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2024-01-10 13:50

#8 スタートアップ経営者と弁護士の上手な付き合い方

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#5、#6では、弁護士との契約のタイミングや選び方、契約前の相談の仕方を題材に配信をしました。そこで今回は、契約後のコミュニケーションをテーマに選定しました。勝連さんへの相談の仕方に限らず、今日から使えるエッセンスをお届けしています。

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サマリー

レガリア法律事務所代表のカツレンさんは、スタートアップ経営者と弁護士の上手な付き合い方について話しています。一般的に、弁護士との契約は顧問契約が多いですが、大手の事務所ではプロジェクト単位の契約が多いです。スタートアップの経営者は早めに情報共有し、定期的にアップデートすることが大切だとされています。早めの情報共有と課題の共有が重要であり、定例の組み方についても検討する必要があると話されています。

スタートアップ経営者と弁護士の契約形態
New Lawyers これからの弁護士 スタートアップの経営パートナー レガリア法律事務所 代表のカツレンさんに
これからの時代のスタートアップと弁護士の関係性や 気になるトピックを聞いていく番組です
MCはボットギャスター兼 レガリア広報 イナリダが務めます カツレンさん よろしくお願いします
レガリア代表のカツレンです よろしくお願いします
さて 本日のテーマは スタートアップ経営者と弁護士の上手な付き合い方です
第五回目 六回目では 弁護士との 契約のタイミングや選び方
契約前の相談の仕方を題材に 配信をしてまいりました
そこで今回は 契約後のコミュニケーションを 中心にお伝えしたいと思っております
カツレンさんへの相談の仕方に限らず もともと五大法律事務所を務めていらっしゃいましたので
そういった経験なども踏まえながら
今日から使えるエッセンスを お届けできたらなというふうに考えております
早速ですが カツレンさんに 一つ目の質問からさせていただきます
弁護士の先生との契約は 顧問契約が一般的なのかなというふうに考えておりますが
良くも悪くも 何か相談事が発生したタイミングで
いつでも聞けるような関係性を維持するための付き合い 契約になりがちだなというふうに考えております
これって一般的にあるあるなのかであったり それに対してどんなことを思われているのか
みたいなところをお伺いできますでしょうか
はい 分かりました
まず大手の法律事務所は 顧問契約っていうよりは
プロジェクト単位の契約をやるのが多いかなと思います
例えばMAだったり資金調達だったり
そういう単位で契約するというか プロジェクトをお任せするっていうのが多いと思います
中小とかスタートアップだとそういう関わり方よりは
一つの法律事務所に全部お願いしますみたいな
それで継続的に付き合っていく いわゆる顧問契約みたいな形が多いかなと思ってます
なるほど 大手と中小で全然違うんですね
そうですね そうだと思います
スタートアップ経営者の付き合い方
ということは これを聞いている方々は スタートアップの経営者さんもいいかもしれないですけど
そういう意味では 最初から大手に頼むパターンもあるんですかね
イメージとして中小のところに 顧問弁護士を探すのかなと思ってたんですけれども
これはスタートアップによって 全然違ったりするもんなんでしょうか
そうですね
例えば ものすごく専門分野が 専門的な知識が必要で
専門分野に特化しているっていうところで 大手に頼むっていう場合はあると思いますし
IPOをする場合にもグローバルオファリングって呼ばれるような
海外含めたところで上場していくっていうようなものをするんだったら
やっぱりリソースも必要ですし 専門知識も必要ということで
大手の五台って言われてるようなところに頼むっていうことはあります
ただ基本的には値段とか合わないんで
そんなに五台って言われてるようなところに頼むっていうのは
結構多くないかなと思いますね
なるほど それでいくと カツレンさんが五台事務所にいらっしゃったときも
比較的プロジェクト単位の案件というか クライアントさんが多かったでしょうか
そうだと思います
やっぱり大企業って効率事務所はいくつか使い分けるのが多いんですよね
訴訟はここ MAはここ ファイナンスはここみたいな形になるのが多いんで
コモン契約みたいな感じで まるっと全部とりあえずお願いしますみたいなのは
比較的少ないのかなと思ってますね
なるほど ありがとうございます
それでいくと 今回の付き合い方をテーマにしたときにですね
もともと用意しておったのと少し変えてですね
どちらかというと 今回お伺いしていきたいのは
関係性をより良くしていくスタートアップの経営者さんと
弁護士のスタンスと付き合い方
弁護士さんの関係性を良くしていくという観点で
弁護士さんがもっとスタンスを変えていくっていう話は
これまでの配信会で何回かお話しさせていただきましたけれども
逆にスタートアップの経営者さん側ができる努力だとか
こういう巻き込み方をすると
今付き合っていらっしゃる法律事務所さん 弁護士さんでも
もっと良い関係性が築けるのではないかみたいな
アドバイスエッセンスがありましたら
ぜひ教えていただきたいんですが
この辺りいかがでしょうか
はい これは弁護士のスタンスによるかもしれないんですけれども
起業家としてできることとしては
早めにいろいろ情報共有するっていうのは大事かなと思います
それは自分が法律の相談があると思ってから
法律の相談するっていうよりは
例えば事業内容とか
ピボットしそうだときに
もし相談する人が増えたら相談する
例えばそういうイベントがあったときでもいいですし
もっと定例を組むとか
週1回とか2週間で1回とか
定例みたいなの組んで事業をアップデートしていく
事業内容だとか従業員の数だとか
スタートアップって絶対毎回毎回何かしら
毎週毎週毎日毎日変わっていくと思うので
そういうところを定期的にアップデートしていく
っていうのが大事かなと思います
あとはこれは弁護士に限らず
外部の人を巻き込むとき一般だと思いますけど
ちゃんと対応するのが大事だなっていうのはすごく思います
どういう意味かっていうと
例えば無駄に値切るとか
無駄っていうか
全然特にスタートアップ初期の頃なんてお金ないのは
わかるんで少しでも安くしたいっていうのは
わかるんですけど
例えば安くしてくれる代わりに
こういうことで貢献できると思いますっていうとかは
全然いいと思うしいいんですけど
ただただお金ないんでみたいな
安くしてくださいみたいな感じだと
弁護士も人なんで
他の修行とか修行に限らず一緒だと思いますけど
あんまりいい関係築けないんじゃないかなっていうのは
いろいろ見てて思うかなって感じですね
それはめちゃくちゃありそうなコミュニケーションですね
特にスタートアップだとおっしゃる通り
本当に1万円でも
何なら数千円数百円のサブスクリプションも
無駄にしないようにみたいな思考回路が働くと思うんで
その中でやっぱり修行の方はボリュームとしても大きいですし
とはいえでもやっぱり安かろう悪かろうじゃいけないというか
一番気をつけなきゃいけないポイントですし
付き合い方って意味でもちゃんと適切な対価を払いながら
いい関係性を築くっていうのが大事ということですね
そうですね
やっぱり従業員とは違いますけど
やる気を出してもらうというか
モチベーション高くやってもらうのって
すごい大事だとは思うんで
そういうところは多少気にしてもいいのかなと思いますね
なるほど
おっしゃる通りでやっぱり人間なのでっていうのは本当にあると思っていて
これ別のところでも
例えばベンチャーキャピタルさんとの付き合いでも
ベンチャーキャピタリストのマインドシェアというのも限られている中で
いかにその人との付き合いを深める支援を多くもらうために
マインドシェアを取りに行くかみたいな話を他で聞いたことがありまして
そこにだいぶ近いものなのかなというふうに感じました
そこに関しては弁護士さんも本当に人間で同じだと思うんですね
こと弁護士さんのマインドシェアっていうのは正しいのかわからないですけれども
より気にかけていただくための工夫とかコミュニケーション方法とか
あるいは具体的にこんなクライアントさんいて
かずねさん実際にだいぶ気持ちが変わったとか
そういう話とかあったらぜひ伺いたいです
そうですね
やっぱり今何やってるか分かるっていうのはすごい大事だと思います
さっき言ったことともかぶっちゃうんですけど
定例とか組んで今どういう課題があるのかっていうのを把握してもらうとか
すごい大事だなと思いますし
早めの情報共有と課題の共有
例えばそれは法律の問題だけじゃなくて採用とか課題があったら
もしかしたら採用たまたま弁護士にそういう知り合いがいたら紹介してくれるとかもあるかもしれないですし
弁護士に限らずですけど課題を共有するとか現状と理想のギャップを共有し続けるっていうのは
大事なんじゃないかなと思いますね
なるほど今のところも聞いてみたいんですけれども
自分も経営者の立場を実は持っておりましてそこでまさに直面しているところなんですけれども
修行の先生お忙しそうだなってことを思っておってですね
なんかちょっとしたことで連絡することの申し訳なささみたいな
あるなと思っていてこれ結構あるあるなんじゃないかなと思うんですけど
そういうのってどうなんでしょうか
忙しいかもしれないですけど仕事としてやってるんでそこは気にせなくていいと思います
なるほどじゃあもうじゃんじゃん
そうですね本当にお金を払ってちゃんとその対価を払ってるんでそこは全然気にしなくてよくいいと思いますね
それで忙しいからやりませんって言ったらもう帰ったほうがいいんじゃないですかと思います
確かにそうですよねそのタイミングで見直せばいいってことですね
あともう1個だけ聞いてみたいのは先ほど定例を組むって話ありましたけれども
これはどの法律事務所さん弁護士さんでも定例って組むケースが多いのか
あるいは契約のタイミングでそれはやりますやれませんとか
速やき系があったりもするのかなと思うんですけど
そのあたりって実態としてはどうなんでしょうか
定例組むみたいなことはやってない事務所がほとんどだとは思います
だしうちも全部やってるかっていうとそうではないですね
例えば中小企業のようなところもうちも何社かクライアントにはいらっしゃいますけど
そういうところだと基本的にはそんなに事業内容は変わらないですし
状況がすごく毎週毎週毎月毎月変わっていくっていうものでもないので
そういうところに関してはあまり定例を組んでやるっていうよりは
もうちょっとライトの関わり方をするっていうのがあります
なるほどそれでいくと自社の変化が結構激しいだとか
スタートアップでどんどん変わってリボットもしていきそうだみたいな
そういう領域で戦って進行産業とかだという理想そうかもしれないですけども
その場合はもう契約のタイミングで定例組みたいですみたいな話とかをすると
それにとった見積もりとかが出てきてより認識のそごなく付き合いができるっていうことですかね
おっしゃる通りだと思います
わかりましたありがとうございます
そうしましたら締めに入っていきます
定例の組み方の検討
本日のテーマはスタートアップ経営者と弁護士の上手な付き合い方というところでお話をさせていただきました
その中で付き合い方の理想のあり方としてとにかく大事なのが早めの情報共有と
あとは今を何していて今後どういう課題が打ち上げられる可能性があるのかみたいなところを随時ですね
共有をしながら適切な関係を築いていくというところが大事という話がございました
また最後の方にはですね定例を組むか組まないかみたいな話も出てきまして
組む必要性がある会社ない会社というのもありますので
そこを判断した上で組んだ方が良さそうだなという企業さんは相談してみたりだとか
あるいは契約のタイミングからそういった頭出しをしてみる
そんなところがいいのではないかという話がございました
かつれんさん最後にリスナーの皆様へのメッセージが何かありましたらお願いできますでしょうか
はいありがとうございます
そうですね僕はやっぱり弁護士はもっと積極的にビジネス面を含めて
会社に関わっていった方がバリューは出るし
その方が弁護士にとっても会社にとってもいいと思っているので
はいなんか弁護士も企業家の方もちょっと歩み寄っていくっていうとちょっとあれですけど
なんかねもっと密な関係を築けるようになったらいいなと思っています
ありがとうございます
この番組はスタートアップの経営パートナーレガリア法律事務所がお送りいたしました
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期待されたGoogleフォームへ回答いただけますと幸いです
最後に今回の配信が少しでもためになったよという方は
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そしてかつれんさんxへのコメントだったり
拡散などもお願いできれば嬉しいです
かつれんさん本日はありがとうございました
ありがとうございました
13:50

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