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#397 AIは相談相手になるか
2026-08-22 10:19

#397 AIは相談相手になるか

▼お悩み相談・リクエストボックス
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週1回ハスノハで答えているお悩み相談を、AIに答えさせてみました。相談者の情報を整理し、共感の言葉を織り交ぜ、禅語まで引いてくる。素晴らしい回答です。でも、よすぎて無難。優等生すぎて、面白みも意外性も人間味も欠ける——そう感じました。

私ならまず「そもそも仕事とは何か」「苦しみの原因はどこか」から入り、「辛くても我慢するのはあり得ない」と言い切る。その断言に、AIは抵抗を示しました。でも「こうかもしれない、ああかもしれない」と言われて、相談した人は嬉しいでしょうか。AIの答えは概ね合っていても、それは世間の平均値から出てきた言葉。100%正しいと鵜呑みにせず、「無難な意見の一つ」として付き合うのがちょうどいい、というお話です。

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#副住職 #蓮城院 #禅 #AI活用
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サマリー

AIがお悩み相談に回答する能力について考察するエピソード。AIは相談者の情報を整理し、共感的な言葉や禅語を引用するなど、一見素晴らしい回答を生成する。しかし、その回答は優等生すぎて無難であり、面白みや人間味に欠けると筆者は感じている。AIの回答は世間の平均値に基づいたものであり、鵜呑みにせず「無難な意見の一つ」として付き合うのが良いと結論付けている。

AIの活用状況と筆者の疑問
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で、副住職をしております。
いきなりの質問なんですけども、これを聞いている方、
AIは使ってますか?
AI、どういうふうに活用してますか?
いろいろな人がいると思います。
AI、聞いたことあるけど、あんまり触ったことない。
まだ今はいいかなと思っているとか。
使ってます。日常的に使ってます。
バリバリ使ってます。仕事でもバリバリ使ってます。
AIエージェントを使いこなしてます。
いろんな人いると思うんですが、
大概、大概というかね、結構な人の割合で、
AIは使っている。でも、ちょっとね、検索の代わりであったりとか、
あとはちょっとしたお悩み相談であったり、
そういう使い方をしますよという方が多いと思うんですよね。
実際、私もそのような使い方もよくしますし、
やっぱりそういう使い方、一番使いやすいんじゃないかなと思うんですね。
高度にそのAIを使って、何か自分の仕事の代わりをさせるというよりかは、
ちょっとしたお悩み相談、少し自分の考えを整理するときに使うとか、
そういう使い方が多いと思います。
私もそのように使っているんですよ。
どういうふうに使っているかという例をちょっと今日あげながら、
AIの回答について思ったこと、
これを皆さんにお話をしていきたいなというふうに思いました。
AIによるお悩み相談の試行と結果
というのは、私は週に1回ぐらいのペースで、
ハスノハというお坊さんが答えるお悩み相談のウェブサイトの質問に答えているんですね。
それをスタンドFMでも放送しているわけですけれども、
どういうふうにやっているかというと、
ハスノハのお坊さんとしてログインするのかな、
そうすると回答する側になれるんですね。
そのお悩み相談がバーッといちらが出てきて、
その中に開いたものをそちらを読んで答えていくというわけなんですけれども、
その文章を読んで、私はそれを答えるというのを収録をしながらやっているわけですね。
そのような形でやっていて、実際にお悩み相談というものを、
これをAIが答えたらどうなるのかなと思ってやってみたんですよ。
そのお悩み相談の文章を全部スクショして、それをAIに渡して、
これを質問の情報を整理してくださいと言ったんですね。
そしてその質問者さんの情報をまとめてくれるんですね。
どんな人か、プロフィールとか、あと相談内容の行動とか、そういったのをまとめてくれるんです。
それで、この方に答えるとしたらどんな答え方があるでしょうか、みたいなことを聞いてみたんですよ。
要はお悩み相談ですよね。
このお悩み相談に答えるとしたらあなたはどういうふうに答えていますか、
そういう質問をしました。
そうしたらすごく素晴らしい回答が来るわけですよ。
その方のことをちゃんと事前に分析していますから、それに沿った形ですよね。
ここはあなたは問題があるという言い方はしないですけど、
少し共感のような言葉を織り交ぜながら、こういったところをこうした方がいいですよね、というようなことを答えてくれるんです。
で、その中で前の言葉、前後を織り交ぜながら、前にはこういう言葉があります。
こういったことも前では言っておりますので、
あなたはこのお悩みというものをこのような形でどんどん徐々に解決していくといいんじゃないでしょうか、みたいな。
そんな内容ですよ。素晴らしい。
AIの回答の評価:良すぎるがゆえの無難さ
素晴らしい、素晴らしがおそらくお悩みを抱えていたら、なんて素晴らしい答えなんだ、そう思っちゃうでしょうね。
そう思ったんですが、私としてはちょっと良すぎるなと思ったんです。
良すぎちゃって無難だなと思ったんですね。
優等生すぎるって言ったらいいのかな。
いや、いいんですよ。優等生であることは悪いことじゃない。否定するべきことじゃないんですが、
要するに面白みが欠ける、意外性が欠ける、人間味が欠ける、そんな風に感じたんですよね。
それは人間じゃないですから、人間味が欠けるのは当たり前は当たり前なんですけど。
要は何というか心の底から納得できるかって言ったら、納得できる感じではなかったという感じなんですよね。
なぜなら、やっぱり無難な回答であるがゆえに心に響きにくい、そんな風に思ったんですよね。
ありきたりな、表層的な処方みたいな解決法を提示して、さも心地よいような言葉を投げかけて、
なんとなく無難な感じでまとめている、そういう感じだったんですよ。
その辺りがまだまだAIと人間の違いなのかなと思いました。
筆者自身の回答スタイルとAIとの違い
ちなみに私であれば、もう少し具体的にお悩みの前提条件の部分ですね。
簡単に言うと、仕事に対するスタンスというものはどういうことなんでしょうかという問いから始まったんですよね。
お悩み相談の人は仕事を辞めるべきかどうか、仕事が辛いんだけど辞めると大変だから我慢した方がいいのかとか、そういう相談だったんで。
それに対してAIは人間関係がどうのこうのとか、そういったことを言うわけですよ。
どうやったら日々を心穏やかに過ごせるか、こうするといいですよみたいな。
それもいいんですけど、そうじゃないなと私は思ったんですね。
やっぱりまずそもそも仕事とは何なのか、そういったことをまずはちょっと考えてみましょう。
あとは苦しみの原因はどこにあるのか、そういったこともきちんと整理してみましょう。
そんなふうに言った方がいいんじゃないかとそういうふうに答えたんですけど、そういうふうにしたんですね。
結構言い切りましたね。
私の返答の中では、仕事を我慢するというのは辛くても我慢するというのはありえないと断言したんですけど、
断言することに対してAIは抵抗を示しましたね。
断言するのはあまり良くないよと。
でもですよ、何だろうな、断言することなくこうかもしれない、ああかもしれない、
そういうことを言っている言葉って嬉しいかな、そう思ったんですよね。
お坊さんに対して質問している人が。
その辺りがやっぱり違和感の正体なのかな、そんなふうに思ったわけです。
AIとの付き合い方についての提言
何の話なんだというふうに今話しながら思っちゃったんですけど、
これを聞いている皆さんもAIで人生相談、お悩み相談することあると思いますが、
その際はどうかAIが言っていることが100%正しいというふうに鵜呑みをしないでいただきたいなと思います。
あくまでも意見の一つだなというようなこと。
しかも無難な感じの意見だな、そんなふうに思っていただければいいんじゃないかなと思うんですね。
AIの言うこと、おおむねあってますけど、おおむねあってるんですけど、
それはその相談者さんのことを思っての言葉ではなく、世間一般的な平均値みたいなね、
そういうところで導かれる答えというところですね。
そういったところを意識しながらAIとお付き合いするというのは一番いいんじゃないでしょうかというお話です。
というわけで、今日のようなお話また聞きたいという方はどうぞリクエストをよろしくお願いいたします。
では、練状院役住職の鵜呑でした。ではまたね。
10:19

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