後から4ヶ月後にリリースされるので、この4ヶ月の間に俺はこれだけのことができると。
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そしたらもう店頭も、読者が動くしそうすると店頭が動くからイニシャルが取れると。映画で言うとスクリーン数が稼げるみたいな。
そうなれば2万3万というのは可能なので、これだけの宣伝費とこれだけの店頭費を用意してくれれば絶対に損はさせないからみたいなことをやるのが、実は雑誌やってた最後の5年間、それが一番の仕事だったんですよ。
何を取り上げるというよりは、これをなんとか商品を並べてもらう、作ってもらうということを説得するみたいな。でも今もう完璧そんなスキームないのね。
じゃあ人が何を持って映画を観に行こうと思うのか?TikTokのおすすめとかですかね。
海外ではそれこそバービーとサルトバーンとチャレンジャーズみたいなヒットって本当にTikTokの影響が大きいって言われてるんですよ。
その前の、みんなスーツ着てたイルミネーションのアニメあったじゃん。グルーじゃないけど。怪盗グルーのやつかな。ミニオンとかわかんないけど。そういうのから、バービーの時はみんなピンク着てこうみたいになったじゃないですか。
サルトバーンとかもめちゃめちゃ切り抜きがバズって。チャレンジャーズもバズって。だからTikTok初の映画ヒットっていうのはあるし、なおかつ欧米を見る限りにおいてはむしろ面白いヒットが生まれてるという現状があるんですよね。
だから必ずしも。ただ日本は日本で多分そういうの、権利とか欧米よりもちょっと厳しいだろうけど、多分そういうことも起こってるはずだと思うんだよね。
日本の海外映画を売るとこのマーケが下手くそってことですか。
下手くそって言うと、これは本当にずっと皆さんご存知のように、これも本当に僕今度出る本に何度も触れてますけども、広告代理店にかましてタレントに宣伝させて、
これが本当にその映画を広めるためではなく、一応成果としてはテレビの情報番組の枠を取り、スポーツ新聞の枠を取るみたいなものを一つのノルマとして、だからもう僕は目的がよくわかんないまんま、
監修として続いてた芸人を使ったりとか、タレントを使ったりみたいなのをやってる間に客を育ててこれなかったっていうのは非常に大きいですよね。
これ話し始めるとキーがないんだけど。
監督が今言いたげな何か。
全然広がらない話を置いておきたい話が一個だけあって、僕チャレンジャーズのアメリカのコカシオにたまたまアメリカにいたんですよ。
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ほんと初日とかで近くの映画館行ってみて、何が入ってんだろうって座席空散だったらチャレンジャーズが一番入ってたっていう話だけで。
一応その瞬間見てた。
その瞬間見てたっていうリアルタイムでね。
それの終わりなんですけどね。
最近だと私ツイッター、私ツイッターXに生息してることが多いんですけど、Xで漫画で映画紹介する人、大友さんいるんですよ。
その人が漫画で8コマぐらいで映画を紹介したらママと見に行きたくなるんですよ。
その最初の入りを漫画でパチパチ。
新作をやってるの?
新作も配信開始とか、自分の好みの映画とかもよくやってるんですけど、それでママと見に行きたくなって、ママと配信みたいにするんですよ。
そういうことなのか?
そういうのもあるよね。
TikTokのブックレビューがどうかみたいな話もあったりとか。
どんな回路であれ、それが機能してるんだったらいいんだけども、もはやそれは配給会社とか宣伝会社初ではなかなかできないものになっちゃっているから、
そうするとやっぱりその国の今の文化状況みたいなものを反映したものになってしまうので。
どうなんですか?有料のあれだから聞くと、コナンとかチーカワとかって面白く聞いたんだけども、如実に視聴者数、再生回数違います?
今シーズンはどれもいいんですよ。
ただその中でチーカワだけがちょっと頭抜けてる感じ。コナンも抜けてる感じ。
やっぱりだからそういうマスで受けてるものをやるっていうのは独自のね、どちらも独自の角度になってたからですね、ルカガダニーの話じゃねえな。
それは一つの手としてはあるけども。
だから我々一応メディアの立場なので、メディアが常にやらなきゃならないのは非常に同じですけれども、
やっぱり誰もがアクセスしているものに別のアングルから光を当てる。
暗闇で蠢いている本当一番美しいものにきちっとスポットを当てるっていう。
その両方が常に両輪が必要なんですよね。
でなかなかそれがやりにくくなっているメディアも増えているんだけども、我々は特に先シーズンぐらいから意識的に母数の大きいものをやる。
あえて前回だと瞳を閉じてみたいな。
あらかじめスクリーンスも小さいのもわかってるとか、リトル・リシャードンの電気映画とかほぼほぼスクリーンないよみたいなものも意識的にやってみる。
みたいなことで自分たちはデータも取るし、それで納得もできるし、オーディエンスの皆さんにもそれを分けて当てなく評価してるんだなっていうところでアクセスしてもらうきっかけを作るみたいなことをやってはいるんです。
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じゃあそれがどの程度効果があるのかっていうのは、俺20年前から自分の関わる仕事のマックスは3万人だって言い続けてる人間なので、そこでの効果しかないと思ってます。
今言ってた瞳を閉じてとかリトル・リシャードンとも違うのは、ルカガ・ダニエルに関してはもう明確に今世界で最もホットな監督、トップの監督で、海外では普通に数字はそこまですごくないけど1位は取るみたいなアメリカでね。
みたいなものなので、そうするとやっぱり最初嘆きから入りがちなんだけども、もう嘆いてもしょうがないなっていうのはあるよね。だから日陰のものでもないわけじゃん。めちゃくちゃもう太陽さんさん大通りのど真ん中にあるものだけど日本ではっていうさ。
もしかしたら今このエピソード聞いてる人で、とりあえず課金したいから買ってみたけどルカガ・ダニエルの誰って人も絶対いますよね。
課金した人はいるのかな。
なんかなかなか特殊な。
サインポッドキャストは誰ってか知ってはいるけどあんまりそこまで知らんぞみたいな。
君の名前で僕を呼んでが2017年なので、現状もあの作品が一般的なブレイクと考えたら、ちなみに僕はその前の胸騒ぎのシリアで大騒ぎしてましたけども、Xで。
その前のミラのミスだけどね。だからもうどんな遅い人でも、君の名前で僕を呼んでどんな遅い人でも言い方良くないな。7年ずっとぶっ飛ばしてるわけですよ。
それ以降。中には例えばこの番組を聴いているリスナーとの親和性も高いトム・ヨークが初めて映画のスコアを手掛けたサスペリアっていう。サスペリア自体もそこそこ有名な作品だけどそれのリメイクという非常にきっかけな映画でしたけども。
もうありですね。だからフックもいっぱいこれまでありですね。ではボンズ・オン・アンド・オールもそうだけども、君の名前で僕を呼んでもそうだけど東大切手のスター俳優ティモシー・シャラメ。彼と一緒にスター街道を一緒に歩んできたみたいなところはあるんだけども、そもそもそのティモシー・シャラメが
日本ではもはやそのあえて言うけど白人の映画スターというのがかつてのような人気を博すことがないということをある種証明してしまった存在。これまで他にもいたじゃないですか。そこそこ要するにそのジョニー・デップ、ブラッド・フィット、レオナルド・ディ・カプリオ以降の世代で話題になる。例えばマット・デーモンでもいっさ。いろいろいたじゃないですか。
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あとキアヌ・リーブスとか。みんなが知ってるのがそのくらいだとすると、それ以降さ、いろんなスターいたけど、まあマット・デーモンはちょっとマニアックだよねみたいなさ、いろいろあったんだけども、言い訳のしようがないじゃんティモシー・シャラメって。
髪の毛の先からつま先までもう完璧に。神に愛されてますね。神が造形しすべての芸術において最高得点を叩き出してますね。ティモシー・シャラメをしてこの知名度、この動員力っていうのがだからはからずも証明してしまったんだよね。もうハリウッドの白人のスターは日本では生まれませんみたいな恐ろしいことに。
え、ウォンカは日本はどうだったんですか?
ウォンカはリュウより全然入った。
20くらい行ってるじゃないですか。
20近く行ってる。だからもちろん今では若手の中ではもちろん知名度もあるし、動員力もあるんだけども、ただあれはやっぱりチャリチョコの文脈があるんで。
チャリチョコの文脈をみんな知ってるから子供の時にジョニーデップに触れた世代が一旦行こうってなる。
しかもあんま関係ないっていうね。
ウォンカ時代は悪い作品じゃないんだけども、全然。ただ、今年世界で一番入ってるデューンパート2の惨憺たる状況を見る限りにおいては、だからティモシー・シャラメ、ゼンデイアもそうですけども、全然ファンベース限られてるわけで。
これはもう現実なので。
単純に日本の若者が欧米に対して思考を向けてないじゃないですか。韓国の方が好きですよね。
好きです。
例えばですけど、もしテテが主演の映画が公開されるとしたらとんでもないことになります。
いや、それも作品のクオリティー次第だけど。
でも一旦入りません?
それはそれでファンダムが閉じちゃってそこからの広がりがないみたいなことも。映画は意外に難しい。今、日本の役者ですら確実にお客さんを呼ぶのって砂まさきだけだから。
そうか。
そうなんですよ。
山崎健人ってもいますよね。
そうですよ。山崎健人くんもいますよ。
だからその2枚看板だね。広瀬鈴とかに至っては、広瀬鈴だけじゃ伸びきれない感じもあるもんね。女優では一番トップだろうけど。
だからそもそもそういう役者みたいなものに対する憧れというか、自体もなくなっているっていうこともあるかもしれない。その海外スターだけじゃなくて。
このスターだから見に行こうという思考があんまり。
こと日本だけにおいて本当にアニメ。
アニメですね。
アニメの入ってきた状況がありますもんね。
でましてやルカガダニーのこれ特集ですけど、監督の名前でお客さん呼べる?ああけどクリストファー・ノーラン呼べるねっていうくらいだよね。
だからやっぱりポップライフで映画を取り上げ始めたのが2019年なんですよ。
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あの時はハリウッド映画、英語圏の映画で限定すると、まだMCU映画ってのがあったんですね。
あれは間違いなく芸当映画なのは確かだったんですよ。
日本映画しか見たことない人たちがMCU映画っていうのは年に3本ぐらい公開されると。
とりあえず見ておこう。
なので僕はなんかこう自分の番組制作の戦術的にはあそこでMCUがダメになったわけじゃないですか。
MCU迷子の人たちにじゃあ今何を見るのっていうことをスクリーン数の多いものとアート系のものとアンダーグラウンドのものみたいなものを振り分ける形で提示でいくしかないなと思ってるんですよ。
同じようにじゃあ映画産業日本の国内のねって考えた時に今何をゲートウェイとして売り出すんだっていう発想がもう少し明確にならないとってことだと思いますね。
それはスタジオ単位横のつながりみたいなのがなければねそれを考えるのは難しいと思うから。
やっぱりそのMCUのカルチャーインパクトっていうのは本当に大きくて今ほんとみんなやっぱりあそこで出てきた役者さんたちってタイプキャストにならないように次のキャリアみたいなものをみんなすごく考えて。
それぞれみんなねとりあえずオッペンハイマーのロバッタニージュニアのヒットに上手いことやれてますよね。クリス・ヘイムズのマット・マックス・フィロスさんもそうだし。
チャレンジャーズの回でも話したようにこれもやっぱりソニーの方にいるMCUのキーパーソンであるエミー・パスカルと前例役がプロデューサーだからやっぱりMCUの前世紀によって
得た力というのがちゃんとここに流れているという意味ではそういう文明がちゃんとあるんだよね。
そういったものをスタジオも配給会社も宣伝会社も明確に提示する。我々メディアもそれを提示するってことだとは思うんですよね。
こと日本においてはやっぱりMCUってキャスト人気に及ばなかったんでやっぱりキャラ人気で止まったんだよね。それはスタートも遅かったから要するに韓国とかで人気が定着してからようやく日本で本当にエンドゲームで何とか長寿居あったみたいな人気の出方だったんで
それまでにプロモーションをカットされたんですよで当時中国はバカスコ入ってたから中国北京に行くし香港に行くしソウルに行くんだけども役者たちがね日本に来なかったんですMCUってあのキャストたちがアベンジャーズの頃からだからそういうまた流れがあるんですよね。
コミコンとかも来てないんですか?
コミコンとかでその個人で僕が世の中で一番よくわからない何か一緒に写真撮るやつ。
あれは真っ青の人みんな好きですからね本当に。
スタートレックから始まったカルチャーですから。
21:02
あれ3万くらいかかったらしいですね。
3万とか4万とかね。
年の友達撮ってましたよこの前。
においはさんとか行く?
僕は行かないです。
まあまあ。
ここも意外にあれだよねありそうでないのがフィギュアだよね。
このライブラリーですね。
このライブラリーに意外にアメコミがガーッと揃ってるけど。
そこにちょっと違うんだよねコミコン文化展とは。
ここにありますね。
1個。
1個だけ。
フィギュア愛とかあんまないかもしれないですね。
ザ・ライブラリーの信用はこれだけのメジャーものからアンダーグラウンドのもののアメコミがありながらフィギュアがないっていうのは俺本当に嬉しいです。
なんでですか?
俺そっちないんですよ。
っていうか日本はやっぱりフィギュア方面のカルチャーは大きくなったんだけど。
じゃあそもそも40年代からの名作と呼ばれるものに誰もアクセスしてるかっていうとしてないんですよ。
で当時だと90年代。
どっちもしてる人いるけどね。
いるんだけど。
でもカルチャーとして大きくなるのはむしろフィギュアだから。
それは否定したくないんだけど。
いや原点に一応当たりません。
俺も何度かクリックしかけたけどね。
5、6万するやつをね。
俺も仕掛けたけど、いやいやいや。
ブラックパンサーとか食ったときはね。
やっぱりフィギュアって、例えばアニメが日本で強くて、アイドル文化も強くて、アクスタとかフィギュアとかめっちゃ今売れるじゃないですか。
そこはみんなマスに寄っていこうとは思わないのかなと思っちゃうんですけど。
みんなっていうの?
たなそうさん的なもっと原点を掘るよみたいな思考の人たちが、そこのマスでヒットしてるものとかをしっかりと理解して、それをグッズに入れたりとかはしない。
フィギュアとか好きなんですか?
私割と好きですね。好きだし集めるし、一旦公式がローンチしたものは一旦全部チェックするタイプなので。
もちろん原点を知ってないとっていうのはあれですけど、そういうことを言い続けてるとみんな離れてっちゃうじゃないかなって思っちゃう。
だから基本的にはそういうことは発信しないんですよ。ただ事実そうだよな。
僕が言いたいのは、あの時点でやっぱり火がつくの遅かったんで。
プロモーション、あとあの時期に韓国はホンターにやっぱり無数人気高かったのと、あと中国マーケットが爆発してる時期だったんで。
もうアジアのプロモーションがあっちに流れちゃったっていうのも多分影響して、日本はほんとジャッキー・チェンとトム・クルーズしか来ない国になっちゃったんですよ。
本当に切ない話なんだけどさ。
これもうちょっと流浪なのでえぐみのある話をすると、これきっかけは東日本大震災なんだよね。
あの時にもうのきなみプロモーションがキャンセルになって、一部のハリウッドスターの間では2,3年もう日本怖くて行けないっていう人たちが確実にいた。
それ以降なんか無理して呼ばなくなってきたら、気がついたら全部韓国と中国に呼ばれてたみたいな話もあるんですが、だから結局何が言いたいかっていうとキャスト人気につながらなかったんだよね。
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もちろん人気はあるよ、クリス・エムズ・ワーズにせよさ、何にせよだけど、海外におけるMCUでトム・ホランドとかの、日本だって人気あるけど比較にならないわけですから。
それがやっぱり全レイヤーがここまで脚を読めなかったりとか、ということに全部つながっているのかなって気もするけどね。
だからやっぱり日本にはインドミニアさんようにそもそもでっかいアニメーションっていうカルチャーがここ10年くらいでさらに大きくなったっていうのはあるんだけど、結局キャラ消費なんだよね、実写に関してもね。
っていう気がするよね。だから、そろそろ床堅尼の話。
君の名前を僕よ、7年前でしょ?
7年前。
ということはビートルズ解散するわけだよね。
63年デビューですから70年解散してるので。
だから世代的にもあそこの後の、あそこに引っかかってない人たちっていうのはやっぱり入り口を見失ってるっていうことでもある。
ガタニーノに対して。
ガタニーノ。だって君の名前で僕呼んで、日本のマスはヒットしたんですか?引っかかったんですか?
えっと、別に。
引っかかってないですよね、あまり。
ちなみに僕この話来るまで見てなかったですよ。
そうですよね。
それはね、意外、すごく。
サスペリアです、僕の初カルチャー。それは単純にサスペリア好きだから。
昔のバージョンを知ってるからってことで。
サスペリア好きでルカ・ガタニーノの作品をこれまで見てなかった人が、あの映画を見たらどういう感想になるんですか?
もちろん存在は知ってましたよ、ルカ・ガタニーノと君の名前。見てないので初、だからびっくりしましたよ。
サスペリアから、確かにそれはびっくりするわ。
でも、今回ある程度一通り見ても、でもびっくりすると思う。
別に、君の名前を見てたとしても、出前性あったんですか?
河野さん逆に当時サスペリア見て。
ガタニーノがサスペリアならこうか、みたいな感じだったんですか?
それもあったよ。
そうなんだ。
こうくるか、みたいな。
ある種出前性があったんですか?
ある種出前性があったっていうのと、君の名前で僕を呼んでいるのを、自作がサスペリアだっていう時にまず盛り上がって。
それであれでしょう、だから信頼もどんどん増していくよね。
なんちゅう監督なんだ、みたいな。
私、高橋一世さんに勧められてみたんですよ。
サスペリア。
ガタニーノのサスペリア。
まず、君の名前で僕を呼んでいるのを見てて、そこまでルカ監督を知らなかった。
単純にそれ気持ちいいで見に行った。
で、その後に、ドラマの撮影中に大興奮しながらサスペリアを絶対見てほしいって、みんなにいっぱい言ってて。
その流れで見て、同じ監督?っていう風に。
27:02
監督性で好きに両作品になるとかは思わなく、すんげえ。
ただその後に胸騒ぎのシチリアとか、ティルダ・スウィントンの流れを見てると、
単純に彼女とすげえ面白いことをしたかったんだなっていう、めっちゃ大遊びみたいな感じなのかと思うと、
なるほど納得とは思うんですけども。
サスペリア好きからあれを見ちゃうと、あれは許せるんですか?
サスペリア好きでもないですよ、僕。
重要な作品として見てて、チャーミングな作品だと見てて、
別にサスペリアに対して原理主義の欠片もないんですよ、別に。
あんまり意外あるもん。
あるんだよね。
世代があるんだよね、リアルタイムを。
それ言うと、ガダニーノのサスペリアは、初見の感想はよくわかんないけど最高だったんですよ。
なんかよくわかんないけど最高で、それはぶっちゃけ今もよくわかってないです。
ただ最高だったなっていうのがあって。
で、ボーンズ&オールも見て、最高だなと思って。
で、チャレンジャーズも最高だなってなるんですけど、
逆にちょっと、皆さんとあえて逆行したいんですけど、
僕、Call Me By Your Nameは全然好きじゃないんですよ。
あの映画が好きじゃない人、初めて会った。
ワーストかもしれないです。
うたたガニーノの中で。
ポイントは?
刺さらなかったポイント。
でも僕、絶対お三方より読み解きがそんな自信ないんで、
むしろバンバン突っ込んでほしいんですけど。
そんなデート、別に複雑な映画じゃないじゃん。
バンバン突っ込んでほしいんですけど、
胸騒ぎのシティア見て今回、前作これかと思って、
すごく、だってあんだけ映像演出の引き出しがある人が、
Call Me By Your Nameで、すごくダサン的に見えたんですよね。
僕の読み解きですよ。
あれだけ演出の引き出しがある人が、
多分、これちょっとどんどん突っ込んでいってほしいんですけど、
胸騒ぎのシティアで、もしかしたら本人が思ってたほどの、
オーディエンスの手応えがなかったのかなって気がして、
俺このままじゃヤバいかもみたいなことを思ったのか、
適当に言ってますもん、妄想で喋ってますけど。
で、次自分はサスペリア撮りたいっていう時の、
すごくダサン的に見えたんですよね。
サスペリアに、あ、そっかもう決まってたのかな。
サスペリアはもう撮りたくて撮ってるっていう情熱ですよ。
あのね、僕ルカガダニールと同じ年なんですよ。
学年、一歳違いかな。
だから同世代なんだけど、やっぱりね、
サスペリアって僕らの世代、今70年生まれから71年生まれに撮って、
もう映画の現代圏に近いんですよ。
日本だとテレビで、
決して一人では見ないでください。
あと心霊が映ってると。
CMを、もう夕方のルパン三世とか、
ドコンジョガエルとかの間にもバザバザ入ってくるわけよ。
やっべー、絶対一人で行くとか思いながら。
で、見に行った最初のホラー映画なんですよ。
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オーメンとかエクソシストとかはテレビでやり始めてたのかな。
だけど、劇場で見る初めてのホラー映画で。
それは多分世界中そうで。
当時ガダニールが言ってたのは、
僕も映画をまずちゃんと意識的に見たのがサスペリアなんだよ。
それ何歳ぐらいの時?
小学生?
8歳とかかな?
だから、彼にとっても避けられないというか、
その話が来ちゃったら、それはウケるでしょみたいな。
そういう、77、78年だから。
彼にとって6歳とか。
しかもイタリア人じゃん。
ガダニールにとってサスペリアって避けられないみたいな。
山崎隆監督がドラえもん撮ってくれって言われたら、
撮らざるを得ないみたいな。
そういう感じだと思うんですよね。
オファーだったんですか?
オファーだったんです。
なるほど。
オファーかな?分かんないけど。
けど話は、これはやりたいっていう。
オファーのはず。
でも、なんか。
今井上さん言ったのは、
胸騒ぎのシチリアくらい抜けのいい映画撮っといたのに、
あれ?そこまで盛り上がってなくね?ってなって、
じゃあ分かりやすいやつ撮ってやるよってのが、
君の名前で僕の名前みたいな。
自分の今後のキャラクターのために、
すごく打算的に作ったように見えて、
しかもそれは見事に的中したっていう。
でもなんか、私はあれです。
あれって情報化はもしれないですけど、
彼が、宇佳監督が、
自分の人生において、
ゲイとして生きていて、
お父さんにこういうことを言って欲しかったっていう、
自分が救われたいための映画みたいな。
そうだよね。
結局だから、
あのセリフをお父さん、
自分のお父さんに実際に言って欲しかったっていうところだと、
本当に人生において、
あれは避けて取り戻れなかったのかなって、
私は思うんですよね。
そう、だから、
チャレンジャーズの回でも言ったように、
あの主人公ってのは結構本人に、
本人に近い。
っていうことで言うと、
あれも原作はあるけども、
非常にパーソナルな作品ではあったと思うんだよね。
それが故の、
そういう意味では、
サスペリアンって別に、
そういう意味ではパーソナルじゃない。
個人の思いはあるんですよ。
女性の話を書いてる。
そういう意味では、
何だろう、
分かりやすいんじゃない?一番。
その、
なんか、
いくつかの使い分けがありますよね。
逆にミラーの愛に生きるとかっていうのは、
またシンプルな話というか、
語り口もすごく、
あれ本人も脚本唯一、
映画で唯一書いてるんですけど、
で、ムナサギの、
そうか、じゃあ重要な作品なんだ。
でも、
それはでもあれですよね、
内容ですよね、
多分今の話は。
唯一って言ってるから、
ミラーノマでは書いてたんだよね。
メリッサ・ピーも書いてるんですか?
メリッサ・ピー書いてる。
書いてる。
33:00
だから、
ムナサギの知り合い以降、
脚本手放すんだよね、彼はね。
それも面白いよね。
そうそう。
それがかっこいいんだけどね。
なんか、
これ私、
ナルシマ・イズル監督に聞いた、
脚本を自分でやっちゃうと、
なんか正解がありすぎちゃって、
大胆さとか自由さがどんどん失われていくから、
どっちかにしたいみたいな。
自分が脚本をやるなら監督はしない。
監督をやるなら脚本はしないっていうと、
僕はやりやすいっていう風に。
ナルシマさんって脚本だけってパターンあるのかな?
めちゃくちゃいっぱいある。
本当脚本から?
脚本からです。
それと今、僕がその葛藤ですね。
そろそろ脚本手放したい。
自分では思っている。
やっぱり。
だからザカオ監督はそういうとこなのかなっていう風に。
君の名前で僕を呼んで手放してるわけ。
その前でか。
ムナサギの知り合いで手放してる。
ムナサギの知り合い以降を手放してる。
ムナサギは書いてない。
書いてないですよね。
その辺でステップアップしてたのかなっていう風に。
ムナサギの知り合いにとって、
あの絵を元に自分の書きたかった、
コールミー・バイオレモンの絵を作ったのかなっていう風に。
備えました。
井上監督本当に引っかかるところもなかった?
何にもないです。
コールミー・バイオレモン。
自分の原体験というか、
言っちゃわかりやすい初恋じゃないけども、
そういうものに対してちょっとフックはなかったですか?
え?ないです。
これって初恋だったのかもみたいな。
記憶を辿らしてみたら。
自分は恋だと認識してないけども、
もしかしたらあれってそういう感情だった?
好みも結構強いね。
あんまり理屈だけじゃない部分の
刺さらなかったって部分もあると思うんですけど。
何だろうな。
本当皆さん好き。
そもそも公開される作品がかなり限られてるんだけどさ、
イタリアの映画って日本で。
ミラーの愛に生きるとか、
胸騒ぎのシチリアとかって、
現代にはない地名が入ってる通り、
これは元々の日本のヨーロッパ映画の
マーケティング的には、
文化村とかで見る。
実際文化村で公開されたかわからないけども、
まだ円高の時代に、
ミラノとかパリとかシチリアとかに行ってた、
割とお金持ちの
ご夫人たちが、
平日のランチのついでに見れるみたいな、
そういうマーケットってあったんですよ。
かつての話だよね。
僕ね、すごくよく分かるのは、
自分の母親がそうだから、
36:00
両親がそうだからなんだけど、
あの世代って、
信じられないくらいよくヨーロッパに行ってたし、
普通の会社員ですよ。
地名、観光映画なんですよ、
全部がヨーロッパ映画が。
だから日本で公開される、
それこそロメールみたいな作品ですら、
現代にない地名が、
ロメールは自分から寄せていくところもあったけど、
パリとか、ミラノとか、ローマとか、
シチリアとか、
入れないといけないんですよ。
それか、なぜか日本で人気のある、
ヒットラー映画ね。
あの人たち、
海外のヨーロッパの地名か、
ヒットラーの名前が入っていると見に行くんですよ。
これは本当に独特のカルチャーなんですよ。
うちの奥さんが割とそれなんで。
ナチ映画は100%見に行きます。
謎なんだよね。
ある種の引きつけるものがあるんだと思います。
使命感とかではなく?
好きなんです。
信じられないくらい、
ヨーロッパ映画で日本公開の比率が高いですよ。
絶対1年に1本ありますもんね。
毎月くらいあるからね。
作られてはいるのよ。
特に映画業界ってヨーロッパにユダヤ系の人多いから。
作られてはいるんだけども、
日本公開されるみたいな。
話が取れたんだけども。
そういう文化圏で
需要があった最後の世代だよね。
もはや今そのヨーロッパの映画の
需要の差がほとんどない中で、
君の名前、
ムナサギの知り合いもそうだけども、
君の名前で僕を呼んでみたときに
驚かされるのってめちゃめちゃ洗練されてない?
他のイタリア映画と比べて。
イタリアで一般的にすごく人気のある監督って
パオロ・ソレンティーノって監督がいるんだけど、
僕苦手なんですよすごく。
独特なんだよね、イタリアの。
この間さ、トム・ヨークが
サスペリア以来に音楽を手掛けた
これもイタリアでは普通に人気のある映画監督の
名前もタイトルも忘れたけどたぶん
たどれば分かるんだけども
この間イタリア映画祭をわざと見に行ったんだけど
おお、これが普通のイタリア映画だなっていう
野暮ったいっていうのでもなくて
リズムが、もうね
イタリアの現代映画って独特のリズムなんだよね
フランス映画ってだいぶ
洗練っていうのがさ
洗練って言葉よくないな
ハリウッド映画を普段見てる感覚で見れない
それで言うと
僕ほんと先月とかに見てるんだよ
初めて
で、僕ちょっとここのライブラリーの主の菊池さんに
本当に面白くなくて
どうしようって相談した時に
あれやっぱ当時時代に接近した映画だったかもしれない
39:01
2017年の更新の中ですごくセンセーショナルだったから
確かに今初めて見ても
当時のみんなが熱狂した理由はわからない
今フランス当社のブロンド初めて聞くのと一緒だから
それで言うと今聞いてハッとしたのは
僕の中がガダニーのイコール
イタリアから出てきた監督っていう印象そんなないんですよね
やっぱハリウッドまで行ってコラボレートした
成功を収めたアメリカの人ってイメージ
サスペリアンもボン・ダンドルも見てたから
そこの感動は感じれなかった
僕の出会いの印象は
ハリウッドナイズされたわけではなくて
もともとの資質的に非常にグローバルというか
ランゲージで映画を撮る人だなって
イタリアの人の割にはっていうのがまずあったね
私はちなみに公開日に文化村で昼間見てます
君の名前で僕が見てるやっぱ文化村か
文化村で見てます私は
もう忘れもしないその日の景色とか
太陽の光とかが本当に思い出に直結して
その後友達と私会って全然違う話しなきゃいけなかったのに
私が一生その話だけして終わるっていう
君の名前で今すぐ見てほしい
初めてそこでシャラメとも会ったわけでしょ
そういう衝撃もいろいろ混じってる
初めてかな初めてってことはないと思うよ
たぶんチョコチョコ出てたよ
インターステラーが初めての出会い
その時から好きなんですかシャラメ
インターステラーの時に可愛い子だなと思ってて
でもそこまで別にテモシーってわけではなくって感じで
そうだね確かにシャラメ的にも
出世作って言いがちだけど
ほぼほぼ大人の顔形になってから
初めての作品に近いんだよね
ニューヨークの雨
なんとかインニューヨーク
レニーデイニューヨーク
バシバシバシバシ
レニーデイニューヨークのテモシーシャラメについては
俺は言いたいこといっぱいあるけどね
ダメなんすか僕大好きなんですけど
あいつはさ
ウディーアレンがキャンセルされたからってさ
ギャラを返上するとかさ
僕でもね
ふざけたこと言ってさ
ウディーアレンに電話して
ごめん君の名前で僕を呼んでてもしかしたらアカデミー賞取れるかもしれないから
そう言わざるを得なかったんだ
ウディーごめんよっていう
電話するだけましたけどね
僕前回やっぱシャラメの良さよくわかんないって言ってるじゃないですか
話しましたよね
そのエピソードが初めなんですよシャラメの
だから映画とか見る前に
それだけそのニュースが初めに知ったんで
すっげえ元気なやつなんだなっていう
あそこでねギャラ返上したやつが全員本当最悪だと思ったよ
その時のファーストイメージが抜けないんですよ
だけどあの年でしかも昨日まで僕を呼んで飲み会とされちゃったら
その気持ちもわかるし
42:00
ウディーは言ってきたんだよって言ってるから
まぁ別にしこりはないし
わかるんだけども
インターステラーで初めて見て
インターステラーで気持ちノーラーのずっとファンで
すごい自分はめっちゃ大きい役をもらったと勘違いして
めっちゃやったハリウッドデビューで俺は超ヒットすんだと思って
映画見たら自分のシーンめっちゃ少なくて
超ショックすぎてめっちゃ号泣したけど
結局エアカンに6回見に行ったっていう
だから野心家なんだよね
アンセレルゴートと同期だったみたいな話を言う
アンセレルゴートが学校にいて彼がついにスターで
ずっとその接触を受けてた
タッパが違うからな
なるほどね
すげーなその学校すげーな
ニューヨーク?
ニューヨーク出身の
普通の学校でアンセレルが
なんかだってあれだよラップスター誕生みたいなのも出てたもんね
ティモチシャラメね
サトデーナイトライブが過去映像の発掘みたいなの出て
ラップをして応募したやつとかをやってて
キッドカーティ大好きだからね
しょうもないんだよねっていうのは置いといて
だから僕もそれ話したこともあるけど
僕もだから昨日まで僕を呼んで
死者で見たその足で
もうラコステの店を走り回って
自食買いました?
同じバーガンディのラコステを探し回ってきてもなくて
でもタナソさんも同じと言ってましたよね
いやいやそれは彼です
結局同じ色味がなくて
もうすごい探して買ったんだけど
それが本当に似合ってない
本当に似合ってない
やめとけよぐらいの
なんで奥さん止めなかったぐらいの感じの着こなしで
そういう衝動がかつて映画業界に盛り上げてくる
けど僕今まだたまに着るよ
でもそういう力を持ってる
今ねアイドルジャーのTシャツを着てるわけで
ルカ監督の作る映画にはそういう
自分もその世界にいるのと錯覚するような
引きつける引力がありますよね
あれはまだジョナサンじゃなかったかもしれないけど
とにかく君の名前で僕を呼んでも
とにかく服が気になったよね
あれはジョナサンじゃないです全然
Tシャツから何から何まで全部気になった
アーミーが履いてるズボンの丈まで気になりました
完璧だった
今聞いてて思ったのが
チャレンジャーズめっちゃ好きだっていうところで
さっき田中さんのテニスという社会性の話もあって
つまりテニスっていうものの欲圧と欲望の傾向があって
ボンズ&ドルもずっと葛藤ですよね
彼らの種族の傾向と欲望の話で
サスペリアはよくわかんないけどなんか葛藤してるみたいな
葛藤してるみたいなこと言うと
ちょっとやっぱなんか
牧歌的すぎるのかもしれないです
コール・バイオヤネーノが見てて
個人的には
葛藤とまでも言えない
自分の中に芽生えてる
45:01
ちょっとこう
感情の
これは芽生えていい感情なのかわからないみたいな
ところの
一目の顔を見てて
その瞬間みたいなのが見えてこないんですよね
個人的に
僕の問題だと思います
なんか本当に
シャラメは18歳ぐらい
17歳とかで
あの年齢のシャラメの顔を
あの状態で
あの脚本で
聞い取れたことは奇跡に近いって私は思って
あれのアーミンハーマーとかめっちゃかっこいいじゃないですか
めっちゃかっこいい
なんかちょっとなんか
気持ち悪いんですよね
ティモシー・シャラメもめっちゃかっこいいし
アーミンハーマーもすごい中国人美しい2人が
なんか秘書地で
なんか短パンとか履いて
座ってんの見て
なんかその
すごくなんか
なんか
なんか
ティモシーは本当に
大人と子供のちょうど間ぐらいじゃないですか
その熱は絶対分かり合えない
あの時のティモシーはみたいな熱は
絶対
なるほどとはなんないんですよ
ちょっと毛が生えたか生えてないかぐらいの感じ
僕はなんかそういう意味では中田さんと同じ
ってことなんです
皆さん
僕それこそ
田中さんなんか
ずっとコルムバイオネームの話
何回も
過去にもされてるから
大事な作品なんだなとか
フォードバースフェラーリか
コルムバイオネームぐらいじゃないですか
話さない
ずっと話してた
で何が好きかみたいなも
やっぱりおっしゃってたんで
なるほど
そっか当時のあれか
ここで言うのはかなり
確かに
あれだったんですけど
ちょっと皆さん聞いていいですか
あのあれって
ハラスメント映画じゃないですか
ハラスメント映画というのは
明らかに
まだ自分のセクシャリティがはっきりしてない少年を
アメリカ人の成人が
生に目覚めさせる話ですよ
そうだね
でもう最初から
ひと夏の経験だっていうのを
分かった上で
彼はアプローチするわけですから
っていう話なので
これがセクシャリティが
男性と男性じゃなかったら
めちゃくちゃひどい話だと思うんですけど
男性と男性でもひどい話ではあるんじゃない
ひどい話だよね
だからあれが割と一般的に
ひと夏の美しい恋愛物語って言われてるの
俺ちょっと分かってない
だからあれですよ
耳を澄ませばの
アマサワセイジ
ストーカーじゃんって一緒ですよ
あれはストーカーですよ
マシな
あれですよダメですよ
だからめちゃくちゃひどい話ですよね
だけどそういう
ひどい話なんだけども
ひどい話
まず大前提ですよね
ひどい話じゃんっていう風な
例えばほんと自分が
なんかこう
なんだろうな
初期の
私BL大好きなんですけど
僕も大好きですよ
私は扶助師なんですけど
私がBLとの出会いとかを
話してしまうと
とんでもないくお下劣
お下劣なんですよ
ナルトからなんですけど
そういうものって決して
人から見ていいものではないし
美しいものではないし
それってほぼ事故に近いんですよ
私の出会いは
ほぼ事故
ナルトの最新巻出てる絵がかわいい
48:00
見たらもうとんでもないことが起きて
ワオみたいなことが起きててみたいな
それ事故
でもそれって別に
なんだろうな
だからといってそこを描いちゃいけない
避けてみんな教育上悪いとか
そういうわけでもないし
なんかハラスメントだけども
ハラスメントじゃんって言うと
そうほんとに全部がなんか
耳を澄ませば結局
ハラスメントの話
ストーカーの話になってしまうし
そこよりもなんか
そこで動いてしまった気持ち
っていうものに対して
蓋をするのかしないのかみたいな
してもいいししなくてもいいしっていう
結局人の
セクシャリティのことも私は結構
情報だと思うんですけど
人が何かを好きになるって
その情報が入らない限り好きにならないじゃないですか
私が突然今
今トンゴでめっちゃ流行ってる
ユーロビートを聞いたことがないから
好きになってないだけで
もしかしたら今
なんかそういうものを突然聞いたら
頭が破裂したみたいで好きになるかもしれないし
そういう情報でしかないから
ひと夏に情報が与えられたっていう
たまたまそうだったっていう
ことなのかなって思います
これがまず前提として
これはハラスメントのひどい話ですよね
って言いたいのは
今例えばそのセクシャリティの問題じゃなくても
ある種の作品を評価するのに
これ政治的に
もうこれストーカーだから
これなしっていうか
これは美しいし政治的に正しいんですって
どっちかしかないわけですよ
ガダリーノは常に
ニコータアイレス
二言論じゃないものを作るんだっていう
間違いない
だからまずひどい映画なのは間違いないんですよ
だから何度も
ハエが飛ぶわけじゃないですか
フリーのエピソードで言ってた最後の
ワンシーンワンカットのところで
わざわざハエが飛んでくるわけですよね
これはこう
暖炉だから冬だからハエがいない
いるはずがないんですよ
なおかつ原作からある時代
改変してるわけじゃないですか
なぜかっていうと
これ改変したタイミングだと
まだその数年後
ゲイの病気だと言われた
HIVが
世界的にまだ知られてないタイミングなんですよ
だからわざとそういうものを
全部やって
意識的にやっぱ
その中間みたいなもの
当時はこれはゲイの病気で
とかっていう感じがあったとか
で今はそういうふうに
そういうことじゃないんですよってなってるみたいな
それもやっぱりこう
グシャグシャっとするような形の作品を
わざわざ撮るみたいなものが
あらゆるところにあるんですよね
でまずは
そこに俺はやっぱり
ひっくり返ったんですよ
すごいその時はまだ
僕はルカガダニーノって
初ルカなので
欲望を肯定する作家って
今誰もが感じてるような
ものが全然わかってなかったんだけど
これはどう受け止めていいんだろう
ってことの連続だったんですよね
で僕あの
二宮監督とか小林さん知ってますけど
2010年であったままで
25年間ぐらいまともに
51:00
映画見なかったんですよ
でそれで
ウエス・アンダーソンの映画を2014年ぐらい
見てこれはリアルタイムな映画
ちゃんと見ようと思って
もう決定的に今から映画を見るんだ
って思ったのがやっぱこれだったんですよ
でこれ2018年ぐらいでしょ
日本国会18年でしょ
でこの頃に俺
映画何見てるかっていうと
相変わらず古典を見てたわけですよ
この頃は60年代の人形映画ばっか
見てた時期なんですよ
で人形映画って割と
古典ハリウッドの手法みたいなのが残ってる
60年代なのにっていう
カルチャーだったんですけど
これ初めて君の名前を僕読んでみた時に
これ古典ハリウッドじゃね?
って思ったんですよ
何よりも今
誰も使わなくなったカッティングインアクション
がポンポンポン
で使われてて
先週見た
62年の牧野雅宏の
映画では山ほどカッティングイン
アクション出てきたけど
ここ20年で見た映画で
カッティングアクション見たのは初めてだ
とか思って
それが2018年に出てきてて
とかっていう驚きがあったりとか
チャレンジャーズの回で言い忘れたけど
あれがルビッチだって人は結構いるよね
だからスクリューボールコメディ
男2人と女1人って
それこそ突然炎の如くとか
ヌーベルバーグとかもいっぱい
作られてるんだけどもそもそもは
20年代30年代の
ハリウッドのスクリューボールコメディ
の定型なんだよね
もちろん
競争的に
ドタバタして
男女3人がくんずほぐれつみたいなのって
確かにルーツはルビッチ
なんですよねだからそういう意味では
どの作品も
とは言えないかもしれないけども
気のままで僕を呼んでにせよ
チャレンジャーズにせよ
そういう一本ぶっとい線は引けるよね
ハリウッド古典に対するね
それはさっき僕が言った
同時代のイタリア映画の中で
非常に洗練されてる
っていう印象ともしかしたら
そこともつながってるのかもしれない
イタリアの
ローカル感がないんだよね
もともとね
ちなみに大島紛太監督の
大ファンなんですよね
とにかく
あのレベルになると
ポン次郎とかもそうだけども
あのレベルの監督になると
誰のファンとかじゃなくて
全部見てますよ
大島紛太監督のファンであるのは
彼の政治性だと思うんですよ
本当にいろんな意味で
君の名前
に関してはいろんなアングルから
もう椅子から
飛び落ちるぐらいに
やられたんですけど
2018年じゃないですか
ちょうど要するにブレクジットあって
トランプが当選
ヨーロッパ中が受け足していく
タイミングだったんです
トランプが16年でブレクジットが
その直後なので
世の中の今はもっと
急激な変化があるわけですけど
もう最高だよね今ね
54:00
今一番ワクワクしてるからね
俺アジア主義で
中東と
連帯とかそんなこと言い出して
ヨーロッパの若者たちが
みんな緑の党を
して初めたことに
3日前から大興奮してますよ
あれは本当に
正義のぺてんだから
緑の党のやってることっていうのは
ようやくだから若い世代から離れた
っていうのが素晴らしいなと思って
まあまあいいやそれは
緑の党は
必要なんだって俺たちはだから
嘘でもいいんだよ
緑の党は必要なんだよ
まあまあいいや
総務省もね
環境問題を最初に
代々的に取り込んだ政党はナチスですよ
常に環境問題
っていうのは
左右の政治に利用される
ものになってるわけ
だからこそ俺は
歌舞伎でも左翼として
環境問題を掲げたい人間なんです
そんなことは取りにくい
につながるようなことが
起こり出したタイミングになったんですよ
であの映画にもやっぱり
イタリアの
フリーなエピソードもちらっと言いましたけど
イタリアの政治が大きく変わる
タイミングの話を
ちゃんとセリフに入れ込んでるんですよ
で当時
イタリアは何が起こってたかっていうと
今も政権に入ってる同盟
っていうポピュリズム政党
あのタイミングって要するに
左右の
左と右のポピュリズム政党が
移民排斥って問題で
一つの政権取ったっていう
信じられないことが結構起こったタイミングだったんですよ
俺この話は覚えてるかもしれないけど
俺その話と
鶴田浩二の話しか
してなかったぐらい
これでもう世界
これからの政治っていうのは
基本ポピュリズムで
思想とか政策みたいなのも
関係なくなっていくというのを
痛快したタイミングに
それを意識的に取り込んでる映画だったんですよ
それはどの辺が
意識的に取り込んでる
セリフなんです
このずらされた時間
設定
83年っていうのが
イタリアっていうのは
キリスト民主党
っていう政党が
中心になってたのが
冷戦終わって
イタリア社会党から
クラック氏が調べてめっちゃ感動したんだよね
クラック氏が初めて
首相になったタイミングになって
基本的にイタリアの政治っていうのは
北部中心で回っていたのが
南部の
産業の発展してない人たちが
それまでの
キリスト教中心の保守的なものっていうのを
ポピュリズムでひっくり返す
それをあそこの裕福な人たち
おばちゃんたちが
これどうなのよって話を
イタリアの陽光の下で
みんなで劇中で
やってるんですよ
それをあのタイミングでやるっていうのは
すっごいなと俺は思ってた
57:00
っていうようなアングルもあったんですよね
で実際にインタビューを読んでみたら
これ俗に取りますかって話を
ガダリに聞かれてて
いや取るとしたら次は
90年代になるって言ってるんですよ
でそれっていうのは90年代っていうのは
例のあれです
ベルルスコーに
が首相になったタイミングなので
またそこで大きくイタリアの政治って変わるわけだけど
そこを舞台にしたものになるって言ってるわけ
ってことはやっぱり
あそこのちょっとした会話みたいなものは
2017、2018年に
撮って今を映すために
意識的に入れたセリフなんだな
どこまでが脚本が描いたものなのか
アドリブで入れさせたのか
わかんないけどただ作品としては
そういうものになってるっていうのに
腰を抜かすほど驚いたんですよ
だからね
本当に今
二大人気だと思うんだよね
イタリアとパオロソレンティーノと
パオロソレンティーノの
すごく
ノスタルジーに流れる感じと
対照的なんだよね
常にそういう
わかんないよだから
ガダニーノもしかしたら
特に今なんて右寄りかもしれないよ
だけど
現代に対する
シャープな視点というか
批評性みたいなものは
サスペリアンもそうだけどさ
常にあるよね
そこは違いだし
サスペリアンもやっぱり
フロイトとかラカンの話が出てくる
ちょっとしたところで
ラカンが公園狂わしをふざけんな
みたいなセリフがある
フロイトとラカンが
ナジスとどういう関係を持ったのか
みたいなことが前提にあれば
あそこにも政治性が入ってるんですよね
そういうところに盛り込む
っていうところにも結構やられてる
けどどうですかボンズ&オール
チャレンジャーズと来て
抜けてきてない?
抜けてきてるよね
今だからやっぱり
自分でもそうなわけ
それまではヨーロッパ中心
西洋社会中心の
政治的な考え方に
どうにか自分を
埋め込むしかないわけじゃないですか
でもやっぱり去年の秋から
今年の1月2月3月4月5月って
世界が
ここ何百年間で
起こらなかったようなことが
今まで我々が普通だと思ったことが
全部
間違ってたんですね
ってなるような世の中なので
その感じって
4,5年前からあったじゃないですか
中国
グローバルサウス
要するにロシアの進行が始まった時にも
これは
ロシアが悪いわけではないよね
っていう感覚を
あの時点で持たざるを得ない
ようなことがあって
今世界の半分の国が
いやいやもうヨーロッパとアメリカが
300年やってきたことが
全部間違いなんだから
我々は正しいので
ロシアと中国につきます
っていう風になってるわけで
もうだから5年前にギリギリ
1:00:00
俺がこのイタリアが
ポピュリン政党2つで
政権作った時にびっくりみたいな
レベルじゃない変化になっちゃってるから
やっぱそれを考えてると
それまでの基準の
人生みたいなものは
作品に込めようがない
っていうことを反映してるんだと思う
そうね
あとやっぱなんか
僕は前の回も言ったように
ベルトルッチが
多分イタリアの
これまでの監督の中では
ハリウッドの距離とかね
上手い具合に英語の映画も撮るし
みたいなのも含めて
結構近いのかなって考えると
やっぱり
ラストエンベラーとか暗殺の森とか
の時代
革命前夜とかの時代から
やっぱベルトルッチもだんだん変わっていったじゃないですか
彼は割と
ラストエンベラーとか
今のガダディーノとしたら
ラストエンベラーとか
リトルブッダとか
刺激の方にも行ったんだけども
ただなんかそういう意味では
普通一般50代の
映画作家の
成熟も感じるけどね
単純にね
でも自作があれでしょ
クイアネスの話
バローズが原作
もうこれ撮り終わってるんだけど
バローズ原作でダニエル・クリエイルが
主演のクイア
だっけ
撮り終わってるはず
それは普通に今のね
世界情勢の変化を考えると
西洋諸国では
80年代から2020年代までに
かけていわゆるその
クイアの権利みたいなもの
あるいはクイアに対して知識みたいなものが
50年間近くかけて
一般的になったと思うんですけど
グローバルサウスの時代になった時に
最も許容されてないものが
クイアネスなので
やっぱそこについて
今残しておかないとならない
意識は働くと思うんですよね
無理やりくっつけて接続していくのであれば
ちなみに脚本は
今回組んだ
クリツケスなので
ここで音楽も
トレントレズナー
やっぱりチャレンジャーズで
もう100万揃ったんですよ
やっぱみたいな
全能のカードじゃん
みたいな感じだね
これ見るとね
撮影も一緒です
全部一緒編集も
だけど資本がイタリア中心なの
かっこいいな
ハリウッドで
完璧なカードを揃えてイタリアに戻って
ダニエル・クレイズ
もしかしたら
君の名前で僕を呼んでが
自分の少年期の話だとするならば
中年男性の
クイアネス
より今の自分に近い
題材の可能性
そうだよね
バローズが原作とはいえ
とにかく
スカーフェイスのリメイクの話も
相当進んでて今なくなってるんですけど
1:03:00
多分
とにかく
ガナディーノの元には
とにかく
筋のいい企画が
集まりまくるのは当たり前だよね
彼は選び放題
みたいな状況が
ずっと続いてるし
それはやっぱり
例えばドニービル・ヌーヴみたいな
カナダの田舎から出てきて
ビッグバジットの作品ばっかり撮るような
出世の仕方もあるけどもやっぱりガナディーノは
よりフレキシブルに
アクションでヒュッて戻ったりとか
そもそもお金のかかる
映画の撮り方をする人ではないというか
チャレンジャーズ
見ればわかるように
あれ下手すら2週間で撮れるでしょ
いやいやいや
そんなことない?
プロの監督と役者に否定されちゃった
それは無理か
いやいや2週間は
いやけど
全米1位を撮る映画としては
非常に経済的な
そうおっしゃってることはわかります
わかりますわかります
2ヶ月は
2週間は
現場の知らないダメな映画ジャーナリストみたいになっちゃったけど
彼ね
それこそ胸騒ぎのシチュエアで
そういう変な
ベストイノベイティブバジットアワードとか
撮ってるわけ
そういうね
ベネチアで撮ってるんだけども
なんか賞取ってるかなと思ったら
革新的な予算映画みたいな
その召喚でもすごい
だからやっぱり
より軽いよね
その軽やかさ
ちなみに宇野さんの初グラデーションは胸騒ぎのシチュエア
胸騒ぎのシチュエア
その時におーって思ったところはどこだったんですか
さっきも言ったように
イタリアの監督で
こんなモダンな監督がいるんだ
あの時点でキャストが
結構ハリウッドのキャスト
あれ珍しいこと
けどね
シビア・アサイアスとか
ああいうやっぱり
監督っているんですよ
アサイアスってイタリア?
フランス人
だからヨーロッパの監督で
いわゆる英語圏の
役者を使う
あの頃から始まった一つの
流れだしやっぱり
個人的なつながりみたいなのも
大きいんだけど
新しさもあったけど
そもそもストーンズの
大した曲じゃない曲でさ
なんか
踊ったりするし
すごい洗練してるんだけども
ぶっ飛んだセンスも入ってて
なんじゃこれみたいな
あれ主人公美王くん
みたいな感じでしょよくわかんないけど
よくわかんないさ
わかってんのかずれてんのか微妙なんだよね
音楽に関してはずっとそうじゃん
君の名前で僕を呼んでの
サイケデリックファーズもそうだし
チャレンジャーズも
もうね
カラックスとかがひたすら擦った
タイムイルクロールデビットボーイの
もう今さら
あのね
1:06:00
このアディダスのパーティーでは
かかんねーだろって
タイムイルクロールかけたりさ
あのなんかちょっとヨーロッパ人の
白人のおじさんならではのズレたところとかも
含めて全部が愛おしくて
あんなだから
ズレもなんか
愛おしい感じ
これがカラックスになるともう全然愛おしくないんだけど
うっざってなる
この違いはなんだろう
チャーミンさんがやっぱりにおってくるのが
チャーミンさんと
上品さがにおってくるところが
魅力なのかな
と思いますが
だからとにかく
スカーフェイスもそうだけどいろんな企画が来てて
今もなんか
最近もいくつかなんだっけな
面白そうな企画があったけど
みんな撮り始めると2週間は
そうだけど2ヶ月間でパパって撮れちゃう
ところもありますもんね
でも俳優の作り込みはもっと半年以上
かかってますよね
結局テニスやらなきゃいけないわけだし
君の名前で僕呼んでも
ティモシーは結局1年ぐらい
イタリアに住んでるじゃないですか実際に
ピアノの練習もしてイタリアに住んで
実際その現地の子と普通に友達になって
遊ぶんで普通に現地の子になるまで
馴染んでから
撮ってるから結局俳優
に対するその
時間の掛け方は絶対に膨大ですよ
確かにね宿題がいっぱい
当たるかもしれないね
宿題と信頼ですかね
この前メリッサP
見たんだけどあんま覚えてないんだよね
見てないですね
メリッサP今回見てたんですけど
いい作品とか悪い作品
一回置いといて
めちゃめちゃ興味深い作品でしたよ
メリッサP
これビデオでしか見れないね
俺ね
とにかくムナサゲの主人公の時に
その時見れるやつは見てるから
そんなに記憶に残る
記憶に残るような映画ではないと思うんですけど
とにかく語り口が
アメリカの
いわゆる
プログラムピクチャーの青春映画みたいな
語り口とストリーティング
なんですけど起こっていることは
初っ端からまだ当時未成年の
主演の女の子の裸体から始まって
起こっていることは明らかにおかしいんですけど
語り口がずっとポップなんですよ
なんか
これすっごい興味深いなと思って
まあまあこのチャレンジャーズからの
客さんも含めて
そういう興味深さで
今回ちょっとメリッサP
見ててよかったな
DVDで中古でしか買えないでしょ
今なんなら持ってますよ
ティティアから借りたDVD
ティティアの宅配であります
メリッサP
偉大な映画とかそういうことではなくて
そのガダニーの
この時点でこの人ってこういう語り口
その前が僕だからあれがどうやっても見れなくて
あの主人公
デビュー作テリー・ダス・ウィントンの
プター
プロタゴニスト
あれが動画
一番さかのぼって見れたのが
今回のメリッサPで
めちゃめちゃポップなんですよ語り口が
1:09:00
その後にミラーの愛に生きると言っているから
え?みたいな
これもしかして受け売り仕事で
ガダニーノ的にはしょうがないからやったんだよ
みたいな感じとも取れるなと思って
音声解説あったから聞いたら
ノリノリなんですよガダニーノ
めちゃめちゃ楽しそうに撮ってたんですよね
その時のメイキング当時ガダニーノの
プロプスがどんな感じか分かったのでみんなキャスト
いやもう監督最高だよ
髪の毛がある頃だよね
みんなガダニーノ褒めてて
この時から多分さっきおっしゃったような
本人の今に続くバイブスはもしかしたら
現場にあったかもしれないし
言えばテーマも欲望の話なんですよ
ハラスメントの非倫理的な映画
それをすごくポップに
描いてて
結構面白かった
メリッサB
一歩間違えたら
チャレンジャーズってB級映画じゃん
その軽やかさって常に
あるよね
それってなんか
すごく大切だと思う
大切だと思います
軽やかさと対策みたいな
日本人が外国の映画を見る
そういったマーベルが育て上げた
デカいバジェットの
デカい規模のいっぱいCGを使った
金がかかった映画を見る
みたいなのが基本的じゃないですか
どうしたらこういう
それかさっき言ったヨーロッパの
おばさんたちが
致命がついてる映画を
基本的には日本の
外国映画カルチャーって
韓国映画とかインド映画とか
とりあえず置いといて
一般的にはハリウッドのビッグバジェット
そういうなんか
勇敢マダム映画の
二つの筋くらいしかない
中で
軽やかさがある
映画秘宝的な
B級映画
バカ映画をめでるみたいな文化が
あるとしたら
その三つのラインくらいしかない中で
見る切り口がない
ルカ・カザニーには観光映画要素も
ちゃんとあるし
ビッグバジェット映画にしか出ないスターも出てるし
バカ映画の要素もある
万能なんだけど
万能が故に
オープニングで7000人しか
お客さんが来ないという
日本の配給がやっぱ
ミスってるんですよ
次の作品イタリア資本で
ダニエル・クレーグとはいえ
クエアで
いつ見れるか分かんないよ
見たーい
本当に
もちろんやるだろうけど
配給はするだろうけど
とにかく
こういう番組ででも
言い続けてないと
本当に配給されなくなる可能性あるから
こんな
メジャースタジオが関わってない作品
だから
僕は今最初の話に戻ると
仕事の動機って
そういう感じ
見れる環境を
どう維持するか
アクセスできる状況を
ちょっとでも寄与できるか
1:12:01
みたいな
それが僕のいう産業の見方って話したんですよ
とにかく
なくなっちゃう可能性あるから
なくならないためにどうするか
本当に
よく
私出身が
青文字系みたいな
原宿系のファッション雑誌から
出てきたんですよ
この業界に入ったきっかけが
今はないんですよ
原宿系と呼ばれるものは
この世になくなってしまったんですよ
キューティーとかジッパーとか
ないんです絶滅しました
あっという間にそういうものって
この10年でもなくなってしまうし
本当に
いつでも買えるとかいつでもいけるとか
思ってるとあっという間に消えてなくなる
だって本当にさテレビで
洋画を普通に
もはや口題なんて
やんないし
ハリポッターくらいしか
夜中も含めてテレビでフラッと
偶然自己的に
それこそメリッサペインみたいな
話聞いてるとさたまたま深夜
テレビつけてたらさやってるやつ
だから
そういう
それを言ってもさ
よくわかんない人もいると思うのよ
たまたま深夜テレビつけてたら途中から見たけど
わけのわかんないけど超印象に
残る映画みたいな
そういう文化も簡単に
なくなっちゃいますね
全部なくなるんだよ
なくならないためにどうしたらいいのか
っていうこと
だよね
なんとなくテレビつけてだらだら
見とくで気づいたら見ちゃった
みたいなことがないわけじゃないですか
時間がみんなタイパー気にするわけだから
みんなが言ってるものに乗り遅れないように
2倍速で見なきゃいけないわけだから
だらだらテレビつけてる時間なんてないわけで
そうすると自己的に映画に出会ってしまう
ってことがないから
TikTokのスワイプで
パッパッパって流れてきた中に
自己的に出会ってしまうってことが
一番出会いやすいですよね
あとはだから俺とかからすると
もう何回目この映画
こうするのみたいなやつなんだけども
それこそXとかで
すごくキャッチーな
フレーズで過去の映画を
オススメする人たちっているじゃん
もうだから
俺とかからするとなんだこれって思うんだけど
そういうのが
スマートフォンの今数少なく機能している
ものなんだよね
俺もだからそういうの戦おうとも思わないんだけどさ
ただ気持ち悪いだけで
AIM30代女子がオススメする
そういうやつ
そういうやつ
俺一番この中で
世代が上なわけで
もうノスタリジアになっちゃうんですけど
やっぱその
劇場の形が変わったことが
やっぱりもう
いろんな映画を見るみたいな
ライフスタイルも
喪失させる原因になった
気がするんですよね
俺ずっとDJやってるじゃないですか
やっぱその2階の
風営法でやっぱり大きく変わったんですけど
いろんなことが
自分の体感でいても
1:15:01
2階の風営法の前っていうのは
クラブに200人
目の前にお客さんがいたときに
100人は俺のこと知っているんですよ
このパーティーに来たいから
田中総次郎がDJするクラブ存在に来たいから
この半分の100人は箱客なの
はい
これいいパーティーになるんですよ
でも2階の風営法で
今クラブって
誰々が回してるからこの日行く
この日はジャンルがドラムベーサーから行く
みたいなことしかないので
いい場合ではあまりできないんですよ
箱番がいないってことですか
箱客がいない
映画館ってかつての
本当ノスタリアですみませんね
自分が小中高のときって
映画を観に行ったんですよ
何かの映画を観に行ったわけじゃない
映画館っていうのは
時間が余ったときにボーンと飛び込むものだし
週末家族だったら
行くのとりあえずの選択肢がそれだし
っていう風に組み込まれていたし
それが
今みたいなシネコみたいな
非常に整備された
スクリーンの形ではなかったし
情報も本当に
当時自分が中高生まで
映画の情報って
大阪に暮らしてた時は新聞ですよね
長官の裏
テレビランの裏
それで行くみたいな
それだからこそ情報が少なかったからこそ
週刊として映画を観てたし
そうやって観てました?
週末にありましたね地獄記録
あれで観てました
携帯とかある前とか
小学校とか
あれで観てました
大阪で
シティロードとかじゃなくて
あったじゃん大阪にも
俺の世代はシティロードってないわけね
シティロードじゃないですか
それはあったんです
シティロードは
大阪版は
僕の時代はエルマ川
エルマ川読んでました
だって私
栃木県出身で同世代ですけど
普通に
映画棟アクセスできるのって
日中劇場しかないし
学生の途中にイオンができて
やっと地元に映画棟ができたって感じでしたよ
それまで映画棟に行くっていう習慣は
川崎にいる
自分のおばあちゃんの家に行った時に
川崎のビブレにある
映画見るしか
映画を見る方法がなかったです
アクセスする方法はなかった
70年代の大阪だと
一駅に一つ映画棟あるんですよ
一駅に一つ?
だから一駅に一つ映画棟があり
一駅に三原レコード屋さんがある
っていうのが70年代の大阪
一駅に一人も人がいねえぞ
駅に住まいない
普通に脱サラしてでも
あるいは親の金使って
映画館始めることができた
そういうヤクザな商売だったんですよ
それを
スタジオ
それぞれがそれを
フランチャイズにしていったりとかで変えて
レコード屋さんと同じなんですよ
レコード屋タワーHMVっていうのが
70年代に入ってきて
1:18:01
全部パパマダムストアのレコード屋が
全部潰れていくんですけど
それと同じようないかがわしい場所の
映画館っていうのは大阪っていうの
京都だと中心地にしかないんですよ
大阪はもうああいう
中央がああいった形になっているから
沿線上に全部一軒ずつ映画棟がある
それは知らないです
ニューメアンス
ニューメアンスはさっきセカンドインパクトじゃないけど
映画の現体験の次のやつって
なんて言ってたっけ
実際は言ってないですけど
何段階かありますけど
いわゆるライトな
スターウォーズとかバックツーと
フューチャーみたいなものの
次の自分のインパクトがあったのが
小学校5年生の時に
北野劇場でなぜか地獄の目標
特別観戦の観戦の
あれをスクリーンで見た時に
小5だと相当
ちょっと食らいましたね
これかみたいな
そのセカンドインパクトの
映画でやるぞって思ったのは
映画監督
映画監督は結構
スターウォーズ見たくらいに
最初からその前から
ただ具体的なビジョンは何もない
とりあえず映画作るぞって言ってて
小5の時にはすでに
家のホームビデオとかで
撮影もどきはやってたんです
いわゆる自分の中の
映画の形が
変わったのは
特別観戦
うんうんうん
大学を決めた
大学を決めたところ
くらいの本当に人生を賭けるぞ
受験の時に進路を考えるじゃないですか
それはずっとブレてなかったです
初めから悩んだこと一回もないです
でも今思うと北野劇場って
もうないですけど要は大阪で一番でかい
映画館で
地獄の目標特別観戦版やってたって
豊かな話ですよね
だってオリジナルの時って
18、9年でしょ
俺高校2年生で地上波で
七時台に
スポットのCM入ってました
地獄の目標
でも地獄の目標って
結構うちの母親とか
全然映画とか見ない人だけど
当時見てるんですよ
当時は
初テレビ放送が大イベントだったから
もう地獄の目標
テレビでやるぞって時が
映画館
映画館の時にスポットのCMが入ってたんですよ
初放送って
当時テレビ局が
めっちゃお金をかけて権利買って
すごい前あおりして
放送するんですよ
僕も
それで見てた
それが最初だった
地獄の目標みたいなのが近い距離にあったってことですね
そうです
さっきホラー映画サスペリアの話してた時に
俺も小学校5年生の時に
エクソシストなんですよ
クラスのみんながエクソシストの話をしてた
高校生の時は
やんちゃはもうとにかく上映日に
1:21:01
アポカリプスナウを見に行くんだ
本当にイタリアに住んでたら
ガダリーの少年とって
サスペリアは本当そうだったと思いますよ
あんなイタリアからの
ワールドヒットなんてありえなかったわけだから
それはみんな見てただろうし
なんかだから
その時代の
ガダリーのって
50今
52なんだけど
だからそういう意味では世界的に
名前が知られるようになってから
40代の
入ってからなんですよ
相当遅咲き
だけど
だから出会った時は
同世代でこんなやつ
今までどこにいたんだみたいな
あったあった
やっぱすごく
サスペリアとの距離とか
映画の
全体験みたいなものをすごく共感
見えたものは
感じるな
僕は特別な監督なのは
そこかな
それはやっぱり
ポルトマスアンダーソンみたいな
アメリカのロサンゼルス
お父さんが業界人の
住んでた人の特権的な
文化資本というレベルではない
あまりにも恵まれた環境
デビット・フィンチャーとかもそうだけどさ
の人たちはあまりにも眩しいじゃん
けどやっぱり
とはいえ
ハリウッドから離れたイタリアの
7歳のガダリーの
少年みたいなものは
自分とちょっと7歳の自分と
重ねることができるみたいな
感覚の
共感みたいなものは
常にあるかな
ちなみに僕の
セカンドインパクトとか
これもしかしたら映画化この世で一番すごいものなのかもな
って思ったのは
中二の時に僕いつも教会に行っていて
教会がお茶の水に
あったんだけども帰りに
飯田橋の銀礼ホールで
映画を見て帰るってやってて
そこで礼拝の後に見た
殺しのドレスと
ボディダブルの同時上映
デパルマなの
殺しのドレスと
デパルマをヒッチコックもまともに
見る前に見て
やっばみたいな
どっちも腰抜けるほど
感動して
ボディダブルですよね
大好きですけど一番好きですけど
デパルマの中で一番のアホ映画ですよね
だから
俺は今の中二の子に
チャレンジャーズで
同じ経験をしてほしい
僕もそれ思ったんですよ
本当のリアルタイムの第二インパクト
チャレンジャーズを見た子は将来
有望だなと
エッチだし
わけわかんないじゃんボディダブルとかも
何のこっちゃみたいな
煙巻かれるみたいな感じ
チャレンジャーズがよっぽど優れた映画ですけど
まあね
殺しのドレスとかは名画じゃん
ほぼヒッチコックなんだけどさ
だから
そういう経験を
1:24:01
どっかの
14歳にはしてほしいな
どっかの14歳にしてほしい
俺あの瞬間にこれはもうちょっとやばい
映画が最高
でもそこから映画が最高じゃなかった時がないから
あんまでもデパルマ愛語
見たことない
あんま語らない
デパルマ愛語
機会がないですよ
普通にだから僕見てました
大好きです
新作発表することがない
僕がよくイベントとかで言う
僕のロールモデルは文章家としてじゃなくて
立ち位置としての近藤悠二っていうのは
まさに当時デパルマにショックを受けた時に
むさぼるように
読み始めたのは近藤さんの
デパルマ文章だったっていうのはある
その辺が批評に対しても
何のこっちゃわかんないからさ
とにかくデパルマについて書いてあるものを読んだら
あーヒッチコックなんだ全部みたいな
でヒッチコック見るじゃんっていう感じ
それでガダニーノって
ヒッチコックの引用結構ありますよね
あります
ヒッチコックだからデパルマもあると思うよ俺
そのトンチキ
ヒッチコック トンチキっぽいとこ
ヒッチコック トンチキっぽいとかちょっとデパルマ感ある感じ
スカーフェイスは今止まってるんですよね
ヒッチコック そうだね
スカーフェイスはそういう意味では
スカーフェイスってね
元々デパルマの前にオリジナルがありますけども
そういう意味ではちょっと
痺れるよね
確かにだから出前なんすね
ガダニーノに変わる
ヒッチコック だからダリオアルジェント
デパルマ撮るのリメイクするっていうのは
なかなか美しかったけどもしかしたら
企画残ってるかもしれないから
見たいっすよね
ヒッチコック 見たいけどさ絶対に
みんなが期待するものにならないでしょ
ラッパーとかが聖典のスカーフェイスとは
違うものがいるから
絶対に
だからこそ見たいけどね
ヒッチコック そうトンチキスカーフェイスですよね
じゃあこれ買ってくださった皆さんは
もしかしたらチャレンジャーズ入り
の人もいるかもしれない
もしだからお子さんがいる方は
お子さんに見せる
子供と一緒に行っちゃう
これある人についてましたっけ
ヒッチコック ついてると思うよ
ついてますか
ヒッチコック 僕珍しく数年ぶりにチャレンジャーズ見た後
いろんな人にLINEしましたね
普段そんなしないですけど
やっぱしましたね珍しく
だから周りの人を行かせることが
自分のできる一番
ダリオアルジェント PG12です
12いける
ヒッチコック 見せちゃダメだった
あのCのシーンをどう見るんだ
してはない
してはない
ヒッチコック だからそういうことなんだよね
してるかしてないかみたいな話で
ああいったものは続けてるけど
これほど見せちゃいけない映画ないかもしれないですよ
だからもう私が
ヒッチコック 見といたほうがいいんですよ
自己的に出会ってほしい
ヒッチコック 道を誤った
原因でもあるからさ
ボディダブルとかさ
ヒッチコック あの時の出会いがなければ
今自分ここにいねえぞ
その前何してたんですか
ヒッチコック テンテンしちゃってたよ
テンテンテンしちゃって
1:27:01
クッパに変わってた
ヒッチコック これがボディダブルだよ
ヒッチコック こんな人に
そうそう
ヒッチコック PG12
中学生は全員見てほしいですね
中学生に見てほしいな
中学生
ヒッチコック これを見とけば
なんかその
ただのその
ちょっと言葉難しいですけど
ただのマガヤモノ
品のない
阿流なものとの神秘感みたいなものを
やっぱ養う
やっぱりアリバイトとチャレンジャーと
見てると
その先の振り分けに役立つと思います
ヒッチコック 指針になりますね
ヒッチコック けど俺はチャレンジャーと見てからどの映画もつまんなく見れちゃう
クッパ 分かる
もうあって申し訳ないですけど
ヒッチコック ここは有料のところだから
クッパ 申し訳ないですけど
ヒッチコック 正直僕も毎日
審査経過見てますけど
クッパ ごめん本当ごめんなさい関心領域まで
ヒッチコック ちょっと
クッパ でもそれはもう
僕らと幕背景と違って
いわゆるライトな人たちが
僕それこそ
自分も映画を作って
人がどういうリアクションするのかを結構
自然的に見ることが多いんで
今はもちろん
僕が見れるところに言葉を届ける人にも
ある種の傾向があるんで
みんなの声ではないですけど
でもそういう人たちが一定の世論を動かしているとするのならば
そういう人たちの傾向として
やっぱりキャラクターに対する
共感と倫理感
これに対する
執念がすごいんですよ
それで言うとチャレンジャーズの
キャラクターたちは
多分受け入れられないと思う
多分今の日本の
いわゆる小裸に届ける人たちの
感情には
それって僕
満ちゃんなんですけど
みんな10代とか
45歳のおじさんが何言ってもしょうがないかもしれないけど
10代ぐらいの子が
よくわからない中で
なんか
衝撃、なんて言うんだろう
生涯残る自分を変えるような衝撃って
その瞬間はすごいって言い切れないことってあるじゃないですか
違和感
ただの違和感としてその違和感を言葉にするときに
なんかすごい攻撃的とか
拒絶の方に文体が走ってしまうって
安易に起こることだと思うんですよ
僕昔スターシップトゥルーバーズ見たとき
困惑したんですよ
今大好きだけどそれに近いっていうか
なんかそういう違和感を
やっぱり感じること
それが僕には共感できなかった
この人たちの倫理観がおかしい
でもいいんですけど
絶対に経験則の中で
振り返ってなんかそういうことじゃないかも
って思える瞬間ってやっぱある
気がしてて
そういう意味でもよく分かんなくてもいいから
見ちゃいけないね
スターシップトゥルーバーズも絶対見なくていい映画なんですよ
でも
バー・ホーベンも遠からずだよ
だってバー・ホーベンってさ
クリアも取ってたじゃん
第3の男だっけ
ハリウッド行く前は
第9か第7
1:30:00
第3の男は
彼もヨーロッパ人だからね
バー・ホーベンも言ったら超のインテリじゃないですか
でもやっぱり
その小学校の僕が
スタイルで何これ面白そうっていうとこまで
作品を流通させてるわけじゃないですか
そこが重要な気がしててガダニュー物を
そこに行ったわけなんですよね
時代は違いと
そういうものを
当時言うと目標洋画劇場の枠になるのかな
わかんないですけど
バー・ホーベンがね
すごいことは後々分かる
バー・ホーベンみたいなビッグバジェットはガダニューは
避けていくと思うよ
やりたくないんだもんきっと
なんかさっき倫理観みたいな
共感できるかみたいな話をしたけど
なんか今じゃ若い層って
そこ結構バグってません
例えばだけど
なんだろうな
ジュキアとかそういう炎上系の
youtubeを好んでみませんか
ジュキア
最近youtubeが永久バンされた
なんか人がいるんですけど
そういうなんか仲間ち
仲間ち兄弟とか
あとなんだろうな
映画見てないけど
そういうところに対しての
あれある
見ることに慣れてるじゃないですか
映画がなんか学級
この間の音楽界の話だけど
学級に生徒会長的な価値観の
ものになっちゃって
そこを避ける人はアニメとかコミックに流れてる
っていうざっくりした流れはあるよね
だから
映画にもこんな変なのあるんだ
突然出会った時に
おおってなるかもしれないな
っていうふうに
普段youtubeしか見てなかった人が
映画にこんなのあるんだみたいな
そういう人ね
事故でもいいから届けたい
事故でもいいから届けたいっていう
映画って悪い人だけが出てくる
ものが大半の
非常に面白いアートフォームだったはず
なんですけどね
悪い人が作って悪い人が出てるみたいな
全員あるやつじゃん
チャレンジャーズなんて
だからそういう意味で
ロイヤルロードにある
映画なので
この番組の
ボリュームリスナーって2つあって
20代前半の人たち
高校生か20歳ぐらいで
聞き始めてくれた僕がやってた
ホットキャストっていう人か
30代後輩から40代
の人たちの2つボリュームなので
50歳はあまりいないですか
いらっしゃいます
30代後半から50代前半
みたいな
一般のリスナーの皆さん
オーディエンスの皆さんには
まず子供にこれを見せる
間違いないです
子供に見せてください
中学生以上の子がいる親は
連れてってください
なんか
よく言うんじゃないですか
大人が
子供が手の届かないギリギリのところ
届かないギリギリのところに
感動小説を置いておくと
子供のボキャブラリーが死ぬほど伸びる
いけないものだから
いけないものを取ってみて
1:33:00
間違えて見ちゃった
でもこれはいけないものだと脳が認識して
超インプットしなきゃってなって
すごい語彙が増えるらしいんですよ
でも
親に秘密だってまた戻すんですよ
ギリギリのところに
置いておくと
だから私は
その出会いが
自己的に出会ってしまったBLが
私の全てを海のように書いて
何歳で出会ったんですかBLに
小学生で出会って
BLって言葉ないですよね
ありますあります
その時って今の道陣紙は
ちゃんとR指定が付いてるんですけど
当時平積みでR指定付いてなく
小学生が手に取れてしまう状態で
アンソロジーが置いてあったっていう
田舎の本屋には
ダメです今は
絶対にダメですこんなことは
っていう
俺も映画っていうと最初は
梅田とか
南蛮にある洋画もかかるお店じゃなくて
半海線の浴び込み地の
駅前にある映画館に行ってたわけです
毎週当時だと
看板手書きですよね
A4サイズの
モノクロの写真が来週はこれです
っていうのもある
それがいろんな暴力的なものとか
エレクティックなものとかも貼ってあるわけですよ
それがやっぱり何かしらの
入り口だったんですよね
父親が奥さんと別の
女性に会うときは
必ずパチンコ屋に行くという話にして
俺をその映画館に
ぶち込んでいくので
常にこう
70年くらいですよ
だからもうスタジオシステム崩壊し始めてて
エログロナンセンス時代の
邦画を
ずっと
見続ける
2年生3年生なので
映画ってこういうちょっと
そういう気分になるようなところの
やましいもの
そこにでも
惹かれる人たちがいる
そういう文化なんだなっていうところが
入ったのでさっきだから本当に
二宮監督がおっしゃってたようなものと
一番相入れないもの
その真っ黒なものとか間違ったものの中に
輝きを見出したりとか
その愚かさを
自分も今占めたりとか
するっていう意味で
すごく当時であれば
まあ
普通に教育的ですよね
教育的ですよね
文化的教育レベルがかなり高いですね
それがなんか
小林さんが言うところの優等生的というのは
小学生の先生が
言うようなことに
映画が言説がとらわれている状況がある
ヒップホップ禁止の広告が出ましたね
ああダンスのね
ヒップホップ禁止ってどういうことや
まあね
まあそれはねあんま変わってない
気もするんですけど
そういうところの入れ口として映画とか
漫画とかが
あったはずっていう
これがアメリカでは大ヒットして
なおかつ非常に評価されていて
最近のヨーロッパの映画祭
とかの傾向とか見ても
1:36:00
なんかやっぱりムードとしては
まあ揺り戻しというか
そういういかがわしさみたいなものが
産業規模全体がちっちゃくなった上で
上にか
上にかわかんないけど
流れはあるから
映画のいかがわしさみたいなものはむしろ
これからタバコのシーンとか
むしろ増えてるからさ最近の映画って
だから
テレビシリーズも含めてだけども
そこは保たれるだろうなというのは
海外のクリエイターたちのことは
わりと信用してる感じだけどね
僕もいかがわしいもの作り
たらそっちも嬉しいですからね
二郎部屋さんの映画もねいかがわしいもんね
いかがわしい
デパルワイブもあるよね
そういうものの
今そういうもののマーケットはね
今日本では別に大きくないんで
それが寄り戻しがあると嬉しいですけど
難しいね
難しいそうです
そうなんですね
じゃあ最後に
今回チャレンジャーズで
初ルカだった人に
それぞれ
セカンドルカはどれがいいか
をざっくりと
一つ作に選んでいただいて
それで終わりましょう
セカンドルカ
セカンドルカ
僕メリスタピーです
アクセスしにくいから
ぜひ
多分都内に
5本くらいしかない
レンタル宅配
宅配じゃないと思う
今僕が借りてるんで
なんなら日本に1本も借りない
ネミヤンくんに返したら
漏れなく監督の指紋が付いたやつが
僕はもうメリスタピー
誰もあげないと思うので
僕はメリスタピーをぜひ
でもやっぱチャレンジャーズ見たら
順番にボンズ&オール
次見るのがいいのかなと思っちゃうんですけど
いきなり君の名前で見たら
ネミヤン監督みたいにびっくりして
刺さらなかったら悲しいので
順番に見てほしいなって思っちゃう
ボンズ&オールとかサスペリア
サスペリアもありですね
サスペリア
どっちもけどねホラーだからね
ある意味ね
ボンズ&オールもホラーなのか
おっとメリスタピー
アマゾンプラがないね
一時期あったんだけどね
一時期あった要因がある
私たちは
ボンズ&オールを押します
最高ですよね
トレントもそこから来てます
そっかそっか
トレントレースもそっからだもんね
だってチャレンジャーズのスコアが
インパクトあるからですけど
そもそもボンズ&オールのサントラ
最高じゃないですか
確かに
チャレンジャーズが語りやすくなっちゃったけど
最高っすよ
ボンズ&オールのサントラ
僕はね
ボンズ&オールはね
やっぱりね
1:39:00
あれは割とトラウマレベルで
ひどいなと思ったので
シャラ目が綺麗で
おじさんが見にくいだけど
みたいな思っちゃったので
おじさんとして
あっち側のマイクライアンスの方に
サリーですね
まああれです
普通に
僕呼んで見てない人がいるならば
これから夏なので
夏に見てほしい
夏に見なきゃな
この夏のルカですから
本当に
そして毎夏
景色を思い出してほしい
セミの鳴く声が聞こえる中で
かき氷とか食いながら
見てほしい
一番アクセスしやすいだろうし
くさりかけの桃を食いながら
例えばフェリオさんも桃から始まりますね
桃から始まりますね急に
桃ですね
生まれました
これは
僕らのままで
テレビシリーズ
あれも8本の連作みたいな感じで
1本ずつ映画として完結している
私見てないんですよ
最高にいいです
僕1話だけ見てきました
1話最高じゃないですか
あれが一番ルカガダニーのっぽいですよね
いろんなバランスの中で
まだ1話しか見てないからですけど
俺はキチを
主人公がいろいろぐるぐる回っていくだけで
面白くなる
空港のシーンからも大好きですけど
どんどん面白くなっていくんですか
8話にかけて
1本ずつ別物だと思って
そういう楽しみ
一応続いているので
そこのストーリーはどうなっていくか
主人公14歳
パーティーのシーンとかってさ
二宮作品チックなところもあるよね
そうかも
ウィアフィブラムス
4話目ぐらい
楽しみ
今どこで見れるの
アマゾンのスターチャンネル
入らなきゃ見れない
今2ヶ月99円
でも配信される頃には
無理かもしれない
キャンペーン中で2ヶ月99円だ
これだっていつまで見れるか
わからないからちょっと見といてもいいよ
権利関係怪しいからね
スターチャンネルも
ジャパネットの参加に入りました
だからそうやって資本は常に
押してしまっているので
あれですよ
押しと花火は見れるうちに見とけという
花火と一緒だから
押しは押せるときに押せ
そうですね
じゃあ皆さん
ありがとうございました
ご購入いただき
サポートありがとうございます
引き続きサポートよろしくお願いします
全部くるみちゃんが
すごい
またフリーの
毎週の配信で
シーズン14は
7月の第1週から始まっておりますので
引き続き
また皆さんにも来ていただきますので
お楽しみしていただければと思います
1:42:00
今回ありがとうございました
ありがとうございました
01:42:03

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