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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなので、ラジオを聴きの方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回のテーマ、ポッドキャスターのマキ爺様より頂きました。本当にありがとうございます。
マキ爺様から先日も第141回でコロナの後遺症に関するテーマを頂いたり、第143回では人種によって薬の量って変わるのかといったテーマを頂きました。その説も本当にありがとうございました。
今回もテーマを頂きまして、その内容に入っていく前なんですけども、マキ爺さんの番組、以前紹介させていただいた際は、セカンドシーズン準備待ちですよーということだったんですけども、今セカンドシーズン始まっております。
以前はマキ爺さんがオーストラリア在住のポッドキャスター様ということもありまして、メルボルンの片隅でという番組を配信されておりました。
現在配信中のセカンドシーズンではサボテンコーヒーという番組を配信されております。
メコさんという方との対談形式での配信されていたりとか、またオーストラリアだけでなくアメリカ文化の話もされたいと、とても国際的な番組であります。
日本と海外の文化の違いなどを学べますし、コロナの交渉で苦しんだ経験、こういったのも話されております。
様々なことを学べる許容的な番組ですので、まだ聞いたことがないようという方は是非とも聞いてみることをお勧めしております。
そんなマキ爺様から頂きましたテーマで、早速内容に入らせていただこうかなと思います。
今回のタイトルはこちら。
前日の夕食を食べ過ぎた時には朝ごはんをスキップするのはどうなの?
今回のテーマを頂きました経緯としましては、先日こちらの番組の第151回で朝カレーについて話をさせていただきました。
その際には朝ごはんは食べた方がいいよという話をさせていただきました。
その配信後にXでマキ爺様からコメントを頂きました。本当にありがとうございます。
その際のコメントを読ませていただきますと、拝聴しました。朝カレー、たくさんのエネルギーを消費する方には良さそうな気がしました。
ところで、朝ごはんを食べるのは大切だと思うのですが、前日の夕食を食べ過ぎてしまった場合、朝食をスキップする方が胃腸を休ませてあげられる気がするのですが、どうなのでしょうか?というコメントを頂きました。本当にありがとうございます。
先日の配信で僕は朝食を食べるということは自立神経を整えることにもなるので、とにかく朝食を食べるということは大事なんだよという話をさせていただきました。
ただ、前日夜食べ過ぎてしまった場合、どうしても胃もたれとか起こりますよね。胃腸が疲れてるんじゃないか。
だからこういう時は一緒のことを食事抜いて胃腸を休ませてあげた方がいいんじゃないかということで今回質問を頂きました。本当にありがとうございます。
食べ過ぎた際には胃腸を休ませてあげる。これは確かに本当に大事なことです。
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よくプチ断食とかあとは16時間断食ダイエットなんてのが言われますけども、こういうのも胃腸にいいんだということで勧められている節があります。
例えばプチ断食。1週間に1回とか月に2回とかですけども、だいたい食事を極端に少なくする日を作るとか、
水分はとるけども、例えばお粥だけにするとか、野菜を煮たものだけにするとか、そういうふうに消化にいいとか、胃腸を休ませられるものだけ食べる日を作ることで胃腸を休ませてあげるんだというのは良いよと言われております。
他にも16時間断食ダイエットなんていうのは、例えば1日の3回の食事を8時間の間に抑えてしまう。
1回食べてから次食べるのは3時間か4時間後、またさらに3時間か4時間後に次の食事をとって、合計その8時間の間に3回の食事を済ませてしまう。
残りの16時間、水分はとるにしても食事はしないよということですね。
長い時間、食事を入れない時間を作ることで胃腸の仕事を減らすことができます。
なので当然胃腸を休ませられるからいいんじゃないかということですね。
実際食べ過ぎとかが起きてしまいますと、本当に胃腸は疲れてしまいます。
胃腸の動きというのは起きている時よりも夜中の方が活発になりやすいです。
と言いますのも、交換神経が活発になると胃腸の動きは低下をして、副交換神経が活発になると胃腸の動きは良くなります。
なので寝ている間、副交換神経がよく働くと胃腸というのはよく動きます。
ただこの時なんですけども、夕飯を食べ過ぎてしまうとか消化が悪いものがありますと、
普段であれば例えば2,3時間ぐらいで消化をして胃の中から腸に移して、腸の中でも動いて便を作るという作業が行われます。
ただこれが食べ過ぎてしまうとか消化が悪いものが多かったりすると、2,3時間で済むところが5,6時間ぐらい胃腸はしっかり動かなければいけなくなります。
そうなってくると普段の2倍3倍も働かなければいけないので、当然胃腸は疲れてしまいますよね。
また食べ過ぎてしまったとか消化の悪いものとかを食べた次の日とかは下痢をすることがあります。
しかも朝によく下痢になることがあります。
これはやはり夜中の間に胃や腸の中のものが腸に動いて、基本的には朝便がよく出るのも胃や腸が動いて便を作ってくれるからです。
でも消化の悪いものとか食べ過ぎたものとかがありますと、消化が十分ではなくてもどんどんどんどん胃から腸にものを押し流していきます。
そうなってくると消化が進んでいない、消化不良の状態になりまして、そのままどんどん便が作られていきますと消化不良の便、下痢のような便になることがあります。
また本来であれば胃や腸の動きもある程度落ち着きました。
胃や腸も休んでますよというところで目覚めるようになればそのままスムーズに起きれるんですけども、
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なんとなく食べ過ぎてしまったとかで胃や腸とかになんかのものが入っている状態ですと、胃や腸としてはまだまだ動かなければいけないです。
なので朝目覚めて本来であれば肛関神経を活発に動かしたいところなんですけども、胃の中とかにものが残ってしまっていると肛関神経をたらかさなきゃいけない状態になります。
そうなってくると肛関神経と副肛関神経両方を働かせなきゃいけないとなると神経というのは乱れます。
本来であれば肛関神経を働かせたいときは肛関神経を集中させる、副肛関神経を働かせるときは副肛関神経を集中させるのがベストなんですけども、
これが混在してしまいますと神経としてはどっちも頑張らなきゃいけないのということで自立神経は疲れてしまいます。
そういったのもありましてよく食べ過ぎてしまった翌日とかは胃になんかにものが入っているような状態のままですと、
なんとなく体がだるいまま肛関神経のスイッチが入りきらない状態になったりもします。
そういった意味でも夜のご飯というのは食べ過ぎない方がいいです。その方が次の日の目覚めとかも快適になりやすいです。
でここで次の日の朝の食事これ食べない方がいいんじゃないかという話に戻させていただきますと、
夜中の間ずっと胃とかは動いてくれました。で胃は疲れてしまっている状態ですよ。
であるならば食事を入れないで胃や腸を休ませる時間を作ってあげた方がいいじゃないかというふうに思われます。
ただできればなんですけどもこういった時でも朝食はとっていただきたいです。
理由としては大きく2つあります。一つは朝ご飯を食べるということが肛関神経スイッチを入れるということになります。
食事をして胃や腸に物が入ったら胃や腸を動かす。これは確かに副肛関神経の働きではなるんですけども、
食事をする例えば物を噛むとかこういったところに関しては肛関神経が活発になりやすいです。
肛関神経というのは目覚めの神経でございますので昼間は肛関神経を働かせた方がしっかりと目が覚めて活動もしやすいです。
この時に特に朝にスイッチを入れておくことが大事です。朝に肛関神経をしっかり働かせてそれがだんだん肛関神経が疲れてきてだんだん活動が下がってくるようで、
肛関神経の活動が下がってくる頃に今度は副肛関神経がだんだんの活動を上げていって、夕方から夜になってくるとそれが逆転していく。
今度は副肛関神経の働きが優位になっていく。副肛関神経の働きがどんどんどんどん優位になるほど夜になって、
そして副肛関神経が働く睡眠に持っていきたい。これが人間のリズムなんですけども、このためには朝に肛関神経をバチッと働かせた方がいいです。
この時のサインとして食事、特に起きて1時間から2時間いないくらいには朝にご飯を食べて肛関神経の働きを入れてあげたいです。
これが自立神経を整えるために大事なことです。ということで、前日食べ過ぎたとしても朝ご飯を食べた方がいいというのが一つの理由です。
もう一つの理由、それは朝抜いてしまうと次の食事で太りやすくなるからです。
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口断食とか16時間断食ダイエットとかの注意点にもなるんですけども、食事をしない時間を作る、これは胃腸を休ませるのにとても大事なことではあるんですけども、
そうなってくると次の食事の時に人間の体というのは、次の食事で必要以上に糖分とかを蓄えやすくなります。
食事をしなかった時間がある。そこで食事が入ってきたとなると、やっと食事が入ってきたよ。久しぶりの食事だ。
で、この食事が終わったら次食事入ってくるのがいつになるかわからない。だから今のうちに食事で糖分とかを取り込んでおけというふうに体が動きます。
夜食べ過ぎてしまった。で、朝抜きました。で、お昼にお腹すいてきますよね。で、その時に普通に食事をしてしまいますと、いつも以上にこの食事で糖とかを蓄えようとします。
糖が蓄えられるということは血糖値も上がりやすくなりますし、血糖値が高くなるというのは脂肪も作られやすくなります。
ということで、実はこの16時間断食ダイエットとかプチ断食の後の次の食事っていうのは気をつけないと、食べ過ぎてしまいますとそれは太りやすくなってしまうので注意が必要と言われております。
このように交換神経のスイッチを入れるためと、次の食事で太りやすくなるのを回避するため、この2点で朝食というのはできればとった方がいいです。
ただ、この朝食、前日食べ過ぎて、もう次の日の朝普通に食べるのは無理だよという方も多いと思います。
でもここでご安心していただきたいのは、この次の食事、全然軽くしてもらって構いません。
むしろ消化に良いものとかの方がはるかに良いです。
やっぱり胃が疲れてしまっているので、ここで消化の良いものをあげることで、消化の良いものというのは胃や腸の仕事を減らすことができます。
そうすると疲れている胃や腸でも同じ食事をするにしても休ませてあげられます。
また、交換神経のスイッチを入れる。
根本的には食事をして胃や腸の動きを活発にするのは副交換神経であるので、食事の量が交換神経に大事ではないです。
あくまで物をよく噛むとか、体が食事をしたというサインになるんですけども、何か食事を軽くでもすれば、それは朝食を取ったというふうに体が反応してくれます。
それで交換神経は十分に動いてくれます。
また糖分をこの時取っていることで、先ほどの食事をしていない時間が長くなりすぎた、だからその次の食事は太りやすくなるよという状態を起こしにくくなります。
微量でも糖を取っておけば、糖を取っているんだな、今回は量が少ないかもしれないけど、次の食事ではきっと多めに入ってくるだろうということで、
その食事で一気に糖を蓄えようという働きは抑えられます。少しでも食事を取っていれば、太りやすくなるというのは回避することができます。
なので全然軽めの食事で構いません。一般的にはよく食べ過ぎてしまった次の日の食事、何がいいですかというのは、お粥とかおじやのような消化の良いもので、
なおかつご飯が元ですので、ある程度糖分が取れるもの、こういったのがいいよと言われております。
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ということで、前日食べ過ぎてしまった時とかは、翌日の朝は消化の良いものがいいです。
ここまでが質問に対する僕なりの返答ではあるんですけども、ここからの本日のワンポイントも実はマキ爺様よりいただきました質問から話をさせていただきます。
それでは本日のワンポイントはこちら。
食べ過ぎた翌日の朝はバナナやコーヒーでも良い。
先ほど消化の良いものということで、おじやとかお粥とかこういうものを紹介させていただきました。ここら辺は糖分も取れるのでいいですよという話もしたんですけども、
マキ爺様から例えばバナナとかコーヒーこういった組み合わせどうですかという質問をいただいているんですけども、この組み合わせ僕は全然OKだと思います。
その理由を今回ワンポイントで話させていただきますけども、まずバナナ。バナナの中には果物の糖分ということでよく加糖と言われるものが入っております。
まず糖分が入っておりますので先ほども触れておりますけども糖分を取っておくことでこの食事で体の飢餓状態ができないので、
1回あたりの食事で糖分をたくさん蓄えなきゃいけないという体の本能を抑えることができます。なのでバナナでの糖分は十分効果的だと思います。
またバナナは固形物です。確かにそのまま食べようと思えばそんなに噛まないでも食べれますけども固形物ですので咀嚼とかもしますよね。
なのでそういったところから交換神経を働かせるということが生まれます。
まずそれでバナナも効果的ですし、さらにコーヒー。コーヒーにはカフェインが入っております。カフェインは交換神経を働かせるという効果があります。
先ほども例で触れておりますけども朝起きても何となく胃にものが入っている状態。消化の悪いものとかで胃とかにものが残ってしまっている状態。
こういう時ですと副交換神経とかを働かせて胃腸とかを動かさなきゃいけないというのが朝起きた時でも起きてしまいます。
両方の交換神経が動いてしまっているとなんとなく体としてもどういう対応したらいいんだってなってしまって、朝起きたとしてもだるさが感じるとか目が覚めないという状態が起きてしまいます。
でもここでカフェインで交換神経を刺激しておくとどうなるのかと言いますと交換神経が強く働きます。
そうなると交換神経と副交換神経の関係で交換神経がはっきりと有意になるので目覚めやすいです。
体のスイッチを入れやすいです。
なので朝起きた時でもなんとなくだるさが残っているという時にスイッチを入れて覚醒しやすくなります。
ただ食べ過ぎた翌日とかは実はコーヒーという利点がありますよと言われています。
コーヒー時代があまり胃に良くないよと言われるところもあるんですけども、食べ過ぎが毎日続くんじゃないよ。
食べ過ぎるっていうのはたまにぐらいだよと言わればその翌日とかはコーヒーとって目覚めさせていただいた方が体も動きやすくなるんじゃないかなともあります。
ただ根本的な話になってしまいますけども朝起きた時はやっぱり交換神経だけを働かせたいです。
副交換神経はなるべく休ませてあげたいですという時には前日夜はやはりなるべく軽めの食事、食べ過ぎというのは控えた方がいいよと言われております。
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今回はこんな感じです。
改めましてマーキシー様本当にありがとうございました。
テーマをいただきまして本当にいつもありがとうございます。
サボテンコーヒー様も本当によく聞かせていただいております。
いつも楽しく勉強させていただいております。
いつもありがとうございます。
実は今回の配信なんですけどもいつもと話し方が違うかなという恐れがあります。
これ理由としましては今回いつも以上に台本なし、もう本当ノープランで今喋っております。
いつもだったらある程度は台本形作ったものを作ってるんですけども、
今回ちょっと諸事情によりまして台本作る時間がなかったということでほぼぶっつけ本番で話しております。
なのでいつもとなんか話し方違うなとか話飛んでるなっていうところがあるかもしれません。
そういう意味ではほんとせっかくいただいたテーマにも関わらずちょっと完成度低くなってしまったら申し訳ございません。
一応事前に調べることとかある程度の論文は読んでいるんですけども、
どの論文から持ってきたとかその単語とかを抜き出せてないという状況であるので、
話の大筋としてはいつも通りのことであると思うんですけども、
おそらく話が飛んだりとかしてますし、実はこういう単語を入れたらいいというのが抜けております。
その点はほんと申し訳ございません。
今回台本とかを作ることができなかった弊害の一つとしまして、
実はなんですけど先日、僕の番組の方にSpotifyの方からコメントいただきました方がいらっしゃいます。
第101回のときのところで、よれれれさんからコメントいただきます。
ほんとありがとうございます。
実はこのコメントもちょっと紹介させていただこうと思うんですけども、
その点に関しては第160回のときに話をさせていただこうかなと思います。
この第101回でいただいているよれれれさんのコメント、
すっごい本当に嬉しいコメントなんですけども、
実はこういったコメントとかを最近いただけるようになって本当に嬉しいなと思ってます。
第160回のときにはよれれれさんのコメントもしっかり読ませていただこうと思うんですけども、
実は最近そういった嬉しいコメントが多いなと思っておりまして、
そこら辺の話を10の倍数のところで不締めのときに話をしたいなと思いましたので、
そのときに話をさせていただこうかなと思います。
ただ改めまして、この場でよれれさん本当にコメントありがとうございます。
というところを早めにちょっとね、
160回前にこの感謝の気持ちを配信したかったなと思いまして話をさせていただきました。
最近ちょっと番組を褒めていただけていることが多いなと思いまして、
本当嬉しく思っております。
そこら辺も160回で触れればなと思うんですけども、
僕の番組を聞いて、
その薬局でこういうこと質問していいんだと思えるようになったっていうね、
それも本当嬉しいコメントなんですよねっていう。
本当なんか今まで薬局で聞いてこなかったけど、
こんなこと聞いてもいいのかっていうことでも、
いつでも質問やご連絡お待ちしておりますので、
どうぞ皆様今後ともよろしくお願いいたします。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの施設であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
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自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。