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#003 「ペッパーくんは、なぜ失敗したのか?」100億円を超える巨額投資が残した教訓
2026-04-29 21:55

#003 「ペッパーくんは、なぜ失敗したのか?」100億円を超える巨額投資が残した教訓

内容:テーマ:「みんなが知っているペッパーくんはなぜ失敗したのか」/世界初の量産型ヒューマノイド・ギネス記録の裏側/握力300g・段差も越えられないハードウェアの限界/LLMがなかった時代の柔軟性のなさ/「珍しいから使う」から「必要だから使う」にならなかった理由/期待値のギャップとノベルティ効果の罠/経済的価値に見せすぎたマーケティングの失敗/失敗が残した世界中の研究論文という遺産/空気を読むロボットへ・NECの最新技術との接続/ニューペッパーは生まれるか◆

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ヒューマノイドのいる職場を当たり前に、そんな未来を本気で作ろうとしている株式会社Play Roboticsがヒューマノイドの最新動向から、実際にロボットを触ってみたリアルまで最前線からお届けする番組です。毎週水曜朝6時配信。

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🔴佐野 貴(たかちん/株式会社Play Robotics 代表取締役)

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上場IT企業にて新規事業の立ち上げ・売却を経験後、2018年に株式会社TALENTを設立。心理学を基盤とした組織・人材開発事業を展開し、株式会社COTENでは取締役兼人事責任者も務める。2025年Forbes NEXT100選出、著書に『才能のトリセツ』。人と組織の可能性を追求する中で、人とロボットが共存する組織のあり方に着目し、2026年4月に株式会社Play Roboticsを創業。ヒューマノイド(AIロボット)の開発及び導入から組織設計・運用・データ活用までを一気通貫で支援する。


🔵横山 皓大(よこしゃん/株式会社Play Robotics CTO)

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木更津高専電気電子工学科卒。横浜国立大学大学院にてモーションコントロールを専攻し、介護用移乗支援ロボットを研究対象にIEEE国際学会で論文を複数発表。卒業後、オムロンに入社し約6年間、工場自動化領域にてロボットシステムや安全装置の開発に従事。2024年に株式会社TALENTに参画しCTOに就任、法人向けAI/DXコンサルティングを統括し、年間500名以上の現場にAI活用を実装。2026年にPlay Roboticsを共同創業し、ヒューマノイドロボットの社会実装に挑んでいる。「研究・開発・ビジネスの現場を横断してきた"技術の翻訳者"。

🟢樋口 聖典(ひぐち きよのり/株式会社BOOK代表取締役)

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地元福岡県田川市の廃校利活用施設「いいかねPalette」を拠点として、クリエイターや起業家の支援に尽力。 自ら出演する『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』が、JAPAN PODCAST AWARDS 2019で大賞とSpotify賞のダブル受賞。 2022年にはACC TOKYO CREATIVITY AWARDSで総務大臣賞とACCグランプリを受賞。 2023年にはRKB毎日放送のPodcast事業部アドバイザーに就任し、同局との合同プロジェクト「Podcast Lab. Fukuoka」を発足。



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オープニング

Music:Mars 15 at 30k / Dan "Lebo" Lebowitz, Tone Seeker


エンディング

Music : RYU ITO 

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感想

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00:06
スピーカー 2
ヒューマノイド最前線。 ヒューマノイドのいる職場を当たり前に、そんな未来を本気で作ろうとしている、株式会社Play Roboticsのお二人と一緒に、ヒューマノイドの最新動向から、実際にロボットを触ってみたリアルまで、最前線からお届けする番組です。
スピーカー 3
こんにちは、パーソナリティを進めます。Play Robotics CEOのたかちんこと佐野敬です。Play Robotics CTOの樋口さんこと横山幸人です。
ブック代表の樋口清典です。お願いします。 ヒューマノイドがどれだけ今発達していて、今後どうなっていくかのちょっとした匂いみたいなものをね、感じられる回になってたと思うんですけども、さあ早速今回のテーマ発表してもらいましょうか。何でしょう、今回のテーマ。
スピーカー 2
はい、あのみんなが知っているペッパー君はなぜ失敗したのかっていう。 おお、すまない。これは興味深いですね。
やばく、出てきた時は衝撃あったっすもんね。やっぱり。 そうですよね。ついにドラえもんができるかもみたいな、ものすごいワクワク感とともに、
スピーカー 1
ソンさんが発表して、で僕これちょっとね、手前見せたのあれですけど、ペッパー君結構関わってて、会社で。そうなんですね。
スピーカー 2
そうなんですよ。僕当時あの音楽作る仕事してたんで、ペッパー君が最初にコンテンツをいっぱい出してた時の、その公式のアプリとかの音楽を作ってたりしてたんですよ。
スピーカー 1
へーすごいですね。 あのペッパーのお披露目会とか僕行ったんですよね。 すげー、まあ樋口さんって音楽の人でしたもんね、ずっとね。
意外とそうなんすよ。 余談ですけど、昨日ちょうど樋口さんのスリーピースバンドをずっとずっと聴いてました、一日中。
ちょっと恥ずい、金的三万台っていうね。 そうそう、僕の中でハマってて、あの新規フォロワーは僕ですから。
ありがとうございます。あのいっぱい聞いて回して、ちょっとだけインゼ入ってくるんであれ。ありがとうございます。 そうなんですね。
スピーカー 2
はい、ということなんですけど、まあそれいいとして、ペッパー君ですよ。だからもうこれ失敗したって言っちゃっていいってことですね、じゃあペッパー君は。
スピーカー 1
もう失敗って言われてますよね、一般的には。 まあその失敗した理由っていうのが、一つ言うと、その開発会社がやっぱり倒産しちゃったっていうところが、で生産停止してるんですよ。
スピーカー 2
これがやっぱ一番失敗って言い切れる理由かなと思っていて。 ですよね、ということで、じゃあまずはちょっとペッパーって一体何やったのかっていうところから聞きたいんですけど。
スピーカー 1
そうですね、ペッパー君は一言で言うと簡単なのは感情認識型ヒューマノイドロボットで、世界で初めて一般向きに生産されたんですよね。
その世界初の量産型ヒューマノイドってもので、ギネス記録も取ってるロボットなんですよね。
かつこれがその実際に接客だったりとか受付だったりとか、そういったものでいろんなところで使われたっていうのがペッパー。
03:02
スピーカー 1
多分一回はみんな見たことがあるんじゃないかなと思います。 これよくソフトバンクがやっぱその販売したことによって、ソフトバンクの会社かなって思われがちだと思うんですけど、
正式にはフランスパリの2005年に作られた会社が開発をしていて、販売をソフトバンクに任せてその日本でどんどん流行っていったっていうロボットですね。
そうなんですね、やっぱ孫さんのイメージがめちゃくちゃ強いから。
スピーカー 1
あの余談ですけど、横さんのお父さんもペッパー君を一番最初に購入して、言っていいのかな。
教習所のオーナーやってるんですけど、教習所にペッパー君を置いてみるっていうので話題になってよく取り上げられてたらしいですね。
スピーカー 3
ニュースにもなってたんですよ。教習所業界に初めてペッパーを導入した会社として。
スピーカー 2
でも別に車の教習をしてるわけではないですよね。
スピーカー 3
じゃないです。そこが結構失敗の要因というかをリアルに感じたポイントでして、
そのうちの父が何を期待してたかっていうと受付の代替だったんですよ。
その教習生が来て、私の教習何時から入ってますかとかどこの教室行ったらいいですかみたいなところを聞いたら教えてくれるみたいなところを期待してたんですけど、
その辺の教習所で持ってるそういった管理システムとの連携が難しかったといったところが一個あるんですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
多分中身のプログラムがPythonっていうソフトウェアの言語で作られてるんで、
その辺がわかる技術者だったらその辺の連携システム作って、
で、Pepperに話しかけたり胸のタッチパネルに書いてあるところをクリックしたらタッチしたら、
その自分の自分がどこ行ったらいいかっていうのがわかるようなシステムは組めるんですけど、
スピーカー 3
その一般の教習所職員がそこができるかって言われるとできなくてですね、
一応そのビジュアル的にコードが書けなくてもそのブロックの組み合わせで何かの動きを作るみたいなところは提供されてたんですけど、
一般の会社員の方が簡単に何かしらのロジックを組むっていったところが、
当時はそういったもののシステム作るときのAIのサポートもなかったんで、
実際の現場の業務に落とし込んだり何かのシステムと連携させるみたいなところが一般の人たちでは難しかったっていうところは一個の要因になるかなとは思いますね。
スピーカー 2
そうか、でもそれってある意味その技術レベルというかソフトウェアレベルでいけてたはずですよね、もうちょっと頑張れば。
そうですね。
スピーカー 2
単純にだってペッパー用のエンジニアっていう人がもっと増えてきて、
そういう人が増えるとロボットも量産されるようになって、またエンジニアも増えるようになってまた増えてきてっていうのが作れたはずっていうかそれを目指してたはずですよね。
スピーカー 3
もう一個の要因がシャベル以外のことがほぼできないっていうところなんですよ。
その腕はついてますし、足にホイールがついてたりはするんですけど、そのペッパーの握力って300グラム以下なんですね。
スピーカー 2
ああ、そんなに。
スピーカー 3
するとペットボトル1本すら持てないじゃないですか。
スピーカー 2
そうかそうか。
スピーカー 3
そうするとその場にいるくらいのことしかできなくなってしまうので、軽作業すら任せられないっていうのは、そこの技術者が入ってきて様々なアプリケーションを開発しようっていうモチベーションだったり、市場が成熟しないっていうところの一つの要因になるかなってたところと、
06:18
スピーカー 3
あとは足元にホイールがついてるので多少は動けるんですけど、少しの段差すらも乗り越えられないっていう弱さがありまして、うちのペッパーも喋りながらちょっと動き続けるみたいな、うちのオフィスにペッパー1台いるんですけど、
その喋りながらちょっと動くみたいなことはやるんですけど、ちょっとでも段差があるとそれ以上いけないみたいなところがあるので、その立ったまま受付で喋るくらいしかできなかったって言ったところもメカ的な要因、ハードウェアの要因としてその技術者が開発するって言ったところに繋がらなかった要因でもあると思います。
スピーカー 2
なるほど、ただそこってペッパー2、ペッパー3みたいな感じで徐々に良くなっていくんだなと僕は勝手に思ってたんですね。最初はまあこんなもんでしょう、でもいや歩けるようになるでしょうとか、いや握力もっと強くなるでしょうと思ってたんですけど、なんかそこがうまくいかなかった要因っていうのがあるのかなっていう。
スピーカー 3
そうですね、1個言えるとしたら2014年に発売されたんですけど、当時はそのLLMの進化とかって言ったところがなかったので、あらかじめプログラミングされたやり取りしかできないって言ったところは1個のその進化を阻む要因ではあったのかなという気はしてますね。
柔軟さがなかったってことか。 でも一応最近ペッパープラスっていうのがあって、そこはLLM搭載して観光業とか様々な業界で自然言語でやり取りができて、より適用の幅は広がったって言ったところはあるんですけど、ペッパーの機体としては全く同じものを利用してるみたいなので、その辺のものがつかめないとかって言ったところの状況は変わってないみたいですね。
じゃあ中身だけ変えてっていうのがあるんですよ、ペッパープラスっていう。 はい、ペッパープラスは2026年2月2日に発表したみたいですね。LLM搭載のAIエージェント版として、月額79,800円で契約できるみたいですね。
なるほど、だからまだまだリニューアルして使おうっていう空気もある中で、でもやっぱり一回は失敗したってことだと思うんですけど、じゃあここの理由ですよね、何が起きてなぜ失敗したのかっていうところ、ちょっとたかちんどうですかね。
スピーカー 1
なんかいろいろ調べたんですけど、僕の解釈では一言で言うと、ビジネスマーケティング力が弱かったんじゃないかなっていうのがまず一番僕は思っています。
ほうほう。 でこれなぜかっていうと、ビジネスって売れてれば、その売れてるもののお金の資産を開発に投資するっていう覚悟が決まるじゃないですか。
ほうほうほう。 要は売れてないからその投資をするっていう覚悟も決まらなくて、最終的にこれ倒産しているので開発の会社が、もう無理だって思ったってことなんですよね。
09:03
スピーカー 1
だからその無理だって思ってなくて可能性があれば、どこからからお金を引っ張ることもできますし、投資家や融資とかっていう方にも可能性があるなっていうふうに見込まれて、どんどんお金もいけるし、
もちろん資産がすごいある会社だったらもうちょっと長生きできたかもしれないんですけど、やっぱりその売れるために作れてなかったんじゃないかなっていうのが僕の解釈。
じゃあ売れるために作れてなかったっていうのは何かっていうと、期待値のギャップがずれてたっていうのが一番の要因かなと思っていて。
それはあった。 できそうでできないっていうのが大きいかなと思ってて、それはその何かっていうと、みんなの期待はきっと多分指も動くし足も動くっていうのがシンプルにあったと思っていて、
何か掴んでくれたりとか、何かその一緒に手伝ってくれるイメージまで持っちゃっていたと思うんですけど、人間並みの能力を期待されたんですけど、そこの技術力がやっぱり追いついてなかったんで、ギャップが生まれた。
出すタイミングもちょっとその性能がこの時点で出しちゃったのもちょっと微妙だったかもかもしれないっていうのもありますし、
出したなら手足が動かせないけどこれはできるみたいな見せ方とか、ここの実用性はすごい高いからここで流行っていくんじゃないかみたいなブランディングやビジネスマーケティングは方法としてあったんじゃないかなと思うので、そこのギャップの作っちゃったっていうところがまず大きかったかなっていうのと、
あとあの、なんかノベリティ効果って言うんですけど、その目新しさっていうものを結構特徴にしてガンガン売ってショッピングモールとかで何かいっぱい発表とかして、メディアに取り上げてもらったりとかしまくってたんですけど、これも目新しさってやっぱ数年経つとすぐにポンポンポンと消えていくものなので、
ノベリティ効果って新しいものに対する一時的な興味関心のことを示すんですけど、これがもう起きちゃったよねっていうので、珍しいから使うになっちゃったんですよね、必要だから使うじゃなくて。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
これが大きいギャップっていう、もちろんあと他にもいろんな要因ありますけど、例えばインフラが整ってない、以前の回でお話をした、実際今電気自動車とかが入ってきたが故にいろんなコストが浮いて生産ができて、かつそのロボットが例えば自分で動いて自分で充電するとかまで今できるようになってきてるんですけど、そういうこともできなかったりしますし、
さっき横田さんが言ってくれたLNMとかも要因ありますけど、でもいろいろあるけどやっぱなんだかんだビジネスだったんじゃないかなって感じですかね。
スピーカー 2
これ本当に実務的にペッパーでないとできなかったことってあったんですか?
スピーカー 1
あんまないんじゃないですかね。
スピーカー 2
ここっすよね、なんかすいません僕もそんなに詳しくないけど何回か触ったり喋ったりしたことある中で、やっぱりおもちゃだったんですよね。
僕の感覚。要は今までただの文字情報でしか見れなかったその例えば無機質な情報だったのが、本当に温かみのあるペッパー君が喋ってくれることによって何か本当に便利になった良くなったっていうよりは、
すげー面白いおもちゃやんっていうところで、僕の中では止まっちゃってた感覚があって、だから何の課題を解決したのかなっていうのがわからなかったんですよね。
12:12
スピーカー 3
だいたいペッパーができることって単純にタブレットだけ置いといたり、何かしらの端末置いとくだけでも同じことできるんで、ペッパー出なきゃいけないって意義が全くなかったってところが、示せなかったってところが大きいですよね。
そこですよね。だから何かそこにとっかかりでも何でもいいから、役立つとか課題解決したみたいなものがあるともしかしたら変わってたのかなってちょっと想像しましたね。
もしくは僕の解釈ですけど3つぐらいしかマネタイズポイントないかなと思ってて、1個は投資対効果があるっていう経済的理由ですよねっていうところと、2つ目が感情的な理由感情的価値って言われているもの。
スピーカー 1
例えば何かこの人と言って嬉しいとか楽しいとか、あとは何かコンプレックスが解消できたみたいな、その自分の感情にパンって起因するものって売れるし、で3つ目が未来に対してみんな期待して買ってくれたりとかするんで、投資とか寄付とかもそうじゃないですか、日本の未来とか世界の未来が良くなってほしいとか、だから社会企業家たちがそういうのでマネタイズすると思うんですけど、
この3つしかないんですけど、ペッパーは見せ方が経済的価値っぽく、投資対効果あるっぽく見せちゃったのが僕は大きい要因かなと思ってて、もっと感情的価値に寄せて、何か可愛いとか一緒にいるとこっちがいいとか、この子とずっと喋りたいみたいな方にとか喋ることのその、前回のエピソードで話した横さんがグロックAI使っていい感じに何かちょっとブラックジョーク言うみたいなやつとか、愛の挟むだけでもだいぶ違ったのかなみたいなのはありますよね。
うわー、だからやっぱりあれですよね、人間の仕事がだいたいできるみたいなところです、その経済的価値って、って思わせちゃったってことですよね。
僕はそこを勝手な解釈ですけどね、そう思ってますけどね、実際の育てるロボットとかって最近家庭内ロボットってちょっとちっちゃい生まれてきたりするじゃないですか、ちょっとずつペットみたいなペットロボットみたいな、なんかああいう位置づけの方がむしろ流行ってたよねって思いますよね。
スピーカー 2
だから相棒みたいなあっちの枠に入ってた方がむしろ期待値のズレはなかったのか。
スピーカー 1
たぶんそうだと思います、ただ一個そのペッパー君のおかげで今のロボットは進歩したと思うので、だってやっぱり100億もソフトバンクは投資して回収したんですよ、買い取ったんですよ、この開発会社を、そこまでかけたけどそのミスったっていうのがあるんで。
スピーカー 3
ロボットが社会にいるっていうところを初めて作ってくれたのは大きいと思ってて、今後我々がヒューマノイドロボットとかを稼働させるってところを作り出した時とかに、そのヒューマノイドロボットがスーパーとかで働いてるのってちょっと怖かったりする、とっつきづらさはあると思うんですけど、そこを緩和してくれた。
ペッパーもいたし、そういう社会来るよねとか、もうすでに体験していることの延長だよねっていうふうなマインドセットの変化を起こしてくれたのは、今後ヒューマノイドロボット推進していく我々みたいな立場からしたらありがたいなってたところですね。
15:11
スピーカー 3
なるほどね、そっか、それはあるかもな、なんか夜中に真っ暗な店内でガラス越しにあれがいたらちょっと怖いなって思ってたんですよ、昔。 なんかありますよね、下向いてうなだれてるペッパーが夜中にいっぱいいて怖いみたいなとか。
なるほどね。 あれの先進事例というか、もう社会にヒューマノイドが入ってくる前準備として、それを体験してさせてくれたっていうのはありがたいですね。
スピーカー 1
あとあれですね、ペッパーが出たおかげで、なんか世界中の大学がそれをもとに研究論文めっちゃ出したらしくてですね。 はいはいはい。
実生活の中で実際にその何ヶ月間ペッパーを置くことによって何が変化したかっていう変数とかって全部覚えるじゃないですか。そういう研究が出たからその実生活の中でのロボット活用みたいなところも学べることいっぱいあったんじゃないかなと思ってますし、これから出てくる家庭内ロボットのサブスクで7万5000円ぐらいで購入できる1Xとかっていうロボットが今ちょうど予約販売されてたりするんですけど、
これペッパーくんの失敗からも結構学んだって言われていたりとかするんで、実際の僕たちの一般人の環境に溶け込んだ時に何が起きるのかみたいなやつは結構いい影響を起こしてたんだろうなと思いますね。
スピーカー 2
だって思想とかもだいぶ引き継いでる部分があるんじゃないかなと思ってて、なんかペッパーくんって確か普段やり取りしてるだけでそれがデータを大元に送りますよみたいな。だからネットを必ず繋がってないといけないみたいな確か縛りがありましたよね。それでなんかめっちゃ成長するみたいな。そんなのもね多分何かしら影響を与えてますよね。
スピーカー 1
多分与えてると思いますね。でもなんかこれ面白いなと思うのが結局インフラも整ってなきゃいけなかったんでタイミングなんでしょうね。今ってその当時2010何年ってそのデータ処理速度も遅いし、あとLLMもなかったですし、そういった環境も整ってなかった。さっきあの後ヨコシャンが言ってくれたその前段階の心の準備もみんな初めてだったと思うんで。
そういったいろんななんかそのなんか歴史っぽいですよね。いっぱい最初に失敗してくれた人たちがいたからその後に生まれた人たちがなんか国をいい感じに築いてくれたみたいな感じで。
スピーカー 2
僕歴史めちゃくちゃ詳しいじゃないですか。 歴史弱者だったのに。 いやこれマジで言われてて、いや本当にそれを思うと失敗っていうのはいかに尊いかっていうね。失敗した人だってねお金いっぱい使ってあれを残してくれてるわけだから。
18:01
スピーカー 3
その辺の失敗からの学びでの進化で言うと、ペッパーのセンシング能力って結構すごいんですよ。そのHDカメラ2台ついてたり3Dで振動、その距離感が取れたり、あとマイクも4つついてたりタッチセンサーも5つついてるっていうところは当時のロボットとしてはかなり先進的だったんですね。
エモーションエンジンっていう顔の表情パターンとか声のトーンとかを組み合わせて感情を推定するっていう仕組みが入ってて、その空気を読もうとするロボットって言ったところの人と関わるところでの基礎能力はかなり高いって言ったところがあったんですよ。
そこのペッパーは失敗したんですけど、おそらくそこの研究内容とかって言ったところも参考にしながら作ったものだと思うんですけど、最近NECが空気を読めるフィジカルAIって言ったところも発表してまして、周りの人間の表情とかからこの人怖がってるなとかっていうのを感じ取って自分の作業スピードを変えたりするっていうような内容を発表してたんですよ。
隣にいる人と一緒に作業してて、ロボットが素早く動いてきた時ってうわちょっと怖いとか攻撃されるんじゃないかって思ったりするじゃないですか。なのでそこの表情とか声とかから判断して、ちょっとこのスピードだったらこの人怖かったんだなとかって言って空気を読んで作業のスピードを落としたり、人間と一緒に協調して作業したりみたいなところの技術を発表してたんで、
そういったペッパーが持ってた周りの感情を推定する感じ取るみたいなセンシングとか推定アルゴリズムっていうところの延長線上でめちゃくちゃいい空気を読めるようなフィジカルAI用の技術が出てきてたりするので、やっぱりここのセンシングというところでは失敗してきたって言ったところと、そこからの今出てきてる先進的な技術への繋がりって言ったところは感じられるかなと思いますね。
なるほどね。ていうか今想像してたら、かなりそこが肝ですね。人間型のロボットって感情といかに向き合うかっていうか、多分人間の形してなかったら感情と向き合わなくてもあんまり期待しないからそもそも。例えば腕だけでウィーンって動いてるロボットが感情を理解してなさそうでもあんまり怖くないんですよ。
スピーカー 3
なんか割り切れますよね。まあロボットだしなみたいな。
まあこれロボットやからなと思うんですけど、人間の形して顔があるロボットが感情を理解してないってなると怖いのか。
スピーカー 1
まあなんかサイコパスみたいな感じですよね。
スピーカー 2
そうっすよね。
スピーカー 1
表情とやってること全然違うみたいな感じになるからめっちゃ怖いですよね。
確かに確かに。むしろだから実務のところに先タカチが言ってくれたように多分本当に経済的価値とか実務の中でどう使えるかっていうよりも意外とやっぱり感情を理解しているかとか喋れるかとかそっちがめっちゃ重要なんでしょうね多分。
スピーカー 1
そうですねヒューマノイドって言っちゃってるからですよね。だからヒューマノイドって言わなければロボットだなって思えると思うんですけどヒューマノイドって言っちゃってる時点でもう人間のようなを期待しちゃうんですよね。
21:01
スピーカー 2
ですよね。いやーということでまあねだからペッパーはもう失敗だったがその失敗のおかげで今のヒューマノイド業界にいっぱい知見が残りそしてこれからニューペッパー君が生まれていくんじゃないかっていう可能性を感じてるってところでなかなかねちょっと味わい深いというか歴史を感じる回でしたね。
ということでありがとうございましたヒューマノイド最前線皆さん最後までお聞きいただきありがとうございました面白いまた聞きたいと思っていただけた方はフォローチャンネル登録をしていただけると嬉しいですまたお便りの方も募集しております感想や質問など概要欄のフォームからぜひお送りください
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21:55

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