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生命科学の冒険者
ようこそ、生命科学の冒険者へ。
プレゼンターのあきです。
アシスタントのとみーです。
えー、今シリーズは予防接種をテーマにお送りしてますけれども、
えーと、今週はですね、一回箸休めをして、えー、科学系ポットキャストの日に参加したいと思います。
はい。
5月のテーマなんですけれども、えー、けいちゃんまーくんのドタバタグッドボタンという番組からですね、えー、提供してくれておりますネコになります。
ネコ。
ネコ。
テーマはネコ。
科学系ポットキャストでネコ。
ですね。
他の方々がどういう感じで話すのか気になりますけどね。
気になるね。
で、いろいろ僕考えたんだけど、
あのー、なんかネコであります?
生命科学で?
生命科学でもいいし、ネコでについてなんか思いつくこと。
ネコの寿命を伸ばすには。
おー。
いい、いいテーマですね。
ちょっと生命科学っぽくない?
多いというか、まさにそういう話をご用意させていただきます。
あ、そうなの?
私台本読んでないから知らないんだけど。
びっくりした。
はい。
はい、ということでですね。
いや、なんかあの、とみちゃんだったらネコアレルギーとか言ってくるかなと思ってたんですけど。
あー、確かにね。
でもほら、私別にネコアレルギーで困ってないから。
まあ、今家にネコいないからね。
ネコが飼いたいあきさんが私がいることで飼えなくて困ってる話じゃん、それは。
そうね。
私困ってないから。
ネコ飼いたい。
はい。
まあ、ということでですね。
ネコの寿命を伸ばすにはというような話につながっていきますが。
いろいろと考えてて、2021年の7月ですね。
コロナ禍2回目の夏ぐらいの時ですね。
完全無観客の東京オリンピックが開幕するっていう直前でですね。
結構ニュースになった、話題になった話がありまして。
そのことをふと思い出しました。
そのニュースはですね。
東京大学でネコの病気を治すために薬を開発している先生がいらっしゃって。
その方宛てに寄付金が殺到しているというような話でした。
ちょっとそのことを思い出してですね。
当時若干調べた内容をさらに修正、過失修正、頭の中で。
今もう一度調べて過失修正をして喋るってことね。
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させていただこうかなと思います。
これは一応言うけど。
2021年の記憶を頼りに書いた原稿じゃないよね。
じゃないじゃない。
もう一回ちゃんと調べました。
分かりました。
その中心となった先生なんですけれども。
宮崎徹先生という方ですね。
YouTubeなんかでもですね。
インタビューとか出されてますので。
ぜひ猫好きの方、猫好きでなくても。
そういったことが科学系なことが好きな方はですね。
ぜひ見ていただきたいなという感じなんですけれども。
あと本も出されていらっしゃいますね。
宮崎徹先生なんですけれども。
AIM医学研究所というところのですね。
代表理事で所長をやられておられます。
1986年ですね。
東京大学の医学部に入居。
医学部を卒業されまして。
それで病院勤務をされてます。
そこからですね。
研究者へ転校して。
熊本大学。
それからですね。
フランスのパスツール大学の研究員。
そしてスイスバーゼル免疫学研究所でですね。
研究院を経て。
さらにですね。
アメリカテキサス大学で準教授となられ。
それからですね。
東京大学の方に戻って来られて。
教授となられて。
それで現在はAIM医学研究所を立ち上げられて。
それを運営されているというような状況になっております。
この宮崎先生はですね。
AIMというですね。
タンパク質を発見しまして。
このAIMの研究ですね。
にずっと打ち込んでこられた研究者の方になります。
ちょっと彼のですね。
簡単な経歴を紹介しましたけれども。
ちょっと詳しく話をしていきたいと思います。
これさ。
そもそも猫のムーブメントって何だったの?
最終的に分かるんで。
少々お待ちください。
そうなの?それもったいぶるのね。
もったいぶる感じになります。
分かりました。
えーとですね。
まず先生はですね。
鹿児島のラサール高校をですね。
非常に頭良かったんだと思いますね。
ラサール高校に通ってられたそうでですね。
ご自家が薬屋の問屋さんだったみたいで。
家業を継ぐべくですね。
東大薬学部をですね。
目指してられたそうです。
ですが。
お父様からですね。
病気の根源を理解する。
医者の視点を持つべきだという風に。
強く勧められてですね。
薬学部行こうと思ってたのに。
医学部へと進路を転向することにされます。
とにかく頭良かったんでしょうね。
そんな突然言われて。
じゃあ医学部行くかって言って。
かなり努力はされたらしいですけれども。
それで見事合格されたということですね。
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念願の東大医学部に入ったもののですね。
授業がつまらないなと思った先生はですね。
あんまり授業には顔を出さずにですね。
クラシック音楽にのめり込んだそうなんですね。
一時はですね。
プロの指揮者になりたいという形で。
小澤誠二さんのですね。
連絡先ですね。
世界的な指揮者ですね。
小澤誠二さんの連絡先を電話帳で見つけてですね。
そこに突電話をしたらしいんですね。
弟子にしてくださいという風にお願いしたそうなんですけれども。
医学部で何か指揮者になりたいとか面白いねということで。
小澤誠二さんも何かちょっとこう。
いろんな弟子希望者がいたらしいんですけど。
ちょっと話に乗ってくれたらしくて。
自分はそんな直接教えるような時間はないからということで。
お弟子さんを紹介してもらって。
そこで指揮のやり方をですね。
習いに行ったそうなんですね。
あとご自身で仲間を集めて。
その当時はもちろんSNSとかないので。
雑誌のですね。仲間募集欄とかに書いたりとかして。
それで仲間を集めてですね。
オーケストラをですね。ご自身で作っちゃったりもしたそうなんですね。
なかなかすごい情熱のある方だなという風に思いますね。
臨床研修がですね。始まる頃にですね。
また小澤誠司さんに再度電話をしてですね。
3年間オーケストラでも頑張りましたし。
お弟子さんの方からいろいろ指揮も習いましたので。
ぜひ再度お願いできませんかっていう風に言ったところですね。
小澤さんの方からはですね。
まずは立派なお医者さんになってくださいっていう風に言われたそうで。
そこで医学の道に戻ることにされます。
その後ですね。大学卒業後臨床医としてですね。
消化器内科医として患者さんを見てられたそうなんですけれども。
当時はですね。診断がついても根本的な治療法がなくてですね。
対処療法しかできないような病気ですね。
腎臓病とか自己免疫疾患とかですね。
そういったことがあまりにも多い現実に直面しまして。
目の前の患者をですね。根本的に救うには新しい薬を生み出す基礎研究が必要だという風に感じられます。
そしてですね。研究の道へ行かれるという形ですね。
なんか以前ご紹介した坂口先生ともなんか似たような感じを思いました。
それでですね。熊本大学とそしてフランスのですね。パスツール大学ですね。
で順調に研究業績を上げられていきまして。
95年の秋からですね。スイスのバーゼル免疫学研究所に主任研究員として招かれまして。
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免疫学の研究をされるという形になります。
ちょっとこのバーゼル免疫学研究所っていうところですね。ご紹介したいんですけれども。
これはスイスのバーゼルっていう都市にですね。本社を置きます製薬会社のロシュっていう会社があるんですけれども。
かなり有名な会社ですね。
バイオの世界だとPCRのパテントなんかを持ってた会社になります。
ここの会社がですね。100%出資している研究所でですね。
だけれども製薬会社の方針に沿った研究をしなさいというわけではなくて。
運営はもう完全に独立してまして。30代から40代の免疫学者をですね。
40人ほど集めてそれぞれに研究室を持たせて研究費は全学研究所が負担して研究対象も免疫学に関することであれば何をしてもいいよっていう非常に研究環境としては恵まれた環境で研究することができたそうなんですね。
ちなみにですね。この研究所は1987年にですね。
ノーベル生理学医学賞を受賞した利川進先生もですね。
かつて在籍をしていたそうでですね。
宮崎先生にはこの利川先生が使用してた研究室が与えられたそうです。
なんか縁を感じるというか。
ちなみにノーベル生理学医学賞でですね。利川進先生は日本人として初めてノーベル賞を受賞された先生になります。
ちょっと前の回、いつだったのかの回でちょっと紹介したことがあったかなと思います。
坂口先生の話をする0回目ぐらいの感じで日本人ノーベル賞受賞者話したね。
紹介させていただきました先生のうちの一人になります。
この研究所でですね。免疫関係の研究をしている時に
いろいろなタンパク質の分子を探したらしいんですけれども。
その中でですね。マクロフ味を長生きさせて血液中に非常に多く存在するタンパク質を発見しまして。
それでそのタンパク質をマクロフ味が長生きさせるタンパク質っていう意味らしいんですけれども。
それの頭文字をとってAIMというふうに名付けたタンパク質を発見いたしました。
このAIMの働きを調べようとですね。ノックアウトマウスっていうんですけれども。
AIMのタンパク質を作れなくしちゃったマウスですね。
ある遺伝子を潰してしまうノックアウトマウスっていうんですけれども。
AIMノックアウトマウスを作成してですね。いろいろな実験を行います。
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ただですね。マクロフ味が長生きする、死ににくくなるっていう以外のことはよくわからずにですね。
このAIMの働きについては不明なままだったそうなんですね。
あとですね。1999年にロッシュの会長であったパウル・ザッハーがお亡くなりになられると経営方針が変わりまして。
同社にとって不採算事業であったバーゼル免疫学研究所は2000年に閉鎖するっていうことが決定してしまいます。
はい。ということでですね。新たな拠点を見つけないといけないというところで。
アメリカの方にですね。拠点を探していたところですね。テキサス大学から好条件のオファーがあって。
2000年の6月にですね。逃兵しまして免疫学の準教授となられます。
これアメリカはなかなか優秀な人に対してきちんと来てもらって研究が進むようにということなのかなと思うんですけれども。
スタートアップということでですね。大学から5000万円ほど研究費を与えられたそうなんですね。
あとですね。若年生のですね。糖尿病研究財団とかですね。
アメリカ肝臓財団とかアメリカ国立衛生研究所からもですね。研究費を得ることができまして。
まあ潤沢な体制を整えることができたそうです。
これってこの時点でもう宮崎先生は結構免疫学界隈のスターというか有名人だったってことですね。
有名な先生だったみたいで。有名な先生っていうか若い時から熊本大学でいきなり出した論文がネイチャーに載ってて。
ネイチャーだったかサイエンスだったか。
大御所の論文掲載誌に載ってたんだ。
その後4つ有名な雑誌があるんだけれども。その4巻も若い時代に達成しちゃってたんですよね。
ちゃんと良い論文を書きながら実績積んで研究費をしっかりいただいてみたいな。
そんな感じですね。
めちゃくちゃ頭良いよね。
めちゃめちゃ頭良くて。
医学部行きながら自分でオーケストラ作ってる時点でだいぶ頭良いよね。
頭おかしいよね。
でも医学部は全然勉強しなかったし大学行かなかったってインタビューで答えてらっしゃいましたけど。
だって忙しいじゃない。医学部で実習もあってさ。相当頭良いんだろうね。
と思いますね。
すみません。ただの私の感想です。
僕もただただこの先生すごいなって思ってたんですけど経歴調べてて。
今のところ挫折が見受けられないのよ。
ただAIM見つけたものの正体がわからないままずっと温めてるというか。
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他の研究をしながらもAIMって何なんだろうなっていうのでまたこいつの研究に戻ったりというか同時並行で色々やってるんだろうなと思うんですけども。
っていうのでずっとここにこだわり続けたっていうところがあるんですけどね。
今の話聞いてるだけでAIMのことしか言ってなかったからなんでこれでこんなにいい条件で研究ができてるんだろうみたいな気持ちだったんだけど裏でしっかり実績を積んでいたということが分かりました。
はいちょっとその辺は端折って喋っておりましたが。
このですねテキサス大学で研究をしている中でですねその後なんやかんやなんやかんやなんやかんやあってですね。
土のムビログ風に言うとなんやかんやなんやかんやあって。
これは映画の解説をしてくれるyoutubeチャンネルの話ですね。
2006年にですね日本に東大の教授として戻ってくることになります。
その中でですねかつて研修医時代に直面した治せない病気に対してこれをどうしたらいいんだろうかっていうところにですねまた頭が戻ってきたみたいなんですね。
多分ずっと考え続けてて日本でもまた考え続けたんだと思うんですけれども。
それでアルツハイマー病もそういや治せない病気だよなということで。
腎臓病それか自己免疫疾患そしてアルツハイマー病ですね。
これらに何か共通項があるんじゃないかなっていうふうに考えを巡らせていきました。
そうしたところですね一つの事実に気づきます。
それがですねこれらの病気は外から病原体が侵入してきて起こるものではなくて体内で発生したゴミが蓄積した結果発症するということに気づかれたそうなんですね。
例えば腎臓病なんかの場合は腎臓の中に何かゴミが溜まっていって
それがその溜まってしまったゴミのせいで腎臓が慢性的に炎症を起こしてしまってそのうち腎臓の細胞を壊してしまって
おしっこが作れなくなるというところから死に至るというような形になりますし
あと自己免疫疾患なんかもですね体内で死んだ細胞とかに対してそれをうまく処理できずにですね
そこから炎症が起こってしまっていろいろな病気になるという形。
アルサハイマ病の場合はですね頭の中にアミロイドβというタンパク質がこれも蓄積していきまして
これが神経細胞を壊してしまうというような形になっていきますので何かしらが溜まっていってですね
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ゴミが溜まっていって病気が発症しているということに気づいたわけですね。
このゴミが溜まっていくということをいろいろな方にですねこの考えをですねお話をされてたそうなんですけれども
当時ですねCSKという会社の副社長であった有賀さんという方からですね
先生がおっしゃるゴミなんて昔から発生してたはずでしょうと
ゴミが溜まって病気になるなら科学的な治療法などなかった時代は生存できなかったはずですよねと
だから体にはもともとゴミを掃除する力があるんじゃないですかというふうに言われたそうなんですね
でなるほどと確かにそういうゴミを処理をですねする能力があるはずだというふうに思いつきまして
なんかここはずっと専門的にですね研究をしているとちょっと思いつかなかったなというふうに先生は実感されてますけれども
ここで経済界の方からですねこのようなお話をいただいて急に目が開けた感じになったみたいですね
要は病気になる人っていうのはゴミが溜まるスピードが掃除をするスピードよりも上回ってしまってるんだろうと
なので体内のゴミ掃除の能力を強化することができれば治せない病気が治せるようになるんじゃないかというふうな考えに至られます
で引き続きやってたAIMの話なんですけれども
宮崎先生は免疫学の立場でですね免疫の研究からAIMを見出してたので
AIMとこの問題がつながってるとは思ってなかったみたいなんですけれども
ある一つの論文に行き当たります
それが動脈効果とAIMの動脈効果を起こしてる方の遺伝子のデータを解析してるような論文にぶち当たったところ
いろいろな遺伝子が動いてるわけですけれども
その中にAIMの遺伝子もですね動いてることがわかったんですね
これは脂質の代謝に動脈効果というのは
血管の壁に脂質が張り付いてしまってそれで動脈が固くなってしまうという病気になりますけれども
なのでこの脂質の代謝にAIMが関わってるんじゃないかなというふうに考えます
そしてAIMがまず動脈効果を起こすようなノックアウトマウスを手に入れまして
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そこで実験を組み立てます
そうすると動脈効果をより悪化させるということがわかったみたいなんですね
これは実は以前の実験でわかってたんですけれども
ここの実験の時の結果を思い出して今度はですね
AIMを持たないノックアウトマウスですね
これも以前先生が作ってられましたけれども
このノックアウトマウスを用いてAIMが高飛満作用ですね
このノックアウトマウスを用いていろいろ実験してみたところ
AIMが太らないようにする作用を持つということがわかりました
脂肪うまいことなくしてくれてるのかなみたいな
そんなことがわかってきたということですね
ただ何でそうなるのかっていうのはちょっとまだわからなかった
メカニズムのところはわからなかったって感じですね
事実はあるけれどもメカニズムがわからないという状態だったという形です
ある時研究室で飛満細胞を培養している学生さんがいたので
その学生さんは別にAIMに関係ない研究をやられてたそうなんですけれども
この学生さんになんとなく飛満細胞にAIMをかけてみてというふうに
依頼してみたそうなんですね
数日後にその学生が先生のところに報告にきまして
脂肪細胞がドロドロに溶けてますっていうふうに言いに来たらしいんですね
これが転機となって脂肪を溶かしたりするのかなみたいな形で
AIMの働きをどんどん解明していこうとされます
その後わかってきたことは肝臓に脂肪が溜まると脂肪肝になりますけれども
それが悪化すると肝臓癌になってしまいますけれども
こういう脂肪肝になってしまって肝臓癌に進むのを
AIMは抑制してやることができるとかですね
あと腎臓病に対しても効果がありそうだというふうな形で
AIMを投与してやることによって
いろいろな病気が解決できるかもしれないということが
動物事件で徐々に分かり出します
ちょっと猫に近づいてきたんじゃないですか?
ちょっと近づいてきました
ある時人やマウス以外のAIMがどういうふうになっているのかという疑問を持って
獣医師の方から犬や猫などいくつかの動物の血液を譲り受けて
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AIMの濃度を調べてみたところ
他の動物では人やマウスのように反応がある中で
猫だけは全く反応を示さなかったらしいんですね
猫にはAIMはないの?というふうに疑問を持ったという形ですね
その後AIMについての講演を行っている際に
このことに軽く触れたところ
講演後に多くの参加者から質問を受けまして
その中にいた獣医師の方から
猫にAIMはないという話に非常に驚きました
ちなみに猫は腎臓病がとても多く
ほとんどの猫は腎臓病で亡くなる
ということを教えてもらいます
その理由もわからず治療法もないという話になりまして
人の腎臓病でAIMを使って何とかしようと思っていた宮崎先生と
この先生は意気投合をしまして協力するということになります
ちょうど獣医学部を卒業した大学院生が
研究室に加わってくれることになりまして
猫に関する研究を進めようという形になります
猫を実際調べてみるとAIMがないというわけではなくて
AIMがIGMという抗体の一種なんですけれども
その抗体ですね
IGMというのは抗体の五量体なんですけれども
そこにひっついちゃってそれで離れない
抗体に絡み取られて働けないようになっているということが
わかってきました
あと実際に腎臓病を起こしてしまっている15歳の猫に
AIMを注射すると症状が劇的に改善して
ほぼ治ったような状態になったみたいなんですね
というようなことが起こります
これは何が起こっているのかちょっとわかりにくいと思うので
宮崎先生の引用を紹介したいと思うんですけれども
AIMというのは体内のゴミに貼るゴミ回収シールみたいなものだと
素材ゴミなんかを出す際にはシールを貼りますよね
そのシールと同じようなものだと
AIMの目印がついている細胞の死骸とか死亡なんかは
ゴミ処理者が見つけてこれを分解してくれます
これはゴミだよという印がついているので
そこにゴミ処理者すなわちマクロファージなんですけれども
マクロファージがやってきてそのゴミをパクッと食べて
分解してくれるみたいなんですね
なんですけれどもこのAIMは普段はベタベタあちこちに
ひっつかないようにシールの台紙に貼り付いているというような形ですね
この台紙がIGMなんですけれども
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猫の場合は台紙がシールと強くひっつきすぎちゃっていて
シールが剥がれないような状態になっているということですね
なのでゴミにシールを貼ることができないと
そうするとそのゴミはそのまま血液を伝って
体の中を流れていって腎臓のフィルターで溜まります
腎臓のフィルターはゴミがどんどん溜まっていって
処理できなくなってそれで腎臓自体が機能不全を起こして
最終的に猫は死んでしまうと
もうちょっと細かく言うと腎臓にゴミが溜まってくると
そこに炎症が起こるんですね
炎症が起こってだけれども解決できないので
どんどんどんどん腎臓が助けて助けてと炎症を起こしまくって
それで腎臓の細胞がどんどん死んでいきます
それによって機能不全になって猫は死んでしまうということが起こる形ですね
つまりこのAIMを外から投与してあげると
猫自体は腎臓病にならないので元気に生き続けることができるということが分かりまして
これを薬にしようという形で宮崎先生は活動を始めます
動物の薬も一応治験とかが必要でして
治験をしようとすると非常に膨大なお金がかかるんですね
かつこれはタンパク質製剤という形で
化学合成で作っている薬とはちょっと違うんで
タンパク質合成するのってすごくお金がかかるんですよね
化学合成と違ってタンパク質というのは非常に大きな分子ですので
まずそのタンパク質を作るための遺伝子を取ってきて
タンパク質を大量に作ってくれるような細胞があるんですけれども
その細胞に組み込みます
それでその細胞を100リットルとか1000リットルとか
非常に大きなバイオタンクに入れて
それで細胞を培養してやると
そうすると細胞がバンバカバンバカタンパク質を作って
培養液の中にそのタンパク質をAIMをどんどん分泌してくれるんですけれども
今度その培養液のほうからAIMだけをうまく抽出してくるというような形になります
ちなみに1000リットルのバイオタンク
1000リットル培養すると200グラムぐらい取れるそうなんですけれども
逆に言うとこれだけしか取れないという形で
しかも1回の培養で培養と生成で数億円かかるそうなんですね
いろんな製薬企業に話しかけたらしいんですけれども
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引き受けてくれるところはなかったという形です
ただいろいろこの話を講演活動でしていたところ
投資家が現れてくれたそうでベンチャーが立ち上がりまして
知見がスタートするという形になりました
そんな矢先にコロナ禍になってしまったんですね
そこで投資家の方が支えられないということで
プロジェクトが急遽ストップしてしまうことになりました
こんな中で受事通信社が取材をしてくれまして
猫の宿命・腎臓病の治療法を開発
猫が30歳まで生きる日という形のインタビュー記事を掲載してくれました
この記事にAIMがどういうふうに猫にいいのかというところを
インタビュー形式で先生がお話ししてくれているんですけれども
最後の部分でこの事実を述べます
ある会社がスポンサーになってくれて
知見をやろうと承認を取ろうとしていたのだけれども
このコロナのせいでプロジェクトが中断してしまったと
資金難を克服して何とかプロジェクトを再開できるように
日本だけでなく今は海外にも働きかけているところです
というような形でその記事は終わっていました
この記事を見た愛病家の方々の中に
これがすごいシェアされまくったみたいなんですね
愛病家の方は猫の死にも何度も直面している方も
いらっしゃるんだと思いますけれども
その度にやはり腎臓病で亡くなっていくということを
経験されている方が多かったのかなというところで
どうにかこの先生を援助できないかという形で
愛病家の方たちは考えます
ただ資金がないというなら寄付すればいいじゃないかと
考えるんですけれども
先生は別にクラウドファンディングとか
寄付を募集のためのホームページは立ち上げていなかったので
皆さん困って寄付先を探し回ります
そうしたところ東大に寄付講座というか
寄付のお金を受け付けるための銀行講座があるぞということを
突き止めた方がいらっしゃいまして
そこに宮崎先生の研究に送ってくれというコメントを添えて
みんなバンバカ寄付し始めます
結果ですね
総額は2億8000万円を超えたそうなんですね
すごい
これ本当にびっくりですよね
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そこで資金面のメダルがある程度立ったということで
宮崎先生は東大は恵まれた環境で基礎研究は非常にやりやすかったけれども
総額という結果を出すのは難しいという思いで
東大を退職しまして
一般社団法人AIM医学研究所というのを設立されます
という形で今知見の方も終わりまして
ちょっと宮崎東先生の発信がないかなと探していたら
Xで以下のポストを見つけました
フェリーAIMというお薬の名前になっているみたいなんですけれども
それの承認申請が完了しましたと
たくさんの励ましありがとうございました
あとは脳水症で速やかに審査され
一日も早く認可されることを祈るのみですと
とりあえず寝ますということで
この審査書類を揃えるために非常任先生は
寝ずに書類を一生懸命頑張って書いてたそうなんですけれども
それがちょうどつい最近書き終わりまして
2日前ですね
書き終わりまして
これ収録は今4月26日にやっているので
4月24日の宮崎先生のXのポストの話をしています
というような形で非常にタイムリーに進んでたんだなという形ですね
ということで本当に速やかに
お薬がこの方々に届く日が来ればいいなというふうに思います
人間の研究をしていって
治らない病気を治したいが発端だったけど
今は世界の猫を救えるヒーローになりそうな
宮崎先生の話だったというところで
これが猫に最終的に関わってきますよという話でした
ちなみにこのAIMなんですけれども
そういうふうなゴミを掃除するという機能があるということで
もちろん人間の腎臓病にも使えます
なので人の治療薬としても証人を取りに行かれるそうです
あともしかしたらアルツファイマー病なんかにも
動物実験では効果があるということが見えてますので
そういう体の中にたまってしまうゴミを掃除するための
この能力を回復させると
自己免疫疾患なんかもそうですけれども
いろいろな病気が起こらないで済むということになるのではないか
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これは猫の腎臓病を通して人間の方に結果が返ってくる
人間の健康にも寄与することになるだろうなというふうに
今ではいろいろと研究をしていただいて
人間の方の薬にもなっていきそうだなという状況になっております
というところでいかがでしょうか
猫の話になってうれしい最後
いつ猫出てくるのかなって思いながら聞いてた
俺も喋りながら最終的にうまくまとまるかなと思いながら喋ってました
そんな感じで
また次回から予防接種会に戻りたいと思います
ありがとうございました