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2023-12-21 09:44

第118回「冬は浴室温めた方が良いの?」/「食後1時間以内の入浴は控えましょう‼️」

今回の内容
・浴室や脱衣所を温めるのは、脳や心臓のため⁉️
・冬は血管が切れやすい⁉️寒暖差が激しいのは危険‼️
・食後すぐの入浴は消化に良くない❓
・食後すぐの入浴はヒートショックを起こしやすい⁉️


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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についてお話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回のテーマ、患者様からいただきましたテーマでございます。 今年の冬は比較的気温が高めで暖冬だとも言われておりますが、それでも寒い日はあります。
そんな寒い日とかに、健康番組なのでこういうことした方がいいよと言われる、あることについて話をさせていただきます。
それでは早速ですけども、今回のテーマはこちら。 冬は浴室温めた方がいいの?
ということで、今回は健康番組とかでも話をされていますが、寒い時とかにお風呂入る時、浴室温めておいた方がいいよと言われる、あのことで話をさせていただきます。
健康番組などでは、浴室温めておいた方が心臓とか脳の負担を和らげるよなんて言われたりしますけども、あれって本当にやった方がいいのかね?という質問を患者様からいただきました。
患者様の中には、1回1回浴室とか温めるの面倒だなぁという方もいらっしゃるので、あれやらなくてもいいんじゃないかと考えている方が多かったりもします。
結論から言いますと、浴室だけではなくて脱衣所も含めてになるんですけども、温めておいた方がいいと言われております。
これなんですけども、理由としましては温めてない状態ですと、心臓とか脳の血管への負担を上げます。
冬は暖房をつけることで室内は暖かくなりますけども、外は寒いことで温度の寒暖差が激しい時期だと言われております。
暖かい室内から寒い外へ出た時など気温差が激しいために、体が体内から熱を逃がさないために血管を急激に収縮させます。
この血管が強く収縮する時に血圧を急激に上昇させたりもします。
血圧を急激に上昇させることで血管に負担がかかり、血管が傷つきやすくなります。
また血管にすでにダメージがあるとかであれば血管が切れやすくもなりますよという。
今話したのは室内と外ですけども、冬の場合お風呂入る脱衣所とか浴室でもこのことが起きたりもします。
お風呂の場合お風呂の温度が37度から44度くらいでこれはその人その人の好みの温度があると思われるんですけども温かめの温度と言われます。
ですが浴室や脱衣所とかの場合ですと冬は温めていないと家の作りとかにもよるんですけども10度以下になったりすることがあると言われます。
そこまで下がらないにしても温かくしている室内と脱衣所や浴室ここが10度以上の温度差があるなんてことはよくあります。
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これによりまして温かい室内から外へと同じことが浴室や脱衣所で起きまして温かい室内から寒い脱衣所へ行くとそこから浴室へ行き
その後体を洗ったりしてお風呂に入って体を温めてまた寒い脱衣所へ行くなど
暖かい寒い暖かい寒いといったこういったことを繰り返すことになります。
この時に10度以上もの温度差を急激に繰り返すことでかなり血管に負担がかかると言われております。
そのため冬とかは他の季節よりも脳卒中とかへの警戒心を高めておいた方がいいよと言われております。
実際のところなんですけども脳卒中例えば脳梗塞とか脳出血とかそういったのを含めてになるんですけども
研究データによって結果が変わったりもするんですけども一般的にはこの脳卒中冬に増えると言われます。
ですが夏場は夏場で脱水症とかを起こしやすくなるので血管内の水分が減ってドロドロ血液になりやすくなる
なので詰まりやすくなるよとも言われますので夏場は夏場でこういった血管が詰まりやすくなる病気
脳梗塞とか心筋梗塞とかの病気は夏も多いと言われています。
ですが今話してきました血管が傷ついて結果が破れやすくなるとかそこから出血を起こしやすくなるということで
脳とか心臓の血管が切れて出血を起こす病気これは冬が多いよと言われております。
なのでこういった血管とかの切れやすくならないためにも血圧を急激に乱攻撃させないためにも対策の一環として
浴室とか脱衣所を温めておきましょうとよく言われます。
暖かい室内とかお風呂との温度差を少なくすることで血圧を急激に上下させるとか
血管を急激に収縮させるとかそういったのがなくなるよと言われまして血管のためにはとても大事だと言われております。
以上が質問に対する僕なりの返答です。それではここからは本日のワンポイントです。
本日のワンポイント 食後1時間以内の入浴は控えましょう
食事してすぐにお風呂入るのは健康に良くないよという話聞いたことがありますでしょうか。
食事をした後は消化をするためにイヤチョウとかの消化器に血液を集中させて消化を促進させたいです。
ですがお風呂に入ると全身の血液の流れを良くしようというふうに体が働きます。
それによりまして胃とか腸へ血液を集中させにくくなりまして消化不良を起こしやすいよなんてことを言われますので
胃もたれとか起こしやすくなる。なので食後すぐのお風呂は良くないと言われます。
ただこれ以外にも食後の入浴が良くないよと言われるのが先ほどまで話をさせていただきました
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気温差による血圧の上下とかそれによって結果に負荷がかかる。
一般的にヒートショックなんて言われるんですけどもこのヒートショックを食後の入浴は起こしやすくなると言われたりもします。
と言いますのも食事をしますと血圧が下がりやすくなると言われ食後低血圧なんて呼ばれることがあります。
食後に血圧が下がる理由は諸説あるんですけども例えば食後に血糖値を下げるために出てくる
インスリンの働きで血圧が下がるんだとか食事を消化するため胃酸をよく出すようこの時の副反応で血圧が下がるんだ
なんと言われますけどもよく言われますのは食事を消化するために胃や腸に血液を集中させるとその時に全身の血液の流れとしては一時的に悪くなるとそれによって血圧が下がりやすくなると言われます。
ただ本来であればこういった食後に血圧が下がりやすくなるのに体が対応して交換神経が反応して血圧を上げるように働くので食後でも血圧はあまり下がらないとよく言われたりもします。
ですが自立神経が乱れやすい方であるとか過励によりまして神経の働きが鈍くなっている方そういった方ですと食後に交換神経が反応しないで血圧が下がったままになりやすいと言われます。
そしてその状態でお風呂に入りますと全身の血の巡りは良くなるんですけどもお風呂に入って温かくなることで血管としては熱を逃がさなくなってもいいので血管が広がりやすくなります。
そうすると血圧が下がりやすくなります。
お風呂に入っていると一時的に血圧が下がりやすくなるとも言われます。
そのことから食後すぐにお風呂に入ると食事で血圧が下がりやすいお風呂に入って血圧が下がりやすいということで血圧下がりやすい生活習慣2つ重ねることになります。
血圧がガクッと下がりやすくなります。
そのため食事してすぐにお風呂入るとめまいとか起こしやすくなるよなんて言われたりもしますけどもこの血圧がガクッと下がった状態で寒い暑い所に行ったりすると今度は急激に血圧を上げることになります。
これにより血圧の差がより激しくなりましてヒートショックを起こしやすくなると言われます。
なのでお風呂を入るにしても食事後1時間くらいは避けるようにした方がいいよと言われております。
今回はこんな感じです。
実際に薬局で働いてますと冬のお風呂での体調不良を本当によく耳にします。
毎年のように患者様や患者様のご家族がお風呂で倒れて救急で運ばれたよとか中にはお亡くなりになられたという方もいらっしゃったりします。
また脳周期血とかまではいかないにしても急激な温度差でめまいやふらつきこういったのをお風呂場で起こすという方も本当によく来ます。
暖かいお風呂に入るのが本当に気持ちいい時期です。
せっかく温めて気持ちよくなった体を守るためにも脱衣所や浴室を温めておくことをお勧めいたします。
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また今回のようなヒートショック以外でも冬は様々なことで体調を崩しやすい時期でもありますし、皆様お体どうぞご自愛くださいませ。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの施設であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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