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2025-02-13 11:19

#191 永平寺の修行とモンクモード

海外で注目されている「モンクモード」というライフスタイルをご存じですか?
一時的に外部の刺激を遮断し、自己成長や目標達成に集中するその手法は、まるでお坊さんの修行のよう。
私自身が永平寺で体験した修行との共通点や違いをまじえながら、モンクモードの魅力と実践のポイントを掘り下げてお話しします。
さらに、Udemyでの講座作成への応用や、曹洞宗の修行スタイルと比較したときの面白さなど、盛りだくさんの内容です。ぜひお聞きください!

#モンクモード #海外ライフスタイル #修行 #お坊さん #自己成長 #デジタルデトックス #Udemy #目標達成 #永平寺 #習慣化
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どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
今日はですね、モンクモードということについてお話をしたいと思います。
皆さん、聞いたことありますか、モンクモードという言葉。
何かね、ここ数年、アメリカを中心に、アメリカというか海外、英語圏の方で中心にそういう思想というかね、
ライフスタイルなのかな、というもので、モンクモードという言葉が出てきまして、
そしてそれがね、YouTubeで特にインフルエンサーの方が実践しているということが、世の中に広まっているということらしいんですよ。
あまり日本では聞くような言葉ではないですよね。
そのモンクモードというものに対して、ちょっとね、私も今まで知らなかったんですけども、
色々と調べるきっかけがあって、調べて色々分かったんで、それについて今日はお話をしたいと思います。
では、そもそもなぜそのモンクモードというものを調べることになったのかというと、
私、今年の目標として、自分の収入を上げるということを宣言しました。
それを実行するにあたり、その手法としてね、ユーデミというものを、ユーデミというオンラインのね、
オンライン講座かな、オンラインで学べる、そういう授業、講義をするというものをね、やる、そういうのがあるんですけど、ユーデミというね、
これはあれかな、日本で言うとね、ベネッセという教育機関、チャレンジとか、そういう学習の関係するものを取り扱っている会社がありますよね、ベネッセコーポレーション。
そこがね、提供しているらしいんですよ、そのユーデミというのは。
もともとは海外でやってたんですけども、日本ではそのベネッセが受け取っているということなのかな、
ちょっと詳しいことは分かりませんが、ともかくそのベネッセも関わっている、そのユーデミというところのオンラインのサービス、
そこに私も登録をしまして、そしてオンラインの講義を作っていくということをね、
いろいろどうしたらいいかなということをいろんな人に相談したんですよ。
で、とあるコミュニティ内で相談したところ、お坊さんが文句モードを実際にやってみるというのは面白いんじゃない、
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だから文句モードというものを日本の人はあまり知らないから、文句モードというのはどういうことなんだというような切り口の講義をやってみるといいんじゃないというアドバイスを受けたんですよ。
なるほど、それは面白いなって確かに思いまして、言葉もインパクトありますし、文句モードというね。
日本の方ではそんなに流行っているということではないので、そういう意味でもいろいろとね、
私、お坊さんが実際にやるというところも説得力があるし、これはいいかなと思って、それでいろいろ調べたんですよね。
文句モード。
それで調べた上で、どういうことなのかという部分がいろいろ分かってきたので、というところをお伝えしたいんですけども、
そもそも文句モードとは何ぞやなんですけども、
これはですね、自己成長とか目標達成のために一時的に外部の刺激を遮断をして、そして厳格な自己管理を行うライフスタイルということですね。
僧侶、僧侶というのは英語で言うと文句ですから、文句のような禁欲的な生活をイメージした手法ということなんですよね。
なのでね、実は文句モードという名前はついているけど、お坊さんとは全然関係なくて、
一時的な目標達成のために行う合宿みたいな、そんなイメージですかね。
合宿の日常の生活の中で行うみたいな、そんなイメージなんですよね。特訓みたいなね。
これが文句モードということらしいんですよ。
なるほどなと思って。で、面白いのが、なんで厳格な自己管理というイメージしたところに文句という僧侶というのが来るのかという部分ですよね。
やっぱりそういうイメージが修行というところにあるんだなというふうに思ったんですよ。
実際によくよく考えたら、私も永平寺というところで修行しましたけども、まさに今回聞いた文句モードの内容が結構当てはまっちゃうんですよ。
どういうことかと言いますと、まずは環境の整備の仕方ですよね。
で、僧侶宗の場合ですよ。僧侶宗の場合の修行というのは、その修行する場所、修行道場というんですけど、その修行するお寺ですね。
そのお寺に持ち込めるものというのは決まっているんですよ。厳格に。
何を持ち込めるかというと、自分の着ているものですよね。まずは着物であったり下着であったり。
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あとは衣といって、お坊さんが着る衣装ですね。あとはお袈裟とか。
あとはね、大寮旗と言われる食器ですね。食事をいただくための食器。これも自分で持ち込みなんですね。
あとは歯ブラシであったりとかタオルであったりとか、そういった生活用品。それだけなんですよ。
お金もね、千円だけ持ち込められるのかな。お金持ち込み禁止ですね。携帯も禁止です。
時計とかそういったものも禁止ですね。あらゆるものが制限されるというところで、デジタルデトックスどころじゃないですよね。
デジタルデトックスという言葉がありますけど、それは携帯とかそういったデジタル機器から離れるという考え方ですけど、
もう新聞とか雑誌とかそういったものも一切見れませんから、とにかくあらゆるものをシャットアウトするというのが、それが修行の生活ですね。
さらに言うと生活リズムを固定するというところ。起きる時間、寝る時間、食事の時間、掃除の時間、みんな規則正しく決まっています。
そういったところがやっぱり似てるなと思ったんですね。
文句モードの方もそういった目標設定というのは、自分が文句モードに入ることによって何をするかという目標設定があるんですけど、それを行うにあたっての環境整備をするんです。
それはデジタルデトックスであったり生活リズムの固定化であったりね。
あとはタスクを集中する。スケジュールをきちんと決めるということですね。
そんなところが文句モードというわけなんですけども、これを私が実際にやってみるというところ。
やるのはいいんだけど、まずは解説するほうがいいのかな。
詳しいことはまだ決まってはいないんですけども、何かしらの文句モードということに対して私が意見をすると。
私が実際に体験するのか、それとも言っている内容と相当種の違いみたいなのを語るのかわかりませんが。
とにかくそういった文句モードを扱いながらというものをユーデミーの講義で今作成中というところですね。
その中で、さっきのお話でも多少の違いというものを言いましたけども、最大限に違うところがあるんですね、修行と文句モードの違いというのは。
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何かというと文句モードというのは、さっき言った最初にも言いましたけど合宿みたいなイメージ。
一時的に頑張る。目標達成のために一時的に頑張る。これが文句モードなんですよね。
相当種の場合は、どちらかというと長期的に心の安定とか成長というものですね、自己成長というものを裏側攻めにやるというところですね。
どちらかというと習慣化を改善する。何か目標というよりかは、人生自体をすべてを良い方向に向かうために心穏やかな人生となるように習慣を変える。
結果的に成長するというところなんですけども、そういった短期的視点で見るのか長期的視点で見るのかというのが一番大きいところかなというふうに思うんですよね。
そんなわけで、この文句モードというところをいろいろ学んでみて、その違いというのが少し見えてきたというところのお話でした。
もしよろしければ、皆さんも何か目標を達成するときに、あ、そういえば公文法書がこんなこと言ってたなと思い出したら、ちょっと文句モードを調べてみて実践してみてください。
もしかしたら効果があるかもしれません。ただし結構内容は厳しいですので、それらの覚悟を持ってというところはあるんですけども、ぜひともご興味のある方は調べてみてください。
またこのゆでみーの講座等が出来上がってきたら皆さんにお知らせいたしますので、その時はどうぞ興味を持ってまたゆでみー講座を受けていただければ助かるなと思います。
というわけで、今日のお話はここで終わりたいと思います。今日のお話を聞いていいねと思った方、どうぞいいねボタンよろしくお願いいたします。
はい、では蓮城院副住職の公文でした。ではではまたね。
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