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下田文代 リーダーズストーリー
こんにちは。RKBアナウンサーの下田文代です。 この番組では、毎週お一人の福岡、そして日本の経済を支えるリーダーたちの、これまでの人生、そしてこれから開く未来のストーリーを語っていただきます。
今日のお客様です。福岡県久留米市北野町の山のことぶき酒造株式会社 代表取締役、片山郁代さんです。ようこそお越しくださいました。
今日よろしくお願いします。
最初に5月の終わりに、ビッグなニュースが入ってきたそうです。
はい、ありがとうございます。
素晴らしい成績を残されたということで、山のことぶきさんといえば、酒蔵、代々続く酒蔵ということなんですけれども、歴史はどれくらいあるんですか?
はい、1818年創業になりますので、江戸時代末期、今年で206年目になります。
206年目。
で、幾代さんは何代目になるんですか?
8代目になります。
じゃあ、お若い8代目ということですか?
ちょっとそこはですね、そうでもないですけど、フレッシュな。
ありがとうございます。
片山郁代さんが、その5月の終わりの嬉しいニュースとはどういうニュースですか?
5月の末に全国の酒類鑑評会というのがあるんですけれども、そちらで弊社の純米大銀庄山谷敷38という商品が、全国の中でも入賞といった形で賞を頂戴したということで、うちのスタッフもみんなわーって喜んでいます。
ありがとうございます。
その湧き返っている山野ことぶき酒造さんなんですけれども、その8代目ということですが、その代表になるきっかけって何かあったんですか?もちろん、酒蔵の娘さんとして生まれ育ったわけですよね。
はい。きっかけはですね、私が3人兄弟で次女になるんですけれども、姉がいて、私がいて、弟がいて。で、昔から弟が継ぐものだと、祖母もずっと申してましたし、父も母もそういうふうな形で弟を育ってきてたんですけれども、弟はずっと小さな頃から道が決められてて、それがもう嫌だってなってしまったんでしょうね。
あの東京農大の醸造科って言って、そのお酒を作る大学の方に行ってたんですけれども、やっぱりちょっとこう、もう僕はこれこちらの世界には向いてないと思うっていうふうに判断をしていて、でも私は反対にそれと同じくらいのタイミングで、もともとあの母から早く嫁に行ってほしいって言われてたんですけれども、その中でそのブライダルの仕事をさせていただいていて、
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そこでちょうどスタッフの方々との飲みの場があって、でもその中で日本酒のみんなのイメージがあまり良くなかったのがすごくショックで、それでもしかしたら私はみんなのこの同世代の日本酒に対する考え方を変えれる環境に生まれ育って、今自分が思えば変えれるのかなっていうふうに
思ったのがきっかけでした。
それは20代の頃ですか。
20代の頃です。25とか。
そうですか。スタッフは日本酒に対してどんなイメージを持ってたんですか。
えっとですね、ちょうどみんなでもう仕事が終わってお疲れ様って帰ったんですけど、焼酎とかビールとか日本酒とか色々買ってきてくれてて、で日本酒をそのこのお酒買ってきたよって出してたら、誰日本酒買ってきたのって言ったんです。
その時にすごくショックで、なんかこういう風に言われるのはなんかちょっと心外というか。
誰が飲むの日本酒なんてっていう言葉。
どうだなんてっていう感じで言われたのがショックでした。私の中ではそういう認識は全然なかったので。
そしてご実家のその蔵元に入って、ここで働くぞ、日本酒を作り出すぞっていう気持ちだったと思うんですけど、そこにはずいぶん年上の当事者もいらっしゃるわけで、お嬢ちゃんが何できるのっていう、そういうこの女性が飛び込むことの壁ってなかったですか。
ありましたありました。
まずなんか私が戻りたいなと思ったんですけど、ちょうどその焼酎ブームの時で日本酒があまりこううまくいっていなかった時代だったんですね。
で、その時に帰ってきたいっていう風に父と母に相談をした時にすごくこう、もうちょっと今からの時代は難しいだろうから、もしかしたら自分の代でもう閉めてしまおうかと思ってるしっていう風に言われて。
でもなんか私の中でなんかそのやっぱり亡くなってほしくない場所だったので、それであの結構そのうちの蔵にいらっしゃった方々は、私のほんと小さな頃からあの知ってらっしゃる方ばかりで、
いやーでもなんか今この時代やけんねっていう感じで言われてたんですけど、でもその私の中ではやるかやらないかって言ったら、やっぱり自分の人生の中でやった方がいいと思うんです。
大胆な改革もされたわけでしょう。
当時制を社員制に変えました。
私がそのこちらの代表になる1年前に、これは誰かを代表として決めるよりもみんなが学ぶ姿勢を持った方がいいんだなっていう風に思って、私のその代の時にかなりその生存の方でもそうですし、いろんなイメージ的なものも変えていく形になるので大変なることもあると思うけれども、
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頑張っていきたいのでついてきてくださいみたいな話をした流れでした。
前代未聞だと思いますけれども、チーム制っていうのはうまくいってますか?
それはうまくいってる時もあればうまくいかないこともあります。
でも私の中で、山のことぶきっていうパズルを作ってるイメージなんです。
パズルってデコってなってるところもあれば、ボコって引っ込んでるところもあると思うんです。
私がチームを作るにあたって、きれいな四角の人ではなくて、長所と短所がはっきりしている人に来てもらった方がいいなって。
長所と短所はかぶらないようにしようと思ってるんです。
そしたら、みんななんでこれができるの?っていうのがあると思うんです。
でも、この人の長所はここだからなっていうふうに、みんな違う長所だから認め合うタイミングもたくさんあるし。
なので、私はそういった形でやっていく中で、もう何々さんがこういうふうにしてくれないんですってなることもたくさんあるんですけど。
でも、これをこういうところが、あなたは苦手だけどそれをしてくれてるよねって。
私はそれはすごくいいことだと思うって言ったら納得してくれる。
なので、人がやっぱり集うっていうことは、いろんなことがあるっていうことなんですけど。
その中で、みんなが短所を見るんじゃなくて、長所を見てくれる関係であったらいいなっていうふうに思ってますけど。
リアルにこの前ちょっと叱った人はいます?
ちょっと来なさいって。
そんなチーム山のことぶきが生み出したお酒を今日お持ちいただいたんですけれども。
ありがとうございます。
これは2種類。どんなお酒ですか?
こちらのピンク色のラベルの方が、もろみうらいのガスを残した。
これが、口に含んだ時にプチプチプチっとフレッシュな感じを感じていただけるお酒を1本と。
もう1つが、この時期に飲みやすい山のことぶきの純米酒辛口夏酒の方を今回はお持ちしてます。
このお酒の魅力についてまた来週伺いたいと思います。
今週のお客様は、山のことぶき酒造株式会社代表取締役、片山育代さんでした。
また来週お願いします。
お相手は下田文雄でした。
それではまた。
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また来週金曜朝6時半から10時まで生放送中です。
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