00:02
おはよう、こんにちは、こんばんは。
薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーことこちらです。
このラジオでは、現役薬剤師で薬局を経営している私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、
ラジオを置きになっていただいた方の質問や、日々の業務で患者様からいただいた質問などを紹介しながら、
質問に答えたり、薬や健康についてのお話をしていくというラジオです。
どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。
本日のご質問、他のポッドキャスター様からご質問いただきました。
誠にありがとうございます。
くすけんラジオでは、ツイッターやインスタグラムでの広告活動をしておりまして、
くすけんラジオ配信日には、本日配信いたしました、ということをツイートしています。
配信日以外はというと、ラジオの補足として、
ラジオ内容に関係するような健康や薬に関してのツイートを毎日しております。
その際の補足のツイートをした際に、他のポッドキャスター様からご質問いただきました。
今回ご質問いただきましたのは、30代男性B型ラジオ様です。
本当にありがとうございます。
30代男性B型ラジオ様は、僕もよく聞いておりまして、
どんな内容かと言いますと、
妄想癖のある田山さんとパチプロダブルさんによる30代B型男性の2人が、
様々なテーマについて楽しく掛け合いをしながら話していくというラジオです。
僕自身も実は30代B型男性ということもありまして、
共感することが多いなと思いながら聞いております。
テーマの内容としては、例えば田山さんが何かしらのテーマを話す、
風呂節についてとか、天気についてなど、
それについて妄想などを広げていくところを、
ダブルさんがツッコミをしながら、
2人でわきあいあいと話していくという内容です。
もしもご興味ある方は、ぜひとも聞いていただければなと思っております。
僕の個人的に好きなエピソードは、
No.11の某有名なキャラクターが著作権フリーになるよという話です。
著作権フリーブラザーズ、この話の中で出てきたんですけども、
ゲームができたらぜひやってみたいなと思っております。
本当に質問いただきましてありがとうございました。
では早速質問に入っていこうかと思っております。
今回いただいた質問はこちら。
オンシップには唐辛子エキスが入っているものもあるんですか?
以前、このラジオでコロナワクチンの副反応対策として、
解熱鎮痛剤持っておくといいですよという話をしました。
その補足のツイートをしていたときに、
注射したところにシップ貼っても炎症されるので、
それでもいいですよという。
ただ、オンシップには唐辛子エキスが入っているので、
それが注射した部分を刺激して痛みが出やすくなりますということをツイートしました。
その際に30代男性、ビゲタグラ様からご反応いただきました。
ありがとうございます。
実際のところ、オンシップは冷シップに比べて温かく感じるのですが、
それがなぜかというのはあまり知られていないんだなということを改めて知覚いたしました。
もし自宅に市販のシップがある方は、箱に記載されている成分をご覧いただくといいんですけれども、
オンシップには唐辛子エキス、表記によってはカプサイシンとなっているかもしれませんが、
03:03
そういった成分が入っております。
唐辛子エキスには血行を良くするという効果があります。
血液というのは本来温かいものですので、
その流れが良くなることで、張った部分を温めやすくなりますようであります。
血の流れが良くなれば当然温かいものが循環するので、
そこの部分が温かくなりますよという考えですね。
血行を良くすることで、筋肉の凝りとか張りに対してほぐしやすくなる、
筋肉を柔らかくしやすくなるよと言われております。
もしかすると聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
急な痛みは冷やして、慢性的な痛みは温めた方がいいよということを聞いたことはありませんでしょうか。
これ急な痛み、例えば念座とかですね、
そういった怪我をしたばかりの時は、その部分が熱を持っていると。
この時の熱っぽさが周りの細胞を破壊してしまいます。
この時にこの部分を冷やしてあげることで血管をキュッと収縮させます。
そうすると熱っぽさで細胞を壊れるのを抑えますし、
腫れとか炎症そういったのも抑えていきます。
腫れが悪化していくのを防ぐので、怪我など急な痛みには冷やした方がいいよと言われております。
その一方で慢性的な痛み、
例えば同じ姿勢をしていることで筋肉が凝ってしまう状態、
そういった時になる痛みですね。
この状態であれば血行を良くしてコリをほぐせば痛みへの効果が高いと言われております。
実際のところ筋肉が凝ってしまっている、張ってしまっている状態で痛くなっているので、
このコリや張りを取ってあげればいいじゃないかという考えですね。
ちなみになんですけども、いわゆるレーシップには糖化レーキスの代わりにメントールが入っております。
メントール配合のものというとスースーする感じのものが思い浮かぶのではないでしょうか。
あのスースーする感じがシップでも活用され、シップを貼った部位が冷えるような感じになりますよ。
オンシップには糖化レーキス、レーシップにはメントールが入っている、こういう違いがありますよ。
これを知っていただけると大変嬉しいかなと思います。
実はここからが今回の本番になるかなと。
これを踏まえて本日のワンポイントを話させていただきます。
本日のワンポイント、オンシップとレーシップ、ぶっちゃけどっちでもいいかも。
先ほどまで話した内容では、慢性的な痛みにはオンシップを使って、念座とか急な痛みにはレーシップを使った方がいいよという風に感じられると思いますし、
それを否定するような感じになってしまうかもしれませんが、正直そこまで使い分けを意識する必要はないと思われます。
一応先に前提として話をしておきますと、慢性的な痛みは温めて、念座とかは冷やした方がいい。
この点は効果が高いと言われています。
でもこれ別にシップでオンシップ、レーシップを使い分けする必要はないよという話をこれからしていただきます。
その理由としてなんですけども、オンシップとレーシップの違い、これ唐辛子エキスが入っているかメントルが入っているかの違いってこれだけです。
シップの痛みを抑える成分、例えばロキソプロフェンとインドメタシンなどによって強さが違うかどうか、
06:05
この辺は今回割愛させていただきますが、同じ成分のシップに唐辛子エキスが入っているかメントルが入っているかの違いだけですので、
痛みや炎症を抑えるメインの成分に正直言って差はないです。
痛みの目としての差はないと思っていただければ。
また唐辛子エキスには血行促進があると先ほど話しましたけれども、メントルにも血行促進効果があると言われています。
あとさらになんですけども、温湿布や冷湿布、例えば貼ったときに温湿布はあったかく感じますよね、冷湿布はヒヤッと冷たく感じるよねってありますが、
あれ感覚の違いがあるんですけども、実際には皮膚の内部とか筋肉などへの温度の影響ないと言われております。
あくまで表面的な感覚の違いと言われております。
こういった風に実は温湿布と冷湿布、大きな差はないと言われておりますので、
例えば冬はヒヤッとした感じが嫌だから温湿布を使おうとか、夏場は熱く感じるのが嫌だから冷湿布を使おうかなといった風に、
自分で使いやすいように使っていただければ構いません。
また先ほどのちょっと話した、一応注意のところの補足が入るんですけども、
粘座などの急な痛みに関しては冷やす、慢性的な痛みに関しては温める方がいいっていうのはこれ本当です。
粘座してしまった、でも今温湿布しかないよっていう時は、
怪我した部分をよく氷などで冷やして、どちらでもいいから湿布を貼る。
もちろん冷湿布があれば冷湿布でもいいですし、温湿布しかなければ温湿布でもいいですよ。
これ逆で慢性的な痛み、痛み付近を温かくするもの。
例えば回路などを用いて温めましょうと、それでどちらでもいいから湿布を貼る。
温湿布でもいいですし冷湿布でもいいですよ。
あくまで氷で冷やすとか回路で温める、そういったものに実際に温度に影響を与えるものをやりさえすれば、
湿布は正直どちらでもいいです。
なので、粘座だから冷湿布だ、慢性的な様子には温湿布だ、
などあまり神経質になりすぎないように、自分にとっての使いやすさなので、
湿布を使いただけるといいかなと思います。
また、注射した部分に貼る湿布に関して、
これ一応温湿布ではなく冷湿布の方がいいと言われているゆえんですけども、
唐辛子の成分とか少し染みやすいよと言われております。
それでピリピリしやすいよということ。
また、注射した時のところ、熱を持っている感じが表面にも出ているので、
そこに人間の感覚として、温かいものよりも冷やしたものを使った方が、
感覚として脳が錯覚をして冷やしやすいと言われています。
ただ実際のところ、これに関しても注射して温かくなってしまっているところ、
湿布でなくてもいいですし、氷とかでよく冷やす、
その上にこれこそ湿布でなくてもいいんですけど、
例えば痛み止めのクリームとか塗り薬塗る、そういうのでもいいと思われます。
今回はこんな感じです。
質問をいただきました。
30代男性B型ラジオ様、本当にありがとうございました。
また、次回の放送も30代男性B型ラジオ様からいただいた質問でお送りするつもりでございます。
今後とも、クスケラジオではご意見やご感想、ご質問など、いつでもお待ちしておりますので、
09:04
TwitterやInstagram、メールアドレス、Spotifyでもスポンパークなど、
いつでもご連絡お待ちしております。
それでは今回も最後までお聞きいただき、本当にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。