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2023-03-23 13:27

第40回「女性の敵は女性!?生理のつらさは女性だってわからない!」

妻監修のもと、再び生理についての話をさせていただきました!

今回の内容
・女性だからこそ理解されない生理の辛さ
・生理について男性がどれだけ理解してるか?のアンケートは無意味なもの!?
・我が子へはどう伝える?性教育の難しさ

今回と似たエピソードはこちら
第36回「生理ってなぜつらいの?」/「エクオールってPMSに効果あるの?」
→https://spotifyanchor-web.app.link/e/vxIFGDoenyb

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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオを聴きの方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についてのお話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回で40回目、節目の回を迎えられました。本当にありがとうございます。
お聞きいただいている方が着々と増えていることや、メッセージやコメントなどをいただきまして、本当に励みになっております。
また次は50回目の節目を目指して頑張っていこうかなと思っております。どうぞ今後ともよろしくお願い致しまーす。
今回は40回目、前回節目の30回目では、薬剤師がポッドキャストやってメリットあるのか、といった健康関連とは違った話をしました。
今回もそういった感じで、いつもと違った風な話をしようかなと思っていたんですけども、
ある方から先日配信したある話について、コメントというか貴重なご意見をいただきました。
その配信した話というのは、第36回の整理ってなぜ辛いの?の回です。
配信後お聞きをいただいた方の中では、直接メッセージで質問というかご意見をいただけた方もいらっしゃいまして、自分としては本当に満足しておりました。
が、ある方、ある方というか僕の妻なんですけども、妻からあの36回の話はインパクトが弱い。
女性の整理の難しさ、辛さが伝わらない。といったご意見をいただきました。
僕としては尖った内容にするよりは無難な話の方が聞いてもらいやすいかなと思っていたし、
そもそも整理がどういうものかという話にフォーカスは出たかったんだという反論というか言い訳をしたんですけども、
妻の話を聞いているうちに、確かに妻の話の方が整理の難しさが伝わるなぁと思いまして、
今回妻監修の下、再度整理について話をしようかと思います。
ちなみに話の都合上ワンポイントは今回無しです。 それでは今回のテーマはこちら。
女性の敵は女性? 整理の辛さは女性だってわからない。
ちなみに妻からは出演を断固拒否されまして、話すのは僕だけです。 今回は妻が過去に経験したことなども踏まえて整理というのは個人差がすごいある
という話をしようかと思います。 一応なんですけども第36回の話の続きを予想と言いますが、
36回は聞かなくても問題ない感じでできれば話をしていこうかなと思っております。 とはいえ、第36回で話した内容をざっと話しますと、
女性はエストロゲンとプロゲストロン、この2種類のホルモンによりまして妊娠や出産の準備を常にしております。
その整理周期の中では子宮内膜が熱くなって妊娠の準備をするんですけども、 ただその整理周期においてもしも妊娠しなかった場合、
熱くなった子宮内膜が剥がれ、それが出血という形で外へ出ます。これが整理というものです。 またこの整理なんですけども基本は4週間に1回ありまして、
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その4週間の間にホルモンの分泌は目まぐるしく変わっておりまして、毎週のように女性の体調は変わっております。
この体調変化はホルモンの影響により強制的に起こされるので、 自分自身ではコントロールができないということもありまして、相当辛いものだという話をしました。
実際のところ男性では経験することは難しいので、男性の整理への理解は少ないという話もいたしました。
ですが今回は妻からの話を元にしまして、女性でも整理の辛さというのは理解されないことが多いにあるという話をしていきます。
そもそもの話になるんですけども、女性の整理は基本は4週に1回、個人差があって25日から36日くらいの週期の幅があるというのは、
整理についての書籍などの教材とか、あとインターネットの記事といったのでもよく記載されておりますし、一般的だと言われております。
が実際にはこの週期に当てはまらない人数多くおります。 例えば月に2回整理週期がある方もいらっしゃれば、
週期が2ヶ月に1回だよという方などなど、 一般的な週期から離れているので治療が必要かなと思いきや、現実問題、特に治療は必要ない、
そういうケースが大変多いということです。 ただ実際のところ、一般的な整理週期から大きく外れているよという方は心配になりまして、受診することもあるそうです。
ただその時に婦人科の医師からは、あくまでもあの整理週期は目安だから、別に心配することないよ。
心配なら薬飲んどく? といった具合に医師からはもうよくあることですからという普通の感じで対応されたりします。
また自分の整理週期おかしいのかなということで学校の先生に相談したりとか、 自分の親と相談したとしても医師と同じようにそういうこともあるからという普通の反応されることはよくあるケースだと。
医師などから普通の感じで話をされるので深刻になりすぎ必要ないんだなぁと安心できる面もあるそうなんですけども、
自分でもやっぱり大丈夫なんだという経験をしたことで、皆様それぞれ自分の整理が当たり前のものという認識になっていくと。
例えば自分は月に2回くらいあるなぁ、お人よりちょっと多いかなとか、自分は2ヶ月に1回でやや遅い感じだけどまあ問題ないでしょうといった感じですね。
ただこの整理週期のことだけじゃなくて、整理と重さでもそれぞれ皆さん経験したことが自分の中で当たり前になっていきます。
自分が整理になったときにどういう症状が出るのかといったことは自分では経験しているのでなんとなくわかっていきます。
例えば自分は貧血気味になりやすいよなぁとか頭痛が良くするなぁといったのを経験していくので、
整理というのはそういうものが起きやすくなるんだなぁという中で自分の中でどんどん経験をもとに解釈されていきます。
が他の人ではどうでしょう。他の人でどういう症状が出るのかというのは自分では経験してないのでわからないです。
また他の人はどういう症状の重さなのかというのもわからないです。
でも女性の場合は整理を経験しているが故に自分の中の経験が教科書になっているので相手の整理も自分と同じくらいだろうという認識になっていきます。
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それによって男性よりもトラブルになることがあります。
ここで一つの話をさせていただきますと、妻が妊娠中に経験した職場での話をさせていただきます。
この時妻はお腹が大きくなってきておりまして座りもあったんですけども働くことはできるし産休に入るまではまだ時間があるなぁというそういう頃だったそうです。
妻は某大手ドラッグストアで勤務をしているんですけども化粧品の販売担当をしていることもありまして働いている部署は女性が大変多かったと。
そんなある時なんですけども妻と後輩の子そしてその2人の上司の3人が揃っていた時の話です。
ちなみにこの後輩の子も上司の方も女性なのでここにいる3人とも女性です。
その時後輩の女の子が体調悪そうにしてたと。そこで妻と上司の方はどうしたのと心配したところその後輩の子は生理が辛くてと話をしたとのことです。
妻はその後輩のことよく話をしていたので後輩の子の生理は重いというのを聞いていたので後輩の子の生理が辛いということには大変だね痛み止めとか必要なものあると思ったそうなんですけども
その時に上司の方はよく妊娠している人の前でそれも座り回るような人の前で自分の生理が辛いなんて言えるねと後輩の子に話したそうです。
それを聞いた後輩の子も自分のと今発言良くなかったのかなと思いすいませんと山とそうなんですけども
妊娠をしていた妻としてはいやいやいや自分別に働けてるし心配されなくて今別にいいんだけどそれよりも今辛い後輩の子を心配してあげてほしいと思ったとのことです。
後日だになるんですけどもこの上司の方は生理がどうやら軽い方で生理についてそこまで苦にされてないってことを後に知ったとのことです。
ただこれについてもし上司の方が生理が重い方であれば後輩の子への心配とかも変わってきたんじゃないかなと思われ ます。
自分の生理が軽いものということで相手の生理の辛さそういうのを理解できていなかったのかなということです。
男性と比べて自分自身に生理があるからこそ女性の方が相手の生理を理解できないそういうことがあるのではないかなと妻は思ったとのことです。
実は今話しましたケースこれ妻と後輩の女の子と上司別の上司になるんですけどもこれ 上司が男性の場合でも同じようなことがあったとのことです。
その時でも後輩の子が実は生理が辛くてという話をした時に男性の上司は生理って自分にはないからよくわからないけど生理が辛いものということはわかる。
痛み止めとかなんかいろいろ必要なんだよなという認識だったとのことでこの時この上司は後輩のことを大変心配していたとのことです。
こういう場合は男性の方が知識とか経験がないからこそその場の状況で辛そう大変だと対応できていたというケースでした。
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生理に関しては本当に個人差がはっきり出やすいものなので個人個人への対応が全然違ってくるということをもっと理解される必要があるということは妻が感じたそうです。
またちなみにの話になるんですけども僕が生理に関しての話題をポッドキャストで話す際に調べていた資料その中にあるアンケートというものがありました。
それは男性が生理に関してどのくらいの理解をしているのかというもので様々な項目がアンケートでありました。
例えば生理というのは一般的にどのくらいの周期で起こるものか知ってますかといったことを選択肢から選んでいく。
その選択肢の中では1週間に1回、2週間に1回、3週間に1回、4週間に1回、2ヶ月に1回そういった選択肢。
また他には女性が生理用品に月にどれくらいの金額をかけているか知っていますか。
例えば選択肢が100円以下の方、100円から500円、500円から1000円、1000円から1500円といったふうにいろいろ選択肢がある、そういったアンケートですね。
このアンケートに関しても実はこれ妻と話をしたんですけども、この時に妻は確かに一般的な知識とか認識としてこういうのは必要かもしれないけども、
こういった平均的な答えを知っていって何になるの?という、自分の目の前の人がどんな面なのか、どういう周期なのか、どういう生理用品を使っているのか、
そういうものを知っている方が大事だよね。ということで、アンケートについては全くの無意味ではないけども、かなり価値が低いアンケートだよねということで一周しておりました。
また妻とこの生理について話をしていた時、自分たちにも娘がいるんですけども、娘にどう生教育をしていくのかということも妻と話していてとても考えさせられました。
もちろん一般的な知識が必要であるのは間違いないとしても、生理について、例えば今回のような妻が経験したようなこと、そういうのも話していかなければいけないのかなというのも妻との話の中にありました。
また、これ別の話になりまして、妻の実体験になるんですけども、生理がかなり辛くて婦人科に受診したことがいらっしゃるでしょうか。
妻の場合、あまりにも辛くて婦人科に受診して、その時にはだいたい診察台に登るよとかそういう話はフワッとは聞いていたと、ただ実際受診した時、生理が辛いということで診察用の台に乗せられて、そして足を利きでガバッと広げられる。
それが強制的に広げられるという感覚で妻はとても驚いたそうです。いきなり自分の大事な部分を見られ、医師からは確かに荒れてるね、これは辛いでしょうとあっさり言われたとのことです。
病院とかでは当たり前のようにされていることでも、自分としてはいきなり股を広げるなんて思わず驚いてしまったし、医師が心配ないよというようなことは言ってくれてるんでしょうけども、正直あまり自分の心の中には響いてこなかったとのことです。
こういったことで、性教育、特に生理とかそういったことを話していく上で、いろんなことがあると思います。それをどこまで自分の子供たちに伝えるべきなのか、こういうのを本当に考えさせられました。
そして、生理などについては、男性と女性では認識が違う、このことが大変重要だと思います。
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今回のケースでもありましたけれども、女性だからこそ理解できない部分っていうのは多いにあると思います。
だからこそ、生理だから男親があまり話さない方がいいよな、というのではなくて、男親でもしっかり何かを話していかなければいけないんじゃないでしょうか。
また女親の方でも、生理のことだから男親の方が入ってこないで、というのではなくて、自分とは違う感覚とかそういうのを娘に伝えていく、それも大事ではないでしょうか。
女性特有とイメージの強いこの生理について、男性でも女性でもいろいろと考えてみていただけるきっかけに、今回の話がなれば幸いです。
今回はこんな感じです。皆様からのご意見やご感想、本当にお待ちしております。
今回のテーマは特に個人差などがはっきりとありセンシティブなところでもありますが、だからこそ皆様のご意見など是非ともお待ちしておりますし、皆様のご意見や思い出の、もしよろしければ話をさせていただければなと思っております。
それでは今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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