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2023-02-23 03:28

朝に聴きたい曲/ボロディン作曲「弦楽四重奏曲第2番」

ボロディン作曲「弦楽四重奏曲第2番」
http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=3740

#クラシック音楽
#ボロディン
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こんにちは、秋本くりこです。この番組は、アマチュアヴァイオリン弾きの私が、クラシック音楽や西洋絵画について愛好家目線で語る番組です。
今日は、朝起きてすがすがしい気分になりたいという時に聴くのに、おすすめの曲についてお話ししたいと思います。
朝、すっきり目覚められれば、それだけで気持ちよく一日が始められますけれども、そうじゃない日もありますよね。
そんなちょっとだるい朝に、ノリノリな曲で一気にテンションを上げるというのもいいんですけれども、
少しずつ頭と体を起こして、すがすがしい気分になりたいなという時に聴くのにおすすめの曲が、ボロディンが作曲した弦楽四重奏曲第2番です。
この曲は、昔、よいお茶のCMに使われていたこともあった曲なので、ボロディンという作曲家を知らない方でも、この曲は聴いたことがあるかもしれません。
まず最初、チェロの温かいメロディーから始まるんですけれども、そのメロディーがバイオリンのすがすがしい音に引き継がれていって、
また少しチェロのメロディーが出てきて、それにまたバイオリンが応えるように美しいメロディーを奏でるという風に、チェロとバイオリンが対話しているような感じで曲が流れていきます。
イメージとしては、高原の朝の風景のような感じで本当にすがすがしくて、木々の緑が清風に揺られていて、緑の間から朝日が暖かく降り注いでいるような、そんなイメージです。
楽器の編成は弦楽四重奏曲なので、バイオリン二人とビオラとチェロが一人ずつとなっていまして、
バイオリンはメロディーを担当するファーストバイオリンと、その音を内側から支えるセカンドバイオリンというパートがあります。
私はセカンドバイオリンを弾いたことがあるんですけれども、演奏者目線でいうと、この曲の音の流れを作るのが本当に難しい曲でした。
プロが演奏しているCDを聴くと、本当に自然に音楽が心地よく流れていって、それが朝日のようなイメージにもつながっているんですけれども、自分が聴くと全然朝日にならないんですよね。
自分では流れを意識して弾いているつもりでも、後で録音を聴くとリズムが重くて、メロディーの邪魔をしている感じ、むしろ音の流れにくさびを打ち込んでいるような感じになってしまって、本当に難しかったです。
それでも練習を重ねていくうちに少しずつ流れを作れるようになったんですけれども、そこで大事だなと思ったのが呼吸ですね。
これは何事もそうかもしれないんですけれども、音楽でも息を止めない、歌うように弾くというのは演奏の基本ではあるんですけれども、楽譜とにらめっこしているとついつい忘れてしまって、無意識のうちに体に力が入って、あれそういえば呼吸していなかったということがよくあります。
なので意識的に呼吸をするようにすると、自然と余計な力も入らなくなって、音も自然に流れるようになるんだなというのを実感しました。
今お話ししたのは弦楽四重奏曲第2番の第1楽章なんですけれども、第4楽章までありまして、その楽章もとても素敵で心が温かくなるような曲なので、もし興味を持っていただけましたらぜひ聴いてみてください。
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また、もし朝一聴くのにおすすめという曲がありましたら、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。
それでは今日はこのへんで、さようなら。
03:28

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