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2023-12-18 11:08

第117回「北極や宇宙での医療体制ってどうなの?」

御質問いただきました「30代男性B型ラジオ」のたやま(@bgata_radio)様ありがとうございました😭

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今回の内容
・北極や南極での医療設備って実際どうなの❓
・北極域研究船が災害時に使われる❓
・宇宙における医療体制の現状とは❓

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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなので、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回のテーマ、前回前々回に引き続きましてになるんですけども、海外の薬局のことで話をさせていただきます。そして、今回で一旦このテーマの締めとさせていただきます。
それでは早速ですけども、今回のテーマはこちら。
北極や宇宙での医療体制ってどうなの?
第115回から海外の薬局のことを話しておりますけども、そのきっかけとなりましたのは、30代男性B型ラジオの田山さんから、Xにていただきましたお題が元になっていました。
そのお題と言いますのが、今回のテーマであります、北極や宇宙の医療体制とかも気になりますというメッセージでした。
田山さん、いつも本当にありがとうございます。
田山さんがされております30代男性B型ラジオ、僕も30代B型男性ということもありまして、田山さんがされているポッドキャスト、とても共感を覚えながら聞いております。
妄想癖の田山さんとパチプロダブルさんによる30代B型男性の2人が様々なテーマについて楽しく掛け合いをしながら話していくというラジオでして、いつも大変楽しみにさせていただいております。
田山さんからは過去にもいくつものテーマをいただいております。田山さん、いつも本当に本当にありがとうございます。
今回の内容は北極とか宇宙の医療体制ということで、この話をしまして今回のテーマ、海外の薬局を一旦締めとさせていただきます。
では今回の内容を入らせていただきますと、北極や宇宙の医療体制、これどうなっているのかなという話をしますと、まず北極についての話をさせていただきますが、北極に関しては南極とセットで話をさせていただきます。
北極と南極の医療体制どうなのかというのをまず話させていただきます。
北極や南極ですけどもやはりと言いますか、日本とか欧米とか様々な国と比較すると医療体制あまり整ってないです。
人が多いわけではないので病院とかがあっても受診する人多いわけではないよなということで、しっかりとした大きい病院があるわけではないです。
南極の場合ですとよく言う昭和基地のような南極の観測基地の中に、それぞれの各国の南極の観測基地の中にある程度の医療設備があります。
ただある程度の医療設備があると言っても、これぞれの国の病院と比べると同等まではいかないかなと言われております。
それでもレントゲイン撮影ができるとかある程度の検査ができますし、外科的な処置もできるように手術台もあったりもします。
また最近ではリモート機能とかを用いまして、各国の専門医から衛生改善を利用して遠隔医療システムも整備されているとのことです。
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そういった意味では結構しっかりとした設備が整ってはいるんですけども、それでも観測基地の中には怪我をしたよとか発熱が出たよとかの一時的な処置がメインとなります。
そういった臨時的な場合の薬はある程度揃っているんですけども、それでも対応が難しいこともあるんですけども、実際のところ数多くの物資が揃っているわけではないです。
そもそもの話で冬の間とかは物資の補給も難しく、年間で10ヶ月間も補給が間もならないということもあるとのことです。
そのため医療機器が不足している状態が常にありまして、がん治療とかそういった高度な治療は難しいと言われております。
でも仮に隊員の方でどうしてもすぐに治療が必要になった場合、どうするのかと言いますと、
例えば裁標船、氷を砕く船とかを活用して、他の国と協力をして航空炉を活用するなどして、南極から治療可能な大陸とか国へ患者様を移送することもあるとのことです。
例えばオーストラリアとか南アフリカ南米とかの病院へ移送するとのことです。
ただそれでも天候次第では難しいこともあるとのことなので、南極での医療事情というのは厳しい現状があったりもします。
また北極の場合は南極よりも厳しい面があります。 北極の場合はそもそもで南極と違って大陸ではないです。
南極のような施設を建てるような大陸がそもそもで北極にはないです。 なので北極の場合は南極よりも医療設備が整ってないということが多かったりしています。
そのためやはり南極以上に北極近くの国へ患者様を移送する機会が多くなるとのことです。
例えばフィンランドとかアラスカとかそういったところへ患者様を移送するということです。
とはいえ、移送できない時もあります。そういった時には研究用の船の中に入っている医療設備、それで対応するしかないかなと言われています。
ただやっぱりこれは医療施設あまり整ってないよ、充実してないよと言われております。
ですが、実は2026年完成予定の日本の新しい北極域の研究船、これは船の中の医療設備がかなり充実していると言われております。
なぜ2026年完成予定の新しい北極域の研究船、充実しているのかなと言いますと、この船を何か日本で災害が起きた際の救護活動とか救急活動、こういったのに使えるようにもしようと言われております。
なので、その時のためを考えて従来の研究船よりも医療設備を充実化するとか、あとは怪我をした人や被災した方に住んでもらえるようなスペース、居住スペースなどを確保しておこうと言われております。
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日本のバイルスもどうしてもこういった災害とかが関わってくるので、そこに関連して医療設備とかをしっかりと整えていこうというのは言われております。
今話してきましたのが北極や南極の医療設備の現状です。
そしてここからは宇宙の医療体制で話をさせていただきますけれども、そもそもの話で宇宙の医療体制というのは本当に難しいです。
国際宇宙ステーションには救急キットとか鎮痛剤、極小麻酔薬とか抗生物質とかそういったものは一通り揃ってはいるものの、
当然といえば当然ですけれども、一般の病院に比べればそういった設備が少ないです。 やはりそういった設備を確保するようなことも難しいです。
また国際宇宙ステーションに滞在するスタッフ、こういったスタッフも必ずしも医療知識がある方ばかりではないということです。
医療知識が薄いスタッフだったりすることもあるとのことです。 なので宇宙船のクルーに体調不良が生じた際とか、
まずクルーの状態を正確に把握したいとか、状態を評価する必要性、ここから始まると言われます。
なのでそういった国際宇宙ステーションの場合はAIシステムとかを活用したいとかで、クルーの状態を入力して地上の医療スタッフと連携をして情報をしっかりやり取りをしていくよう、ここから始まると言われまして、こういった設備に関してはかなり充実していると言われております。
宇宙という受信が難しい施設だからこそ、まず状況把握に重点を置いているとのことです。 またそもそもの話になりますけども、宇宙での医療における問題というのは他にもあったりもします。
例えばになりますけども、栄養剤とか薬とか点滴を使う場合です。 点滴とかは地上では重力によりまして薬の液と空気が分かれるので液が下の方に沈むようになります。
なのでその下の方に沈んでいる液を使うということで問題なく点滴を地上では使えます。 ですが宇宙空間の場合、重力がないですとなってくると空気と水の境目がごちゃごちゃになります。
なので空気と液が非常に混ざりやすいです。 そしてそういった状態のまま液を使おうと思えば空気をしっかり抜いてないことでその空気が血管内に入ってしまう、
そういったリスクもあります。 そのため宇宙空間においては点滴をするとかそういった時でも空気を完全に抜く作業が必要であるとか、
または地上から空気を完全に抜いてある状態の湯液を持ち込むとかそういうのが必要だったりするそうです。
こういったのも地上と同じものを使うとかそういうわけではないですし、手間がかかったりもしております。
またAIの技術発展とかもありまして、レントゲンをはじめとして画像診断とかを地上の医師とかAIの活用で行いやすくなっているとはいえ、
それでも正直なところまだまだ宇宙での医療体制が整ってないです。 地上だったらそんな問題ないことでも宇宙空間においてはとても大事故で繋がってしまうということもあったりするそうです。
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ただ現状としては今は一部の人ではしか関係ないです。 ただ今後宇宙旅行とかを一般化しようとなってくると、いかに宇宙での医療体制を整えていくかこれも課題と言われております。
今回はこんな感じです。全3回に渡りまして薬局の体制とか医療設備のこととか国や場所で違うよという話をさせていただきました。
本当であれば国や地域によってなりやすい病気の話をするとかもあるかなと思いました。
例えばになりますけどもよく南極とか北極ってウイルスが死滅するから人は風邪をひかないよと言われたりもするますけどもこれ実際は嘘です。
ウイルス全然生きていられるよということはあったりします。単純に人が少ないから感染しないだけであって南極や北極でも風邪をひくということはありますよ。
また地球温暖化によりまして北極圏にあるような分厚い氷の下には実はウイルスが利用で温暖化で氷が溶けてくると新たなウイルスとか感染症が引き起こされる可能性だってあるんだよとかそういった話もしてもいいかなと思ったんですけどもそこら辺の話をしていくとさすがにちょっと話ずれすぎるなと思ったので今回やめておきます。
また他にも医療だけではなくて介護との絡み、こういったのも国によっての違いなどもあったりするんですけどもそういったのもまた別の機会があれば話をさせていただこうかなと思っております。
今回話をするきっかけをいただきましたまたテーマをいただきましたタヤマさんやメープルさん改めまして本当に本当にありがとうございました。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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