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おととしぐらいに、えっと、あれどこだっけ、三重県のホテルかどっかで
インターンみたいなことをしてたんですけど、インターンという名の、なんか牢獄バイトみたいな感じになってて
なんか本当に嫌で、嫌で嫌でたまんなかったけど、やっぱり温泉があればすべて解決するなぁって思ったんですよ。
で、それが今までは、おいしいご飯があればすべて解決するなぁだったんですけど、
あ、温泉も同じ土俵なんだって思ったのがその時で、
だけど、嫌だったんですけど、最後の日に食べた、
えっとかまど屋のすき焼き丼の、すき焼き丼を、かまど屋でお弁当を選べたんですけど、その
自分が好きな弁当を毎日選べて、で、デラックス弁当とかにしてたんですけど、なるべくその上限、ギリギリの値段に行きたいので、
で、その月見すき焼き弁当にしたのに、月見は頼ませてあげないよって言われて、
それでも、あ、一応それでもすき焼き丼でいいの?って言われたんですよ。卵ないけど。
いや、絶対ダメって思ったんですよ。
だってすき焼き丼っていうのは、卵を食べてるようなもんだから、
卵と汁がかかったご飯を食べてるから、肉より卵の方が重要なんですよ。
だけどその時なんかめっちゃカッコつけちゃって、
なんか、しかももうこの人に、なんか反したらもうすべて怒られるみたいな上下関係が出来上がってたので、
あ、全然大丈夫です。私卵いらないんでとか言っちゃって、
あ、いやもうマジで、その時にすごい後悔して、
やっぱ卵がないすき焼きってただの焼肉なんですよ。
まあ焼肉って言ったら幸せなんですけど、
卵がないすき焼きってなんか本当に悲しいんですよ。めちゃくちゃ。
しかも、よけいにすき焼き丼だから、よけいに卵必要じゃないですか。
で、やっぱりその真っ黒の丼の器の中に真っ黒の牛が乗ってて、
なんか、なんでなんだろう、牛丼の時はこんなに、牛丼の時、卵をトッピングとかあんまりしないのに、
やっぱすき焼き丼って言われて、しかも月見すき焼き丼っていう名前の月見なしだから、
まあすりゃ悲しいか、太陽がないから。
ですけど、このバイトですごい良い話を聞けたんですよ。
朝の朝食を出してる、提供してる時に、めちゃくちゃリゾートホテルだったので、
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なんか金持ちそうなおばあさまお二人が旅行に行ってて、
旅行に来てて、それで、おばあさまが、おばあさまたちがゆっくり話してたんですね、孫のことについて。
最近孫が、何でもやってっていうのがすごい嬉しいのみたいな話をしてて、
ああいい話だなと思って、で私もなんか本当にその時つらかったし、
おばあちゃんに会いたいなって思いながら、その話を聞くために、その宅ばっかりうろうろしてたんですよ。
そしたらまた怒られちゃって、だけど、その後に言ったのが、
バナナの皮を剥いてあげるのが幸せなんだよね、みたいなこと言ってて、
バナナの皮?って思って、
わかるわかる、何でも皮を剥いてあげるよね、みたいな話になってたんですよ、そのおばあちゃん二人が。
たぶん70歳ぐらいなんじゃないかな。
で、バナナまで剥いてあげるんだ、と思って。
で私はそのみかんとか巨峰とか、めっちゃ剥いてもらってたんですよ。
あと焼き芋の皮。
あのー、ストーブで焼いてる、あのすごい、やっぱおばあちゃん家でしか実現できないストーブの長時間がゆえの蜜。
あとそのストーブの上で作ったリンゴジャムっていう、素晴らしいストーブの産物があるんですけど、
やっぱストーブっていうのは甘さを一番出してくれます、どんな調理法より。
もう、何だろう、砂糖を入れたものとかよりも、何て言えばいいんだろう。
砂糖を入れてないのに、空中の甘さを、やっぱその住宅の中にあるから、ストーブは。
フライパンとかだとやっぱキッチンから出れない、キッチンラプンツェル状態なんですけど、
ストーブはやっぱ日常の中にあるから、日常の会話とかを聞いてくれてるんですよ。
だからその日常のぬくもりとか、温かさとか、豊かさを全部吸収してるから、
しかもずっとその、自分も熱放ってるんじゃないですか、その温かくしてる。
自分も熱を出し、長時間家を温めるっていうのを、
その自分のパワーを一番最初に浴びてるのがストーブの上のものたちなんですよ。
だからストーブの上に置いてあるものって、これ以上ない甘さを出してくれるんですね。
その焼き芋も、すごい蜂蜜漬けのようにもなるし、
いやけどなんといっても、なんかその知り合いのおばあに、三階のバーバっていう、
三階に住んでるから三階のバーバって名付けられたおばあがいるんですけど、
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ずっとなんか給食料理人とか、給食料理人とか介護施設の料理人みたいなことやってて、
料理人っていうか調理師の方が正しい表現なのかもしれないけど、
そのおばあがマジでなんでも料理が上手くて、だけどそのおばあが作るもので一番好きなのがマジでリンゴのジャムなんですけど、
これのレシピを教えてって言ったら、ストーブの上にずっと置くだけよって言うんですよ。
ああそっかーと思って、でそれ、だから簡単だからやってみるねって言ったんですけど、
やっぱり家ですれやったところで実現できないし、しかも私がそれの代用方法として、
IHヒーターでテフロン加工のミニフライパンみたいなので、ずっとコトコトするみたいなことをやってたんですよ、もうエセコトコト。
もうエセにも程があるほどエセ。
で、案の定マジで全然なんか、甘くもなければジャムでもなければとろみもわかんないような、
砂糖の量はすごい多く入れてるのに、もう何にも飲んなくて、でなんか、
リンゴにも申し訳ないし、なんかリンゴもなんか悲しいとか言ってるのが聞こえる感じのジャムになっちゃって、
やっぱりあのストーブでしか実現できない甘さたちがあるんですけど、そんなことより、
そのおばあちゃんが剥いてくれるものについての話なんですけど、
確かにおばあちゃんっていうのは剥きたがるんですよ。
で、剥きたがるのが、私が子供だからって思ってて、で、私のために剥いてくれてるって思ってたんですよ。
だから申し訳ないから、徐々に大人になるにつれ、えーいいよ自分でやるよとか言って、
焼き芋の皮とか自分で剥くようになってたんですよ。
で、こういうこともしていかなきゃなーとか思いつつ、ちょっとした義務感、正直全部剥いて欲しいけど、みたいな。
だけど、その私の弟とかはすごいなんか暴君だったので、ずっとなんかおばあちゃんとかに剥けよこれとか言って、
で、ちょっとでも皮が余ってるとブチ切れてたんですよ、すごい神経質だからちょっとでも皮残すとかダメで。
で、そのちょっと茶色いところがあると言ったらダメって言って。
で、そのだいぶ年下のいとこも、結構な現代っ子なんですけど、いちごのヘタが無理で、白い部分が一切見えてない。
そのいちごをもうギリギリまで、ギリギリっていうかなんて言えばいいんだろう。
普通いちごってヘタをピッて取るぐらいじゃないですか、だけど白いところをだいぶ切らなきゃ食べれないんですよ。
それにすごい練乳をかけるっていうの。だからそのいちごの半分ぐらい無駄にしちゃうんですね。
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それもったいないから私いつもそっちの白い半分の方を食べる係なんですけど、そういうのもおばあちゃんが全部やってくれたりとか、
そうやって皮を一つたりとも残さないように剥かせてる、
その孫の構図がすごい嫌で、おばあちゃんはコキ使ってるように見えてたから。
で、おばあちゃんもすごい必死な顔して、何回も点検するから、
何これと思って、すごいなんか、なんでこんなわがまま言ってんだろうってずっと思ってたんですけど、
その三重県のリゾート施設に来てたおばあ二人の会話を聞いて、
あ、おばあちゃんって私たち孫に向いてあげたかったんだと思って、何でもしてあげたいんですよ、やっぱり。
おばあちゃん家でご飯食べに行った時も、毎回毎回自分でおかわりを言って、自分で継ぎたいんですよ。
だから自分で立って継ぐんですけど、立った時点でおかわり持って行くよとか言われて、
いやいいよ、立ってるし自分で行くよって言っても、それでも行きたいって言って。
で、本当に立たせるのとか申し訳ないから、普通に高齢者だし、体力使わせるの嫌だなと思って自分で行ってたんですけど、
で、自分の方が自分が好きな継ぎ方ができるからって言ってて、確かにそうなんですけど。
だけど、いくら自分が自分のために継いで、自分が好きなものばっかり具材多く入れたとしても、
なんかおばあちゃんが継ぐとそれを超えてくるんですよ、ちゃんと毎回。
めっちゃこれ七不思議で、七不思議っていうか不思議で、
絶対自分のことって自分の方が分かってるはずなのに、おばあちゃんに入れてもらったおかわりってすごいドンピシャなんですよ、怖くて。
だから頼んだ方がいいんですけど、やっぱ申し訳ないっていう気持ちが強かったんですけど、これからは頼みまくろうと思って。
だけどたまに、水とかを頼むと自分で取ってきてとか言われたりする時もあるので、
物によるのかなと思ってやっていきたいと思うんですけど、
ぶどうとかも巨峰ぐらいでかいのなら分かるんですけど、巨峰じゃなくてあの小さい小粒の、
なんかほんとに豆粒サイズのあの、なんかデラウェア?デラウェアはでかいやつか、なんだっけ、ちっちゃいのってなんていう名乗ってるんだっけ。
とにかくちっちゃいぶどうあれじゃないですか、あれも全部剥いてくれるんですよ、実を。
もう怖くて、それでなんかもう、あのぶどうってこう全部見出したら、なんかその緑のじゅるじゅるの集まりじゃないですか、ただ単に。
なんかこれってぶどうを希望してる姿なの?みたいな。
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なんかさすがに丸見えすぎて、なんか結構幼虫みもあるし、いいのかなぁとか思いながらいつもそれ見てたりしてたんですけど、
あとその巨峰とかも、めっちゃなんか種まで取ってくれたりするし、
なんかすごいなぁと思って、だからなんかなんだろう、そのぶどうとか最近品種改良すごくて、
だいたい皮まで食べれるようになるのが多かったり、種もないのも多いじゃないですか、昔ほど皮も分厚くないし、
で、だけどそしたらおばあちゃんたちのそのやりがいがなくなっちゃうなぁって思ったんですよ。
なんかいいものになるっていうのは、おばあちゃんたちのやりがい奪ってるなぁとか思って。
で、スイカの種とかも全部取ってくれてたんですよ、もうあれ、なんかすごい夏になると思い出すなぁ。
で、なんか取ってる間に、なんか例えば冷蔵庫でせっかく冷やしてたスイカとかでも、すごいぬるくなるんですよ。
で、おばあちゃんなんかあんまりその、やっぱ老眼とかも進んでるから、
スイカって種2つあるじゃないですか、真っ黒い種のと、ちょっとアーモンドスライスみたいな、
あれほぼ食べれると思うんですけど、白い種みたいなやつ。
だいたいあの白い種は見えてないので、あれはめっちゃ残るっていうのがおばあちゃんで、
あとあの、みかんの皮なんですけど、正月の、正月っていうか冬になった時のみかんで。
で、だいたいなんかすごいなんかおばあちゃんにぎにぎしてから、なんかちょっとやっぱもむと甘くなるってみかん言われるじゃないですか。
やっぱりおばあちゃんがにぎにぎすると圧倒的に甘くなるんですね。
不思議なパワー、やっぱもう手から出る力はすごいので、おばあちゃんのおにぎりが美味しいような感じで、
もうみかんの甘さすらも追加することができて、
で、そのにぎにぎしたみかんをむいて、白い皮をもうすごい取ってくれるんですね。
もう取りすぎて、なんかデパ地下とかに売ってる、
なんかまるごとみかんゼリーって、あの白い皮ないじゃないですか、デパ地下とかのあのキラッキラしたやつ。
あれに仕上げてくれるんですよ。
けどもう、なんかぬくもり入りすぎて、もうそのみかん熱いんですよ。
もうぬるいとか通り越して、熱すぎて。
だから私、みかんのイメージ、なんか熱いんですよね。
なんか、熱っ!みたいな。
なんか、その熱いみかんの果汁をなんかよく思い出すので、
なんか、冷凍のむかんが流行ったじゃないですか、
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そのまんま、ずるむけのみかんが、皮をむいたずるむけのみかんが冷凍されてるむかんっていうのが、
めっちゃ爆流行りしたじゃないですか。
あの時、食べたけど、これ何?って思ったのは、
たぶんそのみかんに求めてるものが、私は別に皮をむいた状態の冷凍のものじゃなくて、
みかんっていうのは、なんか本当にそのおばあちゃんの手のパワーを回せ、吸収できる果物だと思っているので、
それと、おばあちゃんの作業を一緒に味わう。
その熱を通して味わうっていうのがみかんだと思ってたので、
たぶん私がむかんが好きじゃないのは、冷たすぎるからってだけで、
確かにむかんを、たとえばおばあちゃんの手のひらで一旦常温に戻してもらうとか、
でもいいのかもだけど、そんなこと言ってたらおばあちゃんの手凍結しちゃうしなとか思って、
でもむかんあんまり、そもそも高いのもあるけど、
なんであんまり好きじゃないなと思って、
結構みんなすごいあの時狂ってたのは、
むかんを、確かにむかんをおばあちゃんたちが作れば、
もしかしてめちゃくちゃいいんじゃないかなと思いました。
しかもなんか今の現代に必要なお土産品にもなりそう。
結構むかんbyおばあちゃんみたいな商品あったらいいんじゃないかなと思いました。
つぶつぶみかんゼリーのジュース、すごい美味しいなぁ。
美味しいよなぁっていうのとか、
だけど何があるかなぁ。
魚だけはすごいむくのが、
あーけど、何があるかなぁ他に。
いろいろ全部やってもらってるなぁって、
恐ろしく、恐ろしいぐらいやってもらってますね。
全部なんかその、ムリとかも、例えば袋だったら全部剥いてもらってるし、
でもなんかそれが最近はなんかだんだん逆転してきたなぁって思うことが多くて、
やっぱどんどん目も見えないし、なんか新しい技術とかは、
そもそもなんか袋の開け方わかんないみたいなやつとか出てきたりとか、
あの結構その果汁梱包されすぎてるお菓子とかは、
開けてあげてますね。だからそうやって、
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今まで散々私が剥いてきてもらった皮の分、
なんかそう思ったら、なんか私は結構雑に、
剥いて渡すことが多くて、
なんかノールックとかで、ビリって袋適当に破っておばあちゃんに投げつけたりしてたんですけど、
なんかめんどくさいから。
だけどその私が今まで受けてきた、その果物の皮たちの時間のかけようをちゃんと思い出して、
綺麗に剥いてあげるとか、ちゃんと口に届くまで見届けるとか、
やったほうがいいなと思うし、今年のその正月とかは、
私がそのおばあちゃんにやっぱみかんの白い筋を剥いてあげるタイミングなのかなとか思いつつ、
だけどおばあちゃんもそれをやるのが幸せだから、
なんか難しいなと思いますね。高齢化とその剥いてあげる幸せの両立ができる食べ物って何なんだろうって、
すごい考えちゃう。
なんだろう、落花生とかかな。
やっぱおばあちゃんたちは落花生向きの上手さは、
落花生とか春の山菜の下処理の上手さは、やっぱりその目とかにも抗えない、老眼とかにも抗えない、
やばい、声が。
老眼とかにも立ち打ちできない、やっぱ体と感覚が覚えてることなんだろうなぁっていつも見て勉強してます。
すごいなぁ、自分もそんななるのかなぁ。孫にバナナの皮を剥いてあげるおばあちゃん、すごいなぁバナナの皮。
バナナの皮って、だってあんな楽勝なものを剥くんだ。
私もバナナの皮を剥いてもらおうかなって思いました。
たぶんあのスジとかもめっちゃ取りそうなんですけど、
あのスジにすごい栄養があるから、
正直あそこまで取られると困るっちゃ困るんですけど、
それは自分との戦いだなぁと思います。
あとちっちゃい時によく、おばあちゃんが朝ごはんに作ってくれてた、
なんか透明のグラスにヨーグルト入れて、きなことごまをかけて、
プルーンみたいな液を入れて、プルーンとおりごとを入れて、
バナナのスライスを入れたヨーグルト、特製ヨーグルトがあるんですけど、
そのおばあちゃんが信じている者たちをすべてヨーグルトにぶち込むっていう特製ヨーグルト。
それすごい美味しかったなっていうのを今ぽっと思い出しました。
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その黒ごまときなこへの信頼とかもすごかったなって思いつつ、
このヨーグルトを食べたら健康なんだよって言われながら、
美味しいって言って、健康になるものを美味しいと言える私ってすごいって、
その時はやっぱ小学校低学年だったので思ったり、
健康になるために、健康になるためだけに食べてる食べ物を美味しいって言ってる孫って、
健康で偉いっていう顔をして笑顔で見てるおばあちゃんの顔がずっと頭にあります。
だから私も、何なんだろう、人にフルーツの皮とかを剥いてあげようかなって思います。
魚とかは私結構得意分野なので、いろんな人にやってあげてるんですけど、
フルーツとかも極めようかなって思いました。