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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についてのお話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回、第110回目の配信です。また節目の回を迎えられました。皆様いつも本当にありがとうございます。
今回、まず本題に入る前ですけども、ダイエット企画の経過報告をいたします。
直近の水曜日が11月15日だったんですけども、この時点で72.15キロの体脂肪率22.4%でした。
ダイエット当初の79.45キロ、体脂肪率24.4%よりは減っておりますが、最近ではやや停滞しております。
また、微増したりもしております。体調不良から動きが減っていたとか、食事の偏りが酷かったというのもあったんですけども、正直ここら辺が限界なのかなと思ってきたりもしてます。
ただ、もう一度生活習慣を改善していまして、念の一杯は挑戦してみようと思います。そして、何かしらの進展を考えております。
さて、ここからが本題に入りますけども、今回いくつかの質問に答える回にしようかと思います。
Xやメール、または実際にお会いしていただく質問の中には、配信1話分を作るのは正直難しいなぁ。でも、そういった質問いただけるのかというので嬉しいものも大変多いです。
なので、今回はそういった質問を3つ取り上げさせていただきまして、それで話をさせていただきます。
それでは早速ですけども、まず1つ目の質問はこちら。
薬剤師のイフルエンザワクチン接種率どのくらい?
質問をいただきましたのはXネームですけども、ドスグロイルイボスティーことドスティーさん。Xでコメントいただくことが本当に多く、いつも本当に本当にありがとうございます。
ドスティーさんから質問をいただきましたのは、先日当番組でインフルエンザワクチンについての話をさせていただいたその配信の際でコメントをいただきました。
その流れで今回質問をいただいたんですけども、インフルエンザワクチン、医療機関の方では接種を進めていますと。
ただ、実際やっぱりワクチンに対しては良くないよなぁと思っている方もやっぱり多いです。
そんなワクチンなんですけども、接種を進める側としては、特に今回例は薬剤師とかはどれくらいの人が接種をしているの?という質問をいただきました。
本当にありがとうございます。
今回質問いただきました医療職のワクチン接種率なんですけども、ある調査によりますと、
2020年から2022年の過去3年間の接種率が、医師が2020年が94.4、2021年が90.7、2022年が90.5%
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看護師が2020年が92.6、2021年が86.6、2020年が90%
薬剤師を含めたコメディカル系が2020年が90.4%、2021年が92.4%、2022年が87.1%と90%前後推移しているというデータがあります。
他の調査とかでも医療職は80%後半を維持してるんだというのはよく言われまして、やはり進める側の医療職としてはワクチン接種してるんだなぁと思われます。
ただ、こういったデータの多くは、大きい病院勤務の方を対象としているものが多かったりします。
病院の中で調査をしているアンケートとかで、うちの病院に関しては、医療職みんなワクチン接種率高いですよというのをアピールしているというところもあったりします。
実際病院勤務の方とかですと、入院されている患者様への対応とかもありますので、感染症に対しては非常に敏感だったりします。
ただ、医師や看護師はクリニック勤務の方でも感染症の方と接する機会が多いので、やはり感染対策に対しては意識が高くて、
ワクチン接種率は医師や看護師に関しては、大きい病院だろうと、よくある街にあるクリニックだろうと接種率あんまり差はないと言われております。
ただ、薬局やドラッグストア勤務の薬剤師の場合だと話が変わってくるとも言われます。
薬局やドラッグストアの中では、感染症の患者様が滅多に来ないようというお店もあったりします。
そういった場所に勤務している薬剤師の場合ですと、ワクチンとかの感染対策への意識が下がりやすいと言われておりまして、ワクチン接種率も下がると言われております。
そういったこともありまして、薬剤師全体で見ると平均したらワクチン接種率は60%から70%くらいなんじゃないかと言われております。
病院勤務の方と薬局やドラッグ勤務の方で、やはりちょっとそういった意識の違いがあったりするよと言われております。
といった感じが質問に対する僕なりの返答です。
ドスティさん、改めまして質問ありがとうございました。
では次に2つ目の質問に入らせていただきますけども、こちらは患者様からいただきました質問です。
それでは質問はこちら。
野球選手の目の下の黒いライン、意味あるの?
関西シリーズとかで野球の日本シリーズが盛り上がっていた影響もありまして、野球の話題をする患者様はちらほらと見られました。
そんな中でありました今回の質問ですね。
野球選手やアメフトの選手、ラグビーの選手でも見られるんですけども、目の下に黒いラインを引いたりとか、黒いシールを貼っている選手結構いらっしゃいます。
患者様の中では、あの黒い線って何なの?とか意味あるの?という質問を何名かからいただきました。
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野球とかに詳しい方であればご存知かもしれませんが、あの目の下の黒いライン、アイブラックと呼ばれるものですね。
あれ何のためにあるのかと言いますと、野球とかですと、打者が打ったボールがフライになったり上がったりしたものを補給するために上を向きますよね。
その上を向いた時に太陽光とかライトが眩しく感じてしまって、うまくボールを目で追えなかったりします。
その対策として目の下に黒いラインを引いておくとどうなるかと言いますと、眩しく感じにくくなると言われますが、その理由なんですけども、
そもそもで眩しく感じる理由の一つに、光が頬の部分で反射してそれが目に入るからと言われております。
太陽とかライトの光、これが直接目に入り込むだけではなくて、肌が光を反射するということで、その反射光を眩しくも感じると言われております。
ここで目の下に黒いラインを引いておくと、黒いラインの部分は頬とか目の下にあるところに、そこが太陽光とかライトを吸収するので、
頬とか目の下の方の肌から反射してくる光が減ると言われています。
上を向いてどうしても直接目に入ってくる光とか、これは吸収できないにしても、肌からの反射光だけでも軽減できるので、眩しさが楽になると言われております。
なので、眩しさでプレイを邪魔されないためにラインを引いていると言われております。
ただ実はこのアイブラックなんですけども、効果がやや疑問視されております。特に日本人の場合は効果がもうほぼないんじゃないかと言われています。
と言いますのも、欧米の方ですと顔の彫りが深いです。なので反射光とかも多いんですけども、欧米の方に比べて顔の彫りが薄い日本人ですと、そもそも頬とかからの反射光が少ないと言われております。
なので日本人の場合はそんな効果ないんじゃないかと言われております。また、一方の彫りの深い欧米人としても、アイブラックに関しては効果を立証するデータは確かにあるんですけども、
効果がないよという研究データも数多くありまして、効果については疑問視されております。アメリカナンバー1スポーツであるアメフトでは、アイブラックは眩しさを軽減するものじゃないよというのが一般的だと言われたりもしています。
ですが、眩しさを軽減しないのにじゃあなんでアイブラックみんなやっているの?野球やアメフトラグビー、数多くの国や選手がやっているの?と言いますと、
アイブラックをやるのは選手の気分を高揚させるためだと話す方も多いです。 よく言う戦とかにおける戦化粧のようにアイブラックをしておくことで、選手のプレイに対する気持ちのスイッチを入れやすいとのことです。
プレイをする前にアイブラックをするということを習慣付けることで、逆にアイブラックをしたらプレイに集中するというふうに、そういう意識づけとかをしやすくなると言われております。
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そういった意味で眩しく感じなくなるためというよりも気持ちのスイッチを入れるためということで、アイブラックをやっている方も多いと言われております。
以上が質問に対する僕なりの返答です。 続きまして最後の質問になりますけれども、これ身内というか奥様からいただきました質問で話をさせていただきます。
それでは質問はこちら。 なんで製薬会社がCMを打つの?
テレビとかで製薬会社のCMを見ることがよくあるなぁと。 これが商品の宣伝とか例えば風邪薬とか痛み止めのようにドラッグストアとかで買えるものであれば、
CMとか広告を打つ必要はあると思うと。 ただ、
製薬会社自体の宣伝って意味あるの? 例えばニプロさんとかトウワさんとかサワイさんとか、
数多くの製薬会社がテレビの宣伝していると。 化粧品とか食べ物とかだったらメーカー意識することもあるかなと思いますけれども、
薬に関しては病院とか薬局で出されると。でもその時にメーカーとか別に意識しない。 これって製薬会社ってCM打ってる意味あるの?といった質問をいただきました。
この質問についてですけれども、テレビとかの宣伝意外と効果があると思っております。
先ほども挙げましたけどニプロとかトウワサワイさんとかここらへんですけども、 これジェネリックメーカーだったりします。
ジェネリックメーカーというのは本当何社もあります。 同じ成分の薬でも違うメーカーで何社も発売されていることなどあります。
10社ぐらいのメーカーが同じ成分の薬作っているなんてこともよくあります。 患者様の中には大手のメーカーじゃないと嫌だという患者様がいます。
大手のメーカーだったら安心だねとか、 自分でも聞いたことあるようなところだったらなんか安心できるなという患者様が一定数いらっしゃいます。
逆にあんまり聞いたことないメーカー、あまり有名でない会社のジェネリックを勧めた時に、 あれこの会社聞いたことないな大丈夫なの?というふうに不安になってしまう方も中にいらっしゃったりします。
こういった大手の方がいいよという話をされる方って、 患者様でインターネットとかよりもテレビとかを主な情報源にされている方が多かったりします。
もともと患者様の多くが年を重ねる方が多いということで、 インターネットよりもテレビを情報源にする方が多いっていうのも理由なんですけども、
テレビCMを打つことで患者様の中には聞いたことある大手のメーカーだ、 じゃあ安心だねと思う方がやっぱり多いです。
なのでやっぱりテレビのCMって意味あるんだなぁと思われます。
また、そういった患者様が一定数いる方で、薬局としても、「〇〇さんにはこのメーカーじゃなきゃダメなんだよなぁ。」
同じ成分の薬で複数のメーカーの在庫を管理するのって手間だよなぁとなってくると、
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〇〇さん変えられないからみんな〇〇さんが使ってると同じメーカーにしちゃうかっていう風になったりもします。
そういう風に、その患者様だけでなくて他の患者様の方でも広告を打ったメーカーに買いやすくなったりもします。
なのでそういう意味でメーカーとしてのCMを打つことで売上に繋がりやすくなったりするんだろうなぁと思っております。
ただ、昨今の薬の流通困難の状況下、特にテレビCMを売っているような大手のメーカーさんでも流通困難がとても多いです。
このメーカーはこの薬も入んないのかよと思ってしまうことはよくあったりします。
むしろ人気があるメーカーだからこそ様々な薬局から注文が集中してしまって、結果的には薬が足りなくなってしまう。
そういったことも多いんだろうなと思います。
こういった薬がまともに流通できていない昨今では広告を打っている会社とかはやっぱり悪目立ちをしてしまうところもあります。
宣伝するだけの金あるんだったらその分薬作ってくれよとか、
発注しても薬入れてくれないのになんで薬しっかり作ってるみたいな宣伝するかねみたいなことを陰口で叩く薬剤師も数多くいらっしゃいます。
こういったように悪い意味でも目立ちやすいので広告を打つのは良い面と悪い面両方あるとは思いますけども、
ただ何かしらの効果はあると思っております。
今回はこんな感じです。
今回いくつかの質問を元に話をさせていただきました。
健康や体薬局関連の質問で今回まとめてみましたけども、
実は他にも好きな漫画とかアニメとか映画や小説とかそういった話だとか、
ポッドキャスト関連で言えば今まで没にしたネタって何かありますとか、
何かしらネタ話とかの質問とかもあったりもしました。
本当にそういった質問いただけた方皆様本当にありがとうございます。
そういった今回話してないネタとかもスペースとか誰かと話す時とかにとっておくかなと思ったりもしてますし、
またこういった機会があれば配信しようかなと思ってもおります。
ので質問いただいた皆様いつか配信できればと思っておりますので、
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。